心に沁みた映画♪





★オリエント急行殺人事件
エルサレムで事件を解決した私立探偵のエルキュール・ポワロが乗車していたオリエント急行の車内で殺人事件が発生する。
被害者はその前日にポワロに身辺警護を依頼してきた大富豪、エドワード・ラチェットであった。
ラチェットは12カ所を刺されて死亡していた。
ポワロが聞き込み調査を実施したところ、乗客乗員の全員にアリバイがあったことが判明する。
事件の捜査は暗礁に乗り上げたかと思われたが、ポワロは天性の直観と丹念な推理で事件の真相を暴き出していく。
しかし、衝撃の真相を前にしてポワロは懊悩することになる。
真実を優先すべきなのか、それとも、正義を優先すべきなのかと。
やがて、彼はある決断を下すことになる。

[Yutakコメント]
ポワロが下した決断、そして結末は私個人としては人として納得するそして好きな終わり方です。
「真実を優先すべきなのか?それとも、正義を優先すべきなのか?」
結末を知ってしまった本作ですが、何度も観てみたくなる作品です。



★LOGAN/ローガン

2029年、この25年間で新たなミュータントは生まれておらず、彼らの存在は絶滅の危機に瀕している。
かつて「ウルヴァリン」の名で知られていたローガンは、現在はテキサス州でリムジン運転手として働き、メキシコ国境の向かい側に位置する放棄された製錬工場でチャールズの介護をしながらキャリバンというミュータントと共に暮らしていた。
チャールズはミュータントと交信したと言い張るが、チャールズがアルツハイマー病を患いかかっていて能力を制御できなくなっていることもあり、ローガンとキャリバンはこれを信用しない。
ある日、ローガンの素性を知る男(ドナルド・ピアース)が現れ、人探しの協力を求められる。
また、ローガンは元看護師と名乗るガブリエラ・ロペスから、ローラという名の11歳の少女をノースダコタ州にある「エデン」まで送り届けて欲しいという依頼を受ける。
ローガンが改めて迎えに訪れると、ガブリエラは何者かに殺害されていた。
ピアースに後をつけられ住処を襲撃されたローガンは、車中に忍び込んでいたローラとチャールズを連れて逃避行を始める。・・・・・・・・・・・・

[Yutakコメント]
『X-メン』を長年見てきたファンからすると、殆どのミュ-タントが死滅し、あのチャ-ルズもアルツハイマ-病を患っているという設定はちょっと寂しかったのですが、一人の少女ロ-ラの存在が本作を救ってるようにも思えます!
今回で「ウルヴァリン」としては最後となる作品らしいですが、永年不死身の体として死ねずにいたロ-ガンが「家族としての温かさ」を最後に感じるシ-ンにはホロっとさせられます(T_T)



★ボヘミアン・ラプソディ

1970年代初頭のロンドン、インド系移民出身の青年ファルーク・バルサラは音楽に傾倒し、厳格な父とは折り合いが悪く、自分のルーツを嫌って「フレディ」と名乗っていた。
ある日フレディはファンだったバンド「スマイル」のメンバーでギタリストのブライアン・メイ、ドラマーのロジャー・テイラーに声をかけ、ヴォーカリストが脱退したばかりの同バンドに見事な歌声を披露して新しいヴォーカル兼ソングライターとなり、同じく新メンバーのベーシスト・ジョン・ディーコンとともに新生バンドをスタートさせる。
同じ時期、フレディは洋服店の店員メアリー・オースティンと知り合い恋に落ちる。
「クイーン」と改名したバンドはアルバムを自主制作し、その様子を目に留めたEMIのジョン・リードは彼らをスカウト、ポール・プレンターが担当マネージャーとなる。
フレディはさらに名字を「マーキュリー」に改名、デビュー・世界各国でのツアーとクイーンが躍進する中、フレディはメアリーにプロポーズする。
やがてクイーンはEMIの重役レイ・フォスターからヒット曲「キラー・クイーン」の路線を踏襲する曲を制作するよう命じられるが、同じことの繰り返しを嫌う彼らは反発する。
フレディはオペラをテーマとしたロック・アルバムを作ると提案し、郊外での曲制作とレコーディングが始まる。
メンバーの喧嘩を交えつつも、熱意を注いで完成されたアルバム『オペラ座の夜』の出来に彼らはおおいに満足する。
しかし6分という長さと斬新な構成の曲「ボヘミアン・ラプソディ」のシングルカットを、フォスターは「ラジオでかけてもらえない」と認めずクイーンと徹底的に対立。
しかしフレディ自らラジオに出演し、「本来ならラジオで聴けない曲」と同曲を独占放送、マスコミには酷評されるが大ヒットする。・・・・・・・・・

[Yutakコメント]
私にとってもクイ-ンは青春でした。
私のような青春時代をクイ-ンの音楽と共に過ごしたファンは世界中にいるはず!
そして、今回『ボヘミアン・ラプソディ』という彼等の生い立ちと活躍を描いた映画が世に出て、本当に嬉しかった。
私のコメント云々ではなく、また後からDVD鑑賞するような作品ではなく、映画館に観に行き、そして音楽を体験してもらいたいそんな作品です♪



デイ・アフター・トゥモロー

地球温暖化により、南極大陸の棚氷が融け始めた。
棚氷の調査中にその光景を見た気象学者のジャック・ホールは、温暖化によって極地などの氷が融解して真水が海へと供給されることで海水の塩分濃度の変化が起こるなどした結果、海流の急変が発生し、これが将来的に氷河期を引き起こす可能性を考え、危機を訴えたが、実感のなさから、ベッカー副大統領などには相手にされなかった。

しかし、その数日後から世界各地で異常気象が頻発し始め、東京ではゴルフボールサイズの巨大な雹が降り注ぎ、ロサンゼルスは巨大な竜巻によって壊滅し、イギリスではスーパー・フリーズ現象によってオイルが凍結してイギリス軍のヘリコプターが墜落。
ジャックの息子、サムと友人のいるニューヨークには豪雨と巨大な高潮が押し寄せた。
そして、ジャックの予測した将来的に起こるはずだった氷河期が現代に到来するのであった・・・・・

[Yutakコメント]
勿論、映画の話ですが、近年における異常気象を目の当たりにしてると、現実味があるし、実際に起こりうることだという恐怖も感じます!
我々が今動かないと、私達の子供や孫達、その後の子孫達にとってその大きな代償となり得る。
ある意味、警告的メッセ-ジも含められていると思います。



★レジデントエイリアン

ある惑星から来たエイリアンは地球人類抹殺を目的として地球を訪れるが、その宇宙船が落雷に遭い不時着してしまう。
不時着してしまった宇宙船から降りたエイリアンは湖畔の家に住む一人の男(ハリ-)を殺し、その男に成りすましていた。
数か月が経ち、近隣にあるコロラド州ペイシェンスで街で唯一の医者が何者かによって殺害されるという事件が起こり、人間に成りすましていたエイリアンは医師だったため、臨時でその街の医師に赴任することになってしまった💦
ハリ-(エイリアン「以下ハリ-」)は人間の環境に適応するために地球のテレビやビデオを見ながら地球の言葉を学んだつもりではいたが、如何せん異星人であるため地球の常識非常識もわからないため空気がよめず、周りの人間(街医者助手だったアスタや保安官etc)を困らせてしまう。
そんな中、街で唯一ハリ-の正体を見破る一人の幼い男の子マックスが・・・・・・・

[Yutakコメント]
最初は人類抹殺を遂行するために任務しか頭になかったハリ-でしたが、アスタや街の人達と触れ合っていく内に段々と人間臭くなっていきます(^^;
最初はエイリアンだと見抜き彼を恐れていたマックスも次第にハリ-に懐くようになっていきます。
人類抹殺を目論むエイリアンという恐い内容ではなくそれをコミカルに演出してるのが面白いです。
コミカルな中にも真面目な人間模様も描かれていて♪



★宇宙人ポ-ル

SFオタクのグレアムとクライヴはコミコンインタ-ナショナルを訪れるためキャンピングカ-を借りてアメリカを旅行していた。
ふたりがネバダ州のエリア51付近で暴走車に遭遇し、当初はそのちょっと前に車をぶつけた仕返しに追っかけてきた男たちかと思っていたが、その暴走車はふたりの車を追い越したためホッと安心した次の瞬間、その暴走車は転倒し大破してしまう!
怪我人がいないかどうか心配で救急車を呼ぼうとしたふたりであったが、その暗闇から人の言葉を話しながら宇宙人が近づいてきたのだった👽

[Yutakコメント]
その宇宙人の名のポ-ル。
長年、エリア51に拉致されていたため?下品な人間の言葉も平気で使う💦
宇宙人なのに妙に人間ぽい。
グレアム達にキャンピングカ-に乗せてもらい逃亡の手助けをしてほしいと頼むポ-ル。
インディペンデンスデ-や宇宙戦争みたいなダ-クな話ではなく、フレンドリ-な宇宙人を描いています。



★妖星ゴラス

当初は土星探査の任務を背負って発射した隼号であったが、暫くしてパロマ-天文台が質量が地球の6000倍という黒色矮星ゴラスを発見する。
隼号がそのゴラスに最も近いということもあり、隼号の艦長園田は急遽土星探査の任務をゴラス探査に変更するが、そのゴラスの超引力に飲み込まれ脱出不可能となってしまう。
しかし、クル-は最後まで観測を続け貴重なデ-タを地球に送信した後ゴラスと衝突しクル-全員が殉職してしまう。
その貴重なデ-タから「今の進路をすすめば地球に衝突する」ということがわかり世界中に衝撃が走る。
旧ソ連(ロシア)やアメリカ、日本等、世界各国が力を合わせ、南極に巨大施設(ロケット推進装置)を建設し、地球の軌道そのものを変えようとする「地球移動計画」を立てる。

[Yutakコメント]
1962年制作というとても古い映画ですが、なかなか生々しく臨場感があり、その内容も圧倒されてしまいます。
この映画のように世界が一つとなり地球の存亡をかけて協力し合えるか?
テロや戦争や侵略等、今の世界を見ているととてもそんな風には思えないことが残念です!



★家族ゲ-ム
某団地に住む4人家族の沼田家。
毎晩仕事のためか?帰りの遅い父(伊丹十三)。
専業主婦の母(由紀さおり)。
成績優秀で西武高に在学する兄の慎一。
家族で悩みの種?とされている落ちこぼれの茂之。
ある日、何人目?かの茂之の家庭教師吉本(松田優作)がやって来る。
家庭教師の腕前としては???な吉本であったが鉄拳や独特の手法?で茂之を教育し?茂之の成績も次第に良くなっていく。

[Yutakコメント]
一度だけテレビで見たことがあり、そしてテレビではカットされたシ-ンを改めて近年に見た時「あ~~~~~なるほどなあ。」「こういうことだったのかあ」と何故当時のテレビ局がこんな面白おかしい重要なシ-ンをカットしたのか?呆れてものが言えない。
それは別にして刑事物やハ-ドボイルドが殆どの役柄であった松田優作の異色中の異色と思われる本作品は彼の俳優としての幅広さと才能を見せてもらいました。
亡くなったのが早過ぎたなあ💦



★ミ-ガン
玩具メ-カ-で働くジェマはM3GAN(ミ-ガン)というAI人形の開発に携わっていた。
ミ-ガンは持ち主の行動から学習し日々進化していく高性能AI人形であった。
ある日、ジェマの姉家族が運転する車が雪上車と衝突し、妹とその夫は亡くなってしまい、奇跡的に顔への軽傷だけで済んだ姪のケイディを引き取ることとなる。
落ち込むケイディにジェマはミ-ガンとペア登録させ「あらゆる出来事からケイディを守るよう。」ミ-ガンに指示を出す。
ケイディはミ-ガンと接するようになってから次第に元気を取り戻すようになり笑顔も戻った。
しかし、日を追う毎にミ-ガンのケイディに対する愛情がエスカレ-トしていき、隣人の飼い犬にケイディが襲われたことがきっかけでミ-ガンのプログラムは暴走し始める!

[Yutakコメント]
AIが暴走する映画は昔からあり『タ-ミネ-タ-』等はその代表でしたが、近年身近な存在になりつつあるAIも「脅威」になるんだという現実味がありなかなか考えさせられる映画でした!
しかし恐いロボット💦