2011年8月

天塩〜稚内の郵便局めぐり           8月24日(水)

 今日は最北の郵便局めぐりの最終日。稚内空港で17時過ぎの飛行機に乗るのですが、スタートをどこにするか。一昨日・昨日の自転車の状況やバスの時刻などを考慮して、天塩町の天塩郵便局から北上することにしました。

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 稚内駅で大きな荷物を預けて、自転車を輪行袋に入れて6時半の電車で幌延へ。電車にはサイクリストが10人ほど乗り込んでいましたが、電車は1両編成ながらかなり長く、無事に座ることができました。しばらく北海道らしい車窓を堪能。

 幌延で自転車を組み立てつつ、天塩〜幌延の20km以上の行程を時間短縮するため、幌延から沿岸バスで天塩に移動。旧国鉄羽幌線で、バスには天塩高校の学生が多く乗っていました(それ以外はほとんどいませんでした・・・)。バスから見えた、風車が20基ほど一列に並んで回っている光景は圧巻。

 8時半に役場を訪問したあと、9時に天塩局を訪問して本日の郵便局めぐりスタート。9時11分のバスですぐに幌延に戻り、幌延局を訪問してから今度は自転車で豊富まで移動します。R40沿いの行程は意外と長い!1時間弱かけて豊富集落に到着。豊富局はすぐに貯金終了しましたが、町役場で住民票がなかなか出ない・・・。結構待ってようやく出てきたので、取るものも取りあえず大急ぎで豊富駅へ。輪行袋に自転車をしまっていると稚内行きの電車が来たので、急いでホームまで走って何とか間に合いました。

 電車で2つ隣の兜沼駅まで移動し兜沼局を訪問。実はここまでを予定通り無事こなせれば、残りの稚内空港までの行程はかなり余裕があるので(自転車のパンクなどが無ければ)、とりあえずは一安心といったところです。

  勇知郵便局

 自転車で勇知局を訪問し抜海方面へ。こちらは駅から2kmほど離れた海沿いの抜海集落の中に郵便局があります。

 ここからは海沿いをひたすら走って稚内空港を目指します。ここで国道の距離表示があったので自転車の巡行速度を計ってみたところ、およそ2分06秒で1kmということがわかりました。時速28km、信号が無ければ思ったよりスピードが出るんだなと少し驚き。

 そんなことをしつつ、間もなく人家のある地域まで戻ってきました。ここからノシャップ岬のある半島をぐるっと一回り。向かい風がやや強いですが郵便局めぐりに支障を与えるほどではありません。

  

 三角屋根の稚内富士見簡易局を訪問し、ノシャップ岬をしばらく見て回ったあと稚内恵比須簡易、稚内宝来、稚内の各局を訪問。

 稚内駅で大きな荷物を回収し、さらに稚内港局、稚内緑簡易局、稚内南局、稚内潮見局、稚内萩見局、稚内富岡簡易局を訪問。局間距離が短いって素晴らしいことです(笑)
 さらにR238沿いの声問局を訪問し、本日の郵便局めぐりは無事終了。時間に余裕をもって稚内空港に辿り着くことができました。


【訪問した郵便局】
天塩、幌延、豊富、兜沼、勇知、抜海、稚内富士見簡易、稚内恵比須簡易、稚内宝来、稚内、稚内港、稚内緑簡易、稚内南、稚内潮見、稚内萩見、稚内富岡簡易、声問

【訪問した役場】
天塩町役場、幌延町役場、豊富町役場、稚内市役所


利尻・礼文の郵便局              8月23日(火)

 最北の郵便局2日目は利尻島・礼文島を回ります。

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 稚内から06:30発のフェリーで利尻島の船泊へ。短い登山シーズンの真っ只中とあってフェリーはかなり混雑していました。(が、折り返しのフェリーはその倍以上の混雑だったようです。全員座れたのでしょうか・・・)

 利尻島には8時過ぎに到着するので、時計回りで鬼脇局からスタートする行程。島は1周52kmで、13:10船泊発のフェリーに間に合えばよいので時間的にはかなり余裕があります。

 右手に大きな利尻富士を見ながらの爽快なサイクリング。1局目の鬼脇局も、局舎前の道からまっすぐ利尻富士が望めるという素晴らしいロケーションです。

  鬼脇郵便局と利尻富士

 海沿いの仙法志局のあとは沓形局を訪問。沓形港にはでっかい「にっぽん丸」が碇泊中でした。日本一周クルーズでしょうか。利尻富士町役場で住民票の発行にかなり手間取りましたが時間的には全然余裕です。

  新湊郵便局

 島1周の後半は利尻富士が雲に覆われ頂上が隠れてしまいましたが、潮の香りを受けながらのサイクリングで新湊、本泊、鴛泊の各局を訪問。途中で利尻空港にも寄り道してきました。千歳まで1日1往復です。

 13:10のフェリーで利尻島に別れを告げ、今度は礼文島へ。香深港から船泊集落まで約20kmを北上する間に郵便局が4局あります。

 礼文町役場では、住民票の発行方法がわかる職員が稚内出張中で、次のフェリーで戻るとのことだったので、とりあえず記入票に記入して帰りに回収することに。

 港のすぐ近くの香深局の次に訪問した香深井局は、昔ながらの木造の局舎に、礼文島の形をあしらった局名看板が掲げられていて非常に味のある郵便局でした(^^)

   味のある香深井郵便局

 礼文岳の入口にある内露局に続いては、簡単な峠を一つ越えた裏側にある船泊局を訪問、本日の訪問予定局を完訪しました。

 船泊から道はさらに島最北のスコトン(須古屯)岬まで続いていて、こちらも島の名所になっているのですが、ここからさらに少し距離があるので、帰りのフェリーのことも考えて岬までは行かないことにしました。

 

 その代わりに、今は飛行機が飛んでいない礼文空港を訪問。これは小さい!見た感じでは波照間空港よりも小さい感じがしました。また飛行機が飛ぶ日は来るのでしょうか。

 海岸沿いの来た道を南下して香深港へ。ちょっと風が強かったものの、左斜めに雄大な利尻富士を見ながらの心地よい走り。礼文町役場で住民票もしっかり受け取って、17:50のフェリーで稚内に戻ってきました。

 今日一日、利尻富士の圧倒的な存在感を感じながらのサイクリングでした。


【訪問した郵便局】
鬼脇、仙法志、沓形、新湊、本泊、鴛泊、香深、香深井、内露、船泊

【訪問した役場】
利尻町、利尻富士町、礼文町


日本最北の郵便局へ!             8月22日(月)

北オホーツク100kmマラソンから一夜明けて、今日から3日間は自転車で郵便局めぐりを満喫予定。初日は中頓別・浜頓別から宗谷岬までオホーツク海側の郵便局を回る予定です。果たして17時までに宗谷岬まで到達できるか?

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 9時に中頓別局を訪問し、R275に沿って下頓別局へ。局員さんは昨日のマラソンで駐車場の誘導係をされていたとか。マラソン大会が開催できるのも、地元の方々のご協力があってこそですね。どうもありがとうございます。

 浜頓別の市街地まで戻ってきて浜頓別局を訪問、さらに市街地から3kmほど離れた漁港集落の頓別局へ。もうすぐ頓別郵便局開局100周年だそうで、記念のバレーボール大会が開かれるという貼り紙が貼ってありました。

 ここから北西に進路を変え、15kmほど走って浅茅野局へ。北海道は局間距離が平気で15kmとか20kmとか離れていたりするので、自転車だとなかなか大変です・・・

 浅茅野局は旧天北線の浅茅野駅の目の前。天北線はサイクリングロードになっていることに気が付いたので、これを走って次の猿払簡易局に向かうことにしました、が・・・

 猿払簡易局は猿払駅からかなり離れたところにあり、国道経由と比べてかなりの遠回りとなってしまいました。時間が押してるのに〜!

 数kmの遠回りでようやく猿払簡易局に到着。港町の浜猿払集落の一角にあります。そしてここでお昼の「恋はみずいろ」のメロディーが聞こえてきました。自分は防災無線のメロディーの中でもこれが一番好きです(^^)、などと言っている場合ではなく、もう17時まで5時間しかありません。

  浜鬼志別郵便局

 オホーツク海沿いのR238をさらに北上して浜鬼志別局へ。目の前にセイコマートがあったので少しエネルギーを補給します。さらに5kmほど北にある知来別局を訪問。

 当初予定では、ここから内陸に入って天北線沿いを鬼志別→沼川と訪問し、ここから北上して宗谷岬までいく予定。ただ、果たして簡易局を16時まで、宗谷岬を17時までに訪問できるのか?無理とわかっている場合はR238で先に宗谷岬まで行ってしまうというのも一つの方法でしたが、最悪宗谷岬まで行けなかったら3日目に回そうと思い、ここは予定通り内陸方面に行くことにしました。

  小石簡易郵便局

 やや坂がある丘陵地帯に入って鬼志別局と小石簡易局を訪問。小石簡易局はログハウスで雰囲気のある局舎です。

 ここからいよいよ懸案の県道の峠越え約20km。たた、坂の勾配が予想していたほどではなかったので助かりました。稚内曲渕簡易局と沼川局を訪問、この時点で時刻は14時50分。次の富磯簡易局に16時までに行けるか、今日の郵便局めぐりの成否がかかる1時間です。

 自転車を漕ぐ足はトップスピード。この区間は昨日のマラソンの90km地点よりも追い込みました(^^;

 途中で「宗谷岬→」とある道を地図も確認せずに選択。ちょっと向かい風っぽい風に難儀しながら走り、ついにR238に出て、そのまま15時50分に富磯簡易局に到着しました。間に合った〜!
 局は地区の会館に併設されています。

 ここまで来れば宗谷局、宗谷岬局の時間内訪問はほぼ確実。途中のセイコマートでたっぷりエネルギーを補給し、宗谷局を経て17時前に無事宗谷岬局に到着しました。

 

 

 無事に最北の郵便局を訪問できたので、先ほど通過した日本最北の地を改めて訪問。

 

 最北のモニュメントで記念写真を撮るなどして暫く時間をつぶし、そのまま自転車で稚内に移動。国道から見えた、夕焼けに浮かぶ利尻富士は非常に幻想的でした。

【この日訪問した郵便局】
中頓別、下頓別、浜頓別、頓別、浅茅野、猿払簡易、浜鬼志別、知来別、鬼志別、小石簡易、稚内曲渕、沼川、富磯簡易、宗谷、宗谷岬

【訪問した役場】
中頓別町、浜頓別町、猿払村


北オホーツク100kmマラソン        8月21日(日)

 「第1回 北オホーツク100kmマラソン」を走ってきました!

 

 朝5時スタートなので2時前には起きてパンやおにぎりなどを多めに食してレースに備えます。ぼちぼち準備してスタート地点へ。朝日が出ていて、少し寒いくらいですが走っていればすぐに暖かくなりそうな感じです。

 5時にレーススタート。スタートから数kmの区間は、速く走りそうな人が回りにどれくらいいるかを見極める時間でもあります。まず飛び出したのは各地のウルトラでも何度も優勝している蔵本選手。そして自分と並んで1人、少し遅れて2人ほど走っていて、このあたりが自分と前後しそうな選手でしょうか。

 市街地を抜けると、道路は一面の霧に覆われて100m先が見えないくらい。「すごい霧ですね」などと話しながら、10km43分くらいのペースでゆったりと走ります。坂もありますが走っていて気になるほどのものではなく、そのうちに霧も晴れて、だだっ広い牧場地帯を走っていきます。牛が草を食べていたり、牧草ロールに応援メッセージが書いてあったりと北海道が感じられるコース。途中の数少ない集落では温かい声援を受けながら、コースはやがて沿岸部の国道238号線へ。風車も5基ほど回っています。

 再度内陸に入り、全長4kmほどの折り返し区間があって前との距離を確認できます。蔵本選手は数km前を行っていて独走状態。2位は30km地点あたりで離された平田選手で、自分との距離は1kmほどです。後ろは1kmほど開いている様子。このあたりはまだまだ体の状態も余裕で、引き続き10km43〜44分のペースを刻んで進んでいきます。42.195kmは3時間02分ほどで通過。自分がウルトラのフル地点をこんなに早く通過したのは初めてです。あとで反動が来ないといいのですが・・・。

 コースは45kmで一旦スタート地点に戻るようになっており、ここがレストステーションになっています。自分はウエストポーチを回収して、バナナなどを補給した後再び走路へ。時刻は8時半を回り、日差しが強くなってかなり暑くなっています。このあたりでさすがに走りがだれてきて、トイレに寄り道したこともあって40−50km、50−60kmの区間はそれぞれ51分ほどかかりました。それでも「もう無理」という感じではなく、まだまだ走れそうな感覚です。エイドステーションではできるだけスポーツドリンクや食べ物(バナナ)を補給するように心がけました。

 そして、60km地点あたりで前方に人影が。はるか先を行っていると思っていた蔵本選手が歩いていました。何かトラブルがあったのでしょうか。(後から聞いたところ足が痙攣を起こしたとのことでした。ウルトラでもかなり追い込んで走られているのでしょう。自分にはそこまでできないな・・・) ここは軽く挨拶してパス。これで前を走っている選手は1人。差はどれくらいでしょうか。

 70kmあたりで一旦国道238号線に出た後、再び緑の中の道を走ります。ここに2つ目の折り返しコースがあり、ここで平田選手との差を測ってみるとおよそ1km。そして自分自身が平田選手の走りよりも余裕があるように思えたので「これだったら追いつけるかもしれない」という考えが頭をよぎりました。

 自分も折り返していよいよ前を追います。ほどなく差が500m程度に詰まったところで、82km地点から約8kmの区間は「時空も止まる」エサヌカ直線道路。普通に走っていれば飽きそうな直線道路ですが、少し前の選手をマークするという立場で走り続けることができるので気分的には非常に楽でした。ここは距離を開けたまましばらく様子を見て、90kmを越えたところで一気に前を追おうという作戦です。60−90km地点あたりの区間はおよそ10km46分のペースで走れています。最後にどこまで上げられるか。

 このあたりで雨が降り出し、90km地点が近付く頃には雨が本降りになりました。水たまりができ、靴下にも水が浸み込むほどの雨。そして90km地点を越えたところで前の選手の様子に変化が・・・。間違いなくペースが上がった!

 ここで離されてしまってはもう追いつけないので、離されまいと自分もペースを上げます。キロ4分ちょっとまでペースを上げているはずなのに、前の選手が近付かない、というかどんどん離されている・・。降りしきる雨の中、コースは再び国道に出て、応援も多くなってきますが前との距離は広がるばかり。やがて国道のカーブで1kmほどの差が付き、前が見えなくなった時点で「これはもう追いつけない」と諦めてしまいました。
 優勝は無理でも、このままゴールすればゴールタイムは7時間40分台と、これまで8時間を切ったことがなかった自分にとっては大幅な自己ベスト更新。それでも十分じゃん、という気持ちになったのも事実です・・・。

 それはともかく、こうなればあとはゴールまで走り切るだけ。最後の市街地では大声援を受けながら、一旦クッチャロ湖のほとりを通り、再度市街地方面へ。北オホーツク100kmマラソンは最後にカーブしてから一瞬でゴールになるのがいいです(笑)というわけで、雨の中の一瞬の止み間を突き、7時間41分台でゴールイン!自己ベストを20分以上縮めることができて満足のレースでした。


 自分自身は、フルのタイム(2時間40分)、富士登山競走(3時間16分)と比較してウルトラのタイム(8時間05分)はまだまだ短縮の余地があると常々思っていたのですがやはりその通りでした。途中で大崩れ(10km60分とか)することがなく、走っている間もしっかりとエネルギーを補給するよう心掛けていたのがよかったと思います。そしてコースも基本的に大きな坂がないので走りやすく、記録が出やすいのではないでしょうか。景色も牧場の風景を中心に北海道の風景を楽しめるコース。スタッフの皆さんも温かく、1回目とは思えないくらいの素晴らしい大会だったと思います。

 自分自身も、優勝はできませんでしたが自己ベストが出て満足のレース。今後に向けて弾みが付きそうです。


86'25"(20km)−43'46"−43'35"−51'09"−50'41"−46'08"−46'47"−46'55"−46'02"=7°41'28"

   スワンと豚で「スワットン」です(^^;


北オホーツクへ!               8月20日(土)

 明日のウルトラマラソンの大会に出場するために北の大地へやってきました。新千歳空港から電車で一路北上して音威子府へ。

  

 16:08着で16:18発のバスに乗車。駅そばを食べる時間もありませんでしたが(そもそも今日は休業だったらしい)、なんとか郵便局をカメラに収めることができました。

 音威子府からは天北線沿いをバスに揺られ、中頓別町を通って浜頓別方向へ。途中全く家がない区間も・・(^^;

 

 というわけで明日のマラソンの舞台、浜頓別に到着。今夜はここでテント泊です。市街地にはセイコマートが2軒あるので食べ物の調達も苦労しません(^^)
 オホーツク海側は順調に気温が下がってきているようですので、今夜はしっかり着込んで寝ます。

 明日レースという気が全くしないな・・・


甲斐駒ケ岳と温泉とぼんち           8月13日(土)

 今日は横手駒ケ岳神社登山口から甲斐駒ケ岳へ。

  

 いつもどおり駒城郵便局前でちょっと休憩。甲斐駒ケ岳の絶景を眺めることができる郵便局です。

  

 日野春駅から5時間半、横手から4時間で甲斐駒ケ岳頂上に到着。正直、後半は足ガクガクで全く駄目でした・・・。

 

 頂上は曇りでちょっと残念。雷鳥の親子がいます。

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 山を下ったあとのお目当ては竜王の「お食事処ぼんち」。でもその前に体を洗いたいな〜と思いつつ、これまで近くに銭湯は無いと思い込んでいたのですが、実はぼんちから歩ける場所に「山口温泉」があることを発見!

  

 地下900mからお湯を持ってきているそうで、湯舟のお湯は黒くてヌルヌルしています。ちょっと低めのお湯の温度も、この時期には丁度いいです。

 

 風呂に入ったあとは、ぼんちでカツカレー完食。けっこう苦しい(笑)


ゆうちょ銀行本店               8月3日(水)

 恥ずかしながら、民営化以来初めてゆうちょ銀行本店に行ってきました(^^;

  

 中は本店らしいゆったりとした感じ。記入台はたくさんあるのに通常貯金の用紙が1ヶ所にしかないのが少し気になります。

 窓口で通帳とお金を渡してしばらく待ちますが、3分たっても名前を呼ばれる気配なし・・・。「これが本店クオリティか」などと一瞬考えてしまいましたが、何のことはない、通帳が一杯になったので更新していただけでした(^o^; 失礼しました。