26`04/06(月) -19:37- 先日、SS「フェーダ・リメイク!」をクリアしました。
と言う事で今回は、SFCのSRPGとして存在は知っていましたが、当時遊ばず終いだったフェーダのリメイク版です。シャイニング・フォースやファイアーエムブレムを始めとして、SRPGもコマンド選択式RPGに負けず劣らず数多く制作されていたので、結構遊んでいないタイトルがあります。 SFC前後のROMカセット版のソフトの場合、バッテリーバックアップロムの電池問題があるから今から実機で遊ぶのは躊躇われるのですが、幸いSSでリメイク版が出ていたので購入。これで安心してプレイ出来る――はずでしたが、実は今回、プレイの途中でSSが壊れました(^^; ディスク読み込み不良だったんですが、ネットで検索して出て来る音楽CDとして誤認してしまう症状では無く、読み込もうとするとグラディウス現象を起こすと言う類似症状を見付けられないものでした。 仕方無く買い直しましたが、実はSSはこれで四代目。あんまりゲームハードが壊れる事は無いんですけど、SSだけは良く壊れるんですよ。初代はエネミー・ゼロに壊されて、二代目は電池が液漏れして壊されて、三代目は二十年以上問題無く来たんですが、さすがに経年劣化は致し方無し。 つい先日はGCも壊れたばかりだし(▲)、久しぶりに起動したレトロハードが壊れる事態は、これから増えて来るだろうなぁ。 そんなこんなで、新調したSSで何とかクリアまで遊んだフェーダ・リメイク!、基本的には良くあるファンタジー系SRPGです。いくつか特徴的なシステムはありますが、遊んだ時の印象が他の類似ゲームと大きく変わる事はありません。 戦闘パートでターン制シミュレーションバトルを行って、経験値を稼いでレベルアップして行き、装備品を新調して強くなって行く(装備に関しては特殊なシステムで、防具を戦場で装備しなければならない為、装備し忘れる事もしばしば)。 あぁ、ターン制と言っても少し特殊で、味方が行動すると今度は敵が動く、的なシステムで、双方のユニット数によりどのタイミングで相手に順番が移るか判りません。どの味方ユニットを動かすかはプレイヤーが決められます。ターン制なのは間違いありませんけど、何だか良く判らないシステム(^^; 出撃可能数の上限10枠に対しそれ以上の仲間が加わるので、使わないままで終わるキャラも多いです。 ただ、自動的にステージが進むタイプとは違い、用意されたエリア内を任意に移動して、街へ立ち寄ったり敵のいないルートを選んだり、逆に敢えて敵と戦いに行ったり、ある程度の自由度はあります。まぁ、エリア自体は狭く、1エリア1エリアはそんなに長くありません。目的を達成して次のエリアへと進み、全12エリアでクリアとなります。 いざ戦闘パートのステージですが、必ずしも敵を全滅させる必要はありません。各ステージ毎に勝利条件が違い、その部隊の隊長格だけ倒せば良いとか、特定の場所まで移動すれば良いなど、全滅以外の条件も多い。 何故なら、このゲームにはリブラ値と言う隠しパラメーターがあり、それにより称号が変わります。端的に言えば、敵をあんまり倒さないようにすると善に傾き、敵を倒しまくると悪に傾き、部隊が正義の味方かアウトロー集団か判別される仕組み。だから、全滅条件以外のステージで、ちゃんと目的達成を優先するか、敵の全滅を優先するかで、このリブラ値が変化する訳です。 このリブラ値により、ロウ、ニュートラル、カオスの三属性に分かれ、ロウの仲間とカオスの仲間は、部隊の属性によって仲間になったりならなかったり、場合によっては離反したりします。そして、エンディングも属性によって全9パターン――とマニュアルには書いてあったけど、マルチエンディングだけどマルチシナリオでは無いので、大筋は変わらないと思います。 リブラ値に影響があるから経験値は敵を倒す以外でも獲得出来るようになっており、ステージ目標を達成してクリアすると、生き残っている仲間全員に同じだけの経験値が入ります。戦闘での経験値が得られないからこれだけで充分とまでは言いませんが、戦闘に出さなくても多少なり成長して行くので、後から使わざるを得ない状況になった時(一応、特定のキャラが必要なステージもある)、初期レベルよりは強くなっているので助かります。 後からレベルアップさせようとすると、敵を不必要に倒す事になるから、リブラ値がカオスに偏っちゃいますからね。カオスプレイをするなら、気にする事ありませんけど。 そんな感じで、無理して敵を全滅させずさっさと目的達成してステージクリアしちゃえるので、かなりさくさく進みます。まぁ、全滅させるとしても、敵の配置数がこちらとほぼ同等なので(10体前後)、全滅プレイでも他の類似ゲームより1ステージ1ステージは短めですね。 ただ、ネットで見掛けたオリジナル版の感想では、テンポが悪い、ステージが長いとあったので、リメイク版で改善されたのかな? どうやら、リメイク版にはある中断セーブも無かったみたいだし(ただし、再開してもそのステージの最初からなので、類似ゲームの中断セーブほど使い勝手は良くない)。 それから、主人公ブライアンと相棒アインだけは死んだら終わりだけど、他のキャラはやられてもゲームオーバーにはなりません。捕まった扱いとなり、キャンプから収容所襲撃を選択する事で、後から救出出来ます。やられたステージの経験値こそ入りませんが、言ってみればペナルティはそれだけ。 一部の敵が異常に強い事もありますが、その手の特別な敵だけ除けば、仲間がやられても問題無い事も合わせて、難易度はそこまで高く無いですね。 シナリオ的には、若干おかしな部分もあります。戦略的、戦術的にも賢さは感じられず、ほぼ主人公部隊による力押し(^^; ですが、大筋としては面白かったです。それこそ、この手のファンタジー系ヒーローストーリィとしては良くある物語ですし。 多少気になるのは、SFC→SSになった事による、ムービーや声優さんのセリフですかね。元はSFCだからここいらは全てリメイク版での追加要素だと思いますが、ムービーに関しては別に良いです。無理して動かさず、SFC版のままでも良いんじゃないかと思う程度の出来でしかありませんが、それで質が下がっている訳ではありませんし。 ただ、あくまでムービーなので、セリフが音声だけです。正直、何言っているか聞き取れない事も少なくありません。SFCだったら音声なんて付けられないから、全部テキストで読めてセリフもちゃんと判るはず。 まだ光メディアにゲームクリエイターも慣れていない頃だから、ムービーに日本語字幕を付けようと言う発想も無かったんでしょうか。CDロムになったPCエンジンCDROM2、MEGACDからPS、SS辺りのゲームは、CDメディア化で出来るようになった事を使わなきゃいけない――と言う強迫観念でもあったかのように、無理矢理ムービーや音声入れ込みますからね(^^; それが功を奏すかどうかは置いておいて、取り敢えずやっちゃう。無くても成立するようなものばっかりです。 ま、そう言う時代だったと言う事なので、別に良いんですけども(^ω^: 一応、今回の騒乱は消息するも、続きありきの終わり方をしています。でも続編は出ていないだろうな――と思い込んでいましたが、2がPSで出ていました。5000円強もしたけど思わず買っちゃいまして、勿体無いのですぐ遊ぶ予定です(^^; とまぁ、続編を買っちゃうくらいには面白かったです。ただ、リブラ値によりエンディングが変わると言うけれど、展開的に大筋に変化があるとは思えない。属性により仲間は変わるとしても、四提督やライバルとの戦いなどメインどころは共通でしょうからね。さすがに、もう1周遊ぼうとは思えませんでした。 幅や奥行きは無いけど、テンポも良く楽しめたので、この手のゲーム好きには充分おすすめ可能な秀作ですね。独特な癖はあるので初心者にはどうかと思いますが、興味を持たれた方は一度遊んでみても良いと思います。
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