冬のスポーツ ・ ラグビー
ラグビーのジャケツちぎれて闘える 山口誓子
ラグビーは冬の代表的なスポーツで、俳句では冬の季語です。初めて登場したのは、昭和8年、山口誓子
よると云われています。お互いの体をぶっつけあい、、楕円ボールを奪い合う激しいスポーツですから、当時
ジャージの材質からするとこのような光景があったのでしょう。ジャージーはかって長袖だったのが、芝生の
グランドが普及した故か今は半袖になりました。
ラグビーは新年を迎えると、各クラスの頂点を極める試合が続きます。
この連休初日、1月7日には高校、8日には大学選手権の決勝戦がおこなわれ、伏見工
早稲田大学と名門古豪チームが圧勝しました。これらをTVで観戦し、9日には瑞穂グランド
で行われたトップリーグの最終戦トヨタ対ヤマハ戦に行きました。 また暮れ12月25日
には同じくトヨタ対NEC戦を観戦しました。
いずれもトヨタが、NECには27対22,ヤマハには37対27と快勝し、トップリーグ4位を決め
ました。特にNECには、昨年度リーグ戦、日本選手権決勝で惜敗したので、先ずリーグ戦
での雪辱を果たしたことになります。
これから2月にかけて、マイクロソフトカップ(トップリーグ8位までのトーナメント)日本選
手権(トップリーグ上位チーム、大学、クラブチームなどのトーナメント)と大きな試合があり
ますので、そこでの活躍を期待したいものです。
ラグビーの観戦は、冬空の寒風吹きすさぶ中で、ということが多いのですが、日本列島に
寒波襲来と言われるこの時期、両日とも晴れ渡り風もなく恵まれた天候の中でした。
トヨタ自動車ヴェリブリッツ対NECグリーンロケッツ (05・12・26)
トヨタはファーストジャジー(濃いグリーン)、NECはセカンドジャジー(黄色)
トヨタバックスの突進に背後からタックルをかけるNEC、危険なタックルで反則になりそう。
トヨタの突進をふたりがかりで阻止
ラインアウトで投げ入れたボールをキャッチ、多くの場合、次の画面のように
双方で競り合うのですが相手が投入れの予想を誤るとこのようになります
ラインアウトの競り合い
ラックから出たボールをバックスにまわすトヨタスタンドオフ広瀬
ラックのもみ合い
NECバックスの突進
ラックから出たボールをバックスにまわすトヨタのハーフ
トヨタ自動車ヴェリブリッツ対ヤマハ発動機ジュピロ (06・01・09)
トヨタタックルを受けながらパスをまわす
トヨタの突進をふたりがかりではばむヤマハ
ラックからのボールをパスするヤマハハーフ
ステップで相手をかわすトヨタバックス
ラフプレーに対するレフリーの注意を、体をかがめ同じ目線で受ける大柄なヤマハキャップテン
ラインアウトの空中戦
ラインアウトのリフトアップ
ラインアウトでボールを取ったあと、モールを組むトヨタ、立ったまま押して前進、力くらべ、相手が故意に倒せば反則
ヤマハの突進をタックルで阻む
ラグビーや敵の汗に触れて組む 日野草城
スクラムは攻撃の原点です。前列3人が互いに相手と肩をぶっつけて組みます。
組んだ時の力強さを観ているとつい力が入ります。
ゴール目指して突進するトヨタ
終了まぎわヤマハの攻撃にゴール線上で防御するトヨタバックス陣
ヤマハSOレーニーが突っ込む
残念、ゴール寸前でタックルを受け倒れる
しかし連続攻撃しノーサイド寸前、ラックからボールを出してヤマハがトライ