12月1日(火) “ブラガンサ・パウリスタ日本語学校で、劇「広島の花」を観て”
去る、8月15日、ブラガンサ・パウリスタの日本語学校で原爆展が開催され、森田会長と出席しました。
その時に講演した被爆体験を元に、先生達が「広島の花」と言う劇を作成されました。
11月29日(日)に「学習発表会」で、
それを生徒が発表するので是非来て下さい、
との要請がありました。
こういう形で平和活動が受け継がれて行く事に、私達はすごく嬉しくて皆で喜びました。
もちろん、森田会長と私は出席する事にしました。
しかし、あいにく森田会長は、体調を崩されてしまいました。
結局、渡辺一人で千羽鶴を手に出席しましたが、一人旅は心細いので主人にお供してもらいました。
ブラジル被爆者のドキュメンタリーを撮って居られるロベルトさんもその日は都合が悪く同行出来ないので、彼のたっての頼みで
結局、会長の撮影機材を持って行き、日本語学校の先生にお願いして撮って頂きました。
どんな「劇」に仕上がっているのか楽しみでした・・・・・・
≪右・写真≫
「広島の花」の劇を日本語学校の生徒が演じているところです
「生徒達が演じるのに悲惨さだけでは難しいので、ちょっと コミカルさも入れて創りました」
と先生が仰ったので 「 う !!!」 と言う状態でしたが、
終わった後で、 「なるほど、そうか!」 と頷けるものでした。
生徒達は日系もブラジル人も共に日本語が上手で、最後に盲目のギタリストの演奏で「上をむいて歩こう」の歌を皆で歌い、劇は終わりました。
すごく嬉しくて、森田会長が居られたらさぞかし喜ばれただろうと残念に思いました。
≪左・写真≫
生徒達にメッセージを言ってくださいとの事で話しているところです
「餅つき」もありましたが、サンパウロに帰るバスの時間が迫っていたので、残念ながら、お餅を食べずにお別れしました。
小さな平和活動も続けて行けば必ず思いは広がって行くものだと改めて感じました。
(渡辺 淳子)