回春マッサージ物語 もどる
私は、藤沢市の北部の湘南台に住んでいます。
私は、医師です。大学は、横浜市立大学医学部に、入りたかったのですが、落ちてしまい、第二志望の、奈良県立医科大学に、入りました。
私は、生まれも、育ちも、関東で、埼玉県の草加市で、小学校を過ごし、中学、高校は、東京の東久留米市の自由学園で、過ごしました。
小学校の時は、小児喘息のため、神奈川県の、二ノ宮、にある喘息の施設で、一年半、ほど、過ごしました。
ここは、海が近く、私は海が好きでした。
中学一年生の時から、鎌倉市の大船に、家が出来て、中学一年生からは、そこが、ずっと、私の家でした。
私は、関東にしか、特に、神奈川県、の、海に近い所にしか、住む気がしません。
なので、奈良県立医科大学を、卒業すると、すぐに、Uターンして、千葉県の、国立下総精神医療センター、で、二年間の研修をしました。そして、その後、藤沢市の湘南台にある、藤沢北部病院に就職しました。
もちろん、湘南台に、引っ越しました。
私は、湘南台が好きでした。
湘南台は、藤沢市の北部にあって、藤沢駅周辺は、歓楽街が、ゴチャゴチャしていて、騒々しく、嫌いでしたが、湘南台は、1962年から、市が、計画的に作った街なので、道は、京都のように、縦横に、計画的に作られていて、騒々しくなく、静かで、私にとって、住むには、一番、良い土地でした。
湘南台駅は、小田急江ノ島線の駅ですが、相鉄いずみ野線と横浜市営地下鉄ブルーラインの、ターミナル駅でもあり、交通の便もいいのです。
私は、かなり以前から、マッサージ店で、マッサージを、受けてきました。
私の住んでいる、湘南台、および、藤沢駅周辺には、マッサージ店が多いのです。
マッサージ店で、マッサージを受けるように、なったのは、私は、けいれん性便秘、不眠症、自律神経失調症、で、学生時代から、悩んでいて、筋トレ、や、ランニングが、便秘、や、不眠症に、効果がある、と、わかったからです。
それで、藤沢市の、市民体育館で、筋トレ、や、ランニングをするようになりました。
筋トレ、や、ランニングは、便秘、や、不眠症に、明らかに、効果がありました。
筋トレ、や、ランニング、は、始めた最初の頃は、しんどかったが、何年も、続けていくうちに、だんだん、慣れてきました。
どの、マシントレーニングは、どれだけの負荷でやれば、いい、ということも、わかってきました。
そして、筋トレ、を、続けていると、段々と、筋肉が、ついてきて、負荷を上げても、苦痛にならなくなってきました。
もちろん、私は、筋トレ、も、ランニング、も、嫌いでした。
ボディービルダーの、マッスル北村は、「筋肉を収縮させることは気持ちがいい」、と言いましたが、私は、そうではありませんでした。
私は、小説を書くこと、だけが、唯一の、生きている目的なのです。
しかし、体調が悪いと、小説は書けません。
書くネタは、あっても、体調が悪いと、小説は、書けないのです。
昔は、体調が悪くても、一日中、机に向かって、それで、一行も書けない、というような、ことも、していました。
しかし、それでは、全くの時間の無駄です。
それで、考え方を変えて、体調が悪い時は、市民体育館で、運動して、体調を良くすることに、切りかえました。
体調が良くなってくれれば、小説は書けるのです。
運動することは、小説を書く手段なので、運動そのものは、私は、嫌いでした。
だが、私のアパートから、市民体育館までは、近く、車で、10分で行けました。
しかし、私は、運動が、根本的には、嫌いでしたので、「あーあ。体育館、行くの、嫌だな」、と、思いながら、仕方なく、行っていました。
しかし、筋トレ、も、やっているうちに、だんだん、苦痛ではなくなっていきました。
2時間、ていど、あれば、40分、ランニングマシンで、走って、その後、全身の筋肉を、鍛えられます。
運動すると、汗をかいて、自律神経が、正常になりました。
ランニングは、有酸素運動なので、脂肪燃焼に効果があり、筋トレ、で、筋肉をつけると、新陳代謝が良くなり、食べても、太らなくなります。
また、筋トレ、で、腹筋、や、臀部、や、脚の筋肉を鍛えると、便をする時、いきむ力が、上がるので、そういう点でも、筋トレ、は、効果がありました。
ただ、市民体育館は、朝9時から、夜の9時まで、やっているが、日中は、混んでいて、純は、夕方の6時くらいから、市民体育館に行きました。
それでも、市民体育館の、トレーニングルームを利用する人は、多く、混んでいました。
それも、悩みの種でした。
しかし、筋トレ、をすると、ふくらはぎ、が、パンパンに張って、筋肉痛になって、しまうことも、度々、ありました。
筋肉痛になった、ふくらはぎ、を、自分で、揉んでみても、筋肉痛は、とれませんでした。
これは。
理のあることであって、自分で、自分の体を、くすぐっても、くすぐったくは、なりません。
くすぐったくなるのは、他人に、くすぐられた時だけです。
それと、同じ理屈で、筋肉痛も、自分で、揉んでも、筋肉痛は、とれないのです。
それは、自分の意志で、自分の体を、ケアしようとしても、自分の脳による、意志で、揉む部位をコントロールしているので、効き目が、無いのです。
なので。
筋肉痛を、とるには、自分の体を、完全に脱力した、物体にして、他人に、揉んでもらうしか、方法が無いのです。
最初、私は、「りらくる」、という、90分5000円の、マッサージを受けていました。
ここは、マッサージ師ではない、素人が、やっている店で、マッサージは、下手くそ、です。そもそも、マッサージなんて、誰でも出来るものです。
「りらくる」、の、マッサージは、下手くそ、で、しかも、手抜き、する人も多いので、十分に、筋肉痛が、とれない、ことが、しばしば、ありました。
私は、パソコン、で、「マッサージ、藤沢」、で、検索してみました。
すると、「エステナビ」、という、サイトが、出てきました。
それで、調べてみると、本格的な、マッサージ店が、藤沢駅周辺にも、湘南台にも、藤沢市の隣りの、大和市にも、たくさん、出てきました。
単なる、マッサージ店ではなく、藤沢市には、メンズエステのマッサージ店、が、多くありました。
若い女性が、セクシーな服を着て、肉体の疲れ、と、同時に、心も癒します、という、コンセプトが、書かれてありました。
料金は、120分、16000円、くらいで、指名制度もあります。
「りらくる」、なら、120分なら、8000円です。
16000円は、高いですが、「りらくる」、は、マッサージが下手糞だし、メンズエステのマッサージ店、なら、若い、きれいな女性と、二人きりになれます。
私は、メンズエステのマッサージ店、とは、どういうものかと、期待と好奇心を持って、行ってみようと、思いました。
しかし、どの店が、いいのかは、わかりません。
なので、とりあえず、藤沢の、「爽快」、という、店に行ってみることにしました。
それで、「爽快」、に電話しました。
「もしもし・・・」
「はい。爽快です」
「マッサージ、を、お願いしたいのですが・・・」
「初めての、お客さま、ですか?」
「はい」
「場所は、わかりますか?」
「今、ネットの地図で見ています」
「藤沢駅の南口に、江ノ電の百貨店のビルがありますね」
「はい。知っています」
「駅から見て、その左側に、ファミリー通り、というのが、あります」
「はい。ありますね」
「その通りを、江ノ島の方へ、進んで下さい。2分もかからず、セブンイレブンが見えてきます。そのとなりの、藤沢第一ビルの4階です。ビルの前に、爽快、の看板があります」
「はい。わかりました」
私は、車で、藤沢駅に行きました。
15分も、かかりませんでした。
そして、車を駐車場に止め、ファミリー通りに入っていきました。
すると、セブンイレブンがあり、その隣に、「爽快」、の看板が見えました。
4階建ての、雑居ビルでしたが、エレベーターが、ありました。
私は、雑居ビルに入って、エレベーターで、4階に上がりました。
4階の、一室に、「爽快」、という、名前が、書かれた一室がありました。
ピンポーン。
私は、チャイムを押しました。
すると、中から、「はーい」、という、声が聞こえ、カチャリ、と、戸が開かれました。
「いらっしゃいませー」
中から、きれいな、中国人の女性が、顔を現しました。
中国人と、わかったのは、チャイナドレス、を着ていたのと、かなり、日本語が、上手でしたが、それでも、日本語には、たどたどしさ、が、あったからです。
「どうぞ、お座り下さい」
彼女が言いました。
私は、ソファーに座りました。
彼女は、麦茶を持ってきました。
そして、料金表のメニューを、開きました。
「60分、揉みほぐしコース7000円、90分、洗体、揉みほぐしコース12000円。120分、洗体、揉みほぐし、オイルマッサージ、パウダーマッサージ、コース16000円」
と、書かれてありました。
「どのコースになさいますか?」
中国人の女性が聞きました。
「洗体、や、オイルマッサージって、何ですか?」
「洗体、は、体を洗うことで、オイルマッサージ、は、オイルを塗って、全身をマッサージします。気持ちいいですよ」
「パウダーマッサージ、って、何ですか?」
「パウダーを体に、ふりかけて、軽いタッチで、マッサージ、するのです。気持ちいいですよ」
私は、どうせ、受けるのなら、長い方がいいと思ったので、
「では、120分の、洗体、オイル、パウダー、の、マッサージ、コースを、お願いします」
と言いました。
「では、16000円です」
と、言ったので、私は、財布から、16000円、出して、彼女に渡しました。
「ありがとうございます」
と言って彼女は、札を受け取りました。
「モモ。お客さんよ」
と、中国人の女性が、大きな声で言いました。
「はーい」
と、部屋の奥から、声がして、一人の、これもまた、チャイナドレスを着た、中国人の女性が、出てきました。
玄関に出た人が、この店を経営する、ママさんで、彼女は、雇われている、セラピストなのでしょう。
モモ、という女性は、かなり、綺麗でした。
「いらっしゃいませ」
彼女は、私の手を曳いて、マッサージ、の、施術室に連れて行きました。
小さな、ブースの中に、施術台が、ありました。
店には、ゆるやかな、中国の音楽が、流れていました。
「では、着ている物を全部、脱いで、これを履いて下さい」
そう言って、彼女は、小さな、何か、を、渡しました。
それは、紙パンツ、でした。
陰部を、隠すだけの、女のTバックのような、物でした。
尻は、丸見えです。
私は、着ている服を、全部、脱いで、紙パンツ、を、履きました。
「それでは、洗体をします」
そう言って、彼女は、私の手を曳いて、別の部屋に連れて行きました。
そこは、風呂場を、改造したような、部屋で、施術台、が、置いてありました。
「では、うつ伏せに、寝て下さい」
彼女に言われて、私は、施術台の上に、うつ伏せになりました。
彼女は、ボディーソープ、を、泡立てて、私の全身に、塗っていきました。
そして、彼女は、手で、私の全身を、優しく撫でたり、揉んだり、指圧したりしました。
丸見えの尻の肉も。
これは、とても、気持ちよいものでした。
私は、黙って、彼女に、身を任せました。
うつ伏せの、私の全身を、揉みほぐすと、彼女は、シャワーで、ボディーソープ、を、洗い流しました。
「お客さん。今度は、仰向けになって下さい」
彼女が言いました。
私は、体を反転させて、仰向けになりました。
彼女は、今度は、仰向けの、私の全身に、ボディーソープ、を、塗って、さっきと、同じように、手で、私の全身を、優しく撫でたり、揉んだり、指圧したりしました。
これも、さっきと同じように、気持ちいいです。
ただ、うつ伏せの、時は、彼女の顔が見えなかったが、仰向けでは、彼女の顔、や、チャイナドレス、が、見えました。
かなり、可愛い顔立ちでした。
全身を、指圧し終わると、彼女は、仰向けの、私の体に、シャワーをかけて、ボディーソープ、を、流し去りました。
「お客さん。立って下さい」
彼女が言いました。
私は、台から起きて、立ち上がりました。
彼女は、私の体に、隈なく、シャワーをかけました。
仰向けになった時、私の背中の間に、ついた、ボディーソープ、を、落とすため。
私は、人形のように、彼女に、されるがままに、なっていました。
「体をふきます」
そう言って、彼女は、私の体を、丁寧にふきました。
自分の体は、自分で、ふいた方が、ふき残しが、なく、手短かに、出来るのですが、私は、彼女にされるがままの人形になろう、と思っていたので、彼女に体をふいてもらいました。
また、私は、意志を持たない、彼女の人形になることに、心地よさ、を、感じていました。
「では、部屋にもどりましょう」
そう言って、彼女は、私の手を曳いて、さっきの、部屋にもどりました。
「では、うつ伏せになって下さい」
彼女に言われて、私は、施術台の上に、うつ伏せになりました。
彼女は、私の背中を、すっぽり、覆うバスタオルを、背中にかけました。
「お客さん。どこが凝っていますか?」
「全身です」
「はい。わかりました」
そう言って、彼女は、私を、指圧し始めました。
彼女のマッサージ、は、気持ちよいものでした。
私は、彼女のマッサージに、身をゆだねました。
首、肩、から、背中、腰、下肢、腕、と、全身を、マッサージ、していきました。
短い、チャイナドレス、から、彼女の太腿が見えました。
私は、触りたかったが、触っていいものなのか、いけないものなのか、わかりませんし、触ったら、彼女が、何と言うか、わかりませんでしたので、触りませんでした。
しばしして。
「お客さん。それでは、オイルマッサージ、をします。香りは、何がいいですか?」
「何でも、いいです」
「わかりました」
そう言って、彼女は、うつ伏せになった、私の背面に、オイルを、塗っていきました。
そして、オイルを、塗り込むように、私の体を、マッサージ、していきました。
全身、隈なく、マッサージ、すると、彼女は、
「ちょっと、待っていて下さい」
と言って、部屋を出ました。
彼女は、蒸しタオルを、何枚も、持ってきて、私の、背中、や、下肢、など、に、乗せました。
蒸しタオルは、かなり、熱いです。
「お客さん。熱いですか?」
「いえ」
蒸しタオルは、かなり、熱かったのですが、火傷するほどでもないし、これが、本格的な、マッサージ、なのだろう、と思いました。
彼女は、蒸しタオルを、乗せた、後に、保温シートを、私の背中に乗せました。
体を、温めるためでしょう。
彼女は、保温シートの上に、乗って、体重をかけて、私の体を指圧しました。
これも、気持ちよかったでしたが、私としては、丸出しになった、尻に、オイルを、塗り込まれる、マッサージ、の方が、気持ちよかった、でしたが。
しばし、私の背中に乗って、指圧していましたが、やがて、彼女は、私から、降りました。
「ちょっと、待っていて下さい」
そう言って、彼女は、部屋を出ました。
そして、また、タオルを何枚も、持ってきました。
彼女は、保温シート、も、タオルも、全部、取り去りました。
そして、彼女は、私の体に塗った、オイルを、ふきとるために、持ってきた、冷たいタオルで、私の体を、丁寧に、ふきました。
「お客さん。今度は、仰向けになって下さい」
彼女が言いました。
私は、施術台の上で、体を、ひっくり返し、仰向けになりました。
今度は、仰向けになった状態で、彼女は、私の体に、オイルを、塗り出しました。
そして、体に、オイルを、塗り込むように、一生懸命、マッサージ、していきました。
今度は、蒸しタオル、は、しませんでした。
「お客さん。今度は、うつ伏せになって下さい」
彼女が言いました。
私は、施術台の上で、体を、ひっくり返して、うつ伏せになりました。
「では、パウダーマッサージ、をします」
彼女は、私の背中に、パウダーをふりかけました。
そして、指先を、触れるか、触れないか、の、極めてごく些細な、タッチで、私の背中の上を、滑らせていきました。
マッサージパウダー、により、手と体の摩擦が非常に小さくなり、この触れるか触れないかの絶妙な刺激が全身を非常に敏感にしました。
私は、くすぐられる快感に、まるで、彼女に、虐められているような気がして、私の心の中に、わだかまっていた、蛇のような、被虐の快感が、ムクムクと、鎌首を持ち上げ出しました。
「お客さん。気持ちいいですか?」
彼女が聞きました。
「は、はい」
私は、正直に答えました。
目の前に置いてある、時計を、見ると、もうすぐ、2時間でした。
彼女は、部屋を出て、冷たいタオルを、何枚も、持ってきて、私の、胸、や、腹、脚、に、塗った、オイルを、丁寧にふきとりました。
「はい。時間です。お客さん。起き上がって下さい」
彼女に、言われて、私は、施術台の上に座りました。
「では、服を着て下さい」
「お客さん。お茶は、温かいのが、いいですか、それとも、冷たいのが、いいですか?」
彼女が聞きました。
「冷たいのを、下さい」
私は答えました。
「はい。わかりました」
そう言って、彼女は、冷たい、お茶、を、持ってきました。
私は、それを、一気に飲みましだ。
特に、マッサージ、の後の、茶が、うまいわけでは、ありませんでした。
「どうもありがとう」
と、私は、お礼を言いました。
「いいえ。また、来て下さいね」
と、彼女は、言いました。
彼女は、中国から来て、毎日、こうして、一日中、マッサージ、しているのかと、思うと、彼女が、可哀想に思えてきました。
「忘れ物はないですか?」
「いいえ」
彼女は、私の手を握って、エレベーターの前まで、ついてきてくれました。
彼女は、エレベーターの、1階のスイッチを押しました。
エレベーターが、4階にやってきて、開きました。
「どうもありがとうございました。また、来て下さいね」
そう言って、彼女は、笑顔で、手を振りました。
私は、車で家に帰りました。
他の、中国人メンズエステ店は、入ったことが、ないので、知りませんが、この店、「爽快」、は、セラピスト、が、可愛く、優しくて、気にいってしまいました。
120分、16000円は、高いですが。
もう一度、モモさんに、会いたい、と思いました。
モモさんの、パウダーマッサージ、を、受けたい、と思いました。
マゾヒスティックな、快感も、味わえます。
他の、中国人メンズエステ店には、入ったことが、ないので、分かりませんが、これほど、かわいい、セラピスト、の店は、他に、無いのではないか、と思いました。
体の疲れが、とれる上に、自律神経も、安定し、また、マゾヒスティックな、快感も、味わえます。
そんなことで、私は、毎日、小説を書きながら、どうしても、「爽快」、の、モモさん、に会いたくなると、2週間に1度、くらいの割り合いで、メンズエステ店、「爽快」、に行きました。
しかし、半年ほどした、ある時、のことです。
私は、久しぶりに、「爽快」、の、モモさん、会おうと、「爽快」、に、電話しましたが、つながりませんでした。
「この電話番号は現在、使われていません」
という、NTTの音声案内が出ました。
私は、急いで、パソコンを開いて、「エステナビ」、のHP、を、見ました。
すると、「爽快」、の、HPが、なくなっていました。
これは、とても残念でした。
というのは、私の、ストレス発散の場を失ってしまったからです。
メンズエステ店は、表向きは、マッサージ店、を名乗っています。
しかし法的には、都道府県の公安委員会への届出が必要なのですが、現状は、届け出を出していない店がほとんどなのです。
そして、届け出を出していないので、税金も払っていません。
いわば、グレーゾーンの、商売なのです。
それでも、全国の、メンズエステ店は、あまりに多すぎて、警察も、取り締まりきれないのです。
こうして、私は、メンズエステの、マッサージ店に、行くようになりました。
私は、パソコンで、「エステナビ」、のサイトで、いい、メンズエステ店、が、ないか、探しました。
エステ店、は、たくさん、あるのですが、どの店が、いい店なのかは、HPを、見ているだけでは、わからないのです。HPのセラピストの写真が、きれいでも、それは、10歳前の、若い時の写真で、実際には、写真より、10歳、歳をとって、太った、おばさん、に、なってしまっいる、ということなどは、ザラにあるのです。HPのセラピストの写真、と、実際の、セラピストとは、全然、違うことなど、ザラにあるのです。HPの、セラピストとは、全く別の、若い美人を、乗せている、などということも、ザラにあるのです。
なので、いいメンズエステ店、いいセラピスト、に、出会えるのは、運、によるのです。
ある時、私は、エステナビ、を見ていると、相模大塚に、「康楽」、という、HPの、見た目が良さそうな、エステ店、を、見つけました。
ともかく、HPを見ているだけでは、いい、エステ店、は、見つけられません。
実際に、行ってみるしか、ないのです。
私は、もう、だまされても、いい、という、投げやりな気持ちで、相模大塚、の、「康楽」、に、電話しました。
「もしもし。マッサージを、受けたいんですが・・・」
「はい。いいですよ。いつ頃、来られますか?」
「今から、30分後、くらい、で、どうでしょうか?」
「はい。いいですよ。以前、当店に来られたことは、ありますか?」
「いえ」
「では、相模大塚の、駅の東口に、来たら、電話して下さい。場所を、教えますから」
「わかりました」
「では、お待ちしております」
そう言って、彼女は、電話を切りまた。
私は、家を出て、車を、飛ばしました。
小田急線に、沿って、並走している、467号線を、大和駅まで、飛ばしました。
そして、大和駅、で、東西に走る、相鉄線に、沿って、走る道路を、海老名方面へ向けて、西に飛ばしました。
ちょうど、30分、くらいで、相模大塚の、駅に着きました。
私は、車を止め、携帯電話を、取り出して、店に電話しました。
「もしもし。さっき、電話した者ですが、今、相模大塚の、東口に着きました」
「そうですか。では、近くに、郵便局が、見えますか?」
「ええ。見えます」
「では、その郵便局の、前の道を、北に、進んで下さい。そうすると、すぐに、左手、に、ファミリーマートが、見えてきます。その隣に、二階建ての、集合住宅、相模大塚ハイツ、が、あります。その、二階の、205号室です」
「はい。わかりました」
そう言って、私は、電話を切りました。
私は、車を運転して、近くの駐車場に、車を止めました。
そして、相模大塚ハイツの、205号室の前に、来ました。
私は、チャイムを押しました。
ピンポーン。
すると、部屋の中から、「はーい」、という声と、ともに、パタパタ走る、足音が聞こえました。
カチャリ、と、戸が開かれました。
「いらっしゃいませー」
中から、きれいな、中国人の女性が、顔を現しました。
彼女が、割と、きれいな顔立ち、だったことに、私は、喜びました。
「どうぞ、お座り下さい」
彼女が言いました。
私は、ソファーに座りました。
彼女は、麦茶を持ってきました。
そして、料金表のメニューを、開きました。
「60分、8000円、90分、14000円。120分、16000円」
と、書かれてありました。
「どのコースになさいますか?」
中国人の女性が聞きました。
私は、どうせ、受けるのなら、長い方がいいと思ったので、
「では、120分の、オイルマッサージ、パウダーマッサージ、コースを、お願いします」
と言いました。
「では、16000円です」
と、言ったので、私は、財布から、16000円、出して、彼女に渡しました。
「ありがとうございます」
と言って彼女は、札を受け取りました。
「では、こちらへ来て下さい」
そう言って、彼女は、私を、マッサージ、の、施術室に連れて行きました。
部屋の真ん中に、一台、台が置かれています。
それは、人間を料理するまな板のようにも、見えました。
「では、服を全部、脱いで、裸になって下さい」
私は、内心、「えっ」、と、驚きました。
彼女が、「紙パンツ、を履いて下さい」、と、言わないからです。
私は、彼女の言う通り、上着とズボンを脱ぎ、シャツ、と、ブリーフも、脱いで、一糸まとわぬ全裸になりました。
私は、彼女が、「紙パンツを履いて下さい」、と言うのを待っていました。
しかし、彼女は、言いません。
私は、どうしたらいいのか、分からず、性器まで晒した全裸で、オロオロ迷っていました。
すると、彼女は、
「では、台の上に、乗って、うつ伏せになって下さい」
と言いました。
私は、全裸のまま、台の上に乗り、うつ伏せになりました。
「この店では、紙パンツを履かなくて、いいんだ」、ということに、気づくと、私は、激しく興奮しました。
私は、藤沢の、「爽快」、で、紙パンツ、を、履かずに、マッサージされたら、もっと、いいのにな、と思っていたからです。
「では、マッサージを始めます」
そう言って、彼女は、私の背中に、バスタオルを、かけました。
「お客さん。どこが凝っていますか?」
「全身です」
「はい。わかりました」
そう言って、彼女は、私を、指圧し始めました。
彼女の、マッサージは上手でした。
私は、マッサージの気持ちよさ、と、同時に、被虐の快感に浸っていました。
タオルが、背中に掛けられていて、性器、や、尻、は、見られていないとはいえ、彼女が、サッと、とってしまえば、うつ伏せの、丸裸が、彼女に見られてしまうのです。
彼女は、首、肩、から、背中、腰、下肢、腕、と、全身を、マッサージ、していきました。
しばしして。
「お客さん。オイルマッサージ、をしますか?それとも、パウダーマッサージ、をしますか?」
と、彼女は、聞いてきました。
「パウダーマッサージ、を、お願いします」
藤沢の、「爽快」、で、パウダーマッサージ、の、方が、まるで、くすぐり責め、をされているようで、気持ちよかったので、私は、迷うことなく、言いました。
「わかりました」
そう言って、彼女は、私の、背中にかけていた、バスタオルを、取り去りました。
彼女は、私の背中に、パウダーをふりかけました。
そして、指先を、触れるか、触れないか、の、極めてごく些細な、タッチで、私の背中の上を、滑らせていきました。
マッサージパウダー、により、手と体の摩擦が非常に小さくなり、この触れるか触れないかの絶妙な刺激が全身を非常に敏感にしました。
私は、くすぐられる快感に、まるで、彼女に、虐められているような気がして、私の心の中に、わだかまっていた、蛇のような、被虐の快感が、ムクムクと、鎌首を持ち上げ出しました。
同じ、パウダーマッサージ、でも、紙パンツ、を、履いているのと、履かずに、全裸で、されるのとでは、全然、違います。
彼女は、セクシーな、チャイナドレスを着ているのに、私は、覆う物、何一つない丸裸です。
私は、服を着ている女に、裸にされて、弄ばれているような、気分で、それが、被虐の快感を、掻き立てました。
「お客さん。気持ちいいですか?」
彼女が聞きました。
「は、はい」
私は、正直に答えました。
しばし、彼女は、私の、背中を、フェザータッチで、指を這わせていましたが、しばしして、
「回春マッサージは、しますか?」
と、ためらいがちに、聞いてきました。
私は、「回春マッサージ」、とは、何か、知りませんでしたので、ともかく、
「はい」
と、答えました。
すると、彼女は、私の足を少し開きました。
それによって、尻の割れ目も、開きました。
彼女は、尻の割れ目、に、指を入れて、尻の割れ目、を、なぞり出しました。
尻の穴にも、触れました。
激甚の興奮が、私を襲いました。
私は、思わず、
「ああー」
と、声を上げました。
私の、おちんちん、は、激しく勃起しました。
私は、回春マッサージ、とは、何か、知りませんでしたが、そんな悪戯をされたい、と、密かに思っていたからです。
私が、何も言わず、彼女に身を任せているので、彼女は、私が、回春マッサージ、を、嫌いではない、と、理解したらしく、さかんに、尻、や、尻の割れ目、を、スー、と、なぞりました。
こんな、マッサージがあるのか、回春マッサージ、とは、こんな、マッサージ、だったのか、と、私は、興奮しながら、思っていました。
私は、ポーカーフェイスを装って、マッサージ、を受けに来た客、を装っていたので、彼女は、私が、回春マッサージ、を、好きなのか、嫌なのか、わからなかったのでしょう。
マッサージ、の時間の、ほとんどは、全身をほぐす、指圧マッサージ、と、パウダーマッサージ、で、回春マッサージ、は、マッサージ、の最後のほんの少し、だけ、でした。
時計を見ると、2時間、経っていました。
「はい。時間です」
女の子が言いました。
私は、服を着ました。
「お客さん。お茶は、温かいのが、いいですか、それとも、冷たいのが、いいですか?」
彼女が聞きました。
「冷たいのを、下さい」
私は答えました。
「はい。わかりました」
そう言って、彼女は、冷たい、お茶、を、持ってきました。
私は、それを、一気に飲みましだ。
「どうもありがとう」
と、私は、お礼を言いました。
「また、ぜひ、来て下さいね」
と、彼女は、言いました。
私は、平静を装いながら、店を出ました。
しかし、私は、激しい興奮の酩酊で、車を運転しながら、家に帰りました。
もう、夜の11時を過ぎていました。
私は、興奮しながら、また、あの店に行こうと思いました。
そうして私は、布団にくるまって、寝ました。
翌日になりました。
私は、小説を書こうと、図書館に行きましたが、昨日の興奮が忘れられず、集中して、書くことが出来ませんでした。
夕方になってくると、私は、昨日の興奮を、もう一度、味わいたくて、味わいたくて、我慢できなくなりました。
それで、相模大塚の、「康楽」、に、電話をかけました。
「もしもし。マッサージを、受けたいんですが・・・」
「はい。いいですよ。いつ頃、来られますか?」
「今から、30分後、くらい、で、どうでしょうか?」
「はい。いいですよ。以前、当店に来られたことは、ありますか?」
「はい。あります」
「では、お待ちしております」
そう言って、彼女は、電話を切りまた。
私は、家を出ました。
そして、小田急線に、沿って、並走している、467号線を、大和駅まで、飛ばしました。
そして、大和駅、で、東西に走る、相鉄線に、沿って、走る道路を、海老名方面へ向けて、西に飛ばしました。
ちょうど、30分、くらいで、相模大塚の、駅に着きました。
私は、駐車場に車を止め、相模大塚ハイツの205号室の前に、立ちました。
私は、チャイムを押しました。
「はーい」
という返事と、共に、昨日の、セラピスト、が、出てきました。
「いらっしやいませー」
彼女は、私を見ると、嬉しそうに笑いました。
回春マッサージ、を、された、翌日、また、すぐ、来る、ということは、回春マッサージ、が、嫌いではない、という証明です。
私は、ポーカーフェイスを装っていましたが、もう、行動によって、それは、隠せないものになっていました。
彼女は、嬉しそうに、
「120分。16000円です」
と言いました。
私は、ポケットから、財布を取り出して、彼女に、16000円、渡しました。
私は、マッサージ、の、施術室に連れて行かれました。
部屋の真ん中に、一台、台が置かれています。
それは、人間を料理するまな板のようにも、見えました。
「では、服を全部、脱いで、裸になって下さい」
昨日と違って、彼女は、ためらいの口調は、無くなり、完全な、命令口調になっていました。
私は、上着とズボンを脱ぎ、シャツ、と、ブリーフも、脱いで、一糸まとわぬ全裸になりました。
しかし、私は、全裸を見られることに、被虐的な快感を感じていました。
「では、台の上に乗って下さい」
彼女に言われて、私は、台の上に、うつ伏せに、乗りました。
彼女は、昨日に、続き、今日も来たことから、私が、回春マッサージ、を、受けたい、と思っていることを、理解していました。
なので、台の上に乗ると、すぐに、全身をほぐすマッサージ、は、しないで、足を開いて、
閉じ合わさった、尻の割れ目、を開き、
「ふふふ。回春。回春」
と、楽しそうに言いながら、私の、尻の割れ目、を、指先で、スーと、なぞりました。
私は、被虐の快感に酔いしれていました。
お尻の割れ目を、スーとなぞられた時、私は、思わず、
「ああー」
と、喘ぎ声を上げてしまいました。
「お客さん。気持ちいいですか?」
中国人のセラピスト、が聞きました。
「は、はい」
私は、ためらいながらも、正直に、答えました。
彼女は、嬉しそうに、ふふふ、と、笑いました。
本当は、私は、(もう。どうとでもして)、と、被虐の快感の本心を、言ってしまいたい気分でした。
HPの店の紹介では、マッサージ店と書いてあるのですから、本当に、マッサージを受けて、体の疲れをとりたいために、店に入る人も、いるでしょう。
そういう人は、回春マッサージ、など、されては、不快に思う男もいるでしょう。
一般に、女の性欲は、受け身で、いつも、男のように、発情しているわけでは、ありません。
一方、男の性欲は、能動的で、ほとんどの男は、たいてい、いつも、発情していますが、それでも、本当に、体が、疲れて、体をほぐして欲しく、マッサージを希望している人もいるでしょうし、なかには、回春マッサージ、など、気持ち悪くて嫌だ、と、思っている人も、いるでしょう。男でも、真面目な性格の人はいるのですから。
そもそも(これは後で知ったことですが)、男の性器を最低限、隠す、紙パンツを、履かなかったり、男の性器を触ったりする、事は、違法の可能性も、あるのです。
マッサージ店は、法的には、都道府県の公安委員会への届出が必要なのですが、現状は、メンズエステ店、は、届け出を出していない店がほとんどなのです。
そして、届け出を出していないので、税金も払っていません。
メンズエステ店は、色々な事に、おびえながら営業しています。
一つは、マッサージ店、と、都道府県に、届け出しておくべきところを、していない、のと、マッサージ店、と称しながら、いかがわしい、回春マッサージ、をしている事です。そして、もう一つは、マッサージ店、として、疲れをとりたいと思っている客に、回春マッサージ、をして、回春マッサージ、を不快に思う人か、どうかの、見分け、です。人の口に戸は立てられません。あの店は、怪しいことを、している、という噂が広まるかも、しれません。ましてや、今は、ネットで、簡単に、誰でも、何でも発信できるのですから、なおさらです。
さらに、店を経営しているのは、中国人で、彼女らは、見知らぬ土地で、慣れない、日本語です。
日本で、稼ぐ、となったら、技術、や、専門知識、などない限り、誰でも出来る、マッサージくらいでしょう。
それに、男と女が、二人きりで、個室に入ってしまったら、何をしても、外部には、わかりません。
セックスをしても、外部には、わからないのです。
警察に通報されたら、どうしよう、という、不安も持っているはずです。
なので、昨夜、のマッサージは、120分の、大部分が、体を揉みほぐす、普通のマッサージで、終わる間際に、「回春マッサージ、は、しますか?」、と、聞いてきたのには、勇気が要ったことでしょう。
体の疲れをとりたい、ためだけの、人が、マッサージ店に入って、「回春マッサージ」、と言って、お尻の割れ目を、指で、なぞられて、気持ち悪くなって、「そんな事やめて」、という人も、いるでしょう。
そういう不安に、おびえながら、彼女らも、客の態度を見ながら、回春マッサージ、を、するかどうか、迷いながら、マッサージ店、を、経営しているのです。
しかし、彼女は、今、ウキウキしていました。
それも、無理は、ありません。
昨日、「回春マッサージ」、と言われて、お尻の割れ目を、なぞられた時、私は、「やめて」、とは、言わなかったのですから。それどころか、この店が、そういう事をする、メンズエステ店と、知りながら、また、今日も、やって来たのですから。
そして、今回は、彼女が、「回春。回春」、と、嬉しそうに、私の尻の割れ目を、なぞっているのに、私は、身を任していて、「気持ちいいですか?」、という問いに、私は、「はい」、と答えてしまっているのですから。
もう、私は、彼女に、回春マッサージ、を、されるのが、好きで、陰部を、いじられるのが、好き、ということを、見抜かれてしまっているのです。
彼女は、体中に、オイルを塗ったり、パウダーを、ふりかけたり、して、私の全身を、隈なく、触ったり、指先で、スーと、なぞったりしました。
しかも、彼女は、腰の辺りから、切れた、セクシーな、チャイナドレスを着ているのに、私は、覆う物、何一つない丸裸です。
私は、服を着ている女に、裸にされて、弄ばれているような、気分で、それが、被虐の快感を、掻き立てました。
「ああ。私は、今、全裸を見られている」
「お尻の割れ目も、しっかりと、見られている」
と、思うと、私は、(もっと見て。もっと見て)、と、心の中で、叫びました。
彼女は、私の体を、隈なく、弄ぶように、指を這わせると、
「では、鼠径部をマッサージしますので、腰を上げて下さい」
と、言ってきました。
私には、それが、命令口調のように感じられました。
「はい」
私は、被虐の酩酊で、メロメロになっていました。
私は、尻を、モッコリと、高く上げ、そして、膝をことさら、広く開きました。
それは、ビキニ姿の、グラビアアイドルが、男を挑発するためにとる、セクシーポーズです。
しかし、彼女らは、小さくてはあっても、ビキニを着ています。
なので、Tバックなら、尻の割れ目、と、尻の穴、そして、性器の割れ目は、ギリギリ、かろうじて、隠されて、見えません。
しかし、今の私は、何も履いていないので、尻を高く上げ、そして、膝を、広く開くことによって、彼女には、尻の割れ目、と、尻の穴、そして、勃起した、おちんちん、と、金玉、が、丸見えになっているはずです。
私は、SMクラブで、女に、羞恥責め、されているような、気分になっていました。
でも、ここは、SMクラブではなく、メンズエステ店なので、彼女は、「ふふふ。恥ずかしいモノが、全部、丸見えよ」、などと、いった、言葉は言いません。
しかし、心の中では、そう思っているかもしれません。
いや、きっと、そう思っているでしょう。
彼女は、私の、尻の割れ目を、わざと、もどかしそうに、スー、と、なぞったり、尻の穴を、指で、ツンツン、突いたりしたりしました。
「ああー」
私は、恥ずかしい所を、見られていること、そして、体を、あたかも弄ばれていること、に、激しい、被虐の快感を、感じていました。
彼女は、ふふふ、と、笑って、両手を、勃起した、おちんちん、と、金玉、を、挟むように、鼠径部に、手を入れてきました。
そして、怪しい手つきで、鼠径部を、触り出しました。
おちんちん、は、彼女が、手を前後に動かす度に、彼女の手首の小指側に触れています。
私の、おちんちん、は、一層、激しく、勃起しました。
「ああー」
私は、恥ずかしさ、と、気持ち良さの、混じった、被虐の快感で、思わず、声を上げました。
「お客さん。気持ちいいですか?」
彼女は、事務的に聞いてきました。
あくまでも、建て前上は、マッサージをしている、というふうを、彼女は、装っていました。
「は、はい」
私は、カチカチ歯を噛みならしながら、苦し気に答えました。
彼女は、ふふふ、と、私の心を見透かしているような気もします。
(見て。もっと見て)
と、私は、心の中で、叫びました。
やがて、彼女は、私の、勃起したマラを、つかんで、ゆっくりと、しごき出しました。
「お客さん。出しますか?」
彼女は、あられもないことを、私に聞きました。
「出す」、とは、射精する、というであるのは、わかりきったことです。
「は、はい。お願いします」
私は、見えも外聞も忘れて、私の心に溜まっている、欲求を、精液ともども、出したい意志を、伝えました。
彼女は、ふふふ、と、含み笑いしました。
そして、おちんちん、が向いている先の方に、タオルを敷きました。
台の上に敷かれた、大きな、タオルが、精液で汚れないように、するためでしょう。
彼女は、右手で、だんだん、しごく速度を速めていきました。
もう一方の、左手で、彼女は、尻の割れ目を、なぞり、尻の穴、を、ツンツンと、指先で、突きました。
二点刺激です。
これは、球海綿体反射といって、肛門を、指、や、羽毛、などで、刺激されながら、亀頭を、刺激されると、肛門括約筋が収縮するのです。
これは、私が、医学部時代、泌尿器科の先生が、言ったことで、印象が強かったので、私は、卒業後も覚えていました。
私は、彼女に、片手で、尻の穴、を、コチョコチョやられながら、片手で、ゆっくり、マラを扱かれて、尻の穴、をヒクヒクさせざるを得ませんでした。
彼女は、何も言いませんが、心の中では、「わー。すごい。お尻の穴が、ヒクヒクしているわ」、と、思っているのに、相違ありません。
やがて、私の、我慢の限界がやってきました。
やがて、金玉に、精液が造成され、貯蔵されていくのを、感じ出しました。
「ああー。で、出るー」
私は、そう叫びながら、射精しました。
大量の白濁した精液が、勢いよく、放出されました。
私は、汗だくだったので、精液を出し切ると、開いていた、膝を閉じ、高く上げていた尻を降ろして、うつ伏せに、なりました。
「お客さん。たくさん出ましたね」
そう言って、彼女は、私の、亀頭をティシュで、拭き、そして、敷いていた、大量の精液がついた、白いタオルを、除けました。
「気持ち良かったですか?」
彼女は、事務的な口調で聞きました。
「は、はい」
私は、顔を赤くしながら、答えました。
「お客さん。元気ですね。もう一回、いきますか?」
彼女は、極めて事務的に、そう聞いてきた。
こうなると、もう、この店は、マッサージ店ではなく、SMクラブのような、感じです。
が、しかし、女性に、扱かれて、精液を放出するのは、気持ちがいいもので、確かに、心身のリラックスには、なっています。
私は、こんなことをされるのは、初めての経験で、ドギマギ、緊張していましたし、今の、精液放出で、金玉に、溜まっていた、精液は、全部、出し切ったように、思われて、もう一度、精液を放出できる自信はありませんでした。
私は、尻を高く上げる、姿勢を撮り続けていて、疲れ切っていたので、
「少し、休ませて下さい」
と、彼女に、頼みました。
「はい。わかりました」
と、彼女は、何もなかったかのような口調で言いました。
私は、台の上に、うつ伏せに、なりました。
彼女は、私の背に、茶色の、大きな、マッサージ用のタオルをかけました。
そして、通常のマッサージのように、私の体を、指圧して、マッサージを始めました。
これは、純粋に気持ちよかったでした。
彼女は、マッサージ店の、セラピストを、自称しているだけあって、普通のマッサージも、上手でした。
しばし、私は、彼女の指圧に身を任せました。
しかし、私は、大きな、タオルを、背中にかけられているとはいえ、その下は、丸裸であることに、被虐的な快感を感じていました。
ブリーフ一枚も、履いていないのです。
タオルは、背中に掛けられていて、性器、や、尻、は、見えないとはいえ、彼女が、サッと、とってしまえば、うつ伏せの、丸裸が、彼女に見られてしまうのです。
それと、彼女は、さかんに、私の体を、指圧と称して、前後に、揺すりました。
彼女は、わざと、前後に、揺すっているように、私には思われました。
私の体は、小刻みに、前後に動きました。
それによって、私の、おちんちん、は、マッサージ台、と、こすれ合いました。
彼女は、それを、意図していたのだと私は思います。
私は、彼女の術中に、まんまと、はまり、だんだん、おちんちん、が、また、硬くなり出しました。
ころあいを、見計らって、彼女は、
「じゃあ、また、パウダーマッサージをします」
そう言って、彼女は、私の背中に掛けていた、茶色の、バスタオルほどの大きさの、大きな、タオルを、取り去りました。
私は、うつ伏せの、全裸、特に、大きな閉じ合わさった尻と、尻の割れ目を、見られていることに、また、被虐の快感を感じ出しました。
彼女は、私の背中に、パウダーをふりかけました。
そして、指先を、触れるか、触れないか、の、極めてごく些細な、タッチで、私の背中の上を、滑らせていきました。
マッサージパウダー、により、手と体の摩擦が非常に小さくなり、この触れるか触れないかの絶妙な刺激が全身を非常に敏感にしました。
私は、くすぐられる快感に、まるで、彼女に、虐められているような気がして、私の心の中に、わだかまっていた、蛇のような、被虐の快感が、また、ムクムクと、鎌首を持ち上げ出しました。
「気持ちいいですか?」
彼女が聞きました。
「は、はい」
私は、正直に答えました。
彼女は、私の背中を、十分、指を滑らすと、今度は、彼女は、私の尻に、パウダーをふりかけました。
そして、私の尻の上を、指先をスーと、這わせ出しました。
(ああ。オレは今、彼女に、尻を見られながら、弄ばれている)
と、思うと、私は、だんだん、興奮していきました。
「失礼します」
そう言って、彼女は、私の閉じた足を、大きく開きました。
それによって、必然、尻の割れ目も、開きました。
彼女は、尻の割れ目に、パウダーを、ふりかけて、尻の割れ目、に、スー、と、指先を這わせました。
また、私の、被虐心が、メラメラと、燃え盛り始めました。
「さあ。お客さん。鼠径部を、マッサージしますから、さっきのように、四つん這いになって下さい」
彼女は、客をもてなす丁寧な言葉使いをしていますが、私には、それが、どうしても、命令的な口調に、感じられてしまうのです。
それは、きっと、私が気が小さいからでしょう。
私は、さっきと同じように、膝を曲げて、尻を高く上げました。
そして、さっきと同じように、膝を広げました。
これによって、私の、尻の割れ目は、パックリ開き、尻の穴、も、勃起した、おちんちん、も、みじめに、ぶら下がっている金玉も、彼女に丸見えになったはずです。
彼女は、さっきと同じように、太腿の間から、金玉を挟んで、両手を、鼠径部に滑らせました。
また、金玉に、精液が溜まってきて、射精できそうな、気がしてきました。
彼女は、さっきと同じように、両手を、鼠径部に滑らせたり、尻の割れ目、を、スー、と、なぞったり、しました。
私は、激しい被虐の興奮で、おちんちん、は、ビンビンに勃起していました。
彼女は、私の、尻の穴、を、指先で、ツンツン突いていましたが、それは、とても、激しい刺激になりました。
「お客さん。お尻の穴、に、指を入れてもいいでしょうか?」
彼女は、突拍子もないことを、言い出しました。
「え?」
私は、ためらいました。
お尻の穴、に、指を入れられたことなど、今まで、一度もありません。
肛門の中は、粘膜ですから、指など、入れられたら、指と粘膜が、擦れて、さぞかし、痛いだろうな、と、私は、不安に、思いました。
しかし、彼女は、私の不安を、察しているかのように、
「大丈夫ですよ。前立腺マッサージです。気持ちいいですよ。お尻の穴、にも、指先にも、たっぷり、ローションを、つけますから、痛くありませんよ」
彼女は、やり慣れているのか、自信ありげな、口調で、言いました。
「・・・・」
私は、気が小さいので、彼女の申し出を、断ることが、出来ずに、迷っていました。
すると、彼女は、私の、尻の穴、に、ねっとりした、ローションを塗り出しました。
そして、彼女は、自分の指にも、たっぷり、ローションを塗りました。
そして、彼女は、人差し指を、お尻の穴、に、入れていきました。
「ああっ」
彼女の、指は、どんどん、私の、尻の穴、に、入っていきました。
尻の穴、に、指を入れられることなど、生まれて初めての経験です。
しかし、尻の穴、と、彼女の、指に、たっぷり塗った、ローションが、潤滑油の役割を、果たしているのでしょう。
彼女が、私の、尻の穴、に、指を入れていっても、ほとんど、痛くはありませんでした。
とうとう、彼女は、指の付け根まで、私の、尻の穴、に、指を、スッポリ、入れてしまいました。
何とも、言いようのない、怖いような感覚です。
しかし、一旦、スッポリ、入ってしまうと、痛さは、ありませんでした。
彼女は、しばし、指を、入れたままの状態を保っていましたが、しばしして、「ふふふ」、と、意味ありげに、笑って、尻の穴、の、奥まで、入れた、指を、ゆっくりと、前後に動かし出しました。
「ああー」
私は、悲鳴を上げました。
こんな、悪戯をされると、肛門括約筋が、キュッ、と、閉まってしまうからです。
肛門括約筋は、自分の意志で、広げることは、出来ません。
いつも、硬く、ピッチリと閉まったままです。
肛門括約筋が、開くのは、便意がして、排便する時だけです。
その時だけ、副交感神経が、働いて、いつも、ピッチリ閉じている、肛門が、排便をする、一瞬だけ、開くのです。
排便し終わったら、肛門括約筋は、また、すぐに、キュッ、と、力強く、元のように、閉まります。
彼女が、指を前後に、動かす度に、その刺激によって、肛門が、キュッ、と、閉まってしまいます。
私の意志を無視して、肛門が、脊髄反射で、彼女の指を、キュッと、絞めつけて、放さないのです。
これは、とても、つらいものでした。
しかし、もう、指を入れられてしまった以上、気の小さい私には、「やめて下さい」、と言う勇気は持てませんでした。
「うわー。お客さん。すごいですよ。お客さんの、お尻の穴、が、私の指を、力強く、絞めつけて、放そうとしませんよ」
彼女が、ことさら、そんな揶揄を言っても、私は、どうすることも、出来ません。
「お客さんは、私の指を、放したくないんですね」
彼女は、調子に乗って、そんな揶揄を言いました。
そんな、揶揄を言われても、私は、どうすることも、出来ません。
私の肛門は、私の意志に反して、彼女の指を、力強く、ギュッ、と、絞めつけてしまっているのです。
彼女は、尻の穴、に、入れた指を、曲げて、私の、尻の穴の中を、さかんに、まさぐり出しました。
穴の中に入れた、指を曲げると、それは、鍵穴に入れた、鍵となって、彼女が指を、抜いてくれるまで、もう、逃げようがありません。
さらに、私の肛門は、私の意志に反して、彼女の指を、力強く、ギュッ、と、絞めつけてしまっているのですから、なおさらです。
尻の穴、は、ちょっとでも、あるいは、何をされても、刺激されると、窄まるだけで、緩まることは、ないのです。
それは、人間は、社会的動物として、進化してきましたから、人間の大腸は、便を溜めておいて、一日、数回、便を、排泄するように、出来ていますから、肛門は、進化の程度の低い、鳥、や、その他の動物、などと違って、便を、垂れ流し、にするのではなく、溜めておく機能になっていますから、肛門は、いつも、強い力で締まっていなくては、ならないのですから、当然です。
彼女が、指を動かす度に、私の肛門が、キュッ、と閉まり、私は、
「ああー」
と、つらい、声を上げました。
5分くらい、しばしの、時間が経ちました。
初めは、今まで、入れられたことのない、肛門の指入れ、に、つらいだけの、気持ちでしたが、だんだん、その、つらさに、慣れてきて、私は、何とも言えない、つらいながらも、みじめで、恥ずかしい、被虐の快感を、感じ出すようになりました。
私は今、女の人に、お尻の穴、に、指を入れられて、責められ、人間ではなく、犬のように、弄ばれている、と思うと、何とも言えない、(もう、どうとでも、好きにして。好きなように、うんと虐めて)、という、自暴自棄的な、みじめのどん底になりたい、という、被虐の心境になっていました。
彼女は、片手で、私の、尻の穴、に、指を入れながら、もう一方の手で、私の、勃起した、おちんちん、を、つかみました。
そして、おちんちん、を、ゆっくり、しごき出しました。
もう、おちんちん、は、ビンビンに勃起している上に、彼女は、容赦なく、お尻の穴、に、入れた指も、小刻みに、前後に、動かし出しました。
前立腺マッサージ、は、聞いたことがありますが、彼女は、その、ツボを、心得ているのでしょう。
お尻の穴、に、指を入れられる、という、つらいことを、されながらも、私は、何とも言えない快感が、起こってきました。
彼女は、右手で、だんだん、おちんちん、を、しごく速度を速めていきました。
左手では、指の蠕動を、速めていきました。
おちんちん、を、しっかり、握られ、お尻の穴、を、ズンズン突いて、前後から、挟むように、責められているので、私は、もう、逃げようがありませんでした。
なので、(もう、どうとでもして)、と、彼女に、完全に、身を任せる、気持ちになっていました。
やがて、私の、金玉に、精液が造成され、貯蔵されていくのを、感じ出しました。
とうとう、私の、我慢の限界がやってきました。
「ああー。で、出るー」
私は、大きな声で、そう叫びながら、射精しました。
大量の白濁した精液が、勢いよく、放出されました。
「どうでしたか。気持ちよかったですか?」
彼女は、ニッコリ笑って、聞きました。
「は、はい」
私は、彼女に、さんざん、弄ばれて、みじめの極致でしたが、気の小さい私は、自分の気持ちを、正直に言いました。
私は、疲れ切っていたので、施術台の上で、体を、完全に、脱力して、うつ伏せになっていました。
彼女は、濡れタオルを持ってきて、私の、お尻の穴、や、おちんちん、に、たっぷり、ついているローションを、丁寧にふきました。
私は、自分が、彼女のなすがままの、赤ん坊のような、気がしてきました。
ローションを、ふきとる、くらいのことは、自分でも、出来ますが、私は、「自分でふきます」、とは、言えませんでした。
もう、クタクタに疲れていたので、私は、彼女に、エッチなことを、されたいとは、思っていませんでした。
彼女も、それを、察しているようでした。
彼女は、私の体に、茶色の、バスタオルを、覆いかぶせると、椅子に腰かけて、私の腕を、揉み始めました。
彼女は、普通の、マッサージ、の、技術も上手いのです。
掌、や、前腕、や、上腕、を、指圧されて、今までの、疲れが、スー、と、とれていくようでした。
彼女は、反対側の腕も、同様に、マッサージ、しました。
そして、最後に、「ヘッドマッサージをします」、と言って、私の頭を、指圧しました。
ヘッドマッサージも、とても、気持ちのいいものでした。
私は、彼女たちは、客が、回春マッサージ、を、して欲しい人、なのか、回春マッサージ、は、して欲しくなく、普通の、マッサージを、して欲しい人なのかを、見分けて、使い分け、をしているのだろうと思いました。
部屋の中に、置いてある、置き時計を、見ると、ちょうど、2時間、経過していました。
「お客さん。時間です」
彼女が言った。
「はい」
私は、起き上がって、下着を着て、服も着ました。
彼女は、キッチンに行って、冷たい、麦茶を、持ってきてくれました。
「はい。どうぞ」
と言って、彼女は、私に、冷たい麦茶を渡してくれました。
私は、それを、ゆっくり飲みました。
彼女は、嬉しそうに、私を見ました。
「前立腺マッサージは、どうでしたか?」
彼女は、少し、悪戯っぽい口調で聞きました。
「き、気持ちよかったです」
私は、赤面したが、正直に答えました。
私は、スケベ、や、マゾの性癖が、あるのではなく、純粋に、前立腺マッサージの、肉体への刺激、が、気持ち良かった、ように、装おうとしました。
「また、来て下さいね」
彼女は、ニコッと、笑いました。
彼女が、私の、本心を見抜いたか、見抜いていないか、かは、わかりません。
彼女は、玄関まで、私を、送り、嬉しそうに、笑顔で、手を振りました。
「・・・・」
私は、「はい」、とは、言わず、黙って、部屋を出ました。
そして、近くの、駐車場に止めておいた、車に乗り、エンジンをかけて、家にもどりました。
車を運転している時は、あまりの、興奮に、ドキドキしていたので、頭は、真っ白な状態で、何も考えることが、出来ませんでした。
家に着いて、布団の上に、横たえると、ようやく、ついさっき、受けた、回春マッサージ、の、ことが、思い出されてきました。
私は、さっき、うけた、回春マッサージ、を、思い出しながら、無上の興奮を、感じていました。
これは、SMクラブよりも、刺激的でした。
というのは、SМクラブでは、SМ的な、エッチな遊戯をする、というのが、前提になっていますから、肉体の快感は、あっても、精神的な、本当の興奮は、得られません。
SМ店に、所属している、女性にしても、客にしても、SМ的な、遊戯をするのは、わかりきった、当たり前のことです。
哲学者の、ジョージ・バタイユが言っているように、「禁を犯すことに、エロティシズムがある」、のです。
つまり、してはならないことを、することにのみ、エロティシズム、というものは、あるのです。
夫婦、や、恋仲の男女が、密室で、セックスしても、そこには、何の、エロティシズムもありません。
男も、女も、単なる、肉体の快感を貪り合っているだけです。
しかし。
私は、電車の中で、男が、見ず知らずの女に、痴漢してしまう、心理がわかります。
それは、単に、女の体を触りたい、という物理的な欲求だけでは、ありません。
そんなことは、ファッションヘルスへ行けば、ヘルス嬢に、いくらでも、出来ます。
痴漢、という行為は、犯罪であり、してはならない行為であり、もし、女に、「痴漢―」、と、叫ばれて、警察に捕まってしまえば、人生、おしまい、です。
しかし、痴漢は、してはならない行為、だからこそ、したい、という精神的な興奮が起こるのです。
一歩、間違えば、人生、おしまい、だからこそ、スリルがあるのです。
痴漢をする男は、その、スリル、精神的な興奮を求めて、痴漢、を、しているのです。
それは、万引き、でも、同じです。
万引き、を、するのは、金に困っている、子供だけではありません。
金持ちの、夫人も、万引き、をします。
それは、金が無くて、仕方なく、万引き、しているのではなく、万引き、は、犯罪行為であり、バレたら、前科者になってしまう、という、スリル、があるからこそ、そのスリルを味わうために、しているのです。
相模大塚の、マッサージ、メンズエステ店の、セラピスト、も、客も、あくまで、マッサージという名目で、エッチな行為をしているのです。
マッサージ店、で、客に、マッサージする、サービスをする、という、旨を、所管の、地方自治体の公安委員へ、届け出ているのです。
なので、うわべは、マッサージのサービスを装っています。
アヌスへの、指入れ、も、「前立腺マッサージ」、という、「マッサージ」、には、違いありません。実際、心身をリラックスさせ、気持ちよくする、マッサージ効果は、あるのです。
店の、マッサージ師も、客も、あくまで、マッサージ、をしている、されている、ことを装っています。
私も、一度も、猥雑な、発言は、しませんでしたし、彼女も、同様に、一度も、猥雑な発言はしませんでした。
そこに、私は、SMクラブ以上の、エロティシズム、精神的な興奮、を、感じたのです。
お互い、マッサージ、を装いながら、私は、彼女に、裸を見られ、悪戯されることに、被虐の快感を感じていましたが、彼女は、どう思っていたかは、正確には、わかりません。
しかし、女も、男に、性的な悪戯をする時には、男が、それに反応して、男が、悶え、射精することに、喜びを、感じるケースが、非常に多いのです。
マッサージ、しながら、悪戯っぽい、サディスティックな快感、を、きっと、彼女は、感じていたと、私は思います。
実際、彼女は、回春マッサージ、をしている間、実に、嬉しそうでした。
さらに、ラッキーなことは、メンズエステの、料金の安さ、です。
SMクラブだと、Sコース、は、90分、3万円で、Mコースは、90分、2万円と、高いのです。
その点、メンズエステなら、120分、16000円で、断然、安い。
私は、また、近いうちに、相模大塚の、マッサージ店に行こう、と思いました。
しかし、すぐに、行っては、だんだん、慣れていき、慣れ、による、不感症、を、私は、恐れました。
それに、私の、生きている目的は、小説を書く、ことが、全て、であり、回春マッサージ、の、快感など、一時の快感に過ぎず、小説を、書き上げる、無上の喜びに、比べたら、刹那的な、享楽に過ぎません。
こんな、刹那的な、快楽が、小説を書くのに役立つ、貴重な体験になる、とは、全く思われませんでした。
私は、そう思っていたので、相模大塚の、マッサージ店には、容易には行かないように、厳しく自分に戒めました。
そして、それは、私の、自制心で、容易に、実行できました。
しかし、今は、夏です。
夏は、女が、解放的になる季節です。
小説創作が、人生の価値の全てになっている私ですが、やはり、片瀬江ノ島、や、大磯ロングビーチ、で、解放的になっている、女たちの、存在は、私を悩ませました。
それを、完全に、無視できるほど、私の精神は、頑強ではありませんでした。
それで、その欲求が、嵩じて、耐えられなくなると、私は、片瀬江ノ島、の海水浴場、や、大磯ロングビーチ、で、セクシーな、ビキニ姿で、心身ともに、解放的に、なっている、女たち、を、時々、車で、見に行きました。
もちろん、私は、女に、声をかける勇気などありませんから、見ているだけです。
男の友達が、いれば、合コンのように、ビキニ姿の女に、声をかけることも、出来るでしょう。しかし、私は、人付き合い、が、嫌いなので、男の友達もいません。
なので、ビーチで、楽しそうに、遊んでいる、男女を見ると、激しく嫉妬しました。
「ああ。私も、きれいな、ビキニ姿の女と、友達になりたい」
私は、結局、ビキニ姿の女、を、見れた、快感と、それ以上の、激しい、嫉妬心、と、口惜しさ、を、感じて、虚しく家にもどりました。
女たち、も、開放感、というより、男を挑発する、快感を、味わうため、セクシーなビキニを着て、体を晒しているのです。
もし、世の中に、男がいなかったら、女は、ビキニなど、着ないでしょう。
そして、私は、そういう女の、心理の術中に、まんまと、はまってしまっているのです。
「ああ。私は、世の、十把一絡げの、ガラクタ男ども、と違って、女と、セックスなんて、したくないんだ。私は、プラトニストなのだ。ロマンチストなのだ。美しいものには、手を触れたくないんだ。ただ、手をつないで、浜辺を歩きたいだけなんだ。海の家で、夏の出会いの、喜びを、語り合いたいだけなんだ。一言、話してくれれば、10万円の、ルイヴィトンのカバンを買ってあげてもいいんだ」
と、私は、心の中で、何度、狂おしく、叫んだことでしょう。
私は、だんだん、性欲が、嵩じて、耐えられなくなってきます。
それは、小説の創作にも、悪影響を及ぼして、小説創作が手につかないほどになってきます。
「このままでは、私は、発狂してしまう」
そういう恐怖まで、起こってきます。
それで、私は、性欲が、嵩じて、耐えられなくなると、仕方なく、相模大塚の、マッサージ店、に、電話をしました。
「もしもし。マッサージを、受けたいんですが・・・」
「はい。いいですよ。いつ頃、来られますか?」
「今から、30分後、くらい、で、どうでしょうか?」
「はい。いいですよ。以前、当店に来られたことは、ありますか?」
「いえ」
「では、相模大塚の、駅の東口に、来たら、電話して下さい。場所を、教えますから」
「わかりました」
「では、お待ちしております」
そう言って、彼女は、電話を切りまた。
私は、家を出て、車を、飛ばしました。
小田急線に、沿って、並走している、467号線を、大和駅まで、飛ばしました。
そして、大和駅、で、東西に走る、相鉄線に、沿って、走る道路を、海老名方面に向かって西に飛ばしました。
「ああ。もうすぐだ。もうすぐ女に会える」
と、はやる心が、私の性的興奮を、どんどん、高めていきました。
それは、あたかも、飢えている子供が、豪華な、食べ放題の、バイキング料理を、目前に見て、生唾を垂らしている、状態と同じでした。
ちょうど、30分、くらいで、相模大塚の、駅に着きました。
私は、車を止め、携帯電話を、取り出して、店に電話しました。
「もしもし。さっき、電話した者ですが、今、相模大塚の、東口に着きました」
「そうですか。では、近くに、郵便局が、見えますか?」
「ええ。見えます」
「では、その郵便局の、前の道を、北に、進んで下さい。そうすると、すぐに、左手、に、ファミリーマートが、見えてきます。その隣に、二階建ての、集合住宅、相模大塚ハイツ、が、あります。その、二階の、205号室です」
「はい。わかりました」
そう言って、私は、電話を切りました。
もちろん、私は、二回も、その店に行っているので、場所は、聞かなくても、わかっているのですが、私の、シャイさ、から、「以前、行ったことがありますので、場所は、わかっています」、とは、言えなかったのです。
結果として、相手は、私を、初めて来る客だと思って、待っていることでしょう。
私は、車を運転して、相模大塚ハイツに着くと、近くの駐車場に、車を止めました。
そして、相模大塚ハイツの、205号室の前に、来ました。
私は、チャイムを押しました。
ピンポーン。
すると、部屋の中から、「はーい」、という声と、ともに、パタパタ走る、足音が聞こえました。
カチャリ。
内鍵のロックが、解かれる音が聞こえました。
女性が、おそるおそる、顔を出しました。
前回、回春マッサージ、を、受けた、女性でした。
彼女は、私を見ると、ニッコリ、笑いました。
「あっ。お客さん。お久しぶりですね。どうぞ、お入りください」
私は、彼女に促されて、照れくさそうに、部屋に入りました。
「お久しぶりですね」
彼女は、笑顔で言いました。
彼女は、嬉しそうでしたが、私は、前回と、同様、嬉しい感情は、表に出さずに、マッサージを受けに来た客を装いました。
「え、ええ」
私は、控えめな口調で、言いました。
前回、ここへ、来たのは、二週間前で、その後は、毎日、小説を書いていて、昨日、大磯ロングビーチ、に、行って、多くの、色とりどりの、セクシーな、ビキニ姿の、女たちを、見て、その、ビキニに、包まれた、大きな尻、や、ビキニに、貼りついて、揺れている、胸のふくらみ、や、もっこりと、盛り上がった、恥丘の土手、や、水に濡れないように、束ねた髪、などを、見て、私は、昨夜は、興奮で、眠れませんでした。
「女が欲しい。女が欲しい」、と、呟きながら、それを、手に入れられない、欲求不満と興奮で、私は、昨夜から、勃起しっぱなしでした。
彼女は、麦茶を持ってきて、私に、渡してくれました。
私は、それで、渇いた口を湿らして、コップの半分ほどを、飲みましだ。
「お久しぶりですね」
彼女は、嬉しそうに、言いました。
「え、ええ」
私の心臓の鼓動は、これから、されることを、想像して、高まっていきました。
「今日は、どのコースにしますか?」
彼女が、メニュー表を、開いて、聞きました。
「120分のコースを、お願いします」
私は、メニュー表の、その、文字を、指さして、言いました。
彼女の顔に笑顔が浮かびました。
「はい。わかりました。では、16000円です」
彼女が言いました。
私は、財布から、二万円、出して、彼女に渡しました。
彼女は、3000円、の、おつり、を、私に、渡しました。
「では、施術室に来て下さい」
彼女は、私の手を引いて、マッサージの、施術室に、私を、連れていきました。
「では、着ている物を全部、脱いで、籠の中に入れて下さい」
彼女は、言いました。
「はい」
私は、言われるまま、着ている物を全部、脱いで、籠の中に入れました。
私は、一糸まとわぬ、丸裸です。
性器まで、彼女に、見られています。
私は、心の中で、昨日、見た、ビキニの、女たちに、勝ち誇った、気分でした。
これは、女たちへの、復讐でした。
彼女らは、男を挑発するために、きわどい、極小ビキニを着ています。
ビキニは、時代が進むほど、どんどん、小さくなっていきます。
全裸になっては、わいせつ罪、となりますから、全裸になることは、出来ません。
ビキニでは、性器と、乳首、だけを、隠せば、いいので、女たちは、胸は、乳首だけを、隠すだけの、乳房下縁が見えているような、のを、着て、下は、性器、と、尻の穴、さえ、隠せばいいので、Tバックで、尻は丸見えで、前は、Tフロントで、女の、性器の割れ目だけを隠しているたけで、恥丘の盛り上がり、も、ほとんど、見えているような、ほとんど全裸に近い、ビキニ姿の、女も多いのです。
彼女らは、わいせつ罪に、ならないのなら、それらの極小ビキニさえも、脱ぎ棄てて、全裸になって、男を挑発したい、と思っているでしょう。
しかし、それをしては、わいせつ罪になるので、出来ません。
しかし、私は、今、全裸になって、性器も、尻、も、全て、彼女に見られているのです。
体を露出して、異性に見られたい、という、快感の度合いは、彼女らより、今の私の方が、上なのです。
確かに、個室ではありますが、彼女も、私も、マッサージ、という、名目なので、日常の中での、露出行為という、エロティシズムは、十分、満足できました。
「さあ。台の上に、うつ伏せになって、乗って下さい」
彼女は、嬉しそうに、言いました。
私は、施術台の上に乗って、うつ伏せになりました。
ちょっと、足を開いて。
なので、尻の割れ目が開いて、尻の割れ目、も、尻の穴、も、彼女には、丸見えです。
ビキニの女たちは、尻の穴、と、性器、は、わいせつ罪にならないよう、隠さなければ、ならないので、股間を、全部、晒すことは、出来ません。
しかし、私は、今、股間を全部、晒しています。
そして、彼女は、チャイナドレスを着ています。
全裸を見られている、という、快感は、私の方が、女たちより、上なのです。
「では、マッサージを始めます」
そう言って、彼女は、バスタオルを、乗せて、私の体を、揉みほぐし出しました。
この時も、私は、ビキニの女たち、以上の快感を感じました。
女たちも、異性の男に、日焼け止めの、オイルを塗られたり、さらに、マッサージされたいと、思っているでしょう。
しかし、彼女らに、見知らぬ男に、それを、頼む勇気は、ありません。
なぜなら。
そもそも、女の体を、触る、という行為は、男の快楽であって、男が、女の体を触ることに、精神的快感を、女から、搾取しているからです。
女は、贅沢で、わがまま、なので、木村拓哉のような、イケメンでない、男に、体を触られることを、嫌うのです。
男に触られると、いやらしい事をされた、と思うのです。
なので、木村拓哉のような、イケメンでない、普通クラスの男に、女は、体を触られると、いやらしい事をされて、口惜しい、と思うのです。
なので、女は、「男に、オイルを塗って欲しい、体をマッサージして欲しい」、と思っていても、それをしてくれる男がいないから、虚しく、きわどいビキニ姿を自慢しているだけなのです。
しかし、男は違います。
男は、女に、体を触られても、不快には思いません。
別に、美人でなくても、普通クラスの女、や、普通クラス以下の女にでも、体を触られても、女に搾取された、とは、思わないのです。
電車の中でも、女が男に触られた、という痴漢事件は、あっても、男が、女に触られた、という、痴漢事件は、人類の有史以来、存在しないのです。
むしろ、電車の中で、女が、男の体、尻、や、マラ、を、触ってきても、(やめて下さい)、とは、言わず、逆に、(ああ。気持ちいいだ。ありがとうございます)、と思うのです。
私は、心の中で、ビキニの女たちに、(ざまあみろ)、と、笑って、男の優越感に浸って、女たちに対する復讐の快感に浸っていました。
彼女は、私の体を、十分、揉みほぐした後、背中にかけていた、バスタオルを、とりました。
「お客さん。では、オイルマッサージをします」
うつ伏せ、の、裸が、彼女に丸見えになりました。
「ちょっと、足を開きます」
そう言って、彼女は、私の、足を、少し開きました。
それは、全身に、オイルを塗る、という名目です。
しかし、それによって、私の、尻の割れ目、と、尻の穴、が、彼女に、晒されました。
彼女は、私の体に、隈なく、オイルを塗っていきました。
尻の肉にも、尻の割れ目、にも。
それは、とても、気持ち良いものでした。
女は、木村拓哉のような、イケメンでない、普通クラスの男には、尻の割れ目、を、触らせる、などという事は、許可しません。
私は、世間の女全員に、対する、復讐の快感で、心の中で、女たちに、(ざまあみろ。お前らなんて、一生、欲求不満のままだ)、と、復讐の快感を叫んでいました。
中国人のセラピスト、は、私の、全裸の全身を、隈なく、マッサージしていきました。
それは、とても、気持ちいいものでした。
私は、完全に、彼女に、身を任せていました。
全身を、隈なく、マッサージすると、彼女は、私の、尻の割れ目、を、触り出しました。
指を立て、くすぐるように、スー、と、尻の割れ目、を、なぞっていきました。
彼女は、私の、尻の割れ目を、わざと、もどかしそうに、スー、と、なぞったり、尻の穴を、指で、ツンツン、突いたりしたりしました。
「ああー」
私は、思わず、声を出しました。
「では、鼠径部をマッサージしますので、腰を上げて下さい」
と、彼女は、言ってきました。
私には、それが、命令口調のように感じられました。
「はい」
私は、被虐の酩酊で、メロメロになっていました。
私は、尻を、モッコリと、高く上げ、そして、膝をことさら、広く開きました。
彼女に、私の、恥ずかしい股間を、すべて見せるためです。
彼女には、私の、尻の割れ目、と、尻の穴、そして、勃起した、おちんちん、と、金玉、が、丸見えです。
海水浴場に来ている、ビキニの女たちも、こういう、グラビアイドルが、とる、セクシーポーズをとりたいでしょうが、そこまで出来る勇気は、無いでしょう。
そんなことを、したら、男たちの視線が、一斉に集まってしまいますから。
彼女は、私の、尻の割れ目を、わざと、もどかしそうに、スー、と、なぞったり、尻の穴を、指で、ツンツン、突いたりしたりしました。
私の、おちんちん、は、もうすでに、ビンビンに勃起していました。
彼女は、両手を、勃起した、おちんちん、と、金玉、を、挟むように、鼠径部に、手を入れてきました。
そして、怪しい手つきで、鼠径部を、触り出しました。
おちんちん、は、彼女が、手を前後に動かす度に、彼女の手首の小指側に触れています。
私の、おちんちん、は、一層、はちきれんばかりに、激しく、勃起しました。
「ああー」
私は、恥ずかしさ、と、気持ち良さの、混じった、被虐の快感で、思わず、声を上げました。
「お客さん。気持ちいいですか?」
彼女は、事務的な口調で聞いてきました。
あくまでも、建て前上は、マッサージをしている、というふうを、彼女は、装っていました。
「は、はい」
私は、カチカチ歯を噛みならしながら、苦し気に答えました。
「では、前立腺マッサージをします」
彼女は、前回、私に、前立腺マッサージをしてているので、もう、「お客さん。前立腺マッサージをしますか?」、と、私に、許可の質問は、しませんでした。
彼女は、私の、尻の穴、に、ねっとりした、ローションを塗り出しました。
そして、彼女は、自分の指にも、たっぷり、ローションを塗りました。
そして、彼女は、人差し指を、私の、お尻の穴、に、入れていきました。
スポッ、と、彼女の指が、私のアヌスに入りました。
彼女は、指を、ゆっくりと、前後に動かし出しました。
彼女が、指を動かす度に、やるせない、つらさ、と同時に、この上ない、心地いい、快感、が、私に起こりました。
「ああー」
わたしは、やるせなさ、に、声を上げました。
彼女は、ふふふ、と、笑って、私の反応を、観察するように、指を動かしました。
私の、おちんちん、は、ビンビンに勃起しています。
「それでは、回春マッサージ、をします」
そう言って、彼女は、片手で、私の、尻の穴、に、指を入れて、動かしながら、もう一方の手で、私の、勃起した、おちんちん、を、つかみました。
そして、おちんちん、を、ゆっくり、しごき出しました。
もう、おちんちん、は、ビンビンに勃起している上に、彼女は、容赦なく、お尻の穴、に、入れた指も、小刻みに、前後に、動かし出しました。
「ああー」
私は、おちんちん、と、アヌス、を、前後から、責められて、やるせない、つらい快感に、声を上げました。
「お客さん。気持ちいいですか?」
彼女が余裕の口調で聞きました。
「は、はい」
私は、正直に答えました。
彼女は、右手で、だんだん、おちんちん、を、しごく速度を速めていきました。
左手では、尻の穴、に入れた指の蠕動を、速めていきました。
おちんちん、を、しっかり、握られ、お尻の穴、に、指を入れられて、前後から、挟むように、責められているので、私は、もう、逃げようがありませんでした。
なので、(もう、どうとでもして)、と、彼女に、完全に、身を任せる、気持ちになっていました。
やがて、私の、金玉に、精液が造成され、貯蔵されていくのを、感じ出しました。
とうとう、私の、我慢の限界がやってきました。
「ああー。で、出るー」
私は、大きな声で、そう叫びながら、射精しました。
大量の白濁した精液が、勢いよく、放出されました。
「どうでしたか。気持ちよかったですか?」
彼女は、ニッコリ笑って、聞きました。
「は、はい」
私は、彼女に、さんざん、弄ばれて、みじめの極致でしたが、気の小さい私は、自分の気持ちを、正直に言いました。
私は、膝立ちを、やめて、ガックリと、脱力したように、うつ伏せになりました。
「お客さん。ちょっと、待っていて、下さい」
そう言って、彼女は、温かい、濡れたタオルを、2、3枚、持ってきました。
そして、私の体についている、オイルを、丁寧に、ふきとっていきました。
彼女は、うつ伏せになっている、私の背中に、バスタオルを、かけ、最初と同じように、通常のマッサージを、始めました。
疲れた後の、揉みほぐしの、マッサージは、とても、気持ちのいいものでした。
マッサージされながら、私は、心の中で、ビキニの女たちに、対して、(ざまあみろ)、と、優越感に浸っていました。
というのは。
性欲の発散、という点においても、男は女より、はるかに、有利だからです。
男は、精液の射精、という、目に見えた、はっきりした、性欲の発散が出来ます。
精液を出し切った後は、スッキリします。
しかし、女は、違います。
女は、男と違って、精液の発散、という、はっきりした、ものがありません。
男の性欲は、能動的です。ですから、男は、絶えず、発情しているようなものです。
男の性欲を、刺激する、女のヌード写真、や、ポルノ映画、エロ動画、は、無数にあります。
そして、性欲を発散する場所である、ソープランド、や、ファッションヘルス、メンズエステ店、なども、いくらでも、あります。
しかし、女はどうでしょうか。
世に、女の性欲を刺激する、男のヌード写真集、や、男の、ポルノ映画、エロ動画、などが、あるでしょうか?
そんなものは、ありません。
仮に、そんなものを、作ったところで、女が、それを見ても、性的な興奮などしません。
女が、性欲を発散するための、ソープランド、や、ファッションヘルス、レディースエステ店、などというものは、世にありません。
なぜなら、女の持つ、肉体美、は、男の性欲にとっての、客体、であり、男の目的物、なのです。
女の肉体は、男の性欲を掻き立てる、客体であって、女の肉体は、人間社会において、性欲に於ける主体なのです。
人間は、自分の性欲を掻き立てる、客体を必要とするのです。
女には、性欲を掻き立てる、ための、客体、というものがありません。
性欲を発散する場所も無いのです。
女の肉体は、人間社会において、性欲を興奮させる、客体である、といっても、それは、男だけにとってのことなのです。果たして、女が、女のヌード写真、や、エロ動画、などを、見て発情するなどということが、あり得るでしょうか?
あり得ません。
つまり、女には、性欲を刺激する物もなければ、性欲を発散する場所も無いのです。
そして、男の性欲は、能動的ですが、女の性欲は、受動的なのです。
女は、男と違って、いつも、発情しては、いないのです。
女が発情するためには、木村拓哉のような、イケメンに、抱かれ、全身を愛撫されているうちに、だんだんと、起こってくる、という、非常に、面倒で、やっかいな、プロセスを経なければならないのです。
そして。
男は、性欲の刺激物である、女のヌード写真、や、エロ動画を、見ることによって、オナニーで、射精することも容易に出来ます。
しかし、女には、性欲を掻き立てる刺激物というものが、ありませんから、オナニーしても、イクことは、出来ないのです。
男が、マスタベーションする率は、100%ですが、女が、マスターベーションする率は、60%程度なのです。
そして、マスターベーションによって、男は、射精できますが、女は、マスターベーションしても、容易には、イクことが出来ないのです。
こう、考えてみると、性欲の発散、という点において、男は、女より、はるかに、有利です。
私は、回春マッサージを、されながら、「女は、男を挑発するために、やたら、ゴテゴテと化粧するしか能のない、みじめな、ナルシストに過ぎない。ざまあみろ」、と、勝ち誇った、快感を感じていました。
そんな、優越感も、マッサージの気持ちよさ、と、相まって、私を心地よくしていました。
そんな時。
「お客さん。そろそろ、もう一度、前立腺マッサージを、しますか?」
と、女性が聞いてきました。
私は、
「はい。お願いします」
と、心地いい気持ちで、言いました。
「はい。わかりました」
彼女は、言って、私の背中にかけていた、バスタオルを、取り去りました。
そして、また、オイルを、うつ伏せになっている私の全身に、塗って、全身を、指圧し出しました。
そして、さっきと、同じように、足を開いて、尻の割れ目、にも、オイルを塗り、尻の割れ目、を、スー、と、なぞり出しました。
私は、心地いい気分だったので、すぐに、おちんちん、が、勃起してきました。
「お客さん。お尻を上げて下さい」
言われて、私は、尻を上げました。
彼女は、指先と、肛門に、ローションをつけて、指先を、私の、尻の穴、に、入れました。
そして、もう一方の手で、勃起した、おちんちん、を、しごき出しました。
彼女は、右手で、だんだん、おちんちん、を、しごく速度を速めていきました。
左手では、指の蠕動を、速めていきました。
おちんちん、を、しっかり、握られ、お尻の穴、に、指を入れられて、前後から、挟むように、責められているので、私は、もう、逃げようがありませんでした。
なので、(もう、どうとでもして)、と、彼女に、完全に、身を任せる、気持ちになっていました。
やがて、私の、金玉に、精液が造成され、貯蔵されていくのを、感じ出しました。
とうとう、私の、我慢の限界がやってきました。
「ああー。で、出るー」
私は、大きな声で、そう叫びながら、射精しました。
大量の白濁した精液が、勢いよく、放出されました。
「どうでしたか。気持ちよかったですか?」
彼女は、ニッコリ笑って、聞きました。
「は、はい」
私は、自分の気持ちを、正直に言いました。
彼女は、また、温かい、濡れタオルを、何枚も、持ってきて、私の体のオイルを、丁寧にふきました。
その後は、また、うつ伏せになって、彼女は、私の背中に、バスタオルを、乗せて、通常のマッサージ、をしました。
そうしているうちに、2時間が経ちました。
「お客さん。時間です」
彼女に言われて、私は、起き上がって、籠の中から、服を取り出して、着ました。
彼女は、冷たい麦茶を持ってきてくれました。
「はい。どうぞ」
言われて、私は、麦茶を、一気に全部、飲み干しました。
「マッサージ、気持ちよかったですか?」
「はい」
彼女は、ニコッと笑いました。
「また、来て下さいね」
名残惜しそうに、言われながら、私は、部屋を出ました。
私は、車で家にもどりました。
家に帰って、私は、布団に寝ころびながら、パソコンで、ビキニ姿の女の、写真を、見ながら、女の、優越性、ということを、考えていました。
女の優越性とは、何なのだ?という問い、です。
世の中では、圧倒的に、男より、女の方が、もてはやされています。
それは、女が美しいからです。
週刊漫画、や、週刊誌、の表紙は、すべて、ビキニ姿の女、です。
女の写真集というものは、あっても、男の写真集、というものは、ありません。
女の写真集は、売れますが、男の写真集など、売れません。
車内、飛行機、図書館、その他、全ての公共施設、民間施設、のアナウンスの声は女です。
ATM、や、駅の切符販売器、その他、この世の、全ての、機器の、使い方の、説明をしているのは、女の画像と声です。
テレクラでも、男は、金を払って、女が出るのを待っていますが、女は、金など、払いません。
天皇、や、皇太子が、結婚して、皇后と、二人で、オープンカーに乗って、街中を、走行する時もそうです。
国民は、男である天皇などに、全く関心を持っていません。
眼中にありません。
国民が見て、熱狂しているのは、美しい、皇后に対して、です。
秋篠宮の、紀子妃、にしてもそうですし、今生天皇である、雅子妃にしても、そうですし、退位した、平成天皇と、美智子妃、との、結婚の時でも、注目されたのは、美智子妃、であって、天皇は、添え物です。
海外でも、イギリスでは、ウィリアム王子が、結婚しても、注目されるのは、キャサリン妃、であって、ウィリアム王子は、国民の眼中にありません。
チャールズ皇太子が、結婚した時も、注目されたのは、ダイアナ妃、だけです。
そして、ダイアナ妃の、写真集は、飛ぶように、売れましたが、チャールズ皇太子だけの、写真集など、売れません。
そう考えると、この世は、圧倒的に、女に有利なように、出来ているように、見えます。
しかし、はたして、そうでしょうか?
私は、さっき、相模大野の、マッサージ店に行って、それに、疑問を持つようになりました。
女より、男の方が、性欲の発散、においても、世の中を楽しむことに、おいても、圧倒的に、男の方が有利なのです。
それは、女が、美の主体だからです。
女は、男を楽しませるために、美の主体、を、保ち続けなくてはならないからです。
女が、外出する時を考えてみましょう。
女は、すっぴん、で、外出することは、絶対、出来ません。
男の目があるからです。
女は、絶えず、男の視線に、おびえて生きていかなくてはならないのです。
女は、外出する時、絶えず、化粧しなければなりません。
鏡を見ながら、ファンデーションをし、アイシャドウを塗り、ビューラーで、睫毛を反らし、髪型を決めて、髪の手入れをし、髪の毛を染め、口紅をつけ、ネイルに一本、一本、時間をかけて、マニキュアを塗り、耳にピアスをつけ、足指には、ペディキュアを塗り、パッドを入れたブラジャーを着け、香水をかけ、今の季節に合う、服装を慎重に選んで、自分を完全に、飾り立てなければ、外出することが、出来ないのです。
それには、ものすごく、手間と時間が、かかるものです。
女は、外出する時、最低でも、2時間は、かけて、自分を、完全に、飾り立てなければ、外出できないのです。
何と、手間のかかることでしょう。
何と、不便なことでしょう。
それに対して、男は、何の手入れもせず、起きたての、ボサボサの髪で、あり合う服で、下駄履きで、外出することが、出来ます。
外出するのに、何の、手入れ、も、しなくても、出来るのです。
手入れに、1分も、時間を要しません。
というより、手入れ、など、しないで、男は外出できるのです。
なぜなら男は、美の主体ではないからです。
この事だけ、みても、いかに、男の方が、女より、社会的に、有利かが、わかります。
さらに、それだけではありません。
女は美の主体で、あり続けなくてはならないので、食事にしても、腹一杯、食べたい物を、食べるということも、出来ません。
そんなことを、したら、太ってしまって、プロポーションが崩れて、醜くなるからです。
プロポーションが崩れて、醜くなった女には、何の価値もありません。
女は、みな、ダイエットしているのです。
食生活においても、女は、食べたいけれど、食べられない、という、欲求不満を、持ち続けて生きているのです。
女は、みんな、摂食障害の患者なのです。
その点、男は、食べたい物を、腹一杯、食べられます。
若い時は、新陳代謝が、活発なので、熱として、発散され、太りません。
大人になって、新陳代謝が低下しても、男は、筋肉量が多いので、女より、新陳代謝が、上です。その上、少し、食べ過ぎて、皮下脂肪、や、内臓脂肪、がついても、男は、筋トレ、や、ランニングなど、運動をすれば、簡単に、体についた脂肪を落とせます。
しかし、女は違います。
女の肉体の、美しさ、というものは、男のように、単に、筋肉をつければ、いいというものでは、ありません。
女のボディービルダー、という、人も、いますが、あれを、見たことがある人なら、わかりますが、何と、美しさの無いことでしょうか。
女の肉体は、筋肉の無い、華奢な、肩、腕、スレンダーな体幹、の方が、美しく、そして、乳房、は程よく脂肪がついていて、大きくなくてはならず、尻、と、太腿、は、張りのある、太い、丈夫な筋肉、と、程よい脂肪、が、ついていて、太く大きいのが、美しさには必要なのです。
牛肉では、適度に脂肪がある、サーロインステーキの方が、美味であるように、女の肉体も、適度に、脂肪があって、それでいて、スレンダー、な肉体が、女には、要求されるのです。
これは、男のように、単純に、筋トレして、筋肉をつければ、出来る、というものではありません。
また、女は、美肌を保つため、エステサロンに通わなければならず、乳房を大きくするための、バストアップマシン、なども、買わなくてはなりません。
その出費も、そうとうな額です。
また、女は、行動も不自由です。
女は、自分の脚の美しさ、を、男に、見せたいので、スカートを履かなくてはなりません。
脚を、多く露出するためには、それなりに、裾の短い、ミニスカートを履かなくては、なりません。
しかし、ミニスカートを、履いてしまうと、階段を登っている時や、エスカレーターに乗っている時や、電車で座っている時など、スカートの中の、パンティー、を、見られないよう、気を使い続けなくてはなりません。
女にとって、自慢の美脚は、見せたいものですが、パンティー、は、見られたくない、ものだからです。
さらに、女は、しゃがむ、という行為も、出来ません。
ミニスカートを履いて、しゃがむと、パンティー、が見えてしまうからです。
なんと、女は、生活に不便なことなのでしょう。
その点、男は、ズボンを履いていますから、そんな心配など、全くなく、どこでも、体を、自由に、動かせるのです。
さらに、女は、排泄行為においても、不自由、極まりありません。
男なら、野外で、小便をする時は、人のいない方を向いて、ズボンのチャックを外せば、人がいなければ、どこでも、立ったまま、小便が出来ます。
しかし、女は違います。
女は、立ちションベンなど、出来ません。
女が、野外で、小便をするためには、かがんで、パンツを、膝まで、下げて、そして、スカートが、濡れないように、スカートを、まくり上げながら、しなくてはなりません。
お尻を出しているので、小便をする時も、人に、見られないよう、人が、来ないか、どうか、心配しながら、オドオドと、するしかないのです。
しかし、男は違います。
男が、立ちションベンをしている時、人が来たなら、おちんちん、を、見られないよう、少し、体の方角を変え、人に背を向ければ、そのまま、続けて、小便を出し切ることが、出来るのです。
さらに、男は、おちんちん、と、尻の穴、が、離れていますから、尻の穴の雑菌が、尿道に入る、ということも、ありません。
しかし、女は、尻の穴、と、膣口、と、尿道口、が、すぐ近くにありますので、容易に、尿道感染を起こしてしまいます。
女とは、なんと、あわれ、な、生き物なのでしょう。
さらに、女には、毎月、生理、という、つらいものがあります。
そのため、タンポンを、膣の中に、入れて、生理用ナプキンを、着けておかなくては、生きていけないのです。
そして、女は、子供を産むことが、女の幸福ですが、女は、妊娠したら、どんどん、腹が膨れて、醜くなっていきます。
そして、子供を産む時の苦痛は、地獄の苦しみ、そのものです。
そして、子供を産んでしまうと、女の体は、崩れていきます。
女が、二人、子供を産んで、買い物のため、自転車の、前後に、子供を乗せて、走っている姿など、何と、醜いものでしょう。
何と、女とは、哀れな生き物でしょう。
さらに、歳をとっても、男なら、いつまでも、女に性欲を持てます、が、女は、美の主体なので、歳をとって、美が壊れていくと、何の価値も無い生き物となります。
スポーツをする時も、そうです。
男だったら、激しいスポーツをする時には、邪魔な髪の毛は、切ってしまえば、それで、すみます。
しかし、女は違います。
女の髪の毛は、女の命ですから、髪の毛が、邪魔でも、切ることは、出来ないのです。
長い髪の毛は、後ろで、輪ゴムで、束ねて、不便な思いをしながら、プレーするしか、ないのです。
また、学問、や、芸術、に、おいても、女は男に劣ります。
これは、男尊女卑、などという、昔の習慣から来ているものでは、決してありません。
歴史を振り返ってみても、女の哲学者などという人がいたでしょうか?
一人もいません。
女の科学者というものが、長い歴史の中で、いたでしょうか?
いません。
キュリー夫人のように、ほんの僅かな、例外がいるだけです。
それは、なぜか、というと、女は美の主体ですから、仕事をする時でも、いつ、いかなる時でも、自分が、美しく見えるよう、お洒落に、気を使いながら、しなくてはなりませんから、男のように、仕事に専念するということが、出来ないからです。
漫画、や、小説、絵画、などの芸術においても、女の作品は、男の作品に劣ります。
少女漫画は、女性が描いていますが、あれを見ても、わかるように、女には、女を、美しく、可愛らしく、描くことは、出来ないのです。
女の漫画家が、少女漫画で描く、女は、何か、鄙びた、存在感の薄い女です。
それは、なぜか、というと、女は、美の主体だから、です。
美の主体が、「美」、を、描くことは出来ません。
なぜなら、女は、女というものの、嫌な面も、知っており、そのため、「女は、決して、美しい、きれいな生き物でない」、ということを、知っていますから、女を正直に描こうとすると、女の嫌な面、に、引っ張られてしまうので、女を美しいだけの、人間とは、描けないのです。
その点、男にとっては、女の容貌、も、女の肉体も、女の優しさ、も、客体であり、憧れの対象ですから、男は、女の美しい所だけを、取り出して、理想化して、描くことが出来るのです。
それは、小説においても、言えます。
私は、女の作家の書いた、小説で、魅力のある、可愛い、女、というものを、読んだことがありません。
そもそも、私は、女の作家の書いた小説は、ほとんど読みません。
男の作家にとっては、女は、憧れの客体ですから、女を美しく、優しく、書けるのです。
女は美の主体ですから、女の楽しみ、といったら、男たちに、「美しい」、と、見られる、快感、しか、ないのです。
つまり、女は、ナルシズムの快感しか、ないのです。
女が、ナルシズムの快感を楽しめるのは、10代から20代の、結婚するまでの、独身の、ほんのわずかな時間に過ぎません。女とは、いわば、セミのような、可哀想な生き物なのです。
こんなことは、私には、昔っから、直観力によって、感覚的に、わかっていることでした。
私は、大学三年の時から、小説を書き始めました。
私は小説に、どうしても、可愛い、女性を、登場人物として、出さなくては、気が済みませんでした。
そして、男も、登場させて、二人が、関係しあう、恋愛小説を書いてきました。
小説に出す、女には、モデルにしている人もいました。
もちろん、モデルなどいない、頭の中で、作り出した、女も、多くいます。
しかし、私は、現実の女を、忠実に、描く、という、スタンスは、とっていません。
モデルが、いる場合でも、私が書く女は、その女の性格の、いい所だけを、抽出して、描いた、理想化された虚構としての女、であり、あくまで、観念の女、なのです。
もし、本当に、外見においても、心においても、本当に、「美しい、優しい女」、というものが、この世の中に、存在するのであるのならば、私は、小説など、書かないでしょう。
つまり、私は、仏教で、言う所の、「色即是空」、で、いえば、私は、女の、「空」、を書いてきた、といえるでしょう。
私は、それらの事を、ワードで、文章に書いて、「男の優越性」、というタイトルをつけました。
そして、パソコンのデスクトップに、置きました。
もちろん、そういうことは、以前から、感覚的には、わかっていました。
私は、感覚的に、理解していることを、しっかりと、言葉に出して書くことで、曖昧だったものを、確固としたものに、したのに、過ぎません。
私は、私を悩ましていた、女の実体、を、より正確に認識することによって、女に悩まされていた、自分を、その呪縛から、解放できた、と思いました。
私は、毎日、小説を書くことに集中できました。
私の、生きている目的は、「小説を書く」、という行為だけなのです。
小説を書いていて、海水浴場で、体を露出している女たち、のこと、が、頭に浮かんでも、私が、書いた、女に対する、考察の文章である、「男の優越性」、を、読むことで、心を落ち着かせることが、出来るように、なりました。
しかし、頭で、そして、理屈で、わかっていても、ある程度の、時間が経つと、官能の欲求、が、起こってきました。
それは、どんなに、食欲、や、性欲、の原理、を、学問的に、理解しても、人間である以上、食欲、や、性欲、が、起こるのと、同じ理屈です。
それで、毎日、小説を書いていても、片瀬江ノ島の海水浴場で、ビキニ姿でいる女たち、を、見たい、という欲求が、つのってきて、その官能の悩み、で、小説創作が手につかなくなるほどに、なると、車で、片瀬江ノ島の、海水浴場に行き、ビキニ姿の女たち、を、見ました。
やはり、彼女らを、見ると、彼女らと、関わりたい、という欲求、と、それが出来ない、欲求不満、に、悩まされて、虚しく、家に帰ってきました。
仏教の、あらゆる、経典でも、「色即是空」、の後には、必ず、「空即是色」、と、続きます。
つまり、人間は、「空」、つまり、観念、だけの世界には、生きられないのです。
そして、片瀬江ノ島の、海水浴場に行き、ビキニ姿の女たち、を、見て、彼女らと、関わりたい、けれど、それが出来ない、欲求不満、を、解消するために、私は、相模大野の、マッサージ店に、行って、回春マッサージ、をしてもらって、欲求不満を解消する、という、生活を、繰り返しました。
私は、エロチックな小説も、多く書きます。
エロチックな小説を書いている時は、私の感性で、書ける、最高のエロティシズムを表現しようとします。
なので、エロチックな小説を書いていると、性欲が嵩じてくるのです。
耐えられないほどに。
なので、夏が終わり、9月になって、ビキニ姿の女、を、見られなくなっても、エロチックな小説を書いていて、性欲が嵩じてきて、小説が書けなくなるほど、耐えられなくなると、2週間に1回、くらいの割り合いで、相模大野の、マッサージ店に行って、回春マッサージ、をしてもらって、嵩じ過ぎた性欲の処理をしてもらいました。
しかしです。
ある時、性欲が嵩じて、それを、解消しようと、相模大野の、マッサージ店に、電話すると、つながりませんでした。
「この電話番号は現在、使われていません」
という、NTTの音声案内が出ました。
私は、急いで、パソコンを開いて、相模大野の、マッサージ店、のHP、を、見ました。
すると、相模大野の、マッサージ店の、HPが、なくなっていました。
これは、私にとって、大きな痛手でした。
というのは、私の、ストレス発散の場を失ってしまったからです。
おそらく、警察に摘発されたのでしょう。
メンズエステ店は、表向きは、マッサージ店、を名乗っています。
法的には、都道府県の公安委員会への届出が必要なのですが、現状は、届け出を出していない店がほとんどなのです。
そして、届け出を出していないので、税金も払っていません。
ほとんど、違法の商売なのです。
それでも、全国の、メンズエステ店は、あまりに多すぎて、警察も、取り締まりきれないのです。
全ての、メンズエステ店の、HPでは、「当店は性的サービスは、行っておりません」、と、書いてあります。
しかし、それは、健全なマッサージ店、であることを、装うためであり、実際には、性的サービス、を、行っている店も、あれば、行っていない店、も、あるのです。
どの店が、性的サービスを、行っているかは、わかりません。
しかし、性的サービス、を行っていることが、警察に知られると、摘発される可能性があるので、性的サービスを行っている、メンズエステ店、は、少ないのです。
私は、たまたま、運よく、相模大野で、最高の、回春マッサージ、をしている、メンズエステ店、を見つけることが、出来ました。
メンズエステ店、は、藤沢市、や、大和市、には、たくさん、ありますが、数少ない、回春マッサージ、を、している、メンズエステ店、を、見つけ出すことは、至難の業、なのです。
しかし、店がなくなってしまったのですから、仕方がありません。
私は、あせって、いくつかの、メンズエステ店、に行ってみました。
しかし、回春マッサージ、をしている店はありませんでした。
回春マッサージ、を、していることが、バレると、警察に摘発されますから、ほとんどの、メンズエステ店、では、回春マッサージ、は、していないのです。
私は、残念に思いながらも、もう、これで、メンズエステ店、に行くことなく、小説創作に専念できる、という、ほっとした面も、ありました。
私は、毎日、小説創作に、励みました。
しかし、やはり、男一人、というものは、さびしいものです。
マクドナルドなどで、男と女が、楽しそうに話しているのを、見ると、うらやましくて、仕方がありません。
「ああ。私も、可愛い、きれいな、優しい、恋人が欲しい」
と、私は、ため息まじりに、呟きました。
私は、テレビは、ニュースしか、見ません。
そして、ニュースを、見ることが、唯一の、息抜き、でした。
それは、世の中で、起こっている事を知りたい、という、誰もが、もっている欲求でありますが、同時に、美しい女子アナ、を、見ると、心が、癒されるからです。
女子アナ、は、海水浴場で、ビキニ姿、を、男に見せびらかせて、ナルシズムに浸っているだけの、つまらない女とは、違います。
女子アナ、は、みな、美しいのは、もちろん、ですが、性格が、真面目です。
女子アナは、テレビで、全国放送されますから、イヤリングをつけ、適度な、お洒落、の、身だしなみは、しています。
しかし、女子アナ、は、過度に、ナルシズムに浸る性格では、ありません。
なぜなら、彼女らは、ビキニ姿になって、ビキニ写真集を、出版する、ということを、しません。
性格が穏当なのです。
ニュースウォッチ9、の、井上あさひ、鈴木奈穂子、桑子真帆、など、みな、真面目な性格です。
報道ステーションの、小川彩佳さん、などは、日本が世界に誇れる、絶世の女子アナ、といえるでしょう。
そもそも、小川彩佳さんは、まさに、才色兼備、です。
小川彩佳さんは、学校では、成績はいつも、トップの主席でした。
大学二年次には、学科の成績最優秀者に贈られる学業奨励賞を受賞しています。
その上、日本舞踊(花柳流名取)、の永世名人、免許皆伝であり、TOEICは、915で、日本語、英語、スペイン語、は、ペラペラです。
小川彩佳さん、の、お父様は、慶応大学医学部の、耳鼻科の教授です。
そのため、大学進学の時は、医師である、父親に、医学部に行って欲しい、と、言われ、彼女は、東大理科三類(医学部)、を受験して、トップの成績で、合格しました。
しかし、彼女は、青山学院初等部、青山学院中等部、青山学院高等部、と、青山学院で学んできた、恩義と、青山学院の、学長に、「どうか、大学も、我が校に、進学して下さい」、と、泣いて頼まれ、大学は、青山学院大学の、国際政治経済学部、国際政治学科、に進学しました。青山学院としても、彼女ほどの逸材を輩出したとなれば、学校の名声も上がるのです。
もちろん、彼女は、青山学院大学の、国際政治経済学部、国際政治学科、を首席で卒業して、テレビ朝日に入社しました。
ここまでくると、好き、を、通り越して、小川彩佳さんは、近づくのも、恐れ多い、神のような存在です。
しかし、小川彩佳さん、以外でも、女子アナ、は、総じて、真面目で、成績優秀な人が多いのです。
私は、ネットで、女子アナ、らの、画像を、眺めて、「はあ。女と関わりたい」、と、ため息をつきました。
それは、女子アナ、に限らず、女一般、に、広がっていきました。
そんなことで、私は、また、だんだん、生きた女と、付き合いたい、という、欲求が、つのっていきました。
そんな、ある日のことです。
私が、メンズエステ店、の一覧を乗せている、「エスナビ」、のサイトを見ていると、湘南台、に、新しく、「フィーリング」、というメンズエステ店、が、載っているのが、目につきました。
新しく、エステ店、を、オープンしたのでしょう。
そもそも、メンズエステ店、は、都道府県の公安委員会への届け出、が、必要なのですが、届け出を、していない店が、ほとんどで、法的に問題がある、商売なのです。
届け出、をしていないので、店のオーナーも、エステ嬢、も、稼いでも、税金を払っていません。脱税です。
なので、警察の摘発を、おそれながら、そして、場所を変えながら、営業しているのです。
湘南台に、新しく出来た、エステ店は、日本人エステ店でした。
私は、相模大野の、エステ店、「康楽」、が、なくなってしまってから、いくつかの、エステ店に、行ってみました。
しかし、満足のいく店は、ありませんでした。
日本人の、エステ店、でも、中国人のエステ店、でも。
全ての、メンズエステ店の、HPでは、「当店は性的サービスは、行っておりません」、とか、「セラピストを触る行為は禁止しています」、と、書いてあります。
しかし、それは、健全なマッサージ店、であることを、装うためであり、実際には、性的サービス、を、行っている店も、あれば、行っていない店、も、あるのです。
どの店が、性的サービスを、行っているかは、わかりません。
しかし、性的サービス、を行っていることが、警察に知られると、摘発される可能性があるので、性的サービスを行っている、メンズエステ店、は、少ないのです。
また、同じ店でも、セラピストによって、客への、サービスが違います。
セラピストによって、美人もいれば、美人でないセラピストも、います。
サービスのいい、寛容なセラピストも、いれば、ほとんどサービスの無いセラピストもいます。
一つの店には、何人かの、セラピストがいますが、どの、セラピストが、美人で、しかも、サービスがいいのかは、わかりません。
エステ店、の、HPには、セラピストの、評価、が、書かれていますが、どれも、「美しく、人なつっこい、優しい、セラピストです」
というような、評価ばかりです。
しかし、そんなものは、あてになりません。
「美しく、人なつっこい、優しい、セラピストです」、と、書かれていても、実際には、不美人で、不愛想で、サービス精神など全くない、セラピスト、など、ざらにいます。
なので、いいセラピストに、出会えるまで、ハズレ、を覚悟して、指名して、実際に、マッサージを、受けてみるしか、ないのです。
しかし、私も、メンズエステ店、に、行くようになって、いい、セラピストに、会える方法が、だんだん、わかってきました。
それは、ネットの、「エステナビ」、は、店が、作っているものではなく、第三者が、客観的に、作っているものなので、お勧めの、セラピスト、として、「エステナビ」、に、書かれている、セラピスト、は、本当に、美人、で、サービスも良い、セラピスト、であることが、多いのです。
さらに、メンズエステ店、の噂に、ついて、書かれた、サイトも、多くありますが、そこでは、どの、エステ店、では、どの、セラピスト、が、良い、とか、悪い、とかいう、書き込み、が、あって、それは、実際に、そのセラピスト、に、マッサージを受けた人が、書いているので、信用できるのです。
そこで、私は、湘南台、に、新しく出来た、メンズエステ店、「フィーリング」、に、ついて、エステ嬢、の、噂を調べてみました。
すると、イチ押し、の、セラピスト、として、「滝川ミカ」、という、セラピスト、を、見つけました。
私は、HPを、見ながら、携帯電話に、その店の、電話番号を、登録しました。
そして、携帯で、おそるおそる、「フィーリング」、に、電話をかけました。
時刻は、午後の4時です。
中国人の、エステ店、は、発信者番号非通知設定でも、構わない店も、多いのですが、日本人のエステ店、では、ほとんど全部、発信者番号通知設定、でないと、受け付けません。
なので、私は、発信者番号を通知設定、にして、かけました。
「もしもし・・・」
「はい」
女の声がしました。
「マッサージを受けたいんですが・・・」
「当店は、初めてですか?」
「はい」
「滝川ミカさんに、お願いしたいんですが・・・」
「はい。指名料は、1000円です。滝川さん、は、今日は、午後5時から、出勤です。いつ、来られますか?」
「午後5時に、お願いします」
「それでは、湘南台、の、西口に、来たら、午後4時50分に、電話を、して下さい。そこから、また、案内します。西口から、2分もかかりません」
「わかりました」
「お名前は?」
「山野、と言います」
「何分のコースにしますか?」
「120分のコースを、お願いします」
「はい。わかりました。では、今日の午後5時に、滝川ミカさん、を、120分のコースで、おとりしました」
そう言って、相手は、電話を、切りました。
私は、胸をドキドキさせながら、午後4時40分に、家を出て、車で、湘南台の西口に行きました。
午後4時50分に、湘南台の西口に着きました。
私は、また、フィーリング、に電話しました。
「もしもし・・・さっき、電話した山野ですが・・今、湘南台の西口にいます」
「では、そこから、マクドナルドの前の道を、北に進んで下さい。すぐに、6階建ての、マンション、アリーナ湘南台、が、見えてきます。その、6階の、605号室です」
私は、言われたように、マクドナルドの前の道を、北に進みましだ。
すぐに、アリーナ湘南台、が、見えてきました。
マンションの入り口は、防犯ロックが、かかっていて、入れません。
私は、また、フィーリング、に電話しました。
「もしもし・・・さっき、電話した山野ですが・・今、アリーナ湘南台、の玄関の前にいます」
「では、プッシュボタンで、605、と、押して下さい」
私は、605、と、プッシュボタンを押しました。
すると、インターホンで、合図の音が鳴りました。
「もしもし。滝川ミカ、さんに、予約した、山野ですが・・・」
すると、
「はい。どうぞ、お入り下さい」
という、声と、同時に、玄関のロックが、解除されました。
私は、アリーナ湘南台、の中に入り、エレベーターで、6階に上がり、605号室の、前に立ちました。
そして、チャイムを押しました。
ピンポーン。
部屋の中から、「はーい」、という声と共に、パタパタと、走ってくる音がしました。
カチャリ。
玄関が開きました。
きれいで、スレンダー、で、優しそうな、女性が、笑顔で現れました。
「いらっしゃいませ。どうぞ、お入り下さい」
私は、彼女が、とても、きれいな女性であることに、まず、ほっと、一安心しました。
そして、施術する部屋に、通されました。
部屋の真ん中には、布団が敷いてありました。
「では、120分の、コース、で、指名料、も、入れて、17000円です」
私は、財布から、17000円、出して、彼女に渡しました。
「では、シャワーを浴びて下さい」
「家を出る前に、シャワーは、浴びました」
「では、着ている物を、全部、脱いで、うつ伏せ、に、なって下さい」
私は、相模大塚の、「康楽」、同様に、紙パンツを、履かなくてもいい、ことを、知れて、小躍りして、喜びました。
私は、服を全部、脱いで、裸になり、布団の上に、うつ伏せになりました。
「では、マッサージをします。どこか、凝っている所は、ありますか?」
「全身を、お願いします」
「わかりました」
そう言って、彼女は、裸の私に、バスタオルを、かけて、指圧し始めました。
彼女は、小柄で、細身なのに、マッサージは、上手でした。
私は、彼女に、身を任せました。
しばしすると、彼女は、
「では、パウダーマッサージをします」
と言って、彼女は、私の背にかかっていた、バスタオルの、尻から下を、めくり上げました。
丸出しの、尻が、彼女に、丸見えになりました。
「寒くないですか?」
彼女が聞きました。
「いいえ」
バスタオルを、全部、取り去られて、全裸になるよりも、背中には、タオルが、かかっている方が、まるで、上着は脱がされて、下半身だけ、脱がされて、尻を出しているようで、頭隠して、尻隠さず、の、辱められている、SМ写真の女のように、恥ずかしいものです。
彼女にとっては、背中が、寒くならないように、との、配慮ですが、私は、尻だけ、めくられている、みじめな自分の姿になっていることに、被虐の快感が、起こってきました。
彼女は、尻、や、脚、に、パウダーをふりかけました。
そして、指先を立てて、触れるか、触れないか、の、ほんのわずかの、フェザータッチで、私の、尻、や、脚、や、足の裏、を、指先を立てて、なぞっていきました。
それは、くすぐったくて、やりきれない、もどかしい、快感でした。
私は、きれいな女の人に、虐められているようで、
「ああー」
と、被虐の快感に、声を上げました。
彼女のパウダーマッサージは、ものすごく、上手でした。
彼女は、私の足を、大きく開いて、私の尻の前に座りました。
足を開かされて、私の、尻の割れ目、が、パックリと、開きました。
そして、彼女は、尻の割れ目、を、スー、と、なぞり出しました。
尻の割れ目、を、見られていることと、尻の割れ目、を、なぞられている、被虐の快感が、私に、激しく起りました。
彼女は、美人で、しかも、サービス旺盛な女性だと知りました。
しばし、私は、彼女の、責めに、身を任せていましたが、もっと、虐めて欲しくて、うつ伏せの、膝を立て、尻を上げました。
モッコリと、尻が上がって、尻の割れ目、も、勃起した、おちんちん、も、金玉、も、丸見えになりました。
彼女は、何も言いませんでした。
何も言わなくても、私が、して欲しい、要求を、理解していました。
彼女は、両手を、股間から、差し入れて、私の、鼠径部を、触り出しました。
そして、金玉、を、揉んだり、勃起した、おちんちん、を、握って、ゆっくりと、しごき出しました。
「ああー」
私は、被虐の快感に、声を上げました。
彼女は、お尻の穴に、ローション、を、塗って、指を入れようとしました。
私の、金玉には、もう十分に、精液が造成されて、貯蔵されているので、このまま、尻の穴、を、刺激されながら、おちんちん、を、しごかれては、射精してしまうでしょう。
しかし、私は、彼女の、サービス精神が、旺盛なので、すぐには、出さず、もっと、楽しみたいと、思いました。
それで、私は、
「仰向けになってもいいですか?」
と、聞きました。
「ええ。じゃあ、仰向けになりましょうか」
と、優しく言いました。
私は、四つん這いの、姿勢から、仰向けに、なりました。
私は、今までの、続きを、求めるように、仰向けで、カエルのように、膝を曲げ、下肢を、折り畳み、そして、大きく、股を開いて、おちんちん、と、お尻の穴、が、彼女に、見えるようにしました。
彼女は、私の尻の前に座って、さっきの、続きを始めました。
ローションを、おちんちん、に、たっぷり、塗りつけて、尻の割れ目、を、なぞりながら、おちんちん、を、しごき出しました。
仰向けになった方が、彼女の、美しい顔、や、彼女が、おちんちん、を、しごいているのが、見えますから、四つん這い、より、いいのです。
(ああ。オレは、今、こんな、きれいな人に、虐められている。彼女のオモチャになっている)
と、思うと、被虐の快感が、いっそう、激しくなりました。
(いじめて。もっと、いじめて)
と、私は、心の中で、叫びました。
私は、もっと、激しい、欲求を、彼女に求めたくなりました。
彼女に、何を注文しても、聞いてくれると思ったからです。
「滝川さん」
「はい」
「僕の左横に来て下さい」
「はい」
彼女は、私の、左横に正座して座りました。
滝川さんは、私の、左横から、今までと、同じように、おちんちん、を、しごきながら、尻の割れ目、や、尻の穴、を、刺激しました。
横になって、嬉しかったことは、滝川さんの顔を、間近で見ることが、出来ることです。
「滝川さん」
「はい」
「僕の、上半身も、くすぐって下さい」
「はい」
そう言うと、彼女は、右手で、私の、脇の下、脇腹、首筋、をくすぐったり、乳首を、つまんだり、しました。
女の乳首は、興奮すると、勃起して、大きくなりますが、男の乳首も、刺激されると、小さいけれど、勃起します。
滝川さんは、右手で、私の、乳首、や、脇腹、を、くすぐって、左手で、おちんちん、を、しごきました。
私は、こんな、きれいな、女性に、オモチャにされていることに、興奮して、激しく、勃起してきました。
私は、性欲においては、SМ的なものにしか、興奮できません。
なので、SМ写真集を、たくさん、持っていました。
私は、裸にされて、縛られて、男たちに、弄ばされている、女の写真に、激しく興奮します。
私は、その写真の女を見ていると、だんだん、その女に、感情移入していって、その女になって、男たちに、弄ばされたい、欲求が、つのっていきます。
SМ絵師の描いた、SМの絵も、好きで、いくつも、持っていました。
もちろん、写真の方が、実物で、リアルなので、圧倒的に、絵より、写真の方に、興奮します。
しかし、あるSМ絵師の描いた一枚の絵は、写真、以上に、興奮させられました。
それは、山崎無平、という、SМ絵師の描いた、一枚のSМ絵画です。
それは、「俎上の鯉」、という題で、若い美しい女が、丸裸にされて、大きな、机の上に、大の字に、縛られて、四人の、男たちに、弄ばされている、絵でした。
まさに、「俎上の鯉」、の、題通り、女が、まな板の上に、乗せられて、まさに、料理されている、絵でした。
女は、手足を、机の四つの脚に、縛られているので、乳房も、性器も、体全部をさらけ出して、観念しきっています。
というより、女は、目をつぶって、口を、半開きにして、手足を縛られて、身動きのとれない、裸を、男たちに、見られ、弄ばれている、ことに対して、(もう、どうとでも、好きなようにして)、と、被虐の快感に浸っているのです。
それは、山崎無平氏の、見事な、筆致によって、まるで、生きている女のように、絵から、その感情が、わかるほど、伝わってくるのです。
私は、その絵の女に、感情移入して、被虐の快感に浸ることが、よくありました。
今、まさに、こうして、服を着た、滝川ミカさん、の前で、丸裸を晒し、尻も、おちんちん、も、乳首も、全てを晒して、全てを見られ、弄ばれている、ことに、私は、山崎無平氏の、SМ絵画、「俎上の鯉」、の、女になりきっていました。
(もっと虐めて。もっと虐めて)
と、私は、心の中で叫びました。
滝川ミカさん、は、サド、では、ありませんが、私が、弄ばれて、興奮している、のを、悪戯っぽく、楽しんでいる、のは、明らかに、わかりました。
私の右には、滝川さんが、正座して、座っていますから、私は、左手で、そっと、彼女の、足に触れました。
彼女は、何も言いませんでした。
私は、マッサージするように、滝川さんの、足の土踏まず、を、指圧しました。
そして、アキレス腱、を、押したり、脹脛、を、触りました。
さらに、彼女の、お尻も、触りました。
もちろん、パンツの上からです。
彼女は、おちんちん、に、ローションを、塗り、さかんに、片手で、おちんちん、を、扱きながら、片手で、お尻の穴、を、なぞったり、乳首、を、つまんだり、と、悪戯っぽく、私を刺激します。
私の、金玉に、精液が大量に、造成され、貯蔵されていくのを、私は、感じました。
とうとう、私の、我慢の限界がやってきました。
「ああー。で、出るー」
私は、大きな声で、そう叫びながら、射精しました。
大量の白濁した精液が、勢いよく、放出されました。
滝川さんは、
「いっぱい出ましたね。ちょっと、待っていて下さい」
と言って、部屋から出て、ティシュペーパー、と、濡れタオル、を持ってきました。
そして、私のおちんちん、や、腹の上に、飛び散った、精液を、ふきとりました。
「今度は、何をしましょうか?」
滝川さんが、聞いてきました。
「何でもいいです」
と、私は答えました。
「じゃあ、ヘッドマッサージをしましょうか?」
「はい」
滝川さん、は、仰向けの私に、バスタオルを、かけ、私の頭の上方に正座して、ヘッドマッサージ、を始めました。
滝川さん、のヘッドマッサージは、とても、気持ちがいいものでした。
私は、両手を、頭の上に伸ばして、滝川さん、の、太腿を触りました。
他の男のように、いやらしく、ではなく、優しく、撫でるように。
私は、滝川さん、が、どんな境遇の人なのか、知りたくて、話しかけました。
もちろん、女性に、年齢は、聞けませんが、30代であることは、間違いありません。
「結婚していますか?」
「ええ」
滝川さん、ほどの、美人で、優しい性格なら、世の男が、ほっておくはずは、ありません。
「子供はいますか?」
「え、ええ」
普通、女は、子供がいても、「いる」、と、ハッキリとは、言えませんが、滝川さん、は、ウソをつくことの出来ない、誠実で、正直な性格なので、答えました。
「男の子ですか。女の子ですか?」
「女の子です」
「どこに住んでいるのですか?」
と、私は、聞きましたが、さずかに、その質問には、答えてくれませんでした。
しかし、私の方は、
「僕は、湘南台の東口に、住んでいます。なので、ここには、10分で来れます」
と、言いました。
「山野さんの、お仕事は何ですか?」
「医者です。でも、小説を書いていて、浅野浩二、という、ペンネーム、で、小説を、HPに、アップしています。よかったら、ネットで、読んでみて下さい」
そう言って、私は、家で、「浅野浩二」、と書いた、メモを、バッグから、取り出して、滝川さん、に、渡しました。
「はい。読んでみます」
その他、少し、話していましたが、時間が、きてしまいました。
「じゃあ、そろそろ、終わりです。シャワーを浴びて下さい」
滝川さん、が、言いました。
彼女は、私の手を曳いて、風呂場に、連れていきました。
風呂場には、スポンジ、と、ボディーソープ、が、ありましたので、私は、スポンジに、ボディーソープを含ませ、全身についているオイルを洗い流しました。
脱衣場は、すりガラスだったので、脱衣場に、私が、出ると、彼女が入ってきて、私の体を、ふいてくれました。
別に、自分でも、ふけますが、そして、自分で、ふいた方が、手っ取り早いのですが、滝川さん、のサービスを、受けたかったので、彼女に、ふいてもらいました。
部屋に戻ると、私は、着てきた、服を着ました。
彼女は、次の客の用意のために、私が、シャワーを浴びている間に、散らかったバスタオルを、整えて、いました。
「はい。どうぞ」
彼女は、私に、麦茶を、渡してくれました。
私は、それを、一気に、全部、飲み干しました。
「滝川さん、好きです」
私は、マッサージ中も、その言葉は、何度も、言っていましたが、あらためて、彼女を見つめながら、ことさら、言いました。
しかし、彼女は、そう言われても、照れる様子も見せません。
彼女ほどの美人は、今までに、何度も、多くの男に、そのセリフを言われているので、慣れてしまって、いるのでしょう。
「また来ます」
私は、そう言いました。
彼女は、玄関まで、私についてきて、くれました。
「また来ます。どうも、ありがとう」
と言うと、彼女も、
「また来てくださいね」
と、ニコッと、笑って、小さく、手を振って、私を見送ってくれました。
私は、車で、家に帰りました。
私は、相模大野の、エステ店、以来、久しぶりに、いい女性を、見つけることが、出来て、最高の喜びを感じていました。
サービスも、いい上に、絶世の美人です。
20代前半の未婚の女は、まだ、男を知りませんから、男に対して、警戒心を持っている、女が多く、サービスも、悪い上に、触られることを、極度に嫌がる、セラピストもいるのです。
しかし、人妻で、しかも、子供まで、いる女は、男というものを、厭きるほど、知っているので、サービスもいいし、体も、少しくらいなら、触らせてくれるのです。
男のあつかい、に、慣れているのです。
しかも、彼女は、子供を産んでも、体形が全く崩れていません。
子供を産んでいる、とは、思えないほど、華奢で、スレンダーな、体形です。
こういう人は、生活がだらけていない、摂生のある、規則正しい生活をしている、からでしょう。
私は、結婚して、ずっと、一人の女と、一緒にいたい、とは、思いませんが、いつでも、会える、素敵な、女性の存在が、必要なのです。
それは、お金を払っての、ビジネスでの、付き合い、でも、構わないのです。
いっつも、その人に、会っていたいとは、思いません。
2週間に、1度、くらいで、十分なのです。
私の、生きがい、は、小説を書くこと、が、全てですから、むしろ、誰にも拘束されずに、自由な時間を持てることの方が、気が楽なのです。
しかし、そうはいっても、世の男、や、女は、みな、恋人を持って、男女の付き合いをしてます。
やはり、そういう、世の、男、や、女、を、見たり、想像したり、すると、嫉妬します。
なので、いつでも、会える、女性の存在が、必要なのです。
いつでも、会える、という、安心感が、あれば、それで、満足なのです。
男が女を求めるのは、本能的なものです。
そもそも、男は、女の体内から、生まれてきたのです。
女は、妊娠、および、分娩の時、つらい思いをして、子供を、産みますから、子供に対する、愛情の深さは、父親より、母親の方が、圧倒的に上です。
男は、みな、つらい時、苦しい時に、母親の胎内に戻りたい、という、子宮回顧の願望を持っているのです。
特攻隊員は、敵艦に突っ込む時、決して、「天皇陛下万歳」、などと言ったり、しません。
もちろん、「天皇陛下万歳」、と、叫んで、敵艦に突っ込んだ、特攻隊員は、多くいます。
しかし、それは、彼らの本心では、決してありません。
特攻隊員が、敵艦に、突っ込んで、まさに、死の恐怖を、実感した時、彼らは、みな、「お母さーん」、と、叫ぶのです。
私は、滝川ミカさん、という、心の拠り所を見つけて、安心して、小説創作に、打ち込むことが、出来ました。
そして、小説の創作も、はかどりました。
しかし、日が経つにつれ、また、滝川ミカさん、に、会いたい欲求が、つのってきました。
滝川ミカさん、が、いつまで、「フィーリング」、のセラピスト、を、続けるのかは、わからないのです。
メンズエステ店、の、セラピスト、は、入れ替え、が、結構、多くて、セラピストが、いきなり、いなくなってしまって、新しいセラピストが、入る、ことは、よくあることなのです。
セラピストは、お金を稼ぐために、メンズエステ、で、働いているので、あって、神奈川県には、より良い、エステ店など、いくらでも、あります。
一度、メンズエステ店で、儲ける、うま味を知った、女性が、時給1000円の、コンビニ店員の、仕事をする気には、なれないでしょう。
彼女らは、客から、受けとる、料金の、6割り、くらいを、もらうので、120分、指名料込みで、17000円、稼いだら、2時間で、6000円、稼いでいることになります。
2時間で、6000円の給料の仕事の喜び、を、味わった、人は、時給、1000円の、仕事など、する気には、なれないでしょう。
しかし、エステ店が、家に近かったり、時給が良かったりと、もっと、条件が良いメンズエステ店が、出来て、店を変えることは、あるのです。
それと、美人でない、不美人な子が、新人として、店に入ると、客としては、新人は、どんな子だろうと、興味本位から、入ってみることが、多いのです。
それを、不美人の子は、逆手にとって、新人として、あるメンズエステ店に入って、稼げるだけ、稼いで、悪い評判が、ネットに、書かれて、客の入り、が、悪くなった頃に、やめて、別の、エステ店に、別の源氏名で、入る、ということを、繰り返している、渡り鳥、のような人もいるのです。
滝川ミカさん、は、滅多に、出会えない、美人、で、しかも、サービスもいい、セラピストですが、より条件のいい店に、鞍替えしてしまう、可能性は、あるのです。
そして、別の店では、源氏名を変えますから、もう、探し出すことは、出来ません。
私は、そんな、不安に襲われ出しました。
それで、2週間、くらい、経った、ある日、の午前11時に、私は、また、「フィーリング」、に、電話しました。
「もしもし・・・・」
「はい。フィーリングです」
店のオーナーが、出ました。
「マッサージを受けたいのですが・・・」
「フィーリングに、来たことは、ありますか?」
「はい。あります」
「滝川ミカさん、に、お願いしたいのですが・・・」
「滝川さんに、以前、入ったことは、ありますか?」
「はい。あります」
「滝川さんは、今日は、夕方の5時から、出勤ですが・・・」
「では、今日の、5時に、予約をお願いします」
「わかりました。お名前を、お願いします」
「山野、と言います」
「わかりました。では、4時50分に、確認の電話をお願いします」
「はい。わかりました」
そう言って、私は、電話を切りました。
(ああ。会える。憧れの、滝川ミカさん、に、会える)
と、思うと、その日は、興奮して、とても、小説など、書けませんでした。
滝川ミカさん、は、私の、憧れの、女性であると、同時に、私の、性欲の発散をする、貴重な機会でした。
私は、布団の上に腹ばいになって、パソコンを、開いて、デスクトップの上に置いてある、SМ写真の、フォルダーを、開けて、見たり、山崎無平氏の、「俎上の鯉」、の、絵を見たり、また、SМのエロ動画を見たりして、性欲の興奮を、高めようと、しました。
実際、そういうものを、見ることで、性欲の興奮は、高まるのです。
そして、私は、風呂に入って、体を洗い、陰毛を、丁寧に、全部、剃りました。
女は、大人でも、恥毛を、剃って、割れ目が、くっきり見えている、パイパン(無毛)、の方が、陰毛があるより、はるかに、エロチックです。
特に、股縄をされた女は、無毛であることが、絶対条件です。
なぜなら、股縄は、尻の割れ目、から、性器の、割れ目、まで、女の恥ずかしい、股間を、麻縄で、縛り上げますが、股縄をされた女は、どのような、ポーズをとっても、股間の、恥ずかしい部分は、股縄によって、ギリギリ、隠されます。
もう、ほとんど、裸体が、全部、見えているのに、股間だけは、ギリギリ、見えない、という、それが、一層、女を辱めているのです。
男は、おちんちん、という、突起物があるので、股縄は、出来ませんが、女にしてみれば、男の裸を見る時、恥毛が、ゴワゴワしているより、毛が無くて、スッキリしている方が、見ていて、すっきりするでしょうし、また、おちんちん、を、しごく時、しごきやすいでしょう。
私は、恥毛を剃って、布団の中で、エッチな、写真、や、動画を見て、性欲の興奮を高めていきました。
5時が、近づくにつれ、私の興奮も高まっていきました。
(ああ。もうすぐ、滝川ミカさん、会える)
4時40分になったので、私は、家を出ました。
山崎無平の、「俎上の鯉」、の、絵、や、SМ写真を、プリンターで、プリントした、写真を、数枚、バッグの中に、持っていきました。
そして、ちょうど、4時50分に、アリーナ湘南台、の横の駐車場に着きました。
私は、車を駐車場に入れ、「フィーリング」、に電話しました。
「もしもし・・・5時に、滝川ミカさん、に、予約した、山野ですが・・・」
「はい。5時から、滝川ミカさん、に予約の山野さん、ですね。今、どこに、いますか?」
「アリーナ湘南台、の横の駐車場にいます」
「わかりました。それでは、605号室と、押して下さい」
私は、車をロックして、アリーナ湘南台、の玄関に入りました。
私は、605、と、ボタンを押しました。
すると、通話できる状態になりました。
「もしもし。滝川ミカ、さんに、予約した、山野ですが・・・」
すると、
「はい。どうぞ、お入り下さい」
という、滝川さん、の声と、同時に、玄関のロックが、解除されました。
私は、エレベーターで、6階に上がり、605号室の、前に立ちました。
そして、チャイムを押しました。
ピンポーン。
部屋の中から、「はーい」、という声と共に、パタパタと、走ってくる音がしました。
カチャリ。
玄関が開きました。
滝川ミカさん、が、笑顔で、出迎えてくれました。
「こんにちは」
「いらっしゃいませ。どうぞ、お入り下さい」
私は、マッサージを、施術する部屋に、通されました。
以前と、同じ部屋です。
私が、彼女を、心待ちしていたように、彼女も、5時から、私に会うことを、知っているのです。
私は、興奮で、ガチガチでしたが、彼女は、どういう気持ちで、私を待っていたのかは、わかりません。
「お久しぶりですね」
彼女が、嬉しそうに言いました。
私は、切ない表情をして、
「ああ。滝川さん。この前いらい、ずっと、滝川さん、の、ことを、思っていました」
と、私は、切ない胸の内を、正直に、告白しました。
彼女は、ふふふ、と、笑って、それに対しては、答えませんでした。
私は、彼女に熱烈に恋していますが、彼女にとっては、私は、多くの客の一人なのでしょう。
しかし、彼女の嬉しそうな、態度を見ると、私を嫌っていない、ことは、わかります。
むしろ、好意を持っていてくれる、ようです。
私は、すぐに、運動用の、シャツ、と、単パン、を、脱ぎました。
私は、パンツは、履いてきませんでした。
一方、彼女は、超ミニスカートに、薄い、ブラウス、とはいえ、彼女は、服を着ています。
私は、服を着ている、彼女の前で、おちんちん、の、毛を剃った丸裸を、見られて、さっそく、マゾの快感が起こってきました。
彼女には、SМの趣味は、感じられず、無いと、思いますが、悪戯心は、あり、男の気持ち、は、知っているのです。
部屋の真ん中には、布団が敷いてあります。
「では、120分の、コース、で、指名料、も、入れて、17000円です」
私は、財布から、17000円、出して、彼女に渡しました。
「シャワーは、どうしますか?」
「シャワーは、家で浴びてきました」
「では、布団の上に、うつ伏せ、に、なって下さい」
私は、布団の上に、うつ伏せ、になりました。
彼女は、私の背中に、バスタオルを、かけました。
私が、彼女に、会いに来た目的は、もちろん、彼女に、裸を見られ、彼女に弄ばれて、マゾの快感を、得るためですが、いきなり、「それをして」、とは、言えませんでした、し、また、最初は、少し、彼女の、マッサージを受けたかったのです。
というのは、男女のセックスでも、そうですが、最初は、服を着たまま、お互い、抱き合い、触り合い、だんだん、服を、脱がしていって、裸になる、という、順序を、踏むことに、男も女も、興奮するからです。
彼女は、バスタオルの上から、私の体を、指圧しました。
そして、体重を乗せて、私の体を指圧し、肩、や、背中、を指圧するために、彼女は、私の、背中に、馬乗りに、乗りました。
私は、言いようのない、快感を感じていました。
というのは、私の背中に、馬乗りになったことで、彼女の体重が、私の背中に、かかり、彼女の、お尻の、感触、や、股間、の感触、が、背中に伝わってきたからです。
人間の触覚は、手だけでは、ありません。
人間の触覚は、体中にありますから、女性と、体が、触れていれば、そこで、女性の、体の感覚を、感じることが、出来ます。
滝川さん、は、お尻までは、触らせてくれませんが、こうして、背中に、馬乗りにされていると、彼女の、お尻、や、股間、の、感触、を、十分、楽しむことが、出来ました。
また、彼女に、馬乗りにされていることで、あたかも、彼女に、虐められているようで、それも、私の被虐心を、刺激しました。
しばし、彼女は、私の、背中に馬乗りになって、肩、や、背中、を、揉んでいましたが、私が、私が、
「そろそろ、パウダーマッサージを、お願いします」
と言うと、彼女は、
「はい。わかりました」
と言って、私の背中から、降りました。
そして、前回と同じように、彼女は、私の背にかかっていた、バスタオルの、尻から下を、めくり上げました。
丸出しの、尻が、彼女に、丸見えになりました。
全裸ではなく、肩、や、背中、は、バスタオルで、隠されているのに、尻、だけ、晒しているというのは、全裸以上に、恥ずかしいものです。
SМ写真では、女の羞恥心を、ことさら、煽るため、ブラウス、や、ブラジャー、は、着けたままにして、下半身だけ、スカート、も、パンティー、も、全部、脱がされて、丸裸にされている、という、写真が多いのです。
女は、(こんなことなら、いっそ、全部、脱がして)、と、やけになって、言いたいでしょうが、それを言うことも、出来ず、中途半端な、みじめな、姿のまま、じっと、我慢するしかないのです。
しかし、その、どうしようもない、みじめさが、マゾの女にとっては、被虐の快感でもあるのです。
私も、彼女らと、同じように、頭隠して尻隠さず、の、みじめな、姿を、晒していることに、被虐の快感を感じていました。
彼女は、尻、や、脚、に、パウダーをふりかけました。
そして、指先を立てて、触れるか、触れないか、の、ほんのわずかの、タッチで、私の、尻、や、脚、足の裏、を、なぞっていきました。
くすぐったくて、やりきれない、もどかしい、快感でした。
私は、きれいな女の人に、虐めれて、
「ああー」
と、私は、被虐の快感に、声を上げました。
彼女のパウダーマッサージの技術は、ものすごく、上手でした。
彼女は、私の足を大きく開いて、尻の前に座りました。
足を大きく開かされて、私の、尻の割れ目、が、パックリと、開きました。
そして、彼女は、尻の割れ目、を、スー、と、なぞり出しました。
尻の割れ目、を、見られていることと、尻の割れ目、を、なぞられている、被虐の快感が、私に、激しく起こりました。
しばし、私は、彼女の、責めに、身を任せていましたが、もっと、虐めて欲しくて、うつ伏せの、膝を立て、尻を上げました。
モッコリと、尻が上がって、尻の割れ目、も、勃起した、おちんちん、も、金玉、も、丸見えになりました。
そして、彼女は、この態勢の私の、尻の割れ目、を、スー、と、なぞったり、尻の穴、を、ツンツン、突いたりしました。
そして、彼女は、両手を、股間から、差し入れて、私の、鼠径部を、触り出しました。
そして、金玉、を、掌に包んで揉んだり、勃起した、おちんちん、を、握って、ゆっくりと、しごき出しました。
「ああー」
私は、被虐の快感に、声を上げました。
彼女は、お尻の穴に、ローション、を、たっぷり、塗って、指を入れようとしました。
前回は、滝川さん、ほどの、きれいな人に、汚い尻の穴、を、入れられることは、申し訳ないと思っていたので、私は、尻の穴、は、キュッ、と閉じていました。
しかし、滝川さん、は、男のあつかいに、慣れているので、男の、尻の穴、に、指を入れる、前立腺マッサージ、を、きたない、とは、思っていないのでしょう。
私は、肛門の力を緩めました。
すると、滝川さん、の、指が、スポッ、と、私の、尻の穴、に、入ってきました。
いったん、尻の穴、に、入ってしまった指は、もう、抜けません。
尻の穴、の、肛門括約筋が、指をしめつけるだけです。
彼女は、私の、尻の穴、に、指を入れたまま、勃起した、おちんちん、を、握って、ゆっくりと、しごき出しました。
「ああー」
私は、(もっと、虐めて。もっと、虐めて)、と、被虐の叫びを、心の中で、叫びました。
私の、おちんちん、は、ビンビン、に、勃起しています。
私は、射精しそうになる予感を感じました。
しかし、この態勢で、射精してしまうのは、もったいなく、私は、
「滝川さん」
と、哀れな声を出しました。
「何ですか?山野さん」
滝川さん、が、聞きました。
「仰向けでお願いします」
「はい。わかりました」
私は、体を反転して、仰向けになりました。
「滝川さん」
「はい」
「この前のように、僕の左横に来て下さい」
「はい」
滝川さん、は、私の要求は、何でも聞いてくれる、寛容な人でした。
私は、今までの、続きを、求めるように、仰向けで、カエルのように、膝を曲げ、下肢を、折り畳んで、そして、大きく、股を開いて、おちんちん、と、お尻の穴、が、彼女に、見えるようにしました。
彼女は、私の、左横に正座して座りました。
そして、彼女は、さっきの、続きを始めました。
ローションを、おちんちん、に、たっぷり、塗りつけて、尻の割れ目、を、なぞりながら、おちんちん、を、しごき出しました。
彼女は、仰向けになった、私の、脇の下、や、脇腹、や、首筋、を、左手で、くすぐったり、乳首を、つまんだり、しました。
私の乳首は、彼女に、コリコリと、つままれて、勃起しました。
私は、女になったような、気分でした。
私は、山崎無平の、「俎上の鯉」、の女に、なりきっていました。
(もっと虐めて。もっと虐めて)、と、私は、心の中で、被虐の、雄叫びを上げました。
滝川さんは、右手で、また、私の、お尻の穴、に、ローションを塗り、お尻の穴、に、指を入れようとしてきました。
私は、滝川さん、の、肛門責めに、抵抗することなく、力を抜いて、受け入れました。
すると、スポッ、と、尻の穴、に、滝川さん、の、指が入りました。
いったん、入った指は、私の意志と関係なく、肛門括約筋が、ギュッ、と、絞めつけて、放しません。
私は、女になったような、気分でした。
男が、女の膣に、指を入れると、膣は、男の指を絞めつけます。
しかし、膣は、元々、男の性器を、受け入れるように、出来ていますので、絞めつける力は、そう、強くありません。
しかし、肛門は、いつも、しっかり、締まっておくのが、その役割ですから、指を入れられると、膣以上に、入った指を、絞めつけます。
彼女は、サービス精神が旺盛であると、同時に、男を、興奮させて、その反応を見て、楽しむ、悪戯っぽい、性格も、あります。
彼女は、私の、勃起した、おちんちん、に、ローションを、塗り、指を、尻の穴、に入れて、尻の穴、を、責めながら、おちんちん、を、しごき出しました。
私は、金玉に、精液が大量に、造成され、貯蔵されていくのを、私は、感じました。
とうとう、私の、我慢の限界がやってきました。
「ああー。で、出るー」
私は、大きな声で、そう叫びながら、射精しました。
大量の白濁した精液が、勢いよく、放出されました。
滝川さんは、
「いっぱい出ましたね。ちょっと、待っていて下さい」
と言って、部屋から出て、ティシュペーパー、と、濡れタオル、を持ってきました。
そして、私のおちんちん、や、腹の上に、飛び散った、精液を、ふきとりました。
私は、山崎無平の、「俎上の鯉」、の女になれた、歓喜に浸っていました。
その後は、前回と、同じように、ヘッドマッサージをしてもらいました。
滝川さん、は、仰向けの私に、バスタオルを、かけ、私の頭の上方に座り、ヘッドマッサージ、を始めました。
射精した後の、滝川さん、のヘッドマッサージは、とても、気持ちがいいものでした。
私は、両手を、伸ばして、滝川さん、の、太腿を触りました。
私は、滝川さん、の、太腿を触りながら、彼女と、話しました。
「滝川さん。僕のホームページ、見ましたか?」
「あっ。ごめんなさい。見ていません」
私は、少し、ガッカリしました。
私は、滝川さん、と、話したかったのですが、私と、滝川さん、は、趣味、も、関心事、も、共通するものが、全くありませんでした。
滝川さん、は、好きな作家など、いなくて、小説など、全く、読まない人なので、小説の話を、しても、全く通じませんでした。
彼女は、芥川龍之介の、「蜘蛛の糸」、も、「杜子春」、も、知りませんでした。
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」、などは、児童用に書かれた、お話で、幼児用の絵本にも、なってます。
これくらいは、もう、日本では、常識です。
彼女は、小学校、中学校、高校、は、出ているので、国語の授業で、芥川龍之介の、「蜘蛛の糸」、の、話を、読む機会は、あったはずです。
彼女は、真面目な性格なので、学校の授業は、ちゃんと、受けていた、でしょうが、学科の勉強には、興味が、全く起こらなかったのでしょう。
私は、それでも、一応、持ってきた、昔、自費出版した、「女生徒、カチカチ山と十六の短編」、の単行本を、バッグから出して、彼女に、渡しました。
「これ。僕が、書いたんです。あげますから、よかったら、読んで下さい」
と、言って、彼女に渡しました。
「ありがとうございます。ぜひ、読んでみます」
と言って、彼女は、受けとりました。
知り合った人が書いた本、となれば、興味本位で、読んでくれるのでは、ないか、と、私は、一抹の期待をかけました。
「滝川さん」
「はい」
「滝川さんの、下着、売ってくれませんか?」
私は、勇気を出して、言いました。
私は、彼女が、人妻であっても、惚れ込んでいましたので、彼女の、下着を、私の、宝物として、欲しかったのです。すると、彼女は、
「だーめ。だめ、だめ。そんなことしない。昔は、そんな事したことも、あったけど・・・」
と、言下に断りました。
断られたのは、残念ですが、滝川さん、ほどの、真面目な人でも、少女の頃は、下着を、売ったことも、あると、聞いて、以外でした。
やはり、おこずかい、が、少なくて、欲しい物が、買えないと、真面目な少女でも、そういうことも、するものなのだな、と、思い知らされました。
「山野さん。自炊してますか?」
「していません。外食、か、コンビニ弁当だけ、です」
そして、私は、滝川さん、に聞きました。
「滝川さん、は、どんな料理を作るのですか?」
「リゾット、って、簡単につくれますよ。山野さん、も、作ってみては、いかがでしょうか?」
滝川さん、が、自炊をしない、私のことを、思って、提案してくれました。
私は、
「わかりました。作ってみます」
と、答えました。
しかし、私は、自炊など、面倒くさくて、時間の無駄、としか、思っていないので、「作ってみます」、とは、言ったものの、心の中では、つくる気は、全く、ありませんでした。
人間、どうしても、自分の興味のないことには、無関心になってしまうものです。
そうすると、おそらく、彼女も、私の渡した、「女生徒、カチカチ山と十六の短編」、の単行本も、読んでくれない、可能性が、高いでしょう。
その他、彼女と、色々なことを、雑談しました。
彼女の、ヘッドマッサージを受けながら、少し、話していましたが、時間が、きてしまいました。
「じゃあ、そろそろ、終わりです。シャワーを浴びて下さい」
滝川さん、が、言いました。
「いえ。シャワーは、いいです」
私は、少しでも長く、美しい彼女を見ていたく、出来れば網膜に焼きつけたいほどに思っていたので、シャワーは、家で浴びようと思いました。
彼女は、私に、麦茶を渡してくれました。
私は、麦茶を飲みながら、
「また来ます。どうも、ありがとう」
と、私は言いました。
彼女は、ニコッ、と、笑いました。
「また来てくださいね」
彼女も、嬉しそうに、玄関まで、ついてきてくれて、手をふって、私を見送ってくれました。
私は、車で、家にもどりました。
私は、布団の中で、滝川さん、に、された、心地いい一時の余韻に浸っていました。
私は、憧れの、女性、であり、最高に性欲を満たしてくれる、滝川さん、の、存在に感謝しました。
「私には、滝川さん、という、いつでも会える、素晴らしい女性がいる」
と思うと、安心できました。
そして、私は、毎日、小説を書きました。
安心して、書けました。
滝川さん、という、いつでも会える、安全弁があるからです。
小説を書いている人間は、みな、小説創作至上主義、だと私は思います。
少なくとも、私は、そうです。
芥川龍之介は、よく、「芸術至上主義」、と、言われています。
実際、芥川龍之介は、「芸術至上主義者」、でした。
しかし、これは、何も特別なことではなく、本気で、何かに、打ち込んでいる人は、みな、そうでしょう。
プロ野球選手は、「プロ野球」、のみが、自分にとっての、唯一絶対の、価値観でしょうし、作曲家にとっては、「曲づくり」、が、唯一絶対の、価値観でしょう。
彼らは、みな、
「オレから野球をとったら何も残らない」
「オレから曲づくりをとったら何も残らない」
と、思っています。
それと、同じで、小説を書いている人間も、
「オレから小説を書くこと、をとったら何も残らない」
と思っているのです。
ですから、小説を書いている人間は、小説を書いてさえ、いれば、満足なのです。
小説家は、世間の人間が、楽しんでいる、現実の喜び、たとえば、
「素敵な恋人ができた」、「海外旅行に行った」、「美味い料理を食った」、「応援している、プロ野球の球団が優勝した」
などの、ことは、「最高に満足できる、いい小説が書けた」、ことの喜びに、比べたら、どうでもいいこと、なのです。
つまり、小説家とは、世間をよく観察していますが、あくまで、観照者の立場であり、世捨て人、であり、小説を書くこと以外の事は、人生の残渣なのです。
恋人がいなくても、街で、仲睦まじそうにしている、男女を見ても、「ふん。オレは、小説の中で、素晴らしい、素敵な、男女を、作り出せるぞ」、と、思っているのです。
そんな、私でしたが、滝川さん、ほどの、素晴らしい女性に対しては、その信念が、ぐらついてしまいました。
「ああ。滝川さん、に、会いたい。こんな、機会は、人生で、もう二度と来ないだろう。滝川さん、は、いつまで、フィーリング、で、セラピストをするのだろう?」
と、私は、思いました。
そのため、小説を書きながらも、日が経つにつれ、滝川さん、に、会いたい、欲求が、つのっていって、2週間に1度、くらいは、フィーリング、に、滝川さん、に、会いに行きました。
フィーリング、に、行く前に、私は、エッチな、SM写真、や、SМ動画、山崎無平の、「俎上の鯉」、の絵を見て、性的興奮を、うんと、高めて行きました。
滝川さん、は、チャイムを、押すと、ニコッ、と、笑って、笑顔で迎えてくれました。
そして、私は、「俎上の鯉」、となって、滝川さん、に、虐めてもらい、被虐の快感に、最高の満足を感じていました。
私が、
「滝川さん。いつまで、フィーリング、にいますか?」
と、聞くと、彼女は、
「当分、続けます」
と言いました。
私は、それを、聞いて、安心しました。
そんなことで、私は、毎日、小説を書きながら、2週間に1度、くらいの、割り合いで、滝川さん、に、会う、という、生活をしていました。
そんな生活が、1年、ほど、続きました。
しかし、1年ほどして、フィーリング、に、行った時、ある時、滝川さん、は、
「引っ越すので、近く辞めます」
と言いました。
それを聞いた時は、ショックでした。
しかし、私に、彼女を、フィーリング、に、つなぎとめておく権利など、ありません。
こうして、滝川さん、は、フィーリング、を、辞めていきました。
これは、私にとって、とても、残念でした。
しかし、仕方がありません。
その後、私は、心が休まる、女性を、求めて、いくつかの、メンズエステ店、に、行きました。
しかし、滝川さん、ほどの、美しく、優しく、そして、エッチな悪戯をしてくれる、女性には、出会えませんでした。
滝川さん、は、「昼は淑女のように、夜は娼婦のように」、という、最も魅力のある女性なのです。
他の、エステ店、で、少し、気に入った、セラピストを、見つけて、マッサージ、を、受けていても、頭には、滝川さん、の、顔が、浮かんできてしまうのです。
本当に残念です。
しかし、人生で、滝川さん、と、出会えたことは、私の、かけがえのない財産です。
令和元年9月18日(擱筆)