心に沁みた映画♪





インタ−ステラ−

近未来。
地球規模の植物の枯死、異常気象により、人類は滅亡の危機に晒されていた。
元宇宙飛行士クーパーは、義父と15歳の息子トム、10歳の娘マーフとともにトウモロコシ農場を営んでいる。
マーフは自分の部屋の本棚から本がひとりでに落ちる現象を幽霊のせいだと信じていたが、ある日クーパーはそれが何者かによる重力波を使った二進数のメッセージではないかと気が付く。
クーパーとマーフはメッセージを解読し、それが指し示している秘密施設にたどり着くが、最高機密に触れたとして身柄を拘束される。
そこでクーパーはかつての仕事仲間のブランド教授と再会し、大昔に無くなったNASAが秘密裡に復活し活動を続けていることを知らされる・・・・・・・・・・・・
[Yutakコメント]
実はあまり期待しないで観た映画ですが、何で何で!?科学考証の正確さ、視覚効果等もさることながら、その物語にどんどん吸い込まれていきました。
少女マ−フが幽霊と信じていたその正体を知った時は「あ〜〜〜〜〜〜なるほど。こう繋がっているんだ!」と時間と次元を超えた感動をおぼえました。



★コンタクト

SETIプロジェクトの研究者エリナー・アロウェイ(愛称エリー)(ジョディ・フォスター)はアレシボ天文台で探査と研究をしていた。
しかし、先の見えないSETIプロジェクトに対し懐疑的な天文学の権威ドラムリンによって、エリーのチームは研究費とアレシボの利用権を打ち切られ、研究は中断を余儀なくさせられてしまう。
エリーは独自の資金源を求め各企業を渡り歩き、ついにS・R・ハデンという富豪スポンサーを得ることに成功する。
こうしてニューメキシコの超大型干渉電波望遠鏡群を独自の資金で渡りをつけ探査を再開したある日、彼女は遂にヴェガから断続的に発信し続けられる有意な電波信号を受信するのであった・・・・・

[Yutakコメント]
この映画は上映される前の年に亡くなったカール・セーガによるSF小説の映画化された作品で、人類と宗教、科学、政治、地球外生命、などをテーマとするSF映画に仕上がっています。







★汚れなき悪戯

映画は祭礼のために丘の上の寺院に向かう人々の流れと逆方向に歩き、町に住む病気の少女を見舞う無名の神父の話で始まる。
彼は今日の祭りは何を記念するものか知っているかと少女に問い、祭礼の起こりを語りだす。
それは12人の神父と1人の少年にまつわる奇跡の物語だった・・・・・・・・・・・・・・

[Yutakコメント]
私なりの解釈ではありますが、死は終わりではない。
主人公の少年マルセリ−ノは死んだのではなく、いい子でいたご褒美として、神はこの子の望むとおり母のいる天の国に連れて行ってあげたのだと思います。
因みに、この映画の中で終始流れている曲は、私が小学4〜5年生の頃、音楽の授業でリコ−ダ−で吹いた思い出があります。



★アリス・イン・ワンダーランド

不思議の国での冒険から13年後。
19歳となり、最愛の父親を亡くしたアリス・キングスレーはパーティに出席していた。
だが、このパーティーはアリスの母と姉が極秘裏に企画したアリスの婚約パーティだった。
アリスは貴族の御曹司・ヘイミッシュから求愛されるが、突然の出来事に混乱してその場から逃げ出してしまう。
そんな時、アリスはチョッキを着た白ウサギを追って、幼少時代に訪れた不思議の国へ再び迷い込み、そこでかつて出会ったマッドハッターやチェシャ猫達と再会。
だが、不思議の国は13年前とは一変しており、赤の女王に支配された暗い世界と化していた。
アリスはかつてここを訪れた事を夢だと考え記憶を失くしていたが、自分が預言書に記されている「救世主」だと知らされ、この世界を赤の女王の支配から解放するため、赤の女王の妹である白の女王やマッドハッター達の力を借りて、赤の女王に戦いを挑むことになる。

[Yutakコメント]
原作『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』をモチ−フに、ティム・バートン監督がまたまたマジックを使い、楽しい映画を作ってくれました。
そして、ティム・バートン監督と俳優ジョニー・デップが組むと必ず面白い作品になります♪



★アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅
ワンダー号での3年に渡る航海を終えてロンドンに戻ったアリスは、母が生活苦から元婚約者のヘイミッシュに自宅の所有権を譲渡する契約を結んだことを知る。
ヘイミッシュは「ワンダー号を譲渡すれば自宅の権利を返す」と告げるが、父から譲り受けたワンダー号を手放したくないアリスは返答に窮した。
そこに、蝶になったアブソレムが現れてマッドハッターの異変を伝え、アリスは再びアンダーランドに向かう。
マッドハッターは、「死んだはずの家族が生きている」と信じ、アリスに家族を探して欲しいと告げるが、アリスに「死んだ家族を探すことは不可能」と返答され病床に伏してしまう。
マッドハッターを救うため、アリスは白の女王の助言で、時間を遡れるクロノスフィアを手に入れるため、アンダーランドの時間を司るタイムの元に向かう・・・・・・・・・・・・・・
[Yutakコメント]
ティム・バートン監督にしては珍しく続編を作成した本作品は前作を凌ぐ面白さだと私は個人的に思います。
前作以上にテンポもよいです!
よくもまあこれだけの奇想天外な面白さと創造意欲にあらためてティム・バートン監督の才能には驚かされます。




★ワールド・ウォーZ
フィラデルフィアに住む元国連職員ジェリー・レインは、妻カリンと長女レイチェル・次女コニーを学校に送るため自動車に乗っていたが、いつもとは様子の違う交通渋滞にはまってしまう。
すると突如人々が車を放棄して逃げまどい始め、ただならぬ雰囲気を感じ取ったジェリーは同じように自動車を放棄し人々と共に逃れる。
人間を狂暴化させる謎の疫病が世界各地で流行し始めており、フィラデルフィアの街はゾンビの大群に襲われていた。
混乱の最中、ジェリーはゾンビに噛まれた男が12秒後にはゾンビと化し、人々を襲い始めるのを目撃する。・・・・・・・・・・
[Yutakコメント]
ゾンビ系の映画はたくさん見てきましたが、その中でも「何度も見たくなる」そんな作品です。
ただのゾンビ作品ではなく、家族愛も描かれてる作品だからかも!



★バイオハザ−ド
21世紀初頭。全米No.1の巨大複合企業であり、アメリカでの家庭用医薬品シェア90%を誇るアンブレラ社
だが真の姿は、細菌兵器などの研究開発を手掛ける“軍事企業”であった。
ある日、アメリカ合衆国ラクーンシティ郊外に位置するアンブレラ社の地下研究所「ハイブ」で、研究中の生物兵器T-ウイルスが何者かの手によって施設内に漏洩するバイオハザードが発生。
空調設備を通じて所員全員がT-ウイルスに感染したため、外部へのウイルス漏出を防ぐべく、ハイブのメインコンピュータ「レッド・クイーン」は所内の各区画を封鎖して、消火剤であるハロンガスや、スプリンクラーの水を大量に散布し、約500名を超える所員全員を死亡させ、汚染を所内に封じ込めた。
この事態を知ったアンブレラ本社は、その原因をレッド・クイーンの故障によるものと推測し、レッド・クイーンをシャットダウンさせるため、自社の特殊部隊を現地に派遣する。
その頃、地上の洋館の一室で記憶喪失の女性アリスが目覚めるが・・・・・・

[Yutakコメント]
シリ−ズ第1作目となる記念すべき作品ですが、正直、本シリ−ズがここまで続くとは思ってもいませんでした!
「女性は強し!」と思わす映画はたくさんありましたが、本作主人公アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は本当に強い女性です。



★バイオハザ−ド:ザ・ファイナル
アリス・アバーナシーが目を覚ました時、その周りに広がっていたのは荒廃したワシントンD.C.だった。
アリスはそこで巨大なコウモリのようなクリーチャー「ポポカリム」と死闘を繰り広げ、辛くも生還する。
その後、アリスは廃墟と化したホワイトハウス周辺の建物を徘徊するうち、あるコンピューターが設置されている部屋を見つける。
その室内のモニターに映し出されたのは、アンブレラ社の人工知能レッドクイーンだった。
レッドクイーンはアリスに「T-ウイルスに感染した、すべてのものを抹消できる抗ウイルス剤をアンブレラ社が開発した。
それはラクーンシティの地下にあるハイブの中にある。
そして、48時間以内に抗ウイルス剤を空気中へ放出させなければすべての人間が死亡し、アンブレラ社の真の目的が遂行されることになる。
私はアンブレラ社に逆らえないが、人類を尊重するようにプログラミングされている。
あなたに人類を救ってほしい。」と伝えるが・・・・・・・・・・
[Yutakコメント]
シリ−ズの最後を飾る作品で、ゾンビ系の映画としては異例とも思える約10年も続いたシリ−ズですが、最終章でスト−リ−の本筋とアリスの正体の謎が解け、また最後は意外にもホロっとさせられます。
シリ−ズが始まって10年経ち、主演のミラ・ジョヴォヴィッチも40歳の2児のママとなってしまいましたが、いつまでも若々しく綺麗な女優さんです。



★ブレードランナー 2049

2020年、多くの反乱を起こした「ネクサス6型」レプリカント達は寿命年限を迎え死滅した。
タイレル社は年限を設定していない「ネクサス8型」を市場に投入したが、人間至上主義運動が興った結果、レプリカントと見なされた者が私刑虐殺される事件が相次ぐ。
時は過ぎ、2049年、地球の異常気象と生態系崩壊は更に進行していた。
ロサンゼルスは海面上昇で陸地が多く失われ、内陸に後退した市街地は巨大な防波堤に囲まれ、6月でも雪が降っていた。
LAPDの「ブレードランナー」として旧型のレプリカントを「解任(抹殺)」する職務に就くネクサス9型レプリカントのKは、人間や同輩のレプリカントからも蔑まれ、ウォレス社製の家庭用AIであるジョイのホログラムを恋人として過ごす孤独な日々を送っていた。
ある日、Kはロサンゼルス郊外で合成農場を営んでいた逃亡レプリカントのサッパー・モートン を「解任」するが、その庭にある枯木の根元深くより箱を発見する。
中身は遺骨で、検死の結果帝王切開の合併症で約30年前に死亡した女性であった。
しかし、遺骨を更に詳しく調べたところ製造番号が刻まれており、レプリカントであることが判明する。レプリカントの出産は前代未聞であった!
・・・・・・・・・・・
[Yutakコメント]
勿論、あらすじは続くのですか、前作と完璧にリンクしてるところが一ファンとしては嬉しかったし、素晴らしい作品に仕上がっています。
音楽担当はヴァンゲリスを意識したであろう音に仕上げています。



★猿の惑星: 聖戦記

復讐心に囚われた猿のコバの反乱によって、猿と人間の戦争が引き起こされてから二年。地球の支配権と互いの種としての生存を巡る争いは激化の一途を辿り、猿たちの指導者シーザーは姿を隠して人間に対する聖戦を画策していると噂されていた。

また、シーザーに粛清されたコバのかつての部下で、シーザーへの復讐に燃える赤毛のゴリラ・レッドを筆頭に、猿達の中でも人間側へと寝返る裏切り者も出始め、猿と人間の争いは混迷を極めつつあった。

戦いの続くある日、人間の軍隊であるアルファ・オメガ部隊は猿との戦いに敗れて囚われの身になり、猿のリーダーであるシーザーと対面する。
だが、シーザーは噂に反して人間との戦いを望んではおらず、和平交渉の使者とするために、敢えて人間の捕虜たちを無傷で送り返した。

猿の集落へと帰ってきたシーザーの前に、集落からしばらく離れていた側近のチンパンジー・ロケットと、シーザーの息子にして群れの後継者・ブルーアイズが戻ってくる。
より安全な新天地を求めて旅に出ていたブルーアイズたちは、砂漠を越えた先に新天地となり得る安全な土地を見つけたのだという。
シーザー達は新天地発見の喜びを分かち合いながら眠りに就く。

その夜、ふと目を覚ましたシーザーは、集落の中に人間の兵士達が入り込んでいることを察知。
集落の内部での殺戮は何とか防いだものの、アルファ・オメガ部隊の指揮官である大佐によってシーザーは息子のブルーアイズと妻のコーネリアを殺されてしまう・・・・


[Yutakコメント]
勿論、あらすじは続くのですが、ネタバレしてしまうと、群れを率いてようやく新天地へと到達したシーザーはアルファ・オメガ部隊との戦いで受けた負傷がもとで身動きもままならない体となり、新たな故郷と成った新天地で喜びを分かち合う仲間達を暖かく見つめながら、その波乱に満ちた生涯を終えてしまいます。
まるでモ−セのように仲間(エイプ達)を新天地へと導いたが如くに。
この作品の中で重要な存在となるのが人間の少女(ノヴァ)
旅の途中、人間の拠点と目して立ち寄ったキャンプの跡地でシーザー達は小屋の中でその少女を見つけます。
彼女は何らかの病気で言葉を喋ることができないようで、当初はノヴァを置き去りにしようとしたシーザーでしたが、孤児になってしまったノヴァの境遇を哀れんだモーリスの請願により、旅へ同行させることを決めます。
この少女ノヴァとシ−ザ−達の心の触れ合いがこの作品を更に感慨深いものにしています。