韓国の東北に位置する束草(ソクチョ)は、海、山、温泉、海水浴場など、豊かな観光資原を持つエリア。6.25戦争以降、北朝鮮を故郷に持つ人々がこの束草に定着しながら都市の人口が急増、「束草」という地名は野草の一種である木賊(とくさ)という植物がたくさん育つことから名付けられたと言われています。1991年の世界ジャンボリー大会や1999年の国際観光エキスポなどの開催都市に指定されることにより国際的な観光都市に成長。最近では北朝鮮にある名山・金鋼山に発つ雪峰号が、この束草にある国際旅客ターミナルから出発するため、観光客も更に増加しています。また束草から30-40分の距離にある襄陽市の襄陽国際空港が2002年4月に開港し、アクセスもグッと便利になりました。束草は天恵の観光資原があり、夏には束草海水浴場などの海岸、秋には紅葉、冬には雪化粧した雪岳山など、一年を通じて美しい風景を楽しむことができ、昔から束草8景と数えられるほど名勝が多く、最近ではドラマや映画のロケ地としても注目を集めるエリアとなっています。(韓国観光公社のホームページから)
韓国国内では有数の観光地だそうですが、朝に着いて15時には出航という慌ただしい中で観光し、一路、横浜への帰途に就きました。 |
|
|
|
10月29日6時30分。朝起きたら、もうソクチョの港に接岸し始めていました。 |
朝の体操に行ったら、朝日がきれいでした。 |
スポーツデッキに陽が映える… |
|
|
|
遠くに雪嶽山(ソラクサン)が望めます。 |
ソクチョの港でも歓迎のセレモニーです。ゆるきゃらがお出迎えです。 |
ここでも市長さんと船長さんのプレゼント交換が行われました。 |
|
|
|
オプショナル・ツアー「韓国の秀峰・秋の雪嶽山〈半日〉」に参加。バスの車窓から、ソクチョ市内を望む。 |
有名な渡しがタイミング良く撮れました。 |
青草湖の向こうにソラクサンが美しく見えています。今日はほんとに天気が良い! |
|
|
|
ソラクサンに着きました。いかにも観光地。ちなみに、『雪山、雪峰山などの名前でも呼ばれる雪嶽山は、早くから降り積もった雪が長く残っていて、岩石が雪のように白い色のため雪嶽と呼ばれます。』 |
ここは国立公園になっていて入場料が必要です。抜けるような青空でした。ちなみに、ソラクサンは連山で、最高峰は1,708mの大青峰です。 |
ケーブルカーは、権金城という高麗時代にモンゴルの侵入を防ぐために建てられたという山の上まで約10分で一気に登ります。 |
|
|
|
ケーブルカーの終点から山道を10分ほど登ると、尾根に出ます。両側とも眺めの良いところで、記念写真屋さんも店開きしています。 |
こちらは、海の方の景色です。天気が良くて港に停泊しているにっぽん丸まで見えました。写真を大きくして見てください。 |
念のため、にっぽん丸のところを拡大してみました。 |
|
|
|
尾根の先に岩山があって、頂上には韓国の国旗がはためいていました。途中まで登ったのですが、下りに自信が持てなくて、挫折しました。 |
ケーブルカーからのソラクサンの山並みです。 |
ケーブルカーから、新興寺と大仏が見えます。 |
|
|
|
雪嶽山新興寺の扁額がかかった山門です。新羅時代の652年に建てられたのが始めで、当初は香城寺と呼んだそうです。 |
大仏様がいました。鎌倉の大仏ぐらいに見えました。 |
ソラクサンのシンボルのツキノワグマの像です。像を入れて山を見ると、何とも雄大な景色になります。 |
|
|
|
ガイドさんの特別サービスで、景色の良いガソリンスタンドに寄り道してくれました。蔚山岩が一番きれいに見えるところだそうです。 |
蔚山岩は、蔚山から金剛山一万二千峰の一つになるために旅に出たが、疲れたのでここでしばらく休んでいるうちに、金剛山が出来上がってしまい、雪嶽山もきれいなので定着したという伝説があるそうです。 |
右奥のローソクのような建物が、エキスポタワーです。よほどの自慢なのか遠回りして見せてくれました。 |
|
|
|
桟橋にはにっぽん丸のためにテントが張られ、物産展を開催中です。 |
昼食後13時から、シャトルバスに乗ってチョクソの市内に行きました。解散・集合場所は市役所です。 |
バスだと青草湖をぐるりと廻って時間がかかりますが、にっぽん丸はすぐ目の前に見えています。 |
|
|
|
ソクチョ市の市場で、スルメが一杯です。 |
市場はカラフルです。 |
やはり海に面しているので、魚や蟹など海産物が豊富です。 |
|
|
|
午前中に見た渡しに乗りたくて、乗り場を探しました。ここです。 |
渡し舟はゲッペというそうですが、船ではなく浮きドックです。対岸につながっている鉄のロープを道具を使って引っ張ります。 |
反対からもゲッペがきました。 |
|
|
|
ゲッペで渡ると、そこはアバイ村です。「アバイ」というのは、北朝鮮の咸鏡洞の方言でおじいさんのこと。ここは戦争のとき、北からの避難民が定着した街だそうです。 |
韓国では、テレビドラマ『秋の童話』のロケ地になってとても有名になり、今では外国の観光客も多いということです。 |
でも、このときは、ごらんのとおり人気のない浜辺の小さな町でした。 |
|
|
|
でも、この標識を見るとやはり国際的かな? |
アバイマウルの砂浜から、外甕峙海水浴場方面を望む。ここは、マリンスポーツも盛んだそうです。 |
振り返ると、わが日本丸が見えています。相当大きい! |
|
|
|
日韓友好の旗 |
15時。サムルノリで見送りです。 |
きれいなおねえさんが『さよなら』と日本語で! |
|
|
|
恒例のテープで出航です。 |
風船も揚がりました。 |
『さよなら、ソクチョ、さよなら、ソラクサン』 |
|
|
|
きらきらときれいな海でした。 |
16時12分。船内放送でイルカの群れがいると聞いて、慌ててデッキに出ました。 |
手当たり次第に写真を撮って、後から拡大してみました。こんな感じです。でも、実物はもっと迫力です! |
|
|
|
夕食後に、ドルフィンホールでビンゴゲーム大会が催されました。豪華商品?がいただけました。22時。海にはイカ釣り船の明かりが見えます。 |
ドルフィンホールでは、毎晩21時過ぎからソシアルダンス・タイムで、皆さん優雅にステップを楽しんでいました。 |
10月30日。本日は終日航海日です。11時から、辺真一さんの2回目の講演『韓国とのこれからを語る』を聴きました。つまるところ、多文化共存?
14時21分。太平洋は荒れていました。 |
|
|
|
再び、船内案内。大浴場を出ると足裏マッサージ機があります。 |
大浴場の隣にはランドリールーム。男性用、女性用と2つあります。 |
ランドリールームにはアイロン台も備えてあります。もう、完璧です。 |
|
|
|
18時からは、船長主催の2度目のカクテルパーティーです。今夜はインフォーマルナイトです。 |
「4ドルフィンズ」の演奏と船長さんの挨拶です。 |
フェアウェル・ディナーの後、20時30分から、「寺井尚子カルテット」のジャズコンサートが行われました。とてもハッピー… |
|
|
|
10月1日7時。最後のおはよう体操です。天気が悪くて、ドルフィンホールです。インストラクターのおねえさん、ありがとうございました。 |
再び、再び船内案内。2階のメインエントランスのインフォメーションです。 |
今回泊まった4階。 |
|
|
|
この部屋です。 |
避難路の案内です。 |
室内のソープ、シャンプー、リンス。オシャレ! |
|
|
|
航跡… |
14時55分。横浜大桟橋がもうすぐそこです。 |
15時56分。下船しました。にっぽん丸を振り返りつつ… |