朝の風物詩と言えば、
かつては豆腐屋の喇叭であり、
納豆売りの売り声であった。
最近聞こえてくるものと言えば、
自動車の騒音くらいのものである。
勿論風物詩と呼べる程風流なものではない。
そんな騒音にまぎれて、
鶯のさえずりが聞こえてきた。
もう梅の花は散っている。
鳴いているのは竹薮の中のようだ。
大木は切り倒され、
竹薮も近所に残るのは1ヶ所のみ、
野鳥の棲める環境は確実に減りつつある。
騒音に負けないよう鳴いてはいるが、
首尾よく相手に巡り会えるだろうか。
頑張れよ・・・