10月10日(日) “在南米被爆者健康相談 10日〜22日 広島、長崎から医師団”
2010年(第15回)在南米被爆者健康相談の為に、
10月10日から22日まで医師団
(3人の広島県医師、2人の長崎県医師 と、
行政より、広島県2人、広島市1人、長崎県1人)
が来られます。
毎回、この健康相談を受ける被爆者が受けたくても受けられない状態
(ブラジルは日本の22.5倍の広さがある)
がひどくなっている為、
アマゾン川の河口近くにある100万都市ベレン(5人の被爆者が居ます)を一箇所増やしての
健康相談、健診をお願いしました。
実際には、検査結果で悪い所が見つかっても、治療は自分でしなければならない
(日本国内では全て国が見てくれます)現実があり、
今もって不合理な状態が続いています。
現に、今回の事前健診(医師団が来られるまでに予め現地での検査をしておきます)では、
1人が癌になっているのが解りました。
又、1人は癌が見つかり、一ヶ月前に領事館を通じて原爆症認定の申請をしました。
パウリスタ医師会主催の原爆展は、9月30日まででしたが、
広島、長崎からの医師団が来られると言う事で
それまで開催時期を延ばして行われています。
協会には次々と仕事がありますが、皆で頑張っています。
(渡辺 淳子)