山頂から、眼下に丹沢湖とその向こうに西丹沢の山々が連なっています。
山頂からは、谷峨駅に下るコースを取ります。約1時間20分の予定です。
(2004.9.11)
広々した放牧地の中を10分程登ると、ようやく大野山の山頂です。
標高723mの低山ですが、とても展望の良い山頂です。うす曇で、富士山は見ることができず、ちょっと残念。
休憩舎でお弁当です。
(2004.9.11)
途中、川村関所跡の説明板。東海道の脇往還にあった根府川、千石原、矢倉沢、川村、谷ケ関所の一つだそうです。小田原から静岡に抜ける「ふじみち」にあたるそうです。
陸橋をくぐるとすぐに大野山口のバス停です。
(2004.9.11)
山北駅から登り2時間30分、下り1時間20分ほどの予定です。
駅前を左に向かい、道なりにバスの路線に沿って歩きます。
(2004.9.11)
大野山
山北駅の北西にある大野山は山頂付近は広々とした県の放牧場が広がり、牧歌的な情緒があふれています。
山頂から西には富士山、北には丹沢湖と丹沢の山々、南には箱根の山々が連なって見えるなど展望の優れた山です。
分岐から35分ほどで地蔵岩に着きます。水子地蔵を祀った祠があります。
ここからが山道です。急斜面に細い道が続きます。
(2004.9.11)
地蔵岩から1時間ほどで草尾根からイヌクビリへ出ます。
尾根の北には西丹沢の山々が連なり、ススキが秋の気配を伝えています。また、南に目を転じると、箱根の山々が大きく連なっています。
(2004.9.11)
20分程で鍛冶屋敷の分岐です。左右どちらも1時間20分。左のコースは深沢経由です。右の山道コースを取りました。歩き始めてすぐに見事な竹林がありました。
民家を抜けた共和小学校沿いの道は富士見通。天気が良ければ富士山が展望できます。
(2004.9.11)
谷峨への下山道は、見晴らしがよく、とても気持ちのいい道です。(ただし、足元に注意。草が多くて階段が見えません。)
ススキや木苺など、秋を感じさせてくれます。途中の休憩所も最高です。
(2004.9.11)
車道を下りきって酒匂川沿いにでます。鉄の吊り橋を渡り駅へと向かいます。
酒匂川の清流と黄金色に輝く田んぼと東名高速道路の高架橋が奇妙な景色に感じられます。
(2004.9.11)
40分程下ると車道に出ます。あと30分の道標から再び山道に。10分程で嵐の集落です。
見事なヒガンバナが咲いていました。
(2004.9.11)
跨線橋から振り返ると、今下ってきた大野山のなだらかで広々した山容が見られます。
谷峨駅は無人で、電車もワンマンカーでした。
大体コースタイムどおりで、結構きつい山でした。
(2004.9.11)