AED
■チェック用語
・AED(Automated External Defibrillators)
自動体外式除細動器。
胸壁を通して除細動ショックを伝える器械。
心停止からの時間が短いほど救命率が上がるため医師以外にも航空機の
客室常務員は使用が認められ、昨年からは、救急救命士も医師の指示なしで
使えるようになりました。
2004年7月1日からは、医師や救急救命士以外の人でも使えるようになりまし
た。
・除細動(じょさいどう)
生命に関わる不整脈が起こった際、心臓に直接電気ショックを与えその動き
を正常に戻すことです。
生命に関わる不整脈としては、心室頻拍、心室細動があります。
・心室頻拍(しんしつひんぱく)
心臓が異常に速く拍動する不整脈です。
心臓の動きが速すぎてうまく血液が送り出せなくなります。
・心室細動(しんしつさいどう)
心臓が正確なリズムを失って不規則な収縮を繰り返す不整脈です。
■補足
欧米では、すでに公共施設などに広く置かれているADEですが、日本でも公共
施設や商業施設など人が集まる所にADEが置かれるようになっていきます。
厚生省では、一般市民でも救急現場でADEが使用できるよう、人口呼吸や心臓
マッサージに加えてADEについての講習会も開くよう呼びかけ普及を促してい
く方向です。
非医療従事者による自動体外式除細動器(AED)の使用のあり方検討会
報告書(2004年7月1日)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/07/s0701-3.html
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