今日は山梨県東部の郵便局を回ってきました。約一ヶ月ぶりの郵便局めぐりです。
まずは富士急行の富士吉田駅まで移動して、そこから自転車で出発しました。走り始めてすぐに見えてきた富士山。
いやー本当にすばらしい山容です。しかも近い!頑張ればすぐに頂上に着けるんじゃないかと思わせるくらい近いです。さらにしばらく行った所にある道の駅にはこんなものもありました。
そして観光地としてはややスケールが小さな感じを受ける忍野八海を見に行ったあと、忍野局から郵便局めぐりをスタートしました。
右の写真は忍野村役場に展示されていた「マンホールの蓋」です(^^)
さらに高度を上げていき、林の中を抜けていくと山中湖畔に出てきました。山中湖の周囲には3つの郵便局があって、どれも高度約1000m(10mくらいの誤差で)。集配局の山中湖郵便局は周回道路から少し外れたところにあります。
こちらは山中湖の写真。山中湖周回道路は本当に保養所やペンションばっかりですね。でもそこらじゅうに立ち並ぶ木々や湖を見ていると、その理由もよくわかるような気がします。
平野簡易局では何やら懐かしいリスの置物がお出迎え。そしていよいよここから山中湖に別れを告げて道志村方面へ、本格的な坂の区間の始まりです。といってもここから道志局までは下りが長いので楽、と思ったらどうも予想以上に下っていくので、かえって訪問後の登り返しが心配になってきました。
何はともあれ道志郵便局を訪問、そして今度は都留市を目指します。高低差400mの登りを低速ギアでゆっくりと進むこと数十分、頂上のトンネルがふっと見えるとやはり嬉しくなります。トンネルを通過して長い下り坂を走って再び富士急沿線に戻り、都留市内の郵便局を訪問しました。
都留市内にある宝郵便局。宝の郵便局ではありません(←既出のネタだと思いますが^^;)
↑こちらは赤坂駅の目の前にある、十年ほど前に廃止になった赤坂簡易郵便局(跡)です。すぐ近くに新しい感じの都留郵便局があるので、廃止と都留郵便局は何か関連があるのかと思ったのですが、現在もタバコ屋さんとして営業を続けられている元局員さんにお話を伺ったところ、隣に接続しているスーパーが出来た時に郵便局は廃止になったとのことです。「昔は郵便局のはんこを押して欲しいって人がよく来たんだよー」とも言っておられました。
時刻は午後1時。当初は禾生郵便局から秋山村まで往復したあと大月市に入る予定だったのですが、それでは到底間に合わないとわかったので予定を変更してこのまま大月市に入り、大月駅よりも西側にある局については訪問を諦めることにしました。大月市から秋山村に入る時にさらに峠を一つ越える事になりますが・・・
というわけで大月市内へ。
こちらは七保郵便局と猿橋伊良原簡易郵便局。画像にはありませんが七保局の近くにある賑岡簡易郵便局は、完全に家の敷地内にある雰囲気のいい局でした。
大月市内の最後は小沢簡易局。営業時間が15時までということを猿橋伊良原簡易局の方から聞いて、やや登りの多い坂を必死にこいで到着。こちらも家と完全につながっていて、局員さんが暖かく出迎えてくださいました。
いよいよここから、秋山村方面への予定外の峠越えが始まります。道は舗装されていますが、あくまで「林道」なので坂も大きな道に比べてややきつく難儀しましたが、十数分でようやく峠の頂上に到着。頂上にはこのあたりの林についての説明が書かれた看板があります。ここからはすいすいと下ってリニア実験線もくぐって、やがて都留朝日局に着きました。
局舎前には木で出来たブランコがあったりします。そしてこちらの局はとにかく小型印が充実!「リニア実験線試乗見学記念」「都留市市制施行50周年」「都留文科大学創立50周年」、そして現行ではありませんが局内には他の小型印の印影もありました。
こういうのってなんだかいいですね。
さらに峠を一つ越えた後、秋山村内の3局のうち未訪だった秋山・日向海戸の両局を訪問したところでちょうどよく17時になり、今日の郵便局めぐりは終了となりました。
その後はいくつか郵便局を見ながら藤野町・相模湖町方面へ移動。そして今年2月末に一時閉鎖となった相模湖千木良簡易局の様子を見てきました。
外見は営業していた当時の様子と全く変わりませんが、実際は農協自体も2月末に閉店しています。玄関のところには受託者募集の貼り紙もありましたが、期限が3月5日という内容の紙が現在もそのまま掲示されているということは・・やっぱり再開は厳しいのでしょうか。
最後は20号線の大垂水峠を越えて東京へ帰還。京王高尾山口駅で自転車をバラして電車で帰途に着きました。行きの交通費は約2500円、帰りは370円です(^^;