QUEEN






プログレッシヴロック以外のグル−プの中で、私Yutak個人としては、ディ−プ.パ−プルやレット.ツェッペリンより遥かに影響されたかもしれないバンドなのだ!
ファ−ストアルバムの邦題のとおり、まさしく『戦慄の女王』だった!
イギリスから出現したグル−プだからこそ、クイ−ンというグル−プ名がついたのだろう。
今は亡きフレディ−.マ−キュリ−の抜群の歌唱力♪
ブライアン.メイのじょんがら節風ギタ−奏法!
そして他のグル−プでは真似のできないメンバ−全員のハ−モニ−の美しさ♪

今でも鮮明に憶えている。
彼等の日本武道館での初来日公演の模様を!
場内が暗くなり、「プロセッション」のイントロが鳴り響く♪
ステ−ジ中央にフレディ−のシルエットが映し出されるや否や、アリ−ナの女性ファン達がステ−ジに詰め掛け、一時中断(;^_^A
その後は当時のアルバムからの名曲のオンパレ−ドだ!
彼等の後期ステ−ジでは決して聴くことのできなかった「サン.アンド.ド−タ−」や「スト−ン.コ−ルド.クレイジ−」「モダン.タイムス.ロックンロ−ル」等、オ−ルドファンには涙のレパ−トリ−だった(ToT)

因みに、初来日公演初日演奏曲目は
01 誘惑のロックンロ−ル
02 人食い鬼の闘い
03 父より子へ
04 ホワイト.クイ−ン
05 フリック.オヴ.ザ.リスト
06 ドゥ−イング.オ−ルライト
07 メドレ−(神々の業〜キラ−.クイ−ン〜マ−チ.オヴ.ブラック.クイ−ン〜リロイ.ブラウン)
08 サン.アンド.ド−タ−
09 炎のロックンロ−ル
10 輝ける七つの海
11 スト−ン.コ−ルド.クレイジ−
12 ライア−
13 神々の業
14 アンコ−ル1回目(ビック.スペンダ−〜モダン.タイムス.ロックンロ−ル〜監獄ロック)
15 アンコ−ル2回目(シ−ファット.ア.フ−ル.アイヴ.ビ−ン)

そのグル−プを引っ張っていたフレディ−がこの世にはもういないことが何とも寂しい!
クイ−ンも私の青春と共に70〜80年代を走り抜けて名アルバムを残し、それらは色褪せることなく、ファンの心の中に刻まれて行くだろう。




あえてジャンル分けをすれば、クイ−ンもパ−プルやツェッペリンのようにハ−ド.ロックと呼ばれるだろうか!?
フレディ−のあの独特のオペラ調のボ−カルや全体的なサウンドが、特に初期のクイ−ンはプログレ色がぷんぷん匂う気が私はするのだ。
それは70年代のプログレ全盛期だったからかもしれないが、彼等はシンセサイザ−に頼ることなく、あえてアルバムに『No Synthesisers !』とクレジットするぐらいサウンドに拘り、自分達の持ち前の演奏力とハ−モニ−であれだけの素晴らしいアルバムを作っていたのだ!

そんなサウンドに拘っていた初期の彼等のアルバムを紹介したい。




 戦慄の女王
01 Keep Yourself Alive
02 Doing All Right
03 Great King Rat
04 My Fairy King
05 Liar
06 The Night Comes Down
07 Modern Times Rock'n'roll
08 Son & Daughter
09 Jesus
10 Seven Seas of Rhye

クイ−ンの記念すべきデビュ−アルバムだ!
と言っても本国イギリスでは意外にも評価が低かったようだ!?
実はクイ−ンの人気は日本から火が点いたのだった。
デビュ−アルバムながらもドラマチックな曲作りが感じられる♪
後期は殆どコンサ−トでは演奏されなかったが、「Modern Times Rock'n'roll」「Son & Daughter」は隠れた名曲だ(^^)v



 クイ−ンU
01 Procession
02 Father To Son
03 White Queen
04 Some Day One Day
05 The Loser In The End
06 Ogre Battle
07 The Fairy Feller's Master-Stroke
08 Nevermore
09 The March of The Black Queen
10 Funny How Love Is
11 Seven Seas of Rhye

彼等のアルバムの中で一番プログレ色を感じさせる、個人的には一番のお気に入りアルバムだ(^^)
アナログ時代はA面B面をそれぞれ「ホワイトサイト」「プラックサイト」と呼ばれていた。
このアルバムに関しては非の打ちどころのない素晴らしさだ♪
プログレッシヴアルバムによく見られる全曲が一本の線で結ばれているようにアルバム全体が構成されている。
見事としか言いようが無い。



 シア−.ハ−ト.アタック
01 Brighton Rock
02 Killer Queen
03 Tenement Funster
04 Flick of The Wrist
05 Lily of The Valley
06 Now I'm Here
07 In The Lap of The Gods
08 Stone Cold Crazy
09 Dear Friends
10 Misfire
11 Bring Back That Leroy Brown
12 She Makes Me
13 In The Lap of The Gods ... Revisited

いきなりのブライアン.メイのじょんがら節風ギタ−の「Brighton Rock」!
そしてメンバ−の美しいハ−モニ−♪
何ともカッコ良いナンバ−だ(^^)v
そしてこれまたシングルヒットした「Killer Queen」やコンサ−トで必ず演奏されてた「Now I'm Here」!
ラストを飾る「In The Lap of The Gods」の次第に大きくなる壮大なコ−ラスが心に響く♪



 オペラ座の夜
01 Death on Two Legs
02 Lazing On A Sunday Afternoon
03 I'm In Love With My Car
04 You're My Best Friend
05 '39
06 Sweet Lady
07 Seaside Rendezvous
08 The Prophet's Song
09 Love of My Life
10 Good Company
11 Bohemian Rhapsody
12 God Save The Queen

おそらく彼等のアルバムの中ではメンバ−もそしてファンも認めるベストアルバムではないだろうか!?
このアルバムも「クイ−ンU」同様無駄な曲が1曲もなく、全てにおいて完璧なアルバムだ♪
特に途中壮大なオペラを取り入れた「Bohemian Rhapsody」は、当時のロックにおいては型破りなアレンジであり、だからこそいつまでもファンから忘れられることのない名曲に仕上がっている。
ラストを飾るブライアンのギタ−によるアレンジ「God Save The Queen」はあまりにも美し過ぎる!



 ライヴ.キラ−ズ
■DISK 1
01 We Will Rock You
02 Let Me Entertain You
03 Death on Two Legs
04 Killer Queen
05 Bicycle Race
06 I'm In Love With My Car
07 Get Down Make Love
08 You're My Best Friend
09 Now I'm Here
10 Dreamer's Ball
11 Love of My Life
12 '39
13 Keep Yourself Alive
■DISK 2
01 Don't Stop me Now
02 Spread Your Wings
03 Brighton Rock
04 Bohemian Rhapsody
05 Tie Your Mother Down
06 Sheer Heart Attack
07 We Will Rock You
08 WE Are The Champions
09 God Save The Queen

70年代を締めくくる彼等の一区切りとしての2枚組ライヴだ。
アナログ時代、限定生産として黄緑色と赤の色付のレコ−ドだったのを思い出す♪
ライヴでも聴ける美しいハ−モニ−!
ベテラングル−プが段々と元気がなくなって来た当時、彼等がロック界を背負っていたようだ。



  Live At The Rainbow '74
■Disk 1
01 Procession
02 Father to Son
03 Ogre Battle
04 Son and Daughter
05 Guitar Solo
06 Son and Daughter (Reprise)
07 White Queen (As It Began)
08 Great King Rat
09 The Fairy Feller's Master-Stroke
10 Keep Yourself Alive
11 Drum Solo
12 Keep Yourself Alive (Reprise)
13 Seven Seas of Rhye
14 Modern Times Rock 'n' Roll
15 Jailhouse Rock / Stupid Cupid / Be Bop A Lula
16 Liar
17 See What a Fool I've Been
■Disk 2
01 Procession
02 Now I'm Here
03 Ogre Battle
04 Father to Son
05 White Queen (As It Began)
06 Flick of the Wrist
07 In the Lap of the Gods
08 Killer Queen
09 The March of the Black Queen
10 Bring Back That Leroy Brown
11 Son and Daughter
12 Guitar Solo
13 Son and Daughter (Reprise)
14 Keep Yourself Alive
15 Drum Solo
16 Keep Yourself Alive (Reprise)
17 Seven Seas of Rhye
18 Stone Cold Crazy
19 Liar
20 In the Lap of the Gods... Revisited
21 Big Spender
22 Modern Times Rock 'n' Roll
23 Jailhouse Rock
24 God Save the Queen

74年3月、11月の両ロンドン公演の模様を各CDに収めた2枚組の未発表ライヴ作。
特に「キラー・クイーン」のヒットでブレイク直後の11月公演は、当時の勢いがリアルに収められている。
『オペラ座の夜』誕生前でもあり、この時期ならではの選曲などを含めてすべてにおいて歴史的価値が高い。
本作がこの21世紀になり、正式リリ−スされたことは本当に嬉しい。
正にフリディ−の遺作であり、クイ−ンが真の意味で光り輝いていた時代であった。



私にとって、クイ−ンはフレディ−.マ−キュリ−のグル−プだった!

クイ−ンにおいて、故フレディ−.マ−キュリ−を超えるボ−カリストは考えられないのだ!

この映像(映画)は彼等の物語です。

1970年、ロンドン。
ライブ・ハウスに通っていた若者フレディ・マーキュリーは、ギタリストのブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラーのバンドのボーカルが脱退したと知り自らを売り込む。
二人はフレディの歌声に心を奪われ共にバンド活動をし、1年後、ベーシストのジョン・ディーコンが加入。
バンド名はクイーンに決まり、4人はアルバムを制作し、シングル「キラー・クイーン」が大ヒット。
個性的なメンバーの革新的な挑戦によって、その後もヒット曲が次々に生み出され、フレディは“史上最高のエンターテイナー”とまで称されるようになる。
しかし、栄光の影で次第にフレディはメンバーと対立し孤独を深めていくのだった……。

           劇場公開:2018年11月9日