★フォ-カス来日公演(2019年9月23日 川崎クラブチッタ)
正直なところあまり期待もせず、心の中でも「これがタイス(フォ-カス)の見納めかな?」「若い頃と違ってあまり元気がない演奏だろうなあ?」等と失礼なことも考えていましたが、何で!何で!
このハイレベルの演奏は!
前回2003年の来日公演では直前に顔面神経痛?になり、フル-トが殆ど吹けず、代用として鍵盤ハ-モニカを吹かれていたタイスさんでしたが、今回はその本職であるフル-トの素晴らしいこと♪
70年代もフォ-カスと並行してクラシカルなフル-トのソロアルバムも何枚もリリ-スされてる実力者です。
勿論、今回もステ-ジには愛用であるハモンドB3を。
素晴らしいオルガンを聴かせてくれました♪
故キ-ス・エマ-ソンさんや故ジョン・ロ-ドさんのようにハモンドをステ-ジで弾いてくれるミュ-ジシャンが少なくなって来た現在、タイスさんのハモンドを弾くお姿は貴重であり素晴らしい。
もう一人の70年代のフォ-カス黄金期を支えてきたドラマ-ピエ-ルさん
2004年に再びフォ-カスに復帰してくれて嬉しい限りです♪
実は私、小5の時にフォ-カス初来日公演を観に行きましたが、その時のドラマ-はコリン・アレンさん
今回の来日公演でピエ-ルさんの生の演奏を初めて見ることになりました。
御年73歳。
「若い頃のような叩き方なんてできないだろうなあ?」なんてこれまた失礼なことを思っていましたが、これまた前言撤回!
ジャズにハ-トをもつピエ-ルさんのドラムは素晴らしいの一言。
結して無駄な力が入ってる訳でもないのに、あのパワ-!
ビル・ブラッフォ-ドのように小技のきいたスティックさばきはロックドラマ-ではありますが正しくジャズしてました。
21世紀になり、アルバムをリリ-スする毎にメンバ-チェンジをしてきたフォ-カス
タイスさんも今のメンバ-が一番気に入っているのでは。
ギタ-はメンノ・ホ-チェス
ヤン・アッカ-マンさんという名ギタリストが在籍していたフォ-カス故、プレッシヤ-もあるとは思いますが、そんなプレッシャ-も跳ね飛ばすような素晴らしいギタ-プレ-を聴かせてくれました。
ベ-スはウド・パンネケ-ト
左利きベ-スプレイヤ-で、6弦ベ-スを操っていました。
ピエ-ルさんとフォ-カスのリズムを支える素晴らしいテクニックを備えたミュ-ジシャンです。
でステ-ジですが、細かな曲順は憶えていませんが、オ-プニングはタイスさんの美しいフル-トに導かれながら「Focus 1」
そして2曲目「Hous of The King」で会場ももうノリノリです♪
次なる曲はアレンジを変えながらの大曲「Eruption」
もう涙が出るほど感動しました(ToT)
「Focus 7」と続き前半最後は、これまた名曲「Sylvia」
20分間の休憩をはさみ
後半は「Father Bacchus」等、最近のアルバムからの選曲、そしてアルバム『Hamburger Concerto』から「La Cathedrale De Strasbourg」
ハモンドからグランドピアノへと移動したタイスさん
美しいピアノを聴かせてくれました。
「Focus 2」そして「Harem Scarem」と続き、最後は待ってました「Hocus Pocus」
やはりタイスさんのヨ-デルを聴かずにはいられません(^^)
私も45年前にタイムワ-プした気持ちになりました。
それにしても、ピエ-ルさんのドラムソロ
前半も後半も含め2~3回あったか!
ス-パ-お爺ちゃん
アンコ-ルは「Focus III」~「Answers? Questions! - Questions? Answers!」
と言うことは、黄金期のライヴアルバム『At The Rainbow』プラスアルファ-という夢のようなステ-ジでした。
同じハイレベルの演奏を再び観たいと思いました。
タイスさん
そのためにも、お体ご自愛下さい。
※タイスさんが首からぶら下げていたポ-チ。中身はお薬か?
★スパイス・ライヴ(2022年11月5日 汐留BlueMood)
コロナによる自粛もあって何年振りになるでしょうか!?
待ちに待ったスパイス(イエストリビュ-ト)のライヴ観に行きました。
今回は'70年代ロックのヒットチャ-トを主に演奏するミニスポットさんが第1部として出演。
どれもこれも小中高の時に聴いた憶えがある曲ばかり♬
懐かしく聴かせていただきました(^^)
そして第2部がスパイス
私YUtakの席はベ-シストのクリス柴崎の真ん前!
彼のベ-スプレ-を食い入るように見させていただきました。
いつも通りにストラヴィンスキーの『火の鳥』が会場に流れメンバ-が登場します。
今回はジョン子さんの隣に『イエスソングス』のレコ-ドのジャケが飾られていました。
そう!
今回は『イエスソングス』の半分ぐらい+アルファ再現(^^;
1 Siberian Khatru
勿論1曲目はこれでしょう♬
リック前田のソロやスウィ-ヴ手塚のスライドソロも超カッコいい♬
会場もノリノリに最後のコ-ラス「ダ! ダ! ドダ~~ドタ~~!」も観客が積極的に参加してた感じが(^^;
2 And You And I
何といってもこの曲はスティ-ヴ手塚のスライドに感動します♬
クリス柴崎もベ-ス
とベ-スペダル
を操りサウンドを分厚くしています。
3 America
『イエスソングス』の再現と言いながらも本来はイエスの曲でないなかなかレアな曲も披露。
元々は3~4分ぐらいのサイモンとガーファンクルの曲をここまで長く編曲するところは流石イエス
4 Excerpts From "The Six Wives of Henry Ⅷ"~Roundabout
「ら〜〜らららららら〜〜〜」
「あ! MRリック前田on keyboard」
ジョン子さんの紹介でリック前田のソロが始まります。
『イエスソングス』と全く同じアレンジでリック前田が「ヘンリ-8世の6人の妻」を演奏。
ここではハレルヤコ-ラスでアラン老田がドラムでサポ-ト。
そしてアルバムと同じように切れ目なく「ラウンドアバウト」
5 Yours Is No Disgrace
会場からの惜しみない拍手に応えてアンコ-ルです。
これまた『イエスソングス』と同じ前奏から一気に「Yours Is No Disgrace」
スティ-ヴ手塚とクリス柴崎の掛け合いも『イエスソングス』そのままでした。
観に来て良かったあ(^^)
で、個人的に感じたことはちょっと問題発言かもしれませんが、現イエスにやはり足りないもの!?
故クリス.スクワイアのあのベ-スが聴けなくなったのは寂しいです。
ビリ-さんも頑張ってはいるのですが、あのジャンボな体とジャンボな手から繰り広げられるダイナミックなクリスさんの演奏はイエスのオリジナルでした。
今回、クリス柴崎さんがそのサウンドを見事再現してたように感じました!
★イエス来日公演(2024年9月16日 昭和女子大学人見記念講堂)
イエス来日公演観て来ました♪
開演時間5時をちょっと過ぎてコンサ-トが始まります。
オ-プニングはアルバム『Drama』から「Machine Messiah」
確か2016年の来日でもこの曲がオ-プニングでした!
2曲目はハウ先生がマンドリンに持ち替えてアルバム『The Yes Album』から「All Good People」
3曲目はアルバム『Going For The One』からタイトル曲
4曲目はインストでまとめた「America」
5曲目はアルバム『Time And A Word』からタイトル曲
6曲目は再びアルバム『Going For The One』から「Turn Of The Cencury」
7曲目はアルバム『Close To The Edge』から「Siberian Khatru」
ハウ先生凄くお元気♪
前半終了
15分ほどの休憩後後半が始まります。
8曲目はアルバム『Fragile』から「South Of The Sky」
中間部のコ-ラスではスクワイアさんのかつてのパ-トはビリ-さんではなくジョン君が歌ってたようです♬
9曲目はニュ-アルバムからの曲のようでわかりませんでした。
10曲目が今回の目玉とされるアルバム『Tales From Topographic Oceans』からの抜粋
アンコ-ルは
最近ではお決まりの「Roundabout」「Starship Trooper」
全体的に69年~80年までの曲が散りばめられていてこれはこれで面白い曲構成だったと思います♪
欲を言うと
「And You And I」と「Heart Of The Sunrise」は聴きたかったけど💦
『Tales From Topographic Oceans』に限って言えば、1973年当時のあのメンバ-でのアレンジが素晴らしかっただけに抜粋せずフルバ-ジョンで演奏してほしかったなあというのが本音と言えば本音(^^;
オリジナルでは「神の啓示」「追憶」ではウェイクマンのム-グとメロトロンが炸裂してたし♬「古代文明」ではハウ先生のアコ-スティックソロ前のイントロも超カッコよかったし「儀式」ではやはりあのカチャカチャ鐘を鳴らしながらのホワイトのドラムソロや最後のハウ先生の徐々にフェイドアウトしていくギタ-が渋かったりしたし♬
まあ欲を言ったら限がありませんか💦
★スパイス・ライヴ(2024年9月29日 吉祥寺シルバ-エレファント)
吉祥寺のシルバーエレファントにてスパイスさんのライヴ久し振りに観てきました♬
全曲3曲だけですが10曲分ぐらいの価値ある演奏でした。
『海洋地形学の物語』から「神の啓示」「儀式」
『危機』からタイトル曲「危機」
同月ご本家の来日公演もあり、やはり『海洋地形学の物語』のダイジェスト版を披露してくれましたが正直なところ物足りなさを感じてしまった私💦
本日のスパイスさんのそれぞれのパートのフレーズをほぼ完全コピーされたフルバージョン演奏を聴き、あらためてオリジナルアルバムを完全再現してこそ本作の価値がわかりました!
★Goddess of The Abyss 深淵の女神
(2024年11月30日 飯田橋Space With)
飯田橋 space with
初めて聴きに行ったライヴ会場でしたが音響が素晴らしく良かったと感じました。
そして両バンドとも素晴らしい演奏でした。
私のような素人が細かくコメントなんかできません。
素晴らしい演奏だったのです。
敢えてコメントするなら、Synapseさんは毎回観させていただいてるトリオバンド。
最初はゴブリンの音楽をモチ-フにトリオでその音をアレンジさせてましたが、ここ数年はオリジナルで活躍されています。
今年に入ってからはライヴは初めてだったかな?
久し振りのライヴに感動しました♬
最近ではスタジオで今までの曲を制作中
Mitaraphinaさんは今回初めて聴かせていただきましたが
会場でもファンが多かったようで♬
女性ボ-カルさんを中心に時にはジャズのような時にはジェネシスのような♬
女性ボ-カルさんの音域の広さにも驚きました!
ギタ-さんが凄くよかったなあ♬
ベ-スさんもラザフォ-ドのようにダブルネックだったしジェネシスっぽい♬
ライヴ終了後、シナプスのメンバ-さんやファンの方と記念撮影📷
右上に掛けられたブラックモアさんのイラストがちょっと怖い💦
★VOWWOWライヴ
(2025年1月8日9日 TOKYO DOME CITY HALL)
兄と観に行ったのが1990年の武道館でのライヴ♬
結局それがラストコンサ-トとなりVOWWOWは解散してしまいました。
それから35年が経ち!ドラムスの新美さんは既に他界されてしまいましたが、残るメンバ-が集結し、再びステ-ジに立ってくれました。
「同窓会」的なものではなく、昔のテンションのままの白熱した演奏に驚きました!
人見さんのボ-カルは全然衰えていないし、キ-ボ-ドの要塞に囲まれながら演奏する厚見さんはしっかりとプログレッシヴに演奏され、山本さんのギタ-に関しても更に円熟味を増し素晴らしい演奏を繰り広げてくれました♪
実は前回観に行かなかったクラブチッタより更に広い会場(TOKYO DOME CITY HALL)だったにもかからわずチケットが取れなかった大勢のファンもいたらしいです!
しかし幸運にも2日ともチケットが取れた私Yutakにとっては夢のような2晩でした♬
メンバ-の平均年齢も70歳に近いというのに💦あのパワ-は何処から!?
生きていて良かったあ~~~~~~~~
第1部
Go Insane
Siren Song
You re the one for Me
Love Walks
I've Thrown it All away
Mountain Top
Guitar Solo
Nightless City
第2部
Vocal Solo [Superstar (Leon Russell)]
Don't tell me Lies
Stay close tonight
Keyboard Solo
Sign on the times
Pains of love
Helter Skelter
Hurricane
Shot in the Dark
アンコ-ル1
Don't leave Me Now
Shock Waves
アンコ-ル2
Rock Me Now

★スパイス・ライヴ(2025年5月18日 銀座タクト)
前回の吉祥寺シルエレでのライヴは「神の啓示」「儀式」「危機」という大曲の再現♪
今回はアルバム『危機』『こわれもの』『イエスアルバム』からの曲をイエスソングスバ-ジョンで再現してくれました♪
ジョン子さんがアルバム紹介してくれながら曲は進みます♪
ハイテンションの素晴らしい演奏が続き、正味1時間半のライヴがあっという間に過ぎ、アンコ-ルはアルバム『時間と言葉』から私の大好きな曲「No Opportunity
Necessary, No Experience Needed」で締めくくられました♪
やはりこの方々の演奏は物凄い!!
1 Siberian Khatru
2 And You And I
3 Heart of The Sunrise
4 Roundabout
5 Perpetual Change
6 I've seen all good people
7 Yours Is No Disgrace
8 Starship Trooper
9 No Opportunity Necessary, No Experience Needed