ちょうちょ、ちょうちょ、ナノハに止まれ・・・
殆どの人が知っている童謡であるが、
最近ではこのような風景が見られなくなりつつある。
トンボの場合にも同様であるが、
幼虫の育つ環境が壊滅状態であることが原因であろう。
ところでこの童謡、
蝶が止まるのは「菜の葉」なのだろうか、
それとも「菜の花」なのだろうか。
歌詞でははっきりと「ナノハ」と表現しているのだが、
蝶が花ではなくて葉に止まるのは不自然であり、
その後の「桜に止まれ」は明らかに桜の花であろう。
恐らく4文字の「ナノハナ」では歌の調子が悪くなるので、
3文字の「ナノハ」したのではないかと思われる。
蝶や菜の花にとってはどうでも良いことである。
蝶も菜の花も互いを求めているのだから・・・
童謡に歌われているような光景を取り戻すことこそが、
人間のとるべき行動ではないだろうか。