長崎市長 伊藤一長 様 の逝去に寄せて

 一昨日より、NHKのニュースで報道している、長崎市長、伊藤一長様の不幸な事件に、こちらブラジルでも深い悲しみにくれております。

 最悪な事態にならない様にと祈っておりましたが、一命をとりとめる事が出来なかった事は、まことに残念でなりません。

 これまで三期、被爆地長崎の市長として全世界で核のない平和な世にするために頑張って来られた第一人者をうしなった事は、世界平和を願う被爆者にとって大きな損失であり残念と言う他ありません。

 在ブラジル原爆被爆者協会会員一同哀悼の誠を捧げます。

平成19年4月18日

在ブラジル原爆被爆者協会
会長    森 田  隆


伊藤市長撃たれる 心肺停止状態 選挙カー降りた直後
(『長崎新聞』 4月17日 電子号外 〜 から一部抜粋して掲載)

 17日午後7時52分ごろ、長崎市のJR長崎駅前付近で、長崎市長選に立候補し選挙活動中の伊藤一長市長(61)が男に銃撃された。伊藤市長はうつぶせに倒れ、市内の長崎大医学部・歯学部付属病院に運ばれたが心肺停止状態という。容疑者は選挙事務所の関係者が取り押さえ、駆け付けた長崎署員が殺人未遂の現行犯で逮捕。

撃たれた伊藤市長死亡 死因は大量出血 搬送先の長大病院で
(『長崎新聞』 4月18日 電子号外 〜 から一部抜粋して掲載)

 17日夜に長崎市大黒町のJR長崎駅前にある本人の選挙事務所前で指定暴力団幹部に拳銃で撃たれ重篤だった伊藤一長市長(61)は18日午前2時28分、搬送されていた同市坂本一丁目の長崎大医学部・歯学部付属病院で死亡した。