ウルトラマンシリーズ指人形
今、ウルトラマンショップや大手オモチャ屋、あるいはイベントなどで山積みに
されて売られているあの指人形です。
今はバンダイの食玩やガシャポンとは別の展開となっていて(株)ユタカが発売元
(株)丸越が販売していますが、最初はバンダイが100円のガシャポンのプライズ
「ウルトラマン倶楽部」としてシリーズ展開していたものです。
「ウルトラマン倶楽部 PART1」
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記念すべき第一弾。ウルトラ兄弟5人に人気怪獣5体というありがちな取り合わせです。
「ウルトラマン倶楽部 PART2」
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第二弾はまさに第一弾の続編という感じですね。怪獣の方もレオや80の怪獣は
絶対入らず、人気怪獣がセレクトされてます。
「ウルトラマン倶楽部 PART3」
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残り物のウルトラの父、ウルトラの母、ウルトラマンキングと怪獣の組み合わせ。
第三弾にしてシーボーズ、ギエロン星獣という通好みの怪獣、そしてガラモン、ペギラ、
カネゴンのウルトラQ怪獣の登場です。
「ウルトラマン倶楽部 PART4」
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海外アニメ版で劇場用として公開された「ウルトラマンUSA」のウルトラマンスコット、
そして五分間の帯番組だった「アンドロメロス」からアンドロメロスが商品化。
このアンドロメロスは正式にはウルトラシリーズじゃないので長い間再販されませんでした。
さすがにマンやセブンを入れないわけにもいかず、今回は半数が再販でした。
「ウルトラマン倶楽部 PART5」
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このシリーズで驚いたのはウルトラマンBタイプが入ってたことです。当時は本当に子供向けのオモチャなのに・・・
今回、新作怪獣は4体、やはり半分は再販ものです。
「ウルトラマン倶楽部 PART6」
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このシリーズはニセウルトラマンがすごいですね。今では当たり前になってる
ニセウルトラマンですが、おそらくこのときが初めての商品化だったんじゃないでしょうか。
思い返せば私がそもそも指人形にはまり始めたのはこのニセウルトラマンが原因だった
ように思います。
他にもこのシリーズには2代目バルタン星人とかドラコとか個性的な怪獣が多いですね。
今回、新作ウルトラマンであるウルトラマングレートも入ってるんですが、かすんでし
まってますね。
「ウルトラマン倶楽部 PART7」
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ケムール人、ゼットン2代目、バルタン星人JRとかマニアックさが増してます。
グレートからもゴーデスがラインナップされてます。
今回、ウルトラマンの方は新作はなしです。
「ウルトラマン倶楽部 PART8」
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今回は「カプセル怪獣スペシャル」と銘打って既発売のウインダム、ミクラス
に加えてアギラそしてセブンガーがラインナップされてます。またガヴァドンAや
劇場版のグランドキングも商品化されました。
ウルトラマンの方も新作のユリアンが登場です。
「ウルトラマン倶楽部 PART9」
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ウルトラマンA、B、Cタイプを揃えるというまさにマニアックなシリーズ。
怪獣もジャミラ、メトロン星人など人気怪獣の新作でした。
しかしこのシリーズ、事実上ここで終わってしまいました・・・
「ウルトラマン倶楽部 特別編PART2」
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これは指人形とダイキャスト製のメダルをセットにした200円のガシャポン。
今と違って当時は200円のガシャは少なかったものでした。
特別編のPART1ってどんなんだったんでしょうかね。
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そしてこれが食玩として100円で発売された「ウルトラマンとその仲間」。
中身が選べるので持ってないやつを補完するのに最適でした。
そして、その後イベント等で現在のようなバラ売りがメインになっていきます。
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ある時、気がつくと新作がいきなり出てました。
ウー、ダダ、アンドロメロスに登場したメカバルタン、アニメ版の通称寺島バルタン、
レッドギラス、ブラックギラス、そしてポインター、ジェットビートルというメカが初めて
商品化されました。
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そして、新しいウルトラマンが登場すると必ずその指人形が出るようになりました。
ウルトラマンパワードとパワードケムラー、パワードバルタンが商品化。
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「ウルトラマンUSA」からウルトラウーマンベス、ウルトラマンチャックがウルトラマン
スコットにつづき商品化されました。
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雑誌とのタイアップ企画「ウルトラマンネオス」もウルトラマンネオス、
ウルトラセブン21の2大ヒーローに加えて宿敵ザム星人、ドレンゲランが商品化。
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初の本格劇場ウルトラマン作品となった「ウルトラマンゼアス」からベンゼン星人
(後列中央)とコッテンポッペ(後列右)が商品化。
この映画では入場者にこのゼアスの指人形が配られ、会場でベンゼン星人とコッテン
ポッペが売られてました。
次の年「ウルトラマンゼアス2」の時は悪のウルトラマン=ウルトラマンシャドーと
レディベンゼン星人が商品化。
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久々のTVシリーズの新作「ウルトラマンティガ」より。
マルチタイプ(中列中)、パワータイプ(中列左)、スカイタイプ(中列右)は
放映前にウルトラマンフェスティバル会場で売られてました。
この3つは同一金型でカラーリングのみの違いになります。うまく考えたものです。
そして1年間のシリーズでウルトラ怪獣のソフビ人形はいっぱい出てたのに指人形
では怪獣はゴルザ(前列右)、キリエロイド(前列左)、そして”悪のウルトラマン”
イーヴィルティガ(後列左)の3体だけ。それとメカのガッツウィング1号が商品化されました。
最終回に登場したグリッターティガですが、長い間商品化されず劇場版「ウルトラマンティガ
FINAL oddessay」の時に入場者プレゼントとして初めて商品化(後列右)されました。
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続編「ウルトイラマンダイナ」からは同じくダイナの3タイプ、フラッシュタイプ(後列中)、
ミラクルタイプ(後列左)、ストロングタイプ(後列右)が同じく放映前のウルトラマンフェスティバル
から売られてました。
怪獣としてはソフビ人形化されなかったネオダランビア(前列左)、劇場版「ティガ&ダイナ」の
デスフェイサー(前列中)、番組の”マスコット”ハネジロー、さらにグレゴール人の化けた
ニセウルトラマンダイナ(中列右)、人造ウルトラマン=テラノイド(中列左)。
今回はダイナの3タイプもこの2体も造形は違ってます。あとメカとしてガッツイーグルが商品化。
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ミラクルタイプ3種類。
左は目がオレンジ色のバージョン、右は東京のウルフェスで発売されてしまった初期設定バージョン。
ラインの塗り分けが実際のものと異なってます。
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そして平成ウルトラ3部作最終の「ウルトラマンガイア」。
今回はタイプチェンジはありませんがウルトラマンが2人そしてそれぞれパワーアップで
ウルトラマンだけで5種類になってます。
ウルトラマンガイア(中列左)、ウルトラマンガイアV2(中列右)、ウルトラマンガイア
スプリームバージョン(中列中)、ウルトラマンアグル(後列左)、ウルトラマンアグルV2(後列右)
怪獣は人気怪獣ガンQ(前列左)、パズズ(前列右)、そしてメカはXIGファイターEX(前列中)が
商品化。
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これもバージョン違い。目が白いのが初期のウルフェスで売られてたタイプ。
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「ウルトラマンゼアス2」の併映のアニメ「ウルトラニャン」より変身前後のウルトラニャン
(右変身前、左変身後)。これは違いがわかりにくいので思わず買い逃しかけるところでしたよ。
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そして知らぬ間に発売されてたニセウルトラセブン(左)、
ウルトラマンライブステージに登場する怪獣ブラキウム(右)そして最新のウルトラマンナイス(中)。
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最近ではマニア向けも意識してウルトラマン以外の円谷作品もラインナップされてます。
まず人気のあった「快獣ブースカ」よりブースカ(前列中)とチャメゴン(前列右)。
そして新作の「ブースカ!ブースカ!」より新ブースカ(前列左)。これはよく着ぐるみの
特徴をとらえてると思います。
さらに円谷ヒーローも商品化されました。後列左よりジャンボーグA、ジャンボーグ9、ミラーマン
ファイヤーマン、トリプルファイター。
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指人形発ということでニセもの、悪者ウルトラマンを集合させてみました。
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さて、不思議なことに2000年のウルフェスが終わった後で新作がいきなり発売されて驚かされました。
ギャンゴ、ザラブ星人、ゴドラ星人、クレージーゴン、巨大ヤプール、テンペラー星人、
マグマ星人の7体です。なんか久しぶりの旧作怪獣で嬉しくなってしまいます。
このあとの単体売りの指人形は「新世紀ウルトラマン指人形」の部屋で紹介していきます。
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ということで最後にバンダイ以外の商品をひとつ紹介します。
「なつかしのおもちゃ専門店イヌクマ」の快獣ブースカ指人形。
イヌクマというのはブースカが今のようにあたりまえのようにバンダイの商品に
ラインナップされる以前から”なつかしおもちゃ”として商品化してたメーカーなのです。
だから今でも右の写真のようにいろんな商品を販売しています。
今回、ブースカの指人形を入手したのでここに紹介します。