熟練、科学そして汗、小口投資家が買っていたら売る、ボックス圏を抜けられるか、
GARP(ガープ)投資入門セミナー、企業マトリックス、2004年の春が来た、
あれ、誰も来ないのかな、本当の小型株相場
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ショートコラム(2012年3月)
■本当の小型株相場(2012年3月27日) |
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太田忠氏が日経のサイトにて、次のように発言されています。 株式市場は何が起きてもおかしくないところ。だから相場の先行きを予想しても仕方ない まったく、そのとおりです。投資家としては、流れについていくしかありません。発言は、さらに続きます。 本当の小型株相場はこんなものではない。PERが1ケタ台の銘柄がゴロゴロしている小型株市場でいったん相場に火が付くと、株価が3倍、5倍になる銘柄も出てくる 私自身も、今の状況が本当の小型株相場につながるのかどうか、注目しています。 下のチャートは、2004年のCSSホールディングスです。たった半年で3倍になっています。25日移動平均線に沿って売買すれば、そこそこ取れたでしょう(ちなみに、チャートを見ていなかった当時の私は、早く売りすぎて後悔しました)。 相場の先行きは予想できないにしろ、準備をしておかなければ対応できないことも事実です。備えはできていますか? |
■あれ、誰も来ないのかな(2012年3月24日) |
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「今回は、いつもより多くの方に来ていただけるかな」と思っていた4月のセミナーですが、現段階でのお申込みは大阪会場1名様という状況です。 年明けからの相場に乗れていない方も多いのでしょうか? 過ぎてしまったことは仕方ないとして、問題は「ここから」です。 前回の上昇相場(2003〜2005年)にしても、明暗を分けたのは「いつから参加していたか」でした。2003年から参加しておれば「本を書けるほど」のリターンを手にすることができました。2004年からでも、そこそこ取れたはずです。 ところが、2005年の後半ともなれば、あまり旨みは残っていませんでした。要するに、人の儲け話を聞いてからでは遅すぎるのです。 今の相場が、ボックス圏での推移なのか(上限に近いのか)、本格的な上昇相場のはじまりなのか、現段階では分かりません。ただ、後者だった場合、なるべく早く参加しておいた方が、圧倒的に有利なことは確かです。ダメなら、損切りして、出直せばいいのです。 「あれ、誰も来ないのかな。チャンスかもしれないのに、もったいない」そう感じています。どう行動するかを決めるのは、あくまで皆さん次第ですけどね。 |
■2004年の春が来た(2012年3月21日) |
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相場の雰囲気が2004年の春に似てきました。あのときも、ITバブル崩壊後の長く苦しい下落相場を抜け出し「やっと春が来た」と実感したものです。 それから8年、再び、同じ感触を味わっています。もちろん、油断は大敵ですが、今年は案外いい相場になるのかもしれません。 |
■企業マトリックス(2012年3月16日) |
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企業のタイプを判定する際、マトリックスで分類してみると分かりやすいです。 下の3つは【GARP(ガープ)投資入門セミナー】テキストから抜き出した企業マトリックスの例です。「良いビジネス」とは何かを考えるのに役立ちます。 ここで興味深いのは、世間的な「良いビジネス」が投資家にとっての「良いビジネス」とは限らないことです。そういったところにも、投資にヒントが転がっています。 |
■GARP(ガープ)投資入門セミナー(2012年3月14日) |
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日経平均も1万円を超え、堅調な展開となってきました。 ここまでは「売られた銘柄ほど上がる」というリターンリバーサル相場でしたが、そのうち企業のファンダメンタルを反映した状況になると想定されます。 かつて、2003年から2005年がそうであったように、上昇相場では「どの銘柄を選ぶか」でパフォーマンスに大きな差がつくものです。 今こそ、ファンダメンタル分析の基本に立ち返るべきではないでしょうか。 4月のセミナーは、【GARP(ガープ)投資入門セミナー】としました。GARPとは、Growth at Reasonable Priceの略で、平たくいえば割安成長株投資のことです。 セミナーでは、投資の鉄則である「良いビジネスを安く買い、高く売る」にはどうすればいいのか、お話ししたいと思います。 ご参加を希望される方はメールにて、氏名(漢字とカナ)、郵便番号、住所、電話番号、カナ振込人名(ご本人と異なる場合)を記入して申込みください。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。 ご注意:ケーススタディを盛り込んでいますが、銘柄推奨を行うセミナーではありません。
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■ボックス圏を抜けられるか(2012年3月9日) |
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バリュー株指数ともいえる東証二部総合株価指数ですが、いい感じで上がってきました。もう少しでここ3年のボックス圏を抜けられるところに位置しています。 昨年の高値を超えるようであれば、再びバリュー株に注目が集まるかもしれません。さて、どうなるのか。今後の展開が楽しみになってきました。 |
■小口投資家が買っていたら売る(2012年3月5日) |
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『ウォールストリート・ジャーナル式 経済指標
読み方のルール』には、株式投資に役立つ50の経済指標が解説されています。
その中で、一番「なるほど」と思ったのは、小口投資家という指標です。該当箇所を少しばかり引用しておきましょう。 彼らはいつも決まって、まずい判断ばかりしています。小口投資家が大きく賭けてきた場合、対象が不動産であれ株であれ、たいていは儲かるタイミングは終わるところです。 今から振り返れば、ちょうど2005年末がそんな感じでした。世の中が、再びあのような雰囲気になれば、潮時も近いということです。 |
■熟練、科学そして汗(2012年3月2日) |
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先ほど『ピーター・リンチの株式投資の法則』を読み返していたところ、次の言葉で目が留まりました。
銘柄選択は、熟練にもとづく一種の勘が必要であり科学でもある。しかし、そのどちらか一方に、重点を置きすぎると、かえって危険なものとなってしまう。方法論に囚われてしまっている人、たとえばバランス・シートにばかりこだわる人は、まず成功しないだろう。 第7章「熟練、科学、そして汗」の冒頭部分です。「あれ、ほとんど同じことを、マネックスの広木氏も言っていたぞ」 それが『ストラテジストにさよならを』に掲載されている「投資の成功に必要なもの」です(下図)。広木氏は「運、アート、サイエンス」と表現しています。とても明快な考え方につき銘柄選択プロセスセミナーのテキストにも引用させてもらいました。 こういったことは、実際に投資を行い、株式市場で何度も痛い目に合わないと分からないものです。自分でも、やっと、少しは掴めるようになってきました。投資って、本当に奥が深いですね。
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