オオナガゴミムシ

大長芥虫 (オサムシ科)


地上を歩行する個体
2002/4/27 袖ヶ浦市下根岸
オオナガゴミムシ (オサムシ科 ナガゴミムシ亜科 ナガゴミムシ族)
Pterostichus fortis  Morawitz, 1862
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島、中国大陸東北部~東シベリアに分布する。
変異 形態: 地理的変異・個体変異共に知られていない。
季節:
性差: ほぼ同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 地上性。畑地、水田周辺、草原、荒蕪地、路傍など、開けた環境を好む。
発生: 年1回。越冬成虫が4月~5月、新成虫は7月~10月に見られる。
越冬: 成虫
行動: 夜行性。日中は落葉下や石の下などで静止している。活動は活発で歩行は敏捷。夜間に地表を活発に歩行し、餌を探す。
食 性 腐食性/動物質。各種の昆虫や小動物の死骸を食べる。
類似種: 本族各種は互いによく似ている。
保 護: 神奈川県:
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲:
寄生:


オオクロナガゴミムシ

大黒長芥虫 (オサムシ科)


河畔の湿地で静止する個体
2007/3/5 八千代市吉橋
オオクロナガゴミムシ (オサムシ科 ナガゴミムシ亜科 ナガゴミムシ族)
Pterostichus prolongatus  Morawitz, 1862
分布 国内: 北海道、本州、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島、中国大陸、東シベリアに分布する。
変異 形態: 地理的変異、個体変異共に知られていない。
季節:
性差: 同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 地表性。各種樹林とその林縁、河川敷、湿地など、やや湿度の高い環境を好む。
発生: 年1回。4月~10月に見られる。
越冬: 成虫。湿地や樹木株元の土中などで単独越冬する。
行動: 夜行性。活動は比較的活発で、歩行は敏捷。日中は草の根際などで休息している。
食 性 捕食性。地上性の各種小動物など。
類似種:
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲:
寄生:


ヒメホソナガゴミムシ

姫細長芥虫 (オサムシ科)


河畔の湿地で静止する個体
2007/3/6 八千代市吉橋
ヒメホソナガゴミムシ (オサムシ科 ナガゴミムシ亜科 ナガゴミムシ族)
Pterostichus rotundangulus  Morawitz, 1862
分布 国内: 北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。
県内: 一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。
国外: 朝鮮半島、東シベリアに分布する。
変異 形態: 地理的変異、個体変異共に知られていない。
季節:
性差: 同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 地表性。各種樹林とその林縁、河川敷、湿地など、やや湿度の高い環境を好む。
発生: 年1回。4月~10月に見られる。
越冬: 成虫。湿地や樹木株元の土中などで単独越冬する。
行動: 夜行性。活動は比較的活発で、歩行は敏捷。日中は草の根際などで休息している。
食 性 捕食性。地上性の各種小動物など。
類似種: 同属のクロホソナガゴミムシ、エゾホソナガゴミムシ、ヤマトホソナガゴミムシに似るが、県内には分布しない。
保 護: 指定されていない。
その他: 普通種で個体数も多い。
天敵 捕獲:
寄生:


アシミゾナガゴミムシ

脚溝長芥虫 (オサムシ科)


河畔の湿地で静止する個体
2007/3/6 八千代市吉橋
アシミゾナガゴミムシ (オサムシ科 ナガゴミムシ亜科 ナガゴミムシ族)
Pterostichus sulcitarsis  Morawitz, 1862
分布 国内: 北海道、本州、九州。平地を中心に山地まで汎く分布する。島嶼での記録はない。
県内: 一部の市街地を除く、県北部~県央部に汎く棲息する。
国外: 朝鮮半島、中国大陸(東北部)、ロシア沿海州(ウスリー)に分布する。
変異 形態: 地理的変異、個体変異共に知られていない。
季節:
性差: 同型。外見での区別は困難。
生態 環境: 地表性。湿地、河川敷、水田周辺、池沼周辺など、湿度の高い環境を好む。
発生: 年1回。4月~10月に見られる。
越冬: 成虫。湿地や樹木株元の土中などで単独越冬する。
行動: 夜行性。活動は比較的活発で、歩行は敏捷。日中は草の根際などで休息している。
食 性 捕食性。地上性の各種小動物など。
類似種:
保 護: 神奈川県:
その他: 普通種だが、個体数はそれほど多くない。
天敵 捕獲:
寄生:


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