シャモニー ヨーロッパの最高峰モン・ブラン(標高4810.4メートル)の麓にあるリゾート地。夏は登山、冬はスキーの拠点として、またアルプスや氷河見学の拠点として、老若男女を問わず高い人気を集める。正式名称はシャモニ・モンブランで、標高1035メートルにある。 「魔の山」と恐れられていたモン・ブラン登頂に初めて成功したのは医師ミシェル・ガブリエル・パカールと水晶採掘人ジャック・バルマの2人。1786年8月8日18時23分のことだ。この成功をきっかけにシャモニはリゾート地としての開発が進み、冬のスキー、夏のハイキング以外にも、パラグライダー、ハングライダー、ロッククライミングなど、ダイナミックな自然を舞台にしたスポーツのほか、ゴルフやテニスも楽しめる。スポーツが苦手でも、ロープウェイが富士山より高い標高まで連れていってくれ、誰でも壮大なアルプスの眺めを楽しむことができる。 登山電車で大氷河を見学することのできるメール・ド・グラスも必見。300メートルとも400メートルともいわれる厚い氷が14キロにわたって続く、その名の通り「氷の海」だ。(フランス観光開発機構HPから) |
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HOTEL Prieure ★★★ 149 allee du Recteur Payot, 74404 Chamonix, France | |||
山小屋風の日本人に人気のあるホテルです。手前はレストランです。泊まったのは最上階真ん中の706号室です。 | ホテルの正面入り口です。壁面の像は、ホテルの名前から、修道院の院長と思われます。後の山はブレバンです。 | ||
ホテルのフロント、従業員も感じが良い。 | ロビーも木がふんだんに使われいました。ちなみに、1階のエレベーターのドアも木製でした。 | ||
レストランの朝のビュッフェです。夕食は食べそこないました。 | 室内です。木がふんだんに使われていて、とても落ち着く部屋でした。 | ||
部屋からの眺めです | 夜明け前のシャモニーの街とモン・ブランです。 | ||
朝日に輝くモン・ブラン。これだけで十分です。 | エギュイユ・デュ・ミディ | ||
シャモニー市街 登山服に身を包んだアルピニストたちがカフェでくつろぎ、アルプスの雪解け水がアルブ川となって街中を流れています。いかにもアルプスの玄関口といった風情が漂う。モン・ブランは街のいたるところから望むことができる。街中には初登頂をなしとげたパカールを記念した像や、登頂成功者に賞金を約束した地質学者、ソシュールの像がある。(フランス観光開発機構HPから) | |||
国鉄のシャモニー駅 | シャモニー・モンブラン駅とエギュイユ・デュ・ミディのロープウェイ駅を結ぶ機関車型バス。大勢の観光客が乗っていて、人気がありました。 | ||
山岳博物館。1786年のモン・ブラン初登頂以降の登山やスキーの歴史にまつわる展示と山の写真や資料が豊富です。 | ソシュール広場のバルマとソシュールの像。バルマの指さす先にモン・ブランが見える。この時は残念ながら曇りでした。 | ||
サン・ミッシェル教会。後の山はブレバンです。 | シャモニーのメインストリートからモン・ブラン針峰群が見えます。 | ||
エギュイユ・デュ・ミディ シャモニ観光のハイライトで、モンブランの姿を目の前に望める。標高3842メートルまでロープウェイを乗り継いで約20分ほどだが、高地に体を慣らすため、途中駅(Plan
de l'Aiguilleプラン・ド・レギュキーユ)で休憩するのがベスト。終着駅はエギュイーユ・デュ・ミディの北峰にあり、展望台がある。さらにエレベーターで65メートルあがれば、モンブランは目前、360度の大パノラマを楽しむことができる。ただし、山の天気は変わりやすいので、できれば午前中に上ったほうがいいだろう。また、夏の快晴日でも零下になるので防寒とサングラスを忘れずに。夏は混むので、シャモニ到着時に予約した方がよい。心臓の悪い人や、乳児は上れない。 また、エギュイーユ・デュ・ミディからゴンドラに乗ってエルブロンネルHelbronnerまで行くことも可能。そこからイタリア側に降りることもできる。冬は運行されていない。(フランス観光開発機構HPから) |
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ロープウェイ乗り場(シャモニーの標高は1,030m余りです。)から、まずはプラン・ド・レギュキーユ(標高2,300m余りです。)に向かいます。天気に恵まれてシャモニーの市街を眼下に見下ろす大パノラマの展望で、既に大満足です。 | |||
途中駅プラン・ド・レギュキーユの展望です。 | ゆったりと飛んでいたのは、「キバシガラス」でした。 | プラン・ド・レギュキーユからエギュイーユ・デュ・ミディへ上るゴンドラです。 | エギュイーユ・デュ・ミディから4人乗りのゴンドラに乗り換えてイタリア領のエルブロンネに向かいます。 |
エギュイーユ・デュ・ミディからのモン・ブラン | ゴンドラからのグランド・ジョラス | ||
ゴンドラからのシャモニー針峰群 | ゴンドラからのダン・デュ・ジェアン | ||
4人乗り3連のかわいいゴンドラです。乗り降りの度に止まるので、何度も空中で停止して、ちょっと怖いです。 | ゴンドラの窓が開くのが分かって、ジェアン氷河をのぞいてみました。 | ||
前に進むと、ジェアン氷河の先が長く見えてきました。 | 氷河は、モン・ブランの方からも続いています。 | ||
たぶん、真横からのダン・デュ・ジェアンです。 | ゴンドラからのモン・ブラン | ||
ゴンドラからのモン・ブラン。ズーム1 | ゴンドラからのモン・ブラン。ズーム2。稜線下を7人ぐらいが登っていました。 | ||
エレベーターでさらに上ります。乗場の標高は3,776mと表示されています。 | 最高点の展望台の表示は、標高3,842mです。一気に上がったので息が切れます。 | 下の展望台が小さく見えます。 | エギュイーユ・デュ・ミディのコーヒーラウンジで一休みです。 |
展望台からのモン・ブラン | 大勢の登山客がエギュイーユ・デュ・ミディから氷河の中に歩き出していました。 | ||
モンタンヴェール 国鉄シャモニ駅の裏から、標高1913メートルのモンタンヴェールまで行く赤い登山電車が出ている(所要時間約20分)。駅の目の前に広がる氷河メール・ド・グラスは迫力満点。そこからテレキャビン(5分)を乗り継いで、氷河の上を歩くこともできる。氷河には氷の洞窟があり、かつて山の中で生活していた人々の暮らしを人形を使って再現している。夏なら20分ほどかけて歩いて降りることもできる。(フランス観光開発機構HPから) エギュイーユ・デュ・ミディの途中駅プラン・ド・レギュキーユ)からの5.9㎞、3時間ほどのハイキングでモンタンヴェールまで歩けます。が、体調不良で止めました。 |
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シャモニーの登山鉄道駅 | 展示?している古い機関車 | 2両編成の赤い車両 | 車窓からの赤い針峰群 |
単線なので下りの機関車を待ちます。 | しばらくしてすれ違いました。 | ドリュが見えて来ました。間もなく終点です。 | モンタンヴェール駅。1,913mの表示がありました。 |
メール・ドゥ・グラス氷河とグランド・ジョラス(4,280m) | ドリュ針峰群(3,754m) | ||
コル・デ・バルム ル・トゥール(1,462m)からテレキャビンとリフトを乗り継いで頂上駅(2,270m)に着く。駅を降りて北東に向かう道を15分ほど歩くとバルム小屋があり、バルムのコル(2,191m)に着く。コルはスイスとの国境になっている。下りの斜面は広大な牧草地となっていて、花で埋め尽くされる。また、左にモンブラン山群、シャモニーの谷を挟んで赤い針峰群の眺めが雄大だ。コルから途中のシャラミヨン駅までの1時間ほどハイキングを楽しむ。 | |||
ル・トゥールのテレキャビン駅 | テレキャビンからの眺め | リフトからの眺め | バルムのコル。スイスとの国境で指さしている方がフランスです。後方はバルム小屋 |
コルへ向かう道の途中で、アルペン・ローゼのお花畑 | コルからフランス・シャモニー谷方面を望む。 | ||
コルからフランス・シャモニー谷方面を望む。 | 赤い針峰群方面を望む | ||
シャラミヨン駅が見えてきました。雲が厚くなってきました。 | フランス式の馬子でしょうか? | ||
アルペンローゼ(ツツジの仲間だそうです。) | ゴルト・フィンガークラウト(キンポウゲの仲間だそうです。) | ナルツィッセン・ヴァンドレッシェン | ベルク・ハーネンフス(キンポウゲの仲間だそうです。) |
ゲラニウム・シルヴァティクム(ハクサンフウロの仲間でしょうか?) | シャイデン・クロンヴィッケ(マメ科で蝶型の花です。) | アルペン・フェアギスマインニヒト(ワスレナグサです。) | アルペン・ヴンドクレー(マメ科の花です。) |
キルシウム・スピノシシムヌ(アルプスアザミというそうで、キクの仲間です。) | フーフラティッヒ(フキタンポポと同じかな?) | トロールブルーメ(ミヤマキンポウゲと同じかな?) | シャモニ・バス。ホテルでもらうゲストカードがあれば、無料で利用できます。 |
レ・プラの教会 この教会とドリュの組み合わせの写真がよく見られます。2回チャレンジしましたが、天候に恵まれませんでした。 | |||
7月8日午後、ドリュに雲がかかっています。 | 7月9日朝、朝靄に霞んでいます。 | ||
ラック・ブラン シャモニ渓谷の中でも是非とも訪れたい人気のコース。赤い針峰群の中にあるモンブラン山群の眺望を満喫できます。 「ラック・ブラン(白き湖)」という名称は、こちらの湖が標高2350メートルという高地にあり、雪に覆われる冬が終わっても、夏の半ば位まで、雪が湖の表面に残っている様子に由来しています。ラック・ブランは氷河が削った2つの湖(内側の湖は水深3.2メートル、上部にある湖は水深9.8メートル)からできています。(フランス観光開発機構HPから) |
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レ・プラ(1,060m)のロープウェイ駅 | フレジェール(1,894m)でリフトに乗り換えです。 | リフトからの眺め | リフトの終点ランデックス(2,396m)からのモン・ブラン |
左から、ヴェルト針峰群、ドリュ針峰群、グランド・ジョラス、モン・ブラン針峰群、モン・ブランと続くパノラマです。 | |||
気持ちの良いトレイルです。 | モン・ブラン | ||
ヴェルト針峰群、ドリュ針峰群 | 赤い針峰群 | ||
モン・ブラン | ヴェルト針峰群、アルジェンティエール氷河、ドリュ針峰群 | ||
きつい斜面を登りきると、ラック・ブラン(2,352m)に着きます。 | ラック・ブランの奥の方です。 | ||
赤い針峰群とラック・ブラン | 水の色が例えようがなくなくきれいでした。 | ||
ラック・ブランの奥からの逆さモン・ブラン?です。 | フレジェール駅が見えてきました。 | ||
あと一息です。 | こんなに下ってきました。 | ||
シャモアの子供を見かけたら、そばに親もいました。別のところでは、寝ていました。 | キバシガラス | ||
ラングスポルン・ファイルヘン(アルプススミレ) | オノブリキス・モンタナ?(日本の車軸草に似ています。) | ツィーストブレットリゲ・トイフェルクラーレ(キキョウ科の花です。) | ショイフツェル・グロッケンブルーメ(日本のヒメイトシャジンです。) |
グラン・モンテ ヴェルト針峰の中腹のグラン・モンテ(3,297m)というピークにロープウェイでいける。シャモニの谷からは眺められないアルジェンチエール氷河と周辺の山々が眺められる。気軽に行けるが、展望台は寒い。 | |||
アルジェンチエール(1,252m)のロープウェイ駅 | ロープウエイからのアルジェンチエール村を | 中間駅ロニアン(1,975m)の気持ちの良いテラス | リフトの終点グラン・モンテ(3,295m)のゴンドラ |
シャモニー谷の向こうは赤い針峰群のパノラマです。 | |||
シャモニー谷 | さっき歩いたラック・ブランが見えました。 | ||
目の前がアルジェンチエール氷河です。 | 展望台の最上階は2℃という表示でとても寒い! | ||
アルジェンチエール氷河 | ヴェルト針峰 | ||