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A <Tourner la page. 人生の新しいページをめくる。>です。
      次々と新たな人生のページをめくって、パワフルに進んで行ってください。
  
  
    
Q ありがとうございます。では最後に20歳へのメッセージをお願いします。
  
  
    
A 大切な時間に立ち止まっては、時間は無駄に流れていってしまうだけです。
      「人生は有限であり、動ける時間は少ない。
      常に最善にして、最速を心がけなさい。」と、
      私自身がある人から頂いた大切な言葉をプレゼント致します。
  
  
    
Q 20歳と言う年代は自分の将来の事など色々と考える時期だと思うのですが、
      そういった中で自分の将来に不安を感じ、何をしていいのか判らない時、
      どんな事をしたら良いと思いますか?
  
  
    
A 「食はその人を表します。」
      これは食に関わる方々が良く口にされる言葉です。
      <食>に関する事を話すと、その人のバックボーンまで見えてしまうほど、
      <食>は奥深く、また怖い分野でもあるのです。
  
  
    
Q 料理の魅力は何ですか?
  
  
    
A : 人間関係です。
       一年半という長期に亘り研修したホテル・リッツは、国籍・文化を超えた
       <人間の機微>という見えない感覚が必要不可欠な場所でした。
  
  
    
Q : では、留学中に一番苦労した事は何ですか?
  
  
    
A : 留学は、第一に家族の協力を得ることからスタートします。
       理解を得るためには相手を納得させるだけの材料を準備しておくことです。
       3年間の留学費用には全く足りなかったのですが、
       ある程度のまとまった貯金額を見てもらい、納得してもらいました。
  
  
    
Q : フランスに留学をすることに対し家族は前面協力してくれましたか?
  
  
    
A :  学生時代に短期留学でパリに滞在していた時、
       セーヌ河の遊覧船に乗りながら、白い大理石と青い空に向って
       「もう一度パリに戻ってこよう。」と一人で勝手に決めました。
       でも、それは実行不可能なことではないと信じていました。
       学生時代のフランス語の授業中に先生が、
       「卒業生が就職してから、お金を貯めてフランスに留学した。」と
       お話されたのを覚えていたからです。
       それからは、現実に実行可能に思えるまでは誰にも話さずにいました。
  
  
    
Q : 菊地和美さんは一回就職してから留学にいったそうですが、
       後にフランスへ留学することを考えた上で就職したのですか?
  
  
    
インタビュー抜粋
  
  
    
~上毛新聞社出版局より書店にて好評発売中~
  
  
    
messages to 20year-olds
  
  
  
    
20歳へのメッセージ
  
  
    
料理・お菓子研究家 菊地和美