心に沁みた映画♪





★ダニ−.ザ.ドッグ


        脚本:リュック.ベッソン 出演:ジェット.リ−、モ−ガン.フリ−マン

ダニ−(ジェット.リ−)は闘うことしか知らない孤独な男
盲目のピアニスト、サム(モ−ガン.フリ−マン)との出会いで彼の人生は大きく変わっていく。

5歳の時に母親から引き離され、過去を失い、悪漢バートに育てられたダニー。
彼はバートの金儲けの道具として、闘うことしか知らずに生きてきた孤独な殺人マシーン。
首輪をつけられ、地下に閉じ込められて生きてきた。
彼の心を動かす唯一のものはピアノ。
ピアノによる旋律の記憶が頭から離れない。

ある時、盲目のピアニスト、サムと出会う。
音楽に触れ、サムと彼の養女ヴィクトリアとの交流を通し、ダニーは初めて愛することを知る。
そして明かされるダニーの母親を巡る衝撃の過去。
ダニーの命を賭けた最後の闘いが始まろうとしていた。



★ニキ−タ


       監督、脚本:リュック.ベッソン 
       出演:ニキータ/アンヌ・パリロー、“掃除人”ヴィクトル/ジャン・レノ

警官殺しの罪で終身刑を言い渡された不良娘のニキータ。
その凶暴な生存本能を秘密警察に見込まれた彼女は、過酷な訓練を強制され、政府直属の女殺し屋に仕立てられる。
次々と下される暗殺指令を着実にこなしていく血みどろの日々。
しかし、出口の無い暗黒の世界で真実の愛を知った時、彼女の中で何かが変わり始めた・・・。

警察官を殺し、捕らえられた不良少女ニキータは、このまま死ぬか、国家機密の殺し屋として生まれ変わるか、という過酷な選択を迫られる。
生きる道を選んだ彼女は、3年間の猛特訓の末、プロの殺し屋に成長。
しかし、無情にも愛する人と幸せな日々を望むニキータは、自分は殺し屋だということを伝えられず…。
非情な殺し屋になりきれない少女の人情味あふれた物語。
ニキータと対照的な役柄、人を殺すことに何も感じない殺し屋をジャン・レノがミステリアスに堂々と演じている。
当時、監督リュック・ベッソンの妻であり、主人公のニキータを演じたアンヌ・パリロー。
彼女の悲哀がこめられた演技は一見の価値がある。



★クレイマ−.クレイマ−

 監督、脚本:ロバ−ト.ベントン
                 主演:ダスティン.ホフマン、メリル.ストリ−プ

言わずと知れた名画だ♪

「失われた人生を取り戻したい」と、突如家出してしまう妻。
残された仕事人間のテッド・クレイマーは慣れない家事と育児に奮闘しながら、息子ビリーとのきずなを深めていく。
しかし、再び姿を現した妻が子どもの親権を主張、法廷で争うことに・・・。
子育てに翻弄しながら必死に息子の心を受け止める父親テッドを演じるダスティン・ホフマンと、息子への愛の執着を真に迫る演技で見せるメリル・ストリープら豪華キャスト陣で贈る、感動のヒューマンドラマ。
1つ1つのシーンの細部にいたるまで丁寧に描くことで、女性の自立、ワーカーホリック、離婚など、70年代後半のアメリカで表面化した社会問題を浮き彫りにした。
誰も傷つかない選択肢などありえない、そんな人生の奥深さを切に訴えてくる名作だ。

 



★太陽がいっぱい

 監督:ルネ.クレマン

この作品も誰もが一度は観たことのあるアラン.ドロンの出世作だ!

ミステリー作家パトリシア・ハイスミスの代表作を映画化。
主人公リプレーを演じたアラン・ドロンが 一躍世界的スターとなり、ニーノ・ロータの甘美なテーマ曲も大ヒット。
金持ちの友人への嫉妬と羨望から、 密かに彼を殺害し本人になりすまそうと企んだ貧しい青年の完全犯罪計画の顛末を描いた 犯罪サスペンスの名作。
監督は『禁じられた遊び』のルネ・クレマン。
出演は『サムライ』のアラン・ドロンと『死刑台のエレベーター』のモーリス・ロネ。

貧しいアメリカ人青年、 トム・リプレーは定職もなくブラブラと毎日を過ごしていた。
ある日彼は、幼友達の父親からナポリに絵の修行に行ったまま戻らない息子のフィリップを連れ戻すように依頼される。
ナポリにやって来たトムはそこでフィリップを発見するが、彼は婚約者のマルジュや大勢の友人に囲まれ、父親の財産のおかげで贅沢気ままな生活を送っていた。
自分の境遇とあまりに違うフィリップの生活を目の当たりにしたトムの心に生まれた嫉妬と羨望は、やがて殺意へと変わっていく…。



★フォ−ガットン

 監督:ジョセフ.ル−ベン
               主演:ジュリアン.ム−ア、ゲイリ−.シニ−ズ

息子を航空事故で亡くしたテリ−(ジュリアン.ム−ア)は心の傷が癒えずにいた。
ある日、写真から何故か息子の姿だけが消えてた!?
そしてアルバムにもビデオにも何も息子の存在を残すものが見当たらなかった!?
動揺するテリ−に夫は息子が存在しなかったことを告げる。
疑心をもつ彼女は同じ事故で娘を亡くした男性を訪ねるが、彼もまた娘の存在を否定する。
しかし、テリ−はそこで子供が壁に描いた落書きを発見するのだ!!
何者かの陰謀により、記憶が消されている!?

「親と子の絆を断ち切れるか?」がこの映画の大きなテ−マだと思います。



★どろろ


監督:塩田明彦   原作:手塚治虫

百鬼丸:妻夫木聡
どろろ:柴咲コウ
多宝丸:瑛太
百合:原田美枝子
醍醐景光:中井貴一
鯖目の奥方:土屋アンナ
鯖目:杉本哲太
お自夜:麻生久美子
占い師:きたろう
琵琶法師:中村嘉葎雄
寿海:原田芳雄


原作(手塚治虫のアニメ「どろろ」)は室町時代後期から戦国時代前期を舞台にしていたが本作は架空の異世界を舞台にしている。

天下統一の野望を抱く武将、醍醐景光は地獄堂に潜む48体の魔物と契約を交わし、妻の体内に宿る我が子の肉体と引き替えに巨大な力を手に入れる。
それから20年後!
父の野望の犠牲となった悲運の子は、育ての親である呪医師、寿海に仮の肉体を授けられ、百鬼丸という青年剣士に成長する。
やがて、左腕に仕込んだ妖刀を操り、奪われた肉体を取り戻すため、魔物討伐の始めた百鬼丸は、ある町で盗人どろろと出会う。
妖刀欲しさに百鬼丸について行くどろろを道連れに、魔物達との苛酷な戦いに身を投じていく。
やがて、運命の歯車は百鬼丸とどろろを醍醐景光のもとへと導く!



★ジョニ−は戦場へ行った 



愛するカリーンに別れを告げ、第一次世界大戦に出兵したジョニー。
しかし、戦場で爆撃を受けて負傷し、病院に搬送される。
無事だったのは延髄と性器のみで、目も耳も口も鼻も失い、手足は切断されてしまう。
ジョニーは過去を回想しつつ、現実に絶望し、自らの死を望むのだが…。

唯一、意思の疎通が取れる手段は頭全体を使ってのモールス信号だけだった!
将校はジョニ−の額にモールス信号を送った。
将校「君は何を望むのか・・・」
ジョニ−「外に出たい。人々に僕を見せてくれ。できないなら殺してくれ!」
上官は愕然とした。
そして一切の他言を禁じた。
それに対し神父がなじった。
「こんな蛮行を信仰でかばいたくない。諸君の職業が彼を生んだのだ!」

・・・ぼくはこれ以上このままでいたくない。
SOS、助けてくれ、SOS・・・その声なき叫びはいつまでも響いている。



タ−ミネ−タ− 4 (Terminator Salvation) 

タイムマシンがまだ開発されていない2018年という時代設定で、前作まで続いてた「未来から来る殺人ロボットとそれを阻止するヒーロー」というスタイルの代わりに「過去から来た謎の男」を登場させたています。


死刑囚のマーカス・ライト(サム・ワーシントン)は2003年、サイバーダイン社の科学者セレーナ(ヘレナ・ボナム・カーター)から依頼された献体に同意し、じきに死刑が執行される。

時は流れ2018年。
サイバーダイン社の高性能コンピューター「スカイネット」が意志を持ち人類を滅亡させるため地球の全域で核ミサイルを発射した“審判の日”から14年が経った。

荒廃した世界で生き残り抵抗軍を組織する人間たちに対し、スカイネットが率いる機械軍は総攻撃を仕掛けようとする。

「人類の救世主になる」と預言された男ジョン・コナー(クリスチャン・ベイル)は、抵抗軍の部隊を率い、また各地にちらばった生存者たちにラジオでメッセージを送っている。

機械軍の暗殺リストに自分自身と、将来タイムマシンで過去に行きジョンの父親となる人物カイル・リースの名があることを知り、カイルが殺される前に見つけ出そうと考える。

その頃、ロサンゼルス郊外でマーカスが目を覚ました。

自分がなぜ生きているのかも、“審判の日”が起きたことも知らず、廃虚の街を呆然と歩いていると、初期バージョンのターミネーター「T-600」遭遇し、攻撃を受ける。

窮地のマーカスの前に現れ、「死にたくなければ、俺について来い!」と叫ぶ男こそ、若きカイル(アントン・イェルチン)だった――。






★トランスポ−タ−


主人公のフランク・マーティンは、黒いBMW735i(E38)を愛車とする運び屋(トランスポーター)である。
高額な報酬と引き換えに、どんな品物も時間厳守で目的地に運ぶことを生業としている。
そして彼は自分の仕事に対して
「契約厳守」
「(依頼者の)名前は聞かない」
「依頼品を開けない」
の3つのルールを課し、同時に運び屋としての信用を売っている。
また、彼は特殊部隊に5年いた経歴を持ち、その天才的な運転技術と共に各種格闘術にも長けている。

フランクは、ある組織から仕事を請け負い、品物の大きなバッグを受け取る。
しかし、輸送中、依頼品に不審を抱き、自らに課したルールの1つ「依頼品は開けない」を破ってバッグの中身を開ける。
すると中には手足を縛られ口をテープで封じられた東洋人の女が入っていた。

そのことはすぐに組織に知れ、フランクは依頼品の女ライと共に組織に狙われることとなるのだが・・・・・・・・・・・・・!


製作脚本は『ニキ−タ』や『レオン』の監督や『ダニ−.ザ.ドッグ』や『タクシ−』等の脚本を手掛けたリュック.ベッソン。
アクションありカ−チェイスありと、所々『ダニ−.ザ.ドッグ』や『タクシ−』を思わすシ−ンが数多く描かれ、見てて飽きのこない作品に仕上がっています。

続編の『トランスポーター2』も新たな展開で楽しめるし、そして只今公開中の『トランスポーター3 アンリミテッド』も是非とも観てみたいです♪