闇の遅坂家・小さい頃の武夫 M/m
屈み込んで、前を見てると、お父さんが歩いてきた。おっきいおっきいお父さん。とっても怖くてすぐぶつから、いつも隠れたくなっちゃう…。ぐいって、手を引っ張られて立たされた。パンツとズボン、脱がされちゃって、お膝の上に座る。まだお尻叩きはまだ。その前に、ほっぺをぱんってぶたれる…。ぶたれるの、嫌だから、右手でお尻、左手で顔を庇ってみた。
「無駄だ。」
お父さんがそう一言言って、庇った手、おろされちゃって、ばちんって、いつもより痛いびんたされちゃった…。「悪いのはお前なのに、庇うとは何事だ。」
もう一つ、反対のほっぺぶたれた。もうひとつずつ。涙が零れてきた。怒られるから、急いで拭くけど、しっかり見つかって、もう一回ずつ…。どうしてそんなに怒るの?…怖くて訊けない。
お膝にうつ伏せにされて、ばちんっ、ばちんって、お尻ぶたれる。痛いけど、我慢する。痛いって言ったり、足ばたばたすると、うんと痛くされるから…。ばちんっ、ばちんっ、痛いよう…許して…。
やっと許して貰えたら、お尻が真っ赤になってた。いつもそう。真っ赤にならないと許してくれない。痛いよーって泣いてたら、うんと痛くお尻ばちんってぶたれて、
「隅!」
怒られた。お父さん、片仮名嫌いだから、コーナーって言わない。僕は、急いで行くの。じゃないとまたぶたれちゃう。お尻撫でたいの我慢して、黙って立ってる。ちょっとでも動くと、お尻を3回もぶたれちゃう。僕のお尻、まだちっちゃいのに、右と左と下の方一回ずつで3回なの。
痛くて泣いてたら、
「五月蝿い!」
って怒られた。お仕置きの後、泣くのはいいの。びんたの時は駄目だけど。でも、お祖父ちゃまのびんたみたいにほっぺ真っ赤にならないから、お尻ぶつよりは弱くしてるみたい。お父さん、びんた嫌いだって言ってた。じゃあ、しないで欲しいな…。
2005年07月03日
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