今日は１８切符を使える最終日ということで、余った一日分を使って埼玉県北西部・群馬県南部の郵便局を回ってきました。いつもの上野発始発列車に乗り込んで神保原まで移動、自転車を組み立てて西へ向かいます。本当は上野村の一番奥にある楢原局からスタートするのが理想なのですが、時間が全然足りないので今回は鬼石町から出発して下って行くことにしました。

ちょっと寄り道して上里ＳＡへ。上りの空き具合と下りの混み具合が対照的でした。 　自転車でさらに西へ。鬼石町役場からダムサイトまでは一気に高度を上げていきます。

数年前に一時閉鎖、のち廃止された鬼石町の坂原簡易局跡。高瀬入口バス停近くに一目でそれと分かる廃局舎が残っていました。ポストもそのまま。「利殖の決定版　定額預金」の文字も確認できます。 　５文字の局名表示の跡があったので、ここは特定局時代の坂原郵便局で、簡易局舎はまた別にあるのかなーと思ったのですが、隣にお住まいの方のお話では簡易局もこの場所だったとのことでした。

一方こちらも時を同じくして一時閉鎖・廃止された保美濃山簡易局跡。こんなお互いに近くの簡易局が同時に閉鎖・廃止されたりもするのですね。 　確認はしていないのですが多分農協の中にあった郵便局ではないかと思います。美原農協前というバス停は現在も残っていますが、郵便局どころか農協の建物も残っておらず更地があるのみ。道路から数メートル下がった場所に農協が建っていたようです。

神流湖とお別れして林道の山越えに取り掛かります。ところが途中から道が細くなり道路の轍にも雪が残るようになってきました。そしていつのまにか道はダートになり、おかしいなと思いながらソロリソロリと下っていって、やっと出てきたところは越すべき山の手前側・・・。途中で道を間違えてしまったようです。何をやってるんだか・・・ 　おかげで今日一局目の三波川郵便局に到着したのは１０時でした。痛い・・・

その三波川郵便局です。こちらもかなり山奥にあります。

鬼石町役場にて住民票を取得したところ、職員さんに「取りなれてらっしゃいますね」と言われてしまいました。鋭い・・・(^^;;　それにしてもどのあたりの仕草が「取りなれている」ように見えたのかな？

埼玉県神泉村の阿久原簡易局は神泉村役場の中にあります。群馬県鬼石町とも至近距離。素人目には神川町や児玉町などではなく群馬県鬼石町と合併する方が地理的には自然なような感じも受けますが、そのあたりは色々と難しいのでしょうね。

神泉村で住民票を発行している間に、山を越えて児玉町の太駄まで往復。うねうねと九十九折する山道から神泉村の景色がきれいに見えます。

渡瀬局の旧局舎。現在は旧道沿いから新道の方に移転しています。 　鬼石浄法寺→青柳→児玉局と訪問しました。

マダコじゃありません(^^)　児玉町所有のバス

丹荘→上里三町→上里→本庄小島と回ったあと本庄仲町郵便局へ。風が強くて大変！ 　本庄仲町郵便局局は一目見て歴史を感じさせる局舎です。今の局舎は昭和初期に建てられたもので、以前は本庄局として使われていたのですが手狭になったために移転し、特定局として今に至っているそうです。

本庄東富田→本庄七軒町→本庄→藤田と回ったあと、続いては川の手前側なのにここだけ群馬県の境島村簡易局（写真）を訪問しました。方角的に風に乗るような感じでスイスイと自転車で進むことができましたが、一度通り過ぎてしまったために今度は強風に立ち向かいながら自転車を漕ぐ羽目に・・・

中瀬局、深谷新戒局に行ったところでもう１６時になってしまいました。さらに１６時から１７時のＡＴＭ貯金も、道を間違えたりしたために深谷新井（写真）・深谷大寄の２局だけ・・・そのあと集配局の岡部郵便局も訪問しましたが、本日の成果は２３局。一日を通してかなり悔いの残る郵便局めぐりになってしまいました。

つい最近オープンした◎1631藤岡にて訪局後の時間をまったりと。◎1621久喜とよく似た構造です（と言いつつ久喜ショップのことをそんなにはっきりと覚えているわけではないのでもしかすると違うかもしれません）。ここ最近の仕様ですね。 　そして自転車で新町駅まで移動、上越線で東京まで戻ってきました。