分布 |
国内: |
北海道、本州、四国、九州。平地~低山地、特に人の居住域が中心。北海道~石垣までのほぼすべての周辺島嶼で記録されている。 |
県内: |
市街地を含め、汎く全域に棲息する。 |
国外: |
アジア~欧州。ユーラシア大陸のほぼ全域に棲息する広域分布種。 |
変異 |
形態: |
地理的変異は知られていない。個体変異も軽微。 |
季節: |
- |
性差: |
異型。♀は♂より翅形が幅広く、前翅中室端部の黒色斑紋が♂より大きい。 |
生態 |
環境: |
ほとんどの場合は家屋内。野外で見かけることは稀。 |
発生: |
年1回。5月~6月に見られる。 |
越冬: |
幼虫。 |
行動: |
夜行性。燈火に飛来することもある。日中は林縁などで休息している。 |
食性 |
幼虫: |
食植性/貯蔵穀物。コメ、ムギ類、マメ類などの貯蔵穀物を食害する。 |
成虫: |
不明。 |
類似種: |
- |
保 護: |
指定されていない。 |
その他: |
貯穀害虫のうち、もっとも著名な種のひとつ。主として人家や倉庫内で多く得られ、人為的に分布を広げたものと考えられる。 |
天敵 |
捕獲: |
オオカマキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリなどのカマキリ類、ヤブキリ、コロギスなどの捕食性キリギリス類のほか、造網性クモ類、徘徊性クモ類など。 |
寄生: |
不明。 |