美味なる船「にっぽん丸」は、商船三井客船の日本船籍で、総トン数21,903トン、全長166.6m、全幅24.0m、航海速力18ノット、キャビン数184室、乗客定員532人の客船です。にっぽん丸としては三代目の船で、1990年に竣工、2003年に第三次のリニューアルをしました。全体のデザインコンセプトは「海の別世界」ということで、大変快適な客船です。 横浜港大桟橋から出航し、神戸に寄港、瀬戸内海を航海して、韓国の麗水(ヨス)に向かいます。 |
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9月25日10時から大桟橋で受付開始です。 | まずは、それぞれの旅行代理店で乗船証を受け取ります。 | 出国審査もします。 |
12時。横浜港出航です。4階のプロムナードデッキで、ボンボヤージュ・サービスと称してスパークリングワインのサービスがあります。 | 銅鑼が鳴り、テープが投げられて、船ならではの出発風景です。 | たくさんのテープが翻って、とてもきれいです。気持ちもわくわくしてきます。 |
にっぽん丸からの横浜港です。横浜みなとみらい方面。 | 横浜みなとみらいの赤レンガ倉庫。 | 横浜定番の氷川丸とマリンタワー。 |
早速、船内探検。まずは一番上のサンデッキへ。商船三井の煙突にはファンネルマークはなく、オレンジ色一色です。 | 7階リドデッキのプールです。ちょっと小ぶりです。航海中は、プールで泳ぐ人も、プールサイドでごろ寝する人も見かけませんでした。 | 4階のプロムナードデッキ。1周廻れるデッキはここだけです。ちなみに、船室の窓はマジックミラーになっています。 |
6階の操舵室です。決められた時間ですが、船員さんと同じ室内で見学できます。船員さんはとてもにこやかで、感じが良い。 | 操舵室はびっちりと計器類が並んでいます。 | 操舵室に入る長い廊下には、柳原良平氏の絵が飾られています。柳原さんは、この船の名誉船長さんだそうです。 |
6階のラウンジ「海」の前には、あちこちの寄港地の記念の楯が飾られています。 | 4階のステートルーム3名まで泊まれます。 | 入口のわきにはクローゼット、テレビ、机と効率よくセットされています。 |
12時22分、ベイブリッジを通過。 | 13時45分、東京湾で三井商船のふじ丸とすれ違いました。 | 15時15分、伊豆の大島が見えていました。(操舵室から) |
9月26日9時40分。神戸港に着きました。 | 正面の建物が中突堤旅客ターミナルです。 | 神戸からは100人ほどの乗船があるという話でした。10時30分から11時30分までは、1階のシアターでNHKの作成した「航跡〜100日間クルーズの人間模様」というにっぽん丸が2001年に行った世界1周を取材したビデオを見ました。 |
12時。神戸港出航です。ここでもボンボヤージュ・サービスがあります。 | テープで出航です。 | 瀬戸内海を航行します。30分ほどで左に淡路島、右に明石が見えてきました。 |
サンデッキでこんなものを見つけました。クイーンメリー号のオフルでしょうか? | 13時19分。明石海峡大橋の下を通過しました。(淡路島方面) | (明石方面) |
16時45分。天気が悪くて、期待していた瀬戸の眺めは、残念!この後、「船内見学ツアー」に参加しましたが、ほとんど探検済でした! | 17時9分。瀬戸大橋を通過しました。 | 17時55分。日没。 |
18時30分から、4階のドルフィンホールで船長主催のカクテル・パーティーです。船長さんの挨拶です。 | 幹部クルーの紹介がありました。この日のドレスコードはインフォーマルでした。 | チーフ・バーテンダーが本日のカクテルの紹介をします。 |
夕食後20時30分から1時間は、韓国のテノール歌手カン・ムリム氏のテノールリサイタルでした。写真撮影禁止ということで、写真はありません。オペラの名曲のほか韓国や日本の民謡も楽しませてくれました。さすが、韓国三大テノールの一人です。 | ルーレットの後は、5階のネプチューンバーに寄りました。小さなバーですが船首にあって夜の航海を楽しめます。カン・ムリム氏も居られ、楽しそうに飲んでいました。 | |
リサイタルの後は、6階のカジノコーナーでルーレットをしましたが、すぐに負けてしまいました。 | ||
9月27日7時。日の出は6時15分ごろということですが、雲が多くてこんな具合です。 | 7時から30分間は、「おはよう体操」です。毎日、インストラクターが指導してくれます。気持ちい〜デス! | 雲。一休みです。 |
8時ごろ、対馬が見えてきました。予定より1時間ほど早く見えました。 | 9時15分から、避難訓練が始まりました。外国船と違って、部屋まで呼びにきます。全員参加です! | 10時30分から11時30分までは、韓国到着前の講演がありました。コリアレポート編集長の辺真一氏のお話で「韓国人との上手な付き合い方」です。日本人と韓国人の気質の違いを楽しく話され、違いを理解しあって付き合う必要を説いておられました。 |