ウォーレン・バフェット、ベンジャミン・グレアム、バリュー投資の達人に学ぶ株式投資

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決算書:株の本(投資書籍)

おすすめ度:★★★・・・すごくおすすめ、★★・・・おすすめ、・・・まあまあ

■決算書

貸借対照表や損益計算書といった決算書の読み方は、投資家として理解しておく必要があります。繰り返し行われる粉飾決算についても、見分けるべきポイントを知っておくべきでしょう。

決算書でわかる儲けの極意

決算書でわかる儲けの極意―3倍株投資法 ★★
(佐々木洋、2004年、サイビズ)

佐々木洋氏は外資系金融機関などで運用実績があり、今は独立してかんたんという会社を興しています。この本の売りは付録のCDで、銘柄コードを入力するとインターネットから最新の決算情報、株価情報、アナリスト予測情報を取り込み、分析グラフまで作成してくれる優れものです。 尚、読者専用ページも用意されています。

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できる人の決算書の読み方

できる人の決算書の読み方―ビジネス分析モデルが実務に役立つ! ★★
(池田正明、2004年、中央経済社)

FCFマネジメント」の著者、池田正明氏の新刊です。本書では投資収益性と資金流動性の2つの視点から決算書を読む方法を紹介しています。さらに経営分析では使える指標、使えない指標を明確に区分しており、「税引後利益+減価償却費=キャッシュフロー」やEBITDA(償却前営業利益)が使えない指標として登場するのには驚きましたが、解説を読んで納得しました。池田正明氏の考え方はキャッシュフローがベースなので、投資家なら知っておくべき内容です。

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FCFマネジメント

企業価値を高めるFCF(フリー・キャッシュフロー)マネジメント ★★
(池田正明、2002年、中央経済社)

財務を良く勉強されている方から「非常に参考になる」と教えていただいた本です。CFと運転資金の分析方法について書かれた本で、類書に大竹氏の「キャッシュフローで会社を強くする」がありますが、この本のほうが実践的な内容で企業分析の際に役立ちます。破綻企業の資金繰り分析は「なるほど」と思いました。

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3分間で決算書が読める!

3分間で決算書が読める!―“数字ぎらい”が見つけた究極の「ビジュアル分析」 ★★
(横山悟一 、2002年、エイチアンドアイ)

「ビジュアル分析」という手法を用いて、貸借対照表や損益計算書の読み方や粉飾決算を見分けるポイントを解説しています。

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日本一わかりやすい決算書の本

日本一わかりやすい決算書の本―初心者でも必ず理解できる究極の入門書 ★
(大川浩臣、2003年、PHP研究所)

イラストや図解を多用して「本当にわかりやすい」と評判の本です。初心者の方や他の本で挫折(?)した方にもおすすめです。

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投資家から「自立する」投資家へ

投資家から「自立する」投資家へ〜企業の真のPERを知り、それに打ち勝つ自分をつくる ★★
(山本潤、2003年、パンローリング)

企業の決算書に見方、粉飾決算の見破り方について書かれた本です。「企業の財務諸表には操作できる部分があり、投資家はそのまま受け入れるのではなく自分なりの分析が必要である」ことを明言して、対応方法を示した点は有意義で、日本人著者でここまで踏み込めたのは快挙といっていいでしょう。

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美人(ブス)投票入門

美人(ブス)投票入門―ブス銘柄をつかまされないための13カ条 
(山本一郎、2004年、オーエス出版)

出来もしないことを業績予想に組み込み、案の定、決算前には業績下方修正。皆さんはそんなブス銘柄で損をした経験はありませんか(私はあります)。一見、ふざけているような書き方ですが、「ブス銘柄(買ってはいけない企業)」の見分け方を含めて、株式投資のポイントを解説しているまともな本です。楽しく読めるのもいいですね。

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ファイナンシャル・マネジメント

新版 ファイナンシャル・マネジメント ― 企業財務の理論と実践 ★★
(ロバート・C・ヒギンス、2002年、ダイヤモンド社)

アメリカのMBAでも多く採用されているファイナンスの教科書です。書名からは小難しそうな印象を受けますが、この本は多くの事例を織り込んで大変わかりやすく書かれています。それともう一つの特徴は投資家の視点が入っていることで、さすがにMBAの教科書は実践的だと感じました。じっくりと取り組みたい本です。

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会計トリックはこう見抜け

会計トリックはこう見抜け ★
(ハワード シリット 、2002年、日経BP社)

米国企業が行った不正会計の手口について事例を挙げ、粉飾決算を見破る方法を取り上げています。内容が米国の企業会計なので、日本と異なる点もありますが、財務分析の参考にもなる良書です。

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ウォール街の大罪

ウォール街の大罪―投資家を欺く者は許せない! ★
(アーサー レビット 、2003年、日本経済新聞社)

たいそうな題名がついていますが、米証券取引委員会(SEC)の委員長を長年勤めた筆者から送られた個人投資家向けメッセージです。年次報告書から不法行為の手がかりを見つける方法、プレスリリースの読み方、信頼できる情報源からより多くの情報を引き出す方法などが書かれた本で、全米ベストセラーになりました。

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