ABOUT(超不定期)
どうでしたか?最高のロックアルバム、ロックソングベスト20選。まだボーリング工事中なので温泉、いや、未掲載大量にありますが、35年計画で徐々に完成、かつ進化させていきたいので宜しくでございます。「何でアレが入ってないんだ?」とか、「えっ、ジミヘンは?クラプトンは?ゆずは?」なんて声が聞こえてきますが、音楽に正解は無し、あくまでも個人的なぶった切りなのでご了承下さいませ。で、何を基準としたかと言えば、まず、大量のLP(古っ!),CDの中で押入れに横積みで入っていないもの、各種オーディオで星野ひかる並みにリピート率が高いもの、聴いた興奮により失禁したもの、南野陽子のファーストアルバムのように1日中聴いても飽きないもの、巨乳より微乳・・・等なので、やはり個人的ですな。でも、結局のところ、良質なアルバム、曲ばかりなので、まだ聴いたことのない方は是非、ご一考で宜しくです。ま、ここでは音楽を絡めた日常のクダラん事を載せる、しかも超不定期という逃げを作ってしまうダメダメな私の、日記にごぼうが生えたようなページなので、暇過ぎて妄想にふける前の方限定で覗いてください。
06.07.08
年末に革命家、チェ・ゲバラの映画が公開されるらしい。監督は社会派ドラマ「トラフィック」を撮った人で、主演は、あのベネチオ・デル・トロの最強コンビ。この人、ハリウッドでは実力NO,1の俳優であると思っている私は、題材的にもそうであるが、時期が時期なだけに2度目のアカデミー賞(前回は助演男優賞)で主演男優賞を是非獲ってもらいたい。「モーター・サイクル・ダイアリーズ」は、若き日のゲバラを描いていたが(これはこれで面白かった)、今回は相当密度の高い内容になると思う。今から凄く楽しみだ。
06.07.09
忙しくてなかなかM:I:Vを観に行けない。先行上映も結局駄目であった。まぁ、公開されたばかりで、混んでるいると思われるから慌ててはいないけど、気になって仕方がない。しかしこの映画、前評判がすごく良い。前2作も相当良かったし、トム・クルーズも気合入っているから個人的にも期待している。暫らくはこれを楽しみに過ごそうと思う。今日はマドンナの「ライク・ア・プレイヤー」を聴いていた。17年前のアルバムだけど、ただのセクシャル・シンボルではない、本気のマドンナを見出せる、素晴らしい仕上がりである。
06.07.11
W杯が終った。日本代表は想像を絶する重圧の中、実力以上の力を出し、よく頑張ったと思う。しかし、日本サッカーの将来の行方が不安だ。アメリカがサッカー競技に力を入れない理由は幾つかあり、それらは、アメリカの国民性からして、なるほどな、と納得してしまうのだが、実は日本人も、その理由に幾つか当てはまるのは否めない。それに、メディアが過剰に日本サッカーのレベルを持ち上げているのは事実で、また、それをしないと人気が衰えてしまうだろう。W杯が終った今、重要な分岐点に差し掛かっているスポーツだと思う。totoも大赤字だし。まぁ、熱烈なサッカーファンではない私が思うのだから、関係者はしっかりその辺考えていると思うけど。
06.07.12
シド・バレットが死去した。享年60才。恐らく彼を知る大抵の人は「えっ、今まで生きていたの?」と思うであろう。彼は60年代中盤に、あのピンク・フロイドを設立したオリジナルメンバーでリーダーであった。デビューアルバムも彼が主となり製作し、評判は良かった。しかし、芸術肌が濃く、鬼才という世間の期待感に対して、繊細な精神の性格のため音楽業界に馴染めず、精神病を患い、バンドを1年で脱退する。以降、麻薬に溺れ、一時はソロアルバムも発表するが、70年以降、全ての舞台から消える。結局、精神病は治らず、イギリスの片隅で母親と共に隠生活をしていたようだ。ピンク・フロイドは同じメンバーであったロジャー・ウォータースの才能が開花し、モンスターバンドとなったゆえに、シドの存在が伝説と化してしまったが、彼がもしロジャーと共にフロイドを続けていたら・・・合掌。
06.07.14
私が尊敬する日本のロックンロラー、忌野清志朗氏が喉頭ガンを患った。完治を切に願うが、少なからずも声に影響は出るらしい。彼の崇拝者ではないが、RCサクセションとして80年に発表した「ラプソディ」というアルバムは現在でも日本最高のロックアルバムと思っている。初めてこれを聴いた時に、「日本のロックもここまできたか」と大喜びしたものだ。それから長い年月を経て、去年にそのフルバージョンが発売され、飛びついて買って聴いたら、やはり凄かった。素晴らしいものはいつまでも素晴らしいのだ。現在の日本のロックシーンは海外モノマネジャリバンドが氾濫して、全く興味が無いが、いつしかRCのようなバンドが出てきたら心の底から応援したいと思う。氏には万が一、声を失っても楽曲提供なり、プロデュースなりで音楽に携わってほしい。日本ロック界の至宝なのだから。いずれにせよ、「雨あがりの夜空に」は永久の名曲である。
06.07.19
「マンドゥ・ディアオ」というバンドをご存知であろうか?UK音楽シーンでガレージロックの流行に乗り、2003年にデビューしたスウェーデン出身のロックバンドで、既に2枚のアルバムを出している。「洋楽入門バンド」と言われるほど、メロディが非常にキャッチーで、思い切り日本人にストライク。演奏は上手くはなく、荒削りだが、そこはガレージ、雰囲気は良く、応援している。何故かというと、昔、80年代中期に活躍した「ハノイ・ロックス」というバンド(ボーカルはマイケル・モンロー。最近、再結成されたが、音は別物。残念。)に似ているところが多々あって、当時、中学生の私が好きなバンドの一つであったために思い出してしまうのである。結局、世界的人気は確立されず、解散してしまうが、現在活躍するミュージシャンの中で、何気にハノイに影響されている人たちは多く、また、ガレージロックの草分け的存在でもあった。だから「マンドゥ・ディアオ」を聴くと、何となくあの頃に戻ったような気がして、ついつい応援してしまうのだな。今、ガレージロックブームの反発として、アートロックやらポップなんとかやらが出現して、ハノイと同じ道を歩む懸念があるが、我が道を突き進んでほしい。