心に沁みた映画♪





★生きてこそ

 

実際にあった飛行機墜落事故で、「アンデスの奇跡」なんて言われている実話!

墜落シーンや生存者の住居となった雪山の機体の残骸がリアルに再現されていて圧巻。

食糧のない雪山の中で生き残るために・・・を食したことばかりがショッキングに注目されてしまった事件だが、 この映画ではそこはあっさりと描かれていて、グロテスクなシーンなどはほとんどない。
極限状態の中での助け合いや友情、宗教・神の果たした役割、何を考えどう行動したのかに焦点が当てられている。

夜には零下40度にもなる山中で生存者が体験した出来事を思うと、 自然を前にした人間の無力さ以上に、生き抜こうとする人の強さ、美しさに心を打たれる♪





★裏窓



カメラマンのジェフ(ジェームズ・ステュアート)は事故で足を骨折し、車椅子生活を余儀なくされる。
そんな彼にできる楽しみは、カメラの望遠レンズを使って裏窓から見る隣のアパートの住人達の人間模様の観察であった。

ある日、いつも口喧嘩が絶えなかった中年夫婦の妻が突如として姿を消す。
セールスマンらしい夫の怪しい挙動を観察していたジェフは、数々の状況証拠から殺人事件と確信。
恋人リザ(グレース・ケリー)と共に調査に当たる。

事件を認めない友人の刑事を納得させるため、確たる証拠を掴もうとする二人に危機が迫り・・・・・・



1954年というちょっと古いアメリカ映画なのですが、時々、こういう昔の作品を観ると、ホっとする気持ちになります。



アンドリューNDR114



近未来、郊外に住む四人家族、マーティン家の主リチャードは家事などをこなすノース・アム・ロボティックス社製の人型ロボット「NDR114」を購入した。
長女のグレースは家電製品だと歯牙にもかけないが、リチャードは「アンドロイド」からアンドリューという名前を与え、人間として扱うと宣言する。

ある日、次女アマンダの宝物である小さなガラスの馬をアンドリューが落として壊してしまう。
アンドリューが、アマンダのために流木から見事な木彫りの馬を作ったのを見たリチャードは、ますます彼を創造的で個性的な存在と感じ、様々なことを教え学ばせる。

月日は流れ、リチャードも老い、アンドリューに想いを寄せていたアマンダも結婚し子供を儲けた。

しかし、研鑽を積んでも人間に従属するロボットであるが故に変わらないアンドリュー。
彼はいつしか"自由"に対して希望を抱き、旅に出る決意をするのだった。

自分と同じNDR型ロボットを探す旅は困難を極めた。
数十年の放浪の末、アンドリューは遂に女性型NDRのガラテアと、その主人で人工臓器の研究者バーンズと出会う。
アンドリューは研究資金と実験台として自身の体をバーンズに提供し、人間そっくりのボディを手に入れる。
マーティン家に帰還した彼は、年老いたアマンダとかつての彼女そっくりの孫娘ポーシャと出会う。

やがてポーシャと愛し合う様になるアンドリューだが、彼がロボットである限り二人の結婚は認められない事を知り、「人間」として認められるための長い戦いを始めるのだった♪



ロボットの映画ですが人間ドラマです♪



キンダガートン・コップ

 

ショットガン片手に麻薬犯罪を追うロス警察きっての凄腕刑事キンブル(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、組織の情報を握ったまま逃亡したボスの妻が潜伏しているボストン郊外の閑静な住宅地に赴く。
そこにボスの息子が一緒に来ている事を聞き付けたキンブルは、近くの幼稚園に相棒の女性警官を潜入させ、妻子への接近を狙う。
が、その相棒が突然病気になってしまい、キンブル自ら先生になりすましての潜入捜査を余儀なくされる!
普段、相手にしてる凶悪犯以上に手強い?子供達相手に悪戦苦闘するキンブルに笑えると同時に、微笑ましく感じます。

子供達と刑事キンブル(先生)の触れ合いを観てて心が温まります♪



★アバタ−


時は西暦2154年。
人類はアルファ・ケンタウリ系惑星ポリフェマス最大の衛星パンドラで希少鉱物の採掘基地を開いていた。
パンドラは地球の熱帯雨林を思わせる、密林に深く覆われた美しい未開の星であり、ジャングルには獰猛な野生動物たちと、ナヴィという人間型の種族が暮らしていた。
ナヴィは3メートルの身長、尻尾ときらめく青い皮膚を持ち、肉体的には人間よりも身体能力が高く、研ぎ澄まされた感覚を持っていた。
彼らは原始的ながらも自然と調和した暮らしを送っていたが、テリトリーとする森の奥には地球のエネルギー問題の解決の鍵となる希少鉱物アンオブタニウムの鉱床があり、人間との間で小競り合いが発生していた。

人間はパンドラの大気を呼吸できないため、屋外での活動にはアバターと呼ばれる肉体が用いられた。
アバターとは人間とナヴィの遺伝子を組み合わせ作りあげた、ナヴィの容姿をした遠隔操作用の肉体であり、オリジナルのDNAを提供した操縦者が意識レベルでリンクし、まさに自分の肉体であるかのように操縦する。

主人公ジェイク・サリー(サム・ワーシントン)は、急死した双子の兄の代役として急遽パンドラに派遣され、アバターの操縦者を務めることになった。
元海兵隊員の彼は地球での戦闘で下半身不随になっており、パンドラでの任務の報酬で麻痺の治療を受けるつもりだった。
しかしパンドラでは、アバターのボディを借りている間だけ、再び歩ける体を取り戻すことができた。
ジェイクは採掘基地の傭兵隊長(大佐)と出会い、同じ軍関係者の誼もあり、ナヴィを偵察する密命を引き受けた。

ある日、アバターとしてフィールドワークに参加していたジェイクは仲間とはぐれ遭難し、ナヴィの女性ネイティリに助けられた。
彼女は若くて美しく、そして勇敢な戦士であった。
部族の長老はジェイクの元戦士という経歴に興味を示し、ジェイクの教育と訓練をネイティリに命じた。
それは当初、ジェイクにとっても偵察に好都合だった。
しかし、ナヴィと共に暮らし、パンドラの自然の神秘を知り、ナヴィに受け入れられてゆくにつれ、ジェイクはパンドラにおける人間の振る舞いの正当性について疑問を持つようになっていった。

一方、人間側は採掘の障害となるナヴィの存在に苛立ちを強めていた。
平和的な解決を模索するジェイクだったが、人間とナヴィの対立はやがて避けがたい武力衝突へ発展していった・・・・・・・・・・





★ウルヴァリン:X−MEN ZERO 



1845年のカナダで、若きジェームズ・ハウレットはグランドキーパーをしていたトーマス・ローガンによって父親が殺害されるのを目撃する。
そのショックによってジェームズのミュータント能力が覚醒し、骨の鉤爪が手から生え、そしてローガンを刺し殺した。
だがローガンは死の間際に自分こそがジェームズの父親であると告げる。



ジェームズはその後、以後1世紀以上にわたって兄ビクタ−と共に生き延び、南北戦争や2度の世界大戦に参戦した。
ベトナム戦争の時に、ビクターは村人へ暴行を行おうとし、さらに上官を殺してしまう。
ジェームズは兄をかばったため、2人は銃殺処刑されるが、再生能力のために失敗した。

そこへ軍人のウィリアム・ストライカーが現れ、エージェント・ゼロ、ウェイド・ウィルソン、ジョン・ライス、フレッド・デュークス、クリス・ブラッドリーらを含むミュータント・グループ「チームX」へ2人をスカウトする。
2人はチームに加わるが、ジェームズはグループの非人道的な行いに疑問を持ち、やがて脱退する。
6年後、ジェームズはローガンと名乗るようになり、恋人のケイラ・シルバーフォックスと共にカナダで暮らしていた。
そこへストライカー大佐が現れ、ビクターがチームXのメンバーを殺しているとローガンに警告する。
その後まもなく、ビクターによってケイラは殺害され、ローガンも重傷を負う。
ストライカーは、ビクターを倒す方法を教えるとしてローガンに不壊の金属「アダマンチウム」によって骨格を強化する「ウェポンX」計画を受けさせる。
手術の前にローガンは、「ウルヴァリン」と記された新しい認識票を求めた。
だが手術終了直後、ストライカーの巨大な陰謀の発言をローガンは聞き、ストライカーの研究所から脱出。
その後エージェント・ゼロを含む軍隊からも追われるようになり指名手配された。
その一方、ストライカーはウェイド・ウィルソンに改造手術を行い、元チームXの仲間を始めとする多くのミュータントの能力(ローガンの不死身、ライスの短距離テレポート、サイクロップスの破壊光線など)を兼ね備える超人兵器「ウェポンXI(デッドプール)」を誕生させ、ウルヴァリンの抹殺を命令する。
・・・・・・・

本作はシリ−ズ化された『X-Men』の過去に遡った続編という話で、ロ−ガンの過去の秘密を題材にしています。
『X-Men』でロ−ガンが何故「アダマンチウム」という不壊の金属の骨格によって覆われた肉体になっていたのか?
何故、ロ−ガンは記憶を失っていたのか?
出生の秘密が見事に描かれています。

最後には切なさも・・・・・・・・・・・・・・・



★ボーン・アイデンティティー 

ボ−ン・シリ−ズの第1作目ですが、リュック・ベッソン監督ジャン・レノ主演の『レオン』と何処か同じような雰囲気を持った作品で、実は個人的にはこのシリ−ズ大好きです!
記憶喪失、自分は誰で何処から来たのか?
勿論、全体的スト−り−は『レオン』とは全く違うのですが、掃除屋(殺し屋)としての悲しさと内なる優しさが交錯し、ただのアクション映画に終わっていないところが本作の魅力だと思います。

[スト−リ−]

銃で撃たれて負傷した男(マット・デイモン)がマルセイユ沖で漁船に救助された。
男は記憶を失っており、手がかりは皮膚の下に埋め込まれていたスイス・チューリッヒの銀行口座を示すマイクロカプセルのみ。
男はスイスへ向かう。

一方、CIAでは、“トレッドストーン(踏み石)作戦”の工作員が某国の政治家ウァムボージー暗殺に失敗し、連絡が途絶えた上、ウァムボージー本人がマスコミにCIAの暴露本を発表すると発言したことで、証拠隠滅に動きだした。

スイスにたどり着いた記憶喪失の男は、銀行の貸し金庫でパリ在住の「ジェイソン・ボーン」という名前が記されたアメリカ合衆国パスポートをはじめとして、彼の写真が貼り付けられた多数の偽造パスポートと大量の札束、そして銃を発見する。
ボーンはアメリカ領事館に向かうが、そこで騒動に巻き込まれる。
どうにか領事館から逃げ出した彼は、たまたま居合わせたマリー(フランカ・ポテンテ)に金を払って彼女の車でパリに向かう・・・・・・・・・・・・・・・。


★ボーン・スプレマシー 

ボ−ン・シリ−ズ第2作目では、次第にジェイソンの過去が明らかになってきます!

あれから2年。
ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)は恋人のマリーと共に、人目を避けてインドのゴアで暮らしていた。
その頃、CIAのパメラ・ランディ(ジョアン・アレン)はベルリンで、ある事件の調査を行っていたが、調査チームは何者かの襲撃を受ける。
ボーンたちにも危険が迫る。
さらに、「トレッドストーン計画」に隠された真実が明らかになっていく・・・・・・・・・・・。
そして、恋人マリ−は・。


★ボーン・アルティメイタム 

ボ−ン・シリ−ズ第3作目では、ついにジェイソンの全ての過去が明らかになる。

恋人マリ−を失ったジェイソンは、独り、自分は誰なのかを知るため、危険を覚悟で世界中を渡った。
そして、自分は、究極の暗殺者を育成する政府の極秘計画「トレッドストーン計画」が生んだ暗殺者だったことを知る。
しかし、計画そのものが闇に葬られた時、彼の存在は「邪魔者」となり、彼の元に次々と暗殺者が送り込まれた。
激しい追跡と戦いの果て、男は平穏な日々を勝ち取ったはずだったが、新たに送り込まれた暗殺者によってその安息をも奪われてしまう。
殺し屋として多くの人を殺めてしまった罪の意識にさいなまれながらも、彼は自分を陥れたすべての陰謀を暴くため、たった一人、組織に最後通告(=アルティメイタム)を叩きつける・・・・・。


★トワイライトゾーン/超次元の体験 


人気SFテレビドラマシリーズ『トワイライト・ゾーン』を、当時最も波に乗っていた4人の若手監督を起用し、ジェリー・ゴールドスミスによる重厚で壮麗な音楽とともに甦らせたオムニバス映画。

第1話 「偏見の恐怖」  ジョン・ランディス監督

人生のツキに見放された様な白人の男、ビル・コナー。
彼はすべてのものに怒っていた。
彼のプライドは、ユダヤ人、黒人、東洋人への酷い偏見と蔑視という形をとって現れる。
バーで友人や黒人の客を前に悪態をつき、憎悪と怒りを覚えながら店を出ると、そこには見知らぬ町並みが広がっていた・・・・・・・・!?

第2話 「真夜中の遊戯」  スティーブン・スピルバーグ監督

太陽の谷老人ホーム。
このホームで老人たちは全くの老人であって、未来に対する希望も、生きていることの喜びも失した人生を送っていた。
そこに新しく入居したブルーム老人が、懐からピカピカと光る銀色の缶を取り出し、「皆で缶蹴りをしたら、忘れていた喜びを取り戻せるかもしれない」と他の老人たちを缶蹴り遊びに誘う。
真夜中、ブルームに起こされた老人たちは規則を破って夜の庭で缶蹴り遊びを始める・・・・・。
そして、一晩限り、老人達に奇跡?が起きた!

第3話 「こどもの世界」  ジョー・ダンテ監督

今までの平凡な人生に変化を求めていた教師のヘレン。
彼女はそれと知らずに運命の岐路に立っていた。
道に迷って立ち寄った食堂で、彼女は1人の少年と出会う。誤って少年の乗った自転車に車をぶつけてしまい、ヘレンは少年を家まで送るが、アンソニーと名乗る少年の家族はとても奇妙で・・・・・・。
そして、この少年自身もどうも・・・・・・・?

第4話 「2万フィートの戦慄」  ジョージ・ミラー監督

飛行機恐怖症のジョン・ヴァレンタインは、搭乗した旅客機内でパニックに襲われていた。
気遣うスチュワーデスに大丈夫だと言ったものの、恐怖感は鎮まらない。
落ち着こうと煙草に火をつけるが、近くの座席の少女と男に見とがめられて喫煙出来ない。
新聞を開けば史上最悪の飛行機事故の見出し。
彼の神経をいら立たせ続ける少女。
外では雷鳴が轟き、稲光が走っている。
気分を変えようと窓の外を見た彼の目に映ったものは・・・・・・・!?