奥武蔵(ユガテ〜越上山〜顔振峠)
桃源郷と称される山上集落のユガテから「拝み山」の意の越上山(566.5m)を経て源義経伝説のある顔振峠(かあぶりとうげ)に至る奥武蔵の尾根道です。
ユガテから20分ほどでエビガ坂に着きました。右に鎌北湖、左に顔振峠です。
途中「蟹穴山460m」という面白い名前の山名板がありました。毛呂山町の伝承から付いた名だそうです。
2024.11.4(月) |
東吾野駅10:28……11:35ユガテ……11:58エビガ坂……12:58一本杉……13:10林道出合(昼食)13:30……13:57越上山14:04……14:13諏訪神社……14:38顔振峠……14:40摩利支天尊ベンチ14:52……16:08吾野駅 |
陽気はまだ暑く秋の気配もないのに、高麗川に写る夕陽に、もう11月なのだと思わされました。峠から1時間ほどで吾野駅に着きましたが、目の前で電車が出てしまい、茶屋で缶ビールを買って飲むことになりました。
車道から30分ほどで越上山(おがみやま566.5m)山頂に着きました。雨乞信仰の山だそうです。山頂はあまり展望がなく、少し下の露岩のあたりからは毛呂山町の展望が開けています。
鉄塔跡に登ると展望が開けます。
昼食にする予定で一本松に向かいましたが、何もないところなのでほかの場所を探すことにしました。
福徳寺から1時間ほどでユガテに着きます。山上集落とある通り山上の平地に畑が広がる長閑な風景です。ベンチやトイレも整備されていてのんびりしたいところです。
東吾野駅から出発して舗装道路を10分ほどで福徳寺に着きました。福徳寺の阿弥陀堂は鎌倉末期の建築と推定され、精巧な蔀戸が特徴的です。国の重要文化財になっています。
峠のすぐ下にベンチを見付けてコーヒーブレイクです。吾野駅に下る登山道からは武甲山をはじめ奥武蔵の山々を眺めることができました。
広い境内の諏訪神社を過ぎて車道を進みます。越上山から35分ほどで顔振峠に着きました。展望台は木が茂って展望がないという茶屋の人の話を聞いて、数十年ぶりでしたが登るのを止めました。
エビガ坂から70分ほどで車道に出合いました。気持ちよさそうな草地があったのでここで昼食にしました。
福徳寺の門前に古道(飛脚道)の説明があり、この道を登ることにしました。尾根への急な登山道を登ります。