もぐら・・・・・
誰でもその名前は知っている。
しかし実際にもぐらに出会った人は、一体どれくらいいるだろうか。
 
雨が降る。
地面が濡れる。
もぐらも元気になるのか、あちこちに新しいもぐら塚が見られる。
もぐら塚は人間との数少ない接点でもある。
やあ、もぐら君。
元気に暮らしているかね?
 
動物でも植物でも、
強力な外来種が侵入することにより、
日本固有の弱い種は駆逐されてしまう場合がある。
もぐらの場合にもその傾向は見られ、
後からやって来たコウベモグラが、
それまでいたアズマモグラやミズラモグラを押しのけ、
徐々に勢力を広げているらしい。
しかし人間の手が加わらなければ、
急激に在来種が減少することは無いだろう。


 俳句トップへ  花畑トップへ