2025年の数値目標財務省に目を付けられたホスピス大手
バリュー投資家が集うマスターカード1月のバリュー投資塾株価パフォーマンスの原動力
「成長株投資」音声データ次の景気後退の種を蒔く

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ショートコラム(2025年1月)

■次の景気後退の種を蒔く

モーガン・ハウセルの新刊『SAME AS EVER』に経済学者のハイマン・ミンスキーが独自に打ち出した「金融不安定性仮説」が紹介されていました。

●経済が安定すると、人々は楽観的になる
●人々が楽観的になると、借金をする
●人々が借金をすると、経済は不安定になる

ミンスキーの主張をふまえて、著者は次のように述べています。

景気が後退していない時期とは、実は次の景気後退の種を蒔いている時期なのである。だから、私たちは決して不況から逃れらなれない。

著者の意見に同意できるのであれば、今、長期投資家のするべきことも見えてきます。景気後退の種が芽を出し、大きく育つまでに、長期投資に値する優良企業を洗い出してしておくことです。


■「成長株投資」音声データ

1月18日(土)に開催したバリュー投資塾「成長株投資」音声データをお届けできる準備ができました。

今回のセミナーでは「10年度の10倍株を期待できる成長株10銘柄」をコンセプトとして丸一日、10社の銘柄分析のみを徹底して行いました。

出席された皆さんにもディスカッションに参加していただき、講師としても有意義な一日を過ごすことができたと実感しております。

ご購入を希望される方はメールにて、氏名、電話番号(メール不達など、何かあった際の連絡にのみ使用します)を記入してお申込みくださいませ。折り返し、振込口座のご案内をいたします。

「成長株投資」音声データ

セット内容

zip形式の圧縮ファイル約62MB(mp3形式の音声データ約259分、pdf形式のテキスト72ページ付き)

2025年1月18日に開催した大阪セミナーの音声を収録・編集しました。映像は含まれておりません。

データ
代金

銀行振込 29,700円

Googleドライブ経由によるデータでの受け渡しです。メールに添付する形で行います。希望される場合は音声CDの送付も承ります。

テーマ

「10年度の10倍株を期待できる成長株10銘柄」を分析します。

テキスト
目次
1 エス・エム・エス(2175)
2 エムスリー(2413)
3 アズーム(3496)
4 GMOフィナンシャルゲート(4051)
5 ビジョナル(4194)
6 トランザクション・メディア・ネットワークス(5258)
7 ジャパンエレベーターサービスHD(6544)
8 ミダックHD(6564)
9 カーブスHD(7085)
10 フーディソン(7114)

■株価パフォーマンスの原動力(2025年1月14日)

株価パフォーマンスに影響を与える要因の割合について、投資期間別に示している米国での調査結果が興味深いです(下図)。

1年では倍率(PERやEV/EBIT倍率など)が重要です。投資期間が長くなるにつれて倍率の割合が低下して、売上成長が重要になります。10年ではほぼ売上成長で決まりです。

つまり長期投資であっても時間軸の違いにより、銘柄選択における優先順位が異なってくるわけです。

そう考えれば9日付けショートコラム「バリュー投資家が集うマスターカード」の登場人物が、多少はポジションを減らしつつ、今や割安とは言えないマスターカード株を持ち続けているのも納得できます。

皆さんは割安株と成長株のどちらが好みでしょうか。現実的には、割安と成長の間でいかにしてバランスを取るかに苦心している方が多いような気もしますけど。

株価パフォーマンスの原動力


■1月のバリュー投資塾(2025年1月10日)

銘柄選びはふたつのやり方に大別されます。

ひとつめは、現時点で割安な銘柄の中から投資に値する会社を見つけるやり方です。ふたつめは、現時点で割安か否かにかかわらず、投資に値する会社を見つけておき、投資チャンスになるまでじっくり待つやり方です。

どちらかと言えば、私のセミナーではひとつめのやり方を用いることが多いです。そこで今回は視点を変えて、ふたつめのやり方を取り入れ、現時点の株価水準に関係なく、純粋に5年後、10年後が楽しみな成長株をピックアップしてみました。

ご参加を希望される方はメールにて、氏名と電話番号(交通機関が遅れた場合など、非常時の連絡にのみ使用します)を記入してお申込みくださいませ。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。

なお、お申し込みは1月15日(水)までとさせていただきます。まだ残席がございます。

ご注意:ケーススタディを盛り込んでいますが、銘柄推奨を行うセミナーではありません。

1月のテーマは「成長株投資」です

日時・場所

2025年1月18日(土) 10:30〜16:50 大阪・天満橋

人数

10名様程度

受講料

銀行振込 29,700円 当日現金 33,000円

3日前までのキャンセルは返金いたします。以後のキャンセルは音声データでの受講に振替させていただきます。

テーマ

「10年度の10倍株を期待できる成長株10銘柄」を分析します。

テキスト
目次
1 エス・エム・エス(2175)
2 エムスリー(2413)
3 アズーム(3496)
4 GMOフィナンシャルゲート(4051)
5 ビジョナル(4194)
6 トランザクション・メディア・ネットワークス(5258)
7 ジャパンエレベーターサービスHD(6544)
8 ミダックHD(6564)
9 カーブスHD(7085)
10 フーディソン(7114)

■バリュー投資家が集うマスターカード(2025年1月9日)

調べ物をしているうち、マスターカード(MA)に投資しているファンドマネジャーの一覧表にたどり着きました(下表)。まるでバリュー投資家の集いのようです。

バレーフォージ・キャピタル・マネジメント(Valley Forge Capital Management)はデブ・カンテサリア(Dev Kantesaria)が運用しています。

チャック・アクレ(Chuck Akre)、ガイ・スピア(Guy Spier)、トム・ゲイナー(Thomas Gayner)、フランソワ・ロション(Francois Rochon)は『一流投資家が人生で一番大切にしていること』に登場する投資家です。

ガイ・スピアには『勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語』という著書があります。

試しに数名の投資家をネット上でざっと検索してみたところ、インタビュー動画やその書き起こしを閲覧できました。

ユーチューブの字幕表示(日本語に翻訳できる)やブラウザの翻訳機能により、おおまかに意味を理解できます。

日本語での情報を非常に得られにくい、モダンバリュー投資の実践者である彼らの投資手法に関して、コツコツと少しずつ調べていくつもりです。

マスターカード(MA)に投資しているファンドマネジャー


■財務省に目を付けられたホスピス大手(2025年1月4日)

ホスピス大手の調査を行っていた際、たまたま見つけたのが2023年11月1日に開催された財務省財政制度分科会「社会保障」提出資料です。

資料96ページ(下図)左下のA社はアンビスHD(7071)、B社は日本ホスピスHD(7061)です。社名こそ出ていないものの、もはや名指しされたも同然でしょう。

この業界の不文律が「儲けすぎてはいけない」であることは周知の事実です。資料最下段の【改革の方向性】(案)は、将来的に両社の経常利益率が業界標準まで低下するような措置の講じられる可能性を示唆しています。

財務省財政制度分科会「社会保障」提出資料


■2025年の数値目標(2025年1月1日)

今年の投資に関する抱負を数値目標として記します。

今後10年間の長期所有に値する会社を10社見つける

1カ月に1社のペースで見つかれば達成できますけど、さて、どうなるでしょうか。



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