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TIEN SHAN
中国新疆ウイグル自治区からキルギス共和国にかけて東西に走る、長さ約2,000kmの山脈です。最高峰は、ハンテングリ山(6,995m)で、夏でも雪化粧をした山々を眺めることができます。
中国新疆ウイグル自治区のトルファンから、遥かに見える雪を頂いた天山山脈(1981.3.3)
中華民航で、ウルムチから飛び立つとすぐに、天山山脈の山々が見えてきました。地上では、天候に恵まれず、一度しか見ることができませんでした。機内からでも、大満足ということでした。
(1981.3.4)
おまけで、火焔山を紹介します。火焔山は、『西遊記』でも登場し、孫悟空が火焔下の火を消せる芭蕉扇を手に入れるため、鉄扇公主と戦った話で有名です。トルファン盆地の中ほどに、東西約100km、南北約10km、高さ851mの山で、地殻の褶曲によるひだと、赤い山肌、そして昼間の異常なほどの暑さによる陽炎で、本当に燃えているようです。
(1981.3.2)
ポカラ
天山山脈
天山山脈
天山山脈
天山山脈
KAENZAN
天山山脈
火焔山
火焔山
ベゼクリク千仏洞
火焔山の裏側に回っていくと、孫悟空が戦ったといわれる場所などもあり、砂だけの茫漠とした景色は、いかにも不可思議な世界を形作っています。
(1981.3.2)
ついでの、又ついでに、火焔山山中にあるベゼクリク千仏洞を紹介します。6世紀ごろから作られ始め、9世紀に最盛期を迎えたと言われています。石窟内は、すばらしい仏画などであふれていましたが、イスラム教の侵攻によって、破壊され、その後、ドイツや日本の探検隊によって、ほとんどが持ち去られてしまいました。
(1981.3.2)