分布 |
国内: |
北海道、本州、四国、九州。平地~山地まで汎く分布する。島嶼では対馬で記録されている。 |
県内: |
一部の市街地を除き、汎く全域に棲息する。 |
国外: |
台湾に分布する。 |
変異 |
形態: |
地理的変異は知られていない。色調と斑紋に若干の個体変異がある。 |
季節: |
知られていない。 |
性差: |
同型。外見での区別は困難。 |
生態 |
環境: |
広葉樹を中心とする各種樹林とその林縁、公園など。 |
発生: |
年2回。5月~10月に見られる。 |
越冬: |
成虫。 |
行動: |
昼行性。活動は比較的活発。下草の葉上などに後部をやや持ち上げた姿勢でとまり、円や「8」字を描くように機敏に走り回る。訪花性は強く、多くの花に集まる。 |
食性 |
幼虫: |
食植性/葉。クワ科のヒメコウゾ、ツルコウゾ、ヤマグワ、クワなど。 |
成虫: |
食植性/花蜜。ハルジオン、ヒメジョオン、ヨメナ類など多くの花で吸蜜する。 |
類似種: |
- |
保 護: |
指定されていない。 |
その他: |
普通種で個体数も多い。カバスジハマキモドキとも呼ばれる。 |
天敵 |
捕獲: |
カマキリ類、 キリギリスなどの捕食性キリギリス類 、トンボ類のほか、造網性クモ類など。幼虫はジガバチなどのアナバチ類、スズメバチ類のほか、クチブトカメムシ類、サシガメ類など。 |
寄生: |
不明。 |