26`05/03(日) -00:34- 先日、PS「FRONT MISSION3(フロントミッション サード)」をクリアしました。
と言う事で今回は、先日クリアした「FRONT MISSION2(▲)」の続編(と言っても、物語的な繋がりはありませんが)である、シリーズのナンバリング3です。 2をクリアしてすぐ始めましたが、大分予想と違ったゲームでしたね。あんまりにも、全てが違い過ぎて。 実は今、1作目のリメイク版である1stをプレイ中ですが、1stと2は似ているところがあります。2は1stの進化系で、それが上手く行かなかった感じ(^^; ですが3は、完全に違う路線のゲームになっています。完全にスタッフが違うとかですかね? さて先ずは、詳しい内容説明から。2から登場したAPが3にもあるのでてっきり同系統のシステムだと思った訳ですが、このAPからして扱いが全く違います。移動や攻撃に消費すると言う意味では同じですが、特徴的だった敵と隣接するとマイナスされると言う要素はありません。なので、敵のAPを減らして効率的に攻撃すると言った戦法も使えない為、ゲームとしてのプレイ感が異なります。 そして、APには他の役割が与えられています。今回各種パーツは新しいパーツに交換するだけで無く、改造する事が可能になりました。ボディはHPと属性防御、腕はHPと命中率、脚はHPと回避率とバーニア&ブースター。それらの改造段階を上げられますが、上げただけでは意味がありません。APを配分する必要がある訳です。 行動力として最低12必要なので12以下になるようには配分出来ず、APの上限を上げて行かないと後半改造段階を上げられるようになっても性能を発揮出来ません。APの上限は、敵のパーツ、ボディを破壊する事で獲得出来るエースポイントを溜めて成長させて行きます。 パイロットごとのレベルと言う概念も無くなり、熟練度がランクアップして行きます。使用武器ごとに熟練度が分かれており、プレイヤーサイドは格闘、マシンガン、ショットガン、ライフル、グレネード、ミサイルの熟練度が、Aから始まりA☆→A☆☆→A☆☆☆→B〜〜〜と言う形でFまで(敵には他にビームがあり、熟練度Sもいる)。 スキルは発動だけで無く習得もランダムとなり、且つ覚えるスキルの種類はパーツ依存になりました。パーツも格闘系、射撃系、遠距離系など4〜5種類に分かれている感じで、種別での性能差は大きいけれど同系統のパーツ間での性能差はあんまりありません。一応後半のパーツの方がHPが高い傾向などはありますが、どちらかと言えば覚えられるスキルの質が上がって行く形。 純粋に性能が上がって行くのは武装だけですね。まぁ、性能と共に重くなって行くので、後半は打たれ弱いがエンジン出力が大きいボディに変えざるを得なくなって行きます。 後、特徴的なのが、パイロットがヴァンツァーを降りられる事。場合によっては、パイロットの状態で戦うステージもあります。それに伴い、ヴァンツァーから強制的に引きずり降ろされる強制排出と言う状態変化まであります。この状態変化、他に混乱、気絶とありますが、発生はランダム。完全に運です(状態変化を引き起こすスキルはある)。 グラフィックはかなり向上していますが、見た目以上にがっつりシステムが様変わりした格好。その変わったシステムは、2よりもかなりマシになりました。正味、2はシステムが悪過ぎてがっかりしたので、システムがマシになったのはポイント高いです。 とは言え、全てが良いとも、完全に良いとも言い兼ねます。まず、出撃枠が4と激減。仲間は8人だから総数は減っていますけど、基本その時の仲間全員が出撃出来た2の方が、その点では良かった。 出撃するユニット数が少ない事で、MAPもかなり狭くなっています。狭い箱庭で戦う感覚。グラフィックが向上してヴァンツァーの表示も大きくなり、その分重くなったんでしょう。2と同じPSと言うハードのままグラフィックだけ綺麗にしようとした事で、出撃数やMAPが犠牲になった形。 箱庭MAPでユニット数も少ない為、1面1面も短くなって、シナリオ総数が約2倍に増えています。結果的には、1周の長さは2とほぼ同じでした。 とまぁ、上記の点はプラマイゼロみたいなもので、良くした分悪くなった部分もあると言う事だから、決して完全に悪い部分と言う訳でもありません。このゲームの致命傷はそこじゃ無い。そう、致命傷と言うべき悪い点が他にあります。それが、シナリオ、及びキャラクターです。 エマルートとアリサルート、このゲームのシナリオは2ルート存在します。多分正規ルートであるエマルートで遊びましたが、とにかく主人公和輝が常軌を逸しています(-ω-) 日防軍――つまりは現実で言えば自衛隊ですが、その基地内でヴァンツァーに乗って暴れまくるところから始まり、後先考えずにまず行動してしまう。どう考えてもおかしい選択をし続け、作戦も説得力の無い力押しばかり。正直、スタッフの甥っ子姪っ子に書かせた作文をそのままシナリオに採用したのかと疑いたくなるような、クソつまらないシナリオでしたorz おかしいのは和輝だけで無く、傭兵として雇っている形だから作戦は他の人間が考える訳で、その作戦が稚拙で何故そうなると突っ込まずにはいられない内容。 それから今回、日本、フィリピン、大漢中(中国)など亜細亜圏が舞台となる為、フロントミッション感もありませんでした。今までは日系の名前はカタカナ表記だったのに、ヴァンツァーの名称まで漢字表記となっていて、雰囲気がまるで別物です。 ゲームの場合、プロのシナリオライターがシナリオを書いているとは限らないので、結構シナリオ自体は非道いゲームも少なくありませんが、ここまで非道いシナリオしか書けないなら、外注にすべきです。少なくとも、シナリオに関して2は悪くありませんでした。完全に、シナリオだけは3の方が遥かに劣ります。 ――が、これはゲームです。ここまでシナリオが非道いのに、システムがマシになった事でゲームとしては3の方が楽しい(^^; ランダム発動とは言え、中断セーブから再開しても結果までセーブされているかのように何度やっても同じ結果しか出なかった2と違い、ちゃんと毎回乱数で判定してくれる真っ当なプログラムで、タイトルに戻ってコンティニューしてやり直し――を比較的簡単に繰り返せるようにもなっているから、スキルが発動するまでやり直す事でスキルを有効活用出来ます。 ランダムブレイクで敵の左腕(基本、敵は左腕に武器を装備)やボディを一撃破壊(ボスにも有効)。イジェクトパンチで強制排出したパイロットを別の仲間が射殺――と言うコンボ。など、かなりスキルが役立ちます。 そのスキルだけ2周目に引き継いで遊べる為、折角だからとアリサルートでもう1周遊んでしまいました。 しかし、こちらのルートは多分サブルートで、考え無しの猪突とは言え妹アリサを助けると言う大目的があったエマルートと違い、そのアリサと行動を共にするから一体何の為に戦っているのかすらあやふやな、さらにつまらないシナリオでした(-ω-) エマルートで敵だったキャラが味方になったりするのは、多少面白かったですけど。 そんな感じで、シナリオはシリーズ最低でしたが、ゲームとしては2より楽しい。ゲームにも物語は大切だけど、それでもゲームにとって物語は主役では無いんだと強く思い知るゲームでした。 それから、2でもそうでしたが、ネット要素は蛇足でしたね。色々なサイトへ行って情報を読んだりするのは、ゲームの世界観を理解しより深く楽しむ為の要素なんですが、とにかくパスワードが判りづら過ぎる上、バグなのか何なのか合っているはずのパスワードを受け付けてくれない事もあり、読ませる事で楽しんで貰うものを読ませないと言う愚行(-ω-) 特定の情報を得ていないと先に進めない――と言うような事も無いので、これ無くても成立するんですよ。楽しいから必須じゃ無いけどついやっちゃう――と言う形にしたいはずでしょうに、面倒で判りにくくてバグッていて邪魔――って言う。 ただ、2も同じですがネット通販は使えるし、今回シミュレーターがエースポイント稼ぎやスキル習得に使えました。だから、サイト訪問とメールは要らないから、通販とシミュレーターだけにした方がすっきりして良かっただろうな。 と言う訳で、シナリオやキャラクター、世界観はある意味台無しでしたが、ゲームとしてはそこそこ面白かったです。がっかりした2よりは楽しかった。 ただ、2、3とナンバリングが外伝であるガンハザード、オルタナティブほど面白くなかったので、もしかしてほとんど記憶に無い1作目もつまらなかったんだっけ?と気になったものの、バッテリーバックアップロムの電池問題があるので、所有しているSFC版を遊び直す気にはなれず。 調べてみたら、PSで1作目のリメイク版が出ているんですね……と言う事で、1作目が面白いかどうか確認する為、思わず1st買って今遊んでいます(^∀^; 1stは1stで多少しんどいですが、シンプルなシステムは少なくとも2よりは上。1作目であるだけに世界観は素晴らしく、シナリオも少なくとも3よりは上。総評はクリアしてみないと下せませんし、あくまでリメイク版であって厳密には本物の1作目とは違うゲームですが、今のところは楽しいです。 で3の総評としては、2よりはマシだけれど、他の類似ゲームほど面白いとは言えない為、あんまりおすすめ出来ません。 何とか1stだけでも、是非にとおすすめしたくなるほど面白い――と報告出来ると良いのですが…… (ブログの方に頂いたコメント(▲))
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