21世紀ライヴレポ-ト 11







★大田智美&江川良子コンサ-ト(2020年1月13日 ソノリウム)
    (アコ-ディオン&サックスフォ-ン)

2020年最初のコンサ-トは実はプログレではありませんでした。
が、しかし、その演奏はプログレに通じるものがあるかも♪
私Yutakの娘がかつて通っていた保育園の先生のご招待で、これもまた私Yutak家のすぐ近くにあるソノリウムでサックスフォ-ンとアコ-ディオンによる演奏会を観て参りました♪

保育園の先生がアコ-ディオンの心得がある先生だったので、今回お招待されました。

今回のアコ-ディオンの演奏者。
アコ-ディオンといっても、右手の鍵盤部分もボタン式になっていて、演奏者も「鍵盤楽器というよりは、吹奏楽器に近いような感じかも!?」と語っていました。

なかなか見たことも聴いたこともない組み合わせに新鮮さを感じるコンサ-トでした。

娘も連れて行き、先生をはじめ、保育園時代の幼馴染とも久し振りに会場で会えて歓ぶ娘でした(^^)




★シナプス・ライヴ(2020年12月26日 新宿クロウダディ・クラブ)

今年はコロナの影響で様々なコンサ-トが流れてしまい、それはシナプスも同じで今年予定していたライヴは尽く流れてしまいました!
この年末になり唯一できたライヴを観に行きました。
新曲を含むオリジナル曲を中心に構成された素晴らしいライヴ♪
女性キ-ボ-ド奏者の岸田さんのプレ-も以前にも増しプログレ色が強く感じられ、例えて言うなら'70年代のYesに加入していたWakemanのような感じでした。
勿論、リ-ダ-格のベ-シスト清原さんとドラムス山本さんの抜群のコンビネ-ションも見逃せません!
いや~~~~~~観に行ってよかったあ~~~~~~(^^)

来年は早速2月に次のライヴが控えているとか♪
今から楽しみです。
① Possession
② Necromancy
③ Fog
④ パズズの羽根
⑤ 機械人形の憂鬱
⑥ Slasher House
⑦ Suspiria (Goblinカバー)アンコ-ル
       ライヴ後、メンバ-の方々と記念撮影♪
       光栄でした(^^)



★シナプス・ライヴ(2021年2月27日 吉祥寺シルバ-エレファント)

2021年一発目となるライヴはやはりシナプス♪

前回同様キャンドルライトで飾られたステ-ジ。

オ-プニングは岸田さんのフル-トから始まる「Possession」~「Necromancy」と次々オリジナル曲が演奏されます。

「機械人形の憂鬱」での岸田さんの奏でるメロディ-を聴いていると、これは私個人の感じ方ですが登山してもがいている私自身に「機械人形」を感じました。
で、登頂して突破口が開けたような!

曲の合間に清原さんのサクサクっとした何気ないお笑いト-クも健在♬

今回気が付いたのが山本さんのドラミング!
キャメルの元メンバ-であるアンディ・ウォ-ドにもそのドラミングが似ているように思えました。
毎回言うようですが、清原さんと山本さんのリズム隊は絶妙!

今回はシルエレさんでライヴの模様をライヴ配信されていたようですが、そのライヴ配信終了後に唯一ゴブリンのカバ-曲を演奏してくれて、ライヴ観に来たファンにサ-ビスです(^^)

ギタ-レスのトリオバンド!
毎回凄いものを見させてもらってます♪
コロナでなかなかライヴが観に行けない中、貴重な貴重なライヴ体験でした(^^)
メンバ-さん、そして感染対策に万全を期すシルバ-エレファントのスタッフの方々に感謝感謝です。



★シナプス・ライヴ(2021年12月18日 新宿クロウダディ・クラブ)

2021年もコロナの影響により2つしかライヴ観に行けませんでした(ToT)
その2つとも実はシナプス♪

ベ-ス清原さん
ただボンボンボンとベ-スラインを刻むのではなく敢えてメロディを弾いているような!
例えていうならベ-スギタリスト。

キ-ボ-ド岸田さん
ハモンドオルガンの音色というよりもド迫力なチャ-チオルガンをバンドとしてのオリジナリティ-にしてる感じがします。
ウェイクマンばりのミニム-グのような音色や遠くから聴こえて来るようなエコ-がかったピアノの音色が心地よいです。

ドラム山本さん
ビル・ブラッフォ-ドばりのそのドラミングは変拍子や小技を巧みに叩き、バンドのリズムを支える扇です。

セットリストは下記のとおりです。
リ-ダ-の清原さんから教えていただきました。
1 Possession
2 パズズの羽根
3 機械人形の憂鬱
4 チアリ-ダ-はシリアルキラ-
5 Fog
6 Slasher house
7 Necromancy(仕事の捗る呪文) ← アンコ-ル



★Steve Hackett Genesis Revisited Tour 2022
(2022年7月8日9日 川崎グラブチッタ)

世界中に広がるコロナの影響でコンサ-トもことごとく延期や中止が相次ぎ、洋楽の来日公演観に行くなんて何年振りでしょうか?
フォ-カス来日公演以来でしょうか!
ハケットさんの来日公演も2年待ちました。
前回からドラマ-さんのメンバ-チェンジこそありましたが、今回は素晴らしいステ-ジを繰り広げてくれました。
今回はハケットさんが'70年代に在籍していたGenesisのアルバム
『Seconds Out』
『Selling England By The Pound』
の完全再現ライヴです。

第1部
「Squonk」
「The Carpet Crawl」
「Robbery, Assault & Battery」
「Afterglow」
「The Lamb Lies Down On Broadway」~
「The Musical Box [Closing Section]」
「Supper's Ready」
第2部
「Dancing With The Moonlight Knight」
「I Know What I Like」
「Firth Of Fifth」
「More Fool Me」
「The Battle Of Epping Forest」
「After The Ordeal」
「The Cinema Show」
「Aisle Of Plenty」
アンコ-ル
「Dance On A Volcano」~「Drum solo」
「Los Endos」~「Slogans」~「Los Endos」

今回は特に観に来ている観客の年齢層が幅広いと感じました!
どう見ても20代ぐらいの若そうな学生さんからどう見ても70代ぐらいの先輩方まで!
時代や世代を超えたファンを獲得してきたジェネシスでありハケットさんなのでしょう♪

近年、かつてプログレ界で活躍してきたア-ティストが一人また一人私達ファンの前からその姿を消していきました。
ハケットさんも御年72歳!
いつまでその雄姿が見られるか!?
毎回言うようですが、今の内にこの目と耳と心にその雄姿を焼き付けておきたいと思います。




★イエス『危機』50周年記念ジャパンツア-
(2022年9月6日 オ-チャ-ドホ-ル)



2022年9月6日(火)イエス来日公演
もう何度イエスを観に行ったことでしょう!?
初めて観に行った1988年来日時の90125チ-ムのメンバ-は既に不在でそっくり入れ替わってしまったというのも不思議な現象ですが💦今はハウ先生が頑張っています。

場内が暗くなり公演が始まりました。
2016年来日時はクリス・スクワイアさんが他界された直後ということでアルバム『ト-マト』から「オンワ-ド」が流れ、故スクワイアさんを偲ぶ映像が映し出されていました。
そしてこの2022年の来日公演ではアラン・ホワイトさんが来日直前に他界され、同じようにアルバム『究極』から「世紀の曲がり角」が流れ、故ホワイトさんを偲ぶ映像が映し出され、スクワイアさんの時と同じように映像が終わると場内からは拍手が👏

その直後にストラビンスキ-の「火の鳥」が流れ現メンバ-が登場します。

オ-プニングナンバ-は『ト-マト』から「On The Silent Wings of Freedom」
オリジナルはスクワイアさんの物凄いベ-スソロが印象的ですが、前半のベ-スソロ無し!後半のシンセソロ無し!というちょっと物足りない?アレンジでしたが💦まあこれはありか!

続く2曲目はアルバム『イエスアルバム』から「Yours Is No Disgrace」
ハウ先生が初参加したアルバムのオ-プニングナンバ-です♬
イエスも結成して54年。
どんな曲を演奏してくれるか楽しみです。

3曲目はアルバム『ドラマ』から「Does It Really Happen?」
アンダ-ソンさんとウェイクマンさんが同時脱退し窮地に立たされたイエス残党3人組とバグルスが合体し作成されたアルバムからの軽快なナンバ-です♬

4曲目は待ってました!
ハウ先生のアコ-スティックソロコ-ナ-🎸
何かの曲のイントロを弾いてたと思ったら突如「ザ クラップ」が始まりました。
場内からの手拍子に合わせてハウ先生が軽快に弾きまくります🎸
因みに前日の公演では「ト-・ビ-・オ-バ-」だったようです。

5曲目はアルバム『究極』から「Wonderous Stories」
ハウ先生のマンドリンがとても美しく爽やかなナンバ-です♬

6曲目はニュ-アルバム『クエスト』からオ-プニングナンバ-の「The Ice Bridge」
キ-ボ-ドがダウンズさんなので何処となくエイジアっぽいナンバ-ですが、こういう曲もありかな!?と思わす良い曲です♬

7曲目はアルバム『こわれもの』から「Heart of The Sunrise」
今回のツア-もサポ-ドとしてですがドラムスのジェイ・シェレンさん
この曲に限ってはホワイトさんよりもブラッフォ-ドさんを意識してるような叩き方で思わずニアっとさせられました(^^;

8曲目9曲目10曲目は今回の目玉であるアルバム『危機』のフルバ-ジョンが再現されました。
ハウ先生以外のメンバ-は変わってしまいましたが
「Close To The Edge」
「And You And I」
「Siberian Khatru」
が忠実に再現されます。
ダウンズさん頑張れ(^^;

アンコ-ルはアルバム『こわれもの』から「Roundabout」
そしてアルバム『イエスアルバム』から「Starship Trooper」

大昔のイエスは音楽評論家の間でも「ミスは一つもしない完璧な演奏」という評判でしたが!?50年以上が経ちこうして今回の公演を聴いてみると全体的にメンバ-全員が細かいところをやらかしちゃったり💦それはハウ先生も同じでしたが(^^;そんなことはどうでもいいです。
メンバ-もリラックスして演奏しファンもリラックスして聴く♬
それでいいと思います。




★シナプス・ライブ(2022年9月11日 吉祥寺シルバ-エレファント)

結成当初はトリオ編成でゴブリンのカバ-が主流でしたが、最近ではシナプスとしてのオリジナル曲を中心としたステ-ジが進行していき、またその音がオリジナリティ-がある音なので♬毎回聴きに行くのが本当に楽しみです(^^)

1 ネクロマンシ-
2 フォッグ
3 パズズの羽根
4 機械人形の憂鬱
5 ポゼッション
6 チアリ-ダ-はシリアルキラ-
7 スラッシャ-ハウス



★シナプス・ライヴ(2022年12月3日 新宿クロウダディ・クラブ)

やはりこのグル-プを聴きに行かないことには年が越せないような感じさえしてきます(^^;
この不動のメンバ-になって何年経つでしょうか!?
円熟味さえ感じてくる素晴らしい演奏です!

曲目はリ-ダ-の清原さんに教えてもらいました。
1 ネクロマンシ-
2 フォッグ
3 パズズの羽根
4 機械人形の憂鬱
5 ポゼッション
6 チアリ-ダ-はシリアルキラ-
7 スラッシャ-ハウス
8 フェノメナ(コブリンカバ-)アンコ-ル



★幻のキャメル来日公演(2023年4月21日22日 川崎クラブチッタ)
これからこういうケ-スは多くなってくるでしょう!
我々が憧れていたア-ティスト達も高齢化が進み、少なからずキャメルのラティマ-も年齢に伴う腰痛の悪化があったものと思われます。
無念の来日公演中止(>_<)
早いとこお元気になられてその勇姿を再び日本のステ-ジで見せてもらいたいものです。




★シナプス・ライヴ(2023年5月4日 吉祥寺シルバ-エレファント)
ゴ-ルデンウィ-クのド真ん中!
シナプスさんのライヴを見てまいりました。
今回は3曲目に新曲を♬
〇〇〇という小説をモチ-フとする「狂気の山脈」という曲で10分を超えたであろう大作でした。
様々な展開がありクラシックのように組曲のような構成にも聴こえました。
途中ジャズスイングするようなドラミングになり山本氏のテクニックが光ります🥁
今回も進化するステ-ジを見せてくれたシナプス。
今月末と8月にもステ-ジが待ってます。
とても楽しみ(^^)
リ-ダ-清原さんから教えていただいた今回のレパ-トリ-

1 ネクロマンシ-
2 パズズの羽根
3 狂気の山脈(今回の新曲)
4 アリ-ダ-はシリアルキラ-
5 ポゼッション
6 スラッシャ-ハウス