神様のお話あれこれ〜〜ちょっと為になるかもね
          私たち日本人くらい宗教に疎い国はないといわれてますよね。
          そこで私が知りうる限りの神道と仏教に関するお話です。素朴な疑問にお答えしますんで
                                          気軽に付き合ってくださいな。


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 1神道ってなに?仏教とどう違うの?
日本各地にある神社はさまざま。神官さんやら巫女さんやらがいっぱいいる大きな神社や田舎の寂れた神社、
年に一度地元の人が集まって祭りを開くだけの神社、それらは日本に古くから伝わる八百万の神々のいづれかを
お祭りしている神社であります。みなさんも何気にお宮参りしたことがあるとおもいますが、ただなんとなくという人も
多いのではないでしょうか?それもそのはずです。なんせ日本の神様は悟りも開かなければ、真理も語りません。
本来日本の神様は姿がないのです。仏教のように仏像を拝むわけでもありません。仏教はおしえです。人の生きる道を説いています。神道は違います。ただそこにたしかに居られる、おおいなる存在に感謝したり、願いをかなえていただこうというものです。
八百万というくらいですから日本の神様はたくさんいます。ブッタやイエスキリストと違い、太陽の神もいれば、月の神もいます。
古くから日本人は多くの神に感謝を捧げながら生きてきたのです。
これが外国の人から見れば野蛮な原始宗教に見られる所以なんです。
どうして仏教もあるかというと、ブッタも一人の神様と思えば受け入れちゃうのが日本人なんです。
八百万も神がいれば一人増えようが一緒じゃないですか。寛容の精神が日本人の古来からの宗教観にあるのです。
なんだかわからないけど大きな月とか、静かな海辺から上り来る太陽を見ると願い事をしたくなったり、おもわず手を合わせたくなったりしますよね。
静寂な森の中に神々しさを感じたりするのも日本人の持つ宗教観です。
アメリカ人は綺麗とは思っても神々しさは感じないのです。つまりこれが日本の神道なのです。かみを信じる道、
「かんながらのみち」とも言います。知らず知らずに皆、神道にふれているのに気づきましたでしょうか?
  2神道には葬式はないの?仏教でなぜ葬式?
これは疑問に思っている方も多いと思います。
どうしてお葬式はお寺でやるんでしょうね〜っていうか一様神社でも
お葬式はやるんですよ。でもね、仏教やキリスト教は死後の世界を明確にしているのに対して
神道では死後の世界を穢れとしてとらえているので、死を遠ざけているイメージがどうしてもあるんですね。
罪・穢れを祓うのが神道で、供養する、成仏させるといえば仏教なんですね〜。
死というものに対しての捉えかたがちょっと違うといったらいいでしょうか?
死んだ人は神のもとにかえってしまうというのが神道の考え方です。
その抜け殻は死という穢れがついてしまったものなので、清めなくてはならないというのが神道です。
喪にふすの喪とはもともと神道でいう死んだ人をもがりという家にいれて一定期間清める行いから
きているいわれています。

なんかうまいこと説明できてないですがそういうことなんです。はい。
 3神社って何
かみさまがいる場所。そうお思いの方もいるでしょうが、普段はいません。
もともと神様は姿がありませんので仏像みたいな像もありません。
神社に行ってお参りするとき皆さん鈴を鳴らした後、どんなところを見ながらお祈りしますか?
あれ?像とかないの?って思ったりしませんか?
大体の神社では中央にお供え物なんかがあって、鏡がおいてあるのがふつうですよね。
そもそも私たちがお参りしているところは、拝殿であって、神さまが降りてくるところは、その後ろにある建物
本殿の中です。その中に神様が依りつく依り代なるものがおいてあるそうです。
その依り代とは、三種の神器といわれる。鏡、剣、勾玉が一般的です。
ですから普段は神社にいない神様を拍手を打って呼んで来て依り代に降りてもらって、
願いを聞いてもらっているということになります。

大昔の神社の姿は大きな岩や大きな山や木がその姿です。
 4三種の神器
現代の三種の神器といえば、液晶テレビ・携帯電話・もう一つなんでしたっけ?
よく耳にしたのは冷蔵庫・洗濯機・テレビの家電三種の神器とかいう言葉が昭和の時代にいわれてましたよね。
三種の神器の本家本元は皇室の三種の神器。天皇の皇位継承の証として現天皇家にも受け継がれているものです。
もともとは天照大神が天孫ニニギ神が地上におりるときに与えた宝物です。
八咫鏡・草薙の剣・八坂の勾玉。
古代では鏡は神の依り代として、また太陽の光を映しだす、神聖なものでしたし、剣も力を持つものの象徴であります。
これら鏡、剣、玉は弥生時代の豪族の首長の古墳からもセットで出土しており、統治者の証であったのです。
現天皇に受け継がれているそれらの神器には2000年以上もの歴史があると思うとすごいの一言です。
 5ロードオブザリングの神話世界と日本神話の世界
まだ人間世界が成立する前。永遠の命をもつエルフ族や、地底に住むドワーフ、魔法使い、小さな種族ホビット、そして人間。
さまざまな種族が活躍した世界、それがロードオブザリングの世界です。
日本でも人間世界が成立する前の神話世界では同じような世界観がありました。
エルフ族は永遠の命をもつ種族。そして彼らは物語の中で、人間の住む世界から海のかなたへと船で旅立って行きます。
つまり海の彼方には永遠の命を持つ世界がある、桃源郷と同じです。
日本にも古来、海の彼方の世界を常世(とこよ)といいました。
永遠の世界は海の彼方または海のそこにあるのと信じられていました。
浦島太郎の竜宮城も、その思想を反映しています。
神の住む世界・高天原、人間の住む地上世界・葦原中つ国、死者の世界・黄泉の国、そして不老不死の世界が常世の国です。
エルフのような海の彼方から来る人々を日本では来訪神、マレビトと呼びます。
面白いことに小さな小人もその来訪神で福をもたらすと考えられていました。
一寸法師や座敷わらしなどがそうです。
ホビット族を日本ではエルフ族と同じと考えていたのです。
物語では最後に主人公が一緒にエルフ族と海の彼方にいくのは何か日本の思想と近い気がして面白いですね。
というわけで、ロードオブザリングはその世界観の共通点から日本人には理解しやすい映画といえます。
  6日本サッカー代表のシンボルマーク
日本代表サッカー選手が着ているユニホームには
日本神話の神武天皇東征で活躍する伝説の鳥、
ヤタガラスがエンブレムとして採用されています。
日本統一を目指して神武天皇が九州から東へ東へ移動している時
多くの豪族がそれを阻止しようと戦いを挑みました。
ある時神武天皇の前に大きな熊が襲い掛かりました。その熊の出す毒気に
多くの人々が倒れ神武天皇みずからも倒れてしまいました。
その危機を救ったのが高天原の神々から使わされたこのヤタガラスです。
天から舞い降りたヤタガラスはまぶしい光をはなちたちまち敵を退散させ
神武天皇を救ったのです。
この天の力をサッカー選手にもという意図を感じます。
しかし軍事国家だった日本のシンボルでもあったことも忘れてはいけません。
このヤタガラスの力を借りて多くの戦いをしてきた日本。
悲しい事実も神道の歴史にはあるのです。
しかしながらサッカー日本代表には是非ともヤタガラスの力を借りてでも
勝ち続けてもらいたいものですね。
 7大相撲と神道
今回は大相撲に見る神道のお話です。
昨今、横綱に求められる品格とやらが問題となったりしておりますね。
それもそのはず、昔、お相撲は神に捧げる神聖な行いであり、
元来、スポーツという部類のものではありませんでした。
横綱自体が、神が舞い降りる依り代(よりしろ)でもあります。
土俵入りに巻く横綱だけが許される大きなまわし。
あれは、神聖な区域と俗世間とを分ける、結界と同じ役目をしています。
神社などで見かける白い紙が縄にまかれて、はられているのと同じです。
つまりは、横綱は戦いの神が舞い降りる、神聖なる依り代なのであります。
そんな、神聖な横綱には、やはり、伝統を重んじる人々が、立ち振る舞いに
ものもうしちゃったりするのであります。
ちなみに、塩をまいたりするあの、行いも、イザナギノミコトの禊祓え(みそぎ祓え)が
ルーツとなっている、清めの儀式であります。
つまりは、天皇に通じる国技の由縁なのであります。
  8宮崎駿作品に見る神道
今回はアニメ、もののけ姫と千と千尋の神隠しについてお話します。
これら作品の世界背景には神道の要素がてんこ盛りです。
もののけ姫の住む原始世界には物の怪がたくさん住んでいました。
それは、自然界と共にあり、時に祟り、ときに人間を恐怖におとしめる存在です。
昔の人々はそれをたたり神とも神とも呼びます。
その存在を恐れながらも自然を破壊し鉄という利権にふりまわされるのが
タタラバ(製鉄所)に関わる人々です。
物語同様、昔の日本人は自然を恐れ大いなるものの祟りをおそれていました。
だからこそ、社を立て、祈りまつってきたのです。それが日本人の神道です。
創造主ひとりが神ではありません。そこかしこに、地域ごとに村ごとに、
神が存在するのが日本です。八百万の神々がいます。
そんな神様たちを、銭湯にいれちゃうのが、千と千尋の神隠しです。
ハクとかいう男の子も昔千尋が住んでいた町に流れる川にすむ竜神さまでした。
ゼニーバとかいう魔女が操っていたのは式神(紙の人ガタ)です。
そこかしこに神道の要素がちりばめられています。
神道というのは教えではなく道だということを前に述べた事があると思いますが、
なにかあの映画を見て懐かしいと思うのは、私たちの血の中に先祖が
歩んできた道が、垣間見れるからなのだと思います。
それが、かんながらの道(神道)です。
 9ねぶた祭りと神道の関係
青森といえば全国的に有名なお祭りねぶた祭りがあります。
日本三大火祭りといわれるほど、豪華絢爛で勇壮なお祭りであります。
歴史上の人物や物語を題材としてこうこうと光る大きな山車が町中を練り歩きます。
その祭りの起源はといえば、
農耕民族日本人の信仰が大きく関わってきます。
丁度祭りの時期は稲作にとって大切な時期でもあります。
たくさんの太陽の日を浴びて稲を膨らませる時期であります。
それを見守る農家の人々にとっても、害虫から稲を守り、
四六時中しっかり目を見張って稲を管理する大切な時でもあります。
この時農民にとっての大敵は仕事をじゃまする、だるさ、ねむけといった
体にすくう敵であったと考えられていました。
そこで、ねむけや、だるさをひとがたに乗り移らせ、
川や、海の彼方に流して、稲の豊作を祈ったのが起源とされています。
ねぶたとは、眠いの方言、ねむたい、ねぷたいから転じたといわれるように、
眠気を吹き飛ばして、豊作を神に祈念したのが始まりでした。
今でもねぶた祭りの最終日にはその年一番いいできだった山車を
海に流し花火を打ち上げるという幻想的な光景が見られます。
  10神道からみた靖国問題(父的意見)
日本の神様の中には人間が神様へ昇格することが多々あります。
当然、古代から日本を治めてきた天皇家は神様となり祀られてきたのは歴史的事実です。
また、戦国時代天皇家に変わって日本を治めた武将も神様として神社に祭られています。
こういった人々が神様として神社に祭られていることを私たち日本人は不思議には感じませんし、
当たり前のようにお参りをします。

ところが、その他にも神様になれた人々が日本にはいるのです。
菅原道真。平将門。明智光秀。
世に恨みを残して無念の死を遂げた人々です。
彼らの恨みを沈め祟りをなさぬように、神社に祭り鎮めてこられた人々です。
こうした人々を祭る信仰、怨霊信仰が日本には古くからありました。

この信仰に密接に関係した神様が、靖国神社に祭られいている英霊です。
靖国神社に祭られている神様は、ご存知の通り戦争で死んでいった兵士です。
彼らは死ぬ前から、神として未来永劫お祭りするので、日本のために命を捨ててくれといわれた、
悲しい我ら日本人の仲間であります。
そうした英霊を祀らなければ、さぞ大きな恨みをかい大きな祟りをなす。
それが日本人の持つ怨霊信仰であり、それが心情でもあるのです。

その考えが、行いが国際問題となっています。
日本国の総理大臣がお参りをする度に、諸外国が敏感に反応します。
戦犯国日本としての悲しい側面であります。
A級戦犯が一緒に祀られているのがいけないという意見がありますが、
その人々も死んだ後は靖国にと約束された同じ英霊です。
どんな罪であろうと、もし靖国神社からはずしてしまえばどうなるでしょう。
今までの日本の信仰からいえば、大きな祟りに見舞われると感じるのが当然です。

願わくばそれが日本の信仰なのであり、神の道なのだから、諸外国の理解を得たいところであり、
内政干渉にあらるので、批判にあたらないという立場をとりたいところであります。
もしそれが理解されないのであれば、象徴天皇制を廃し、国家元首の地位を天皇に与え、
当然主権は国民にあることを宣言しつつ、日本国の神々を祭る主が天皇であると位置付ければ
いいのではないかと考えたりもするのであります。
 11ガンダムSEED・ディスティニーにも神道?
最近、ガンダムSEEDを息子と見ていて気づきました!!

オーブ連邦首長国は日本神道の理念を持った国?なのでは??
アークエンジェルがはじめてオーブと接触したのは、オーブ領域の島、名前はオノゴロ島。
神道でいう日本国の親神、イザナギ神イザナミ神が国生みの際にできた島。

平和を愛する理念から国を焼き、カガリらを乗せ、国を脱出していった船がクサナギ。
神道でいう三種の神器のうちの一つ、クサナギの剣。
ヤマトタケル命が敵の放つ火に囲まれ大ピンチの時、叔母のヤマトヒメより授かったクサナギの剣を一振りすると
草についた火をなぎ払い、火の勢いが火を放った敵めがけてなびき、見事ピンチを脱出したという名剣。

ディスティニーでも、地球連邦と共に、その理念とは裏腹に、ミネルバと対戦し散っていった戦艦がタケミカヅチ。
神道では国譲りで活躍する武神、タケミカヅチ神。

という具合にオーブは神道の世界を随所にちりばめているようである。
さらに、そのネーミングはただ知っている名前をつけたというより、神話の背景を理解しながら
意味を重ね合わせてつけているところがすばらしい。

ならば、オーブが立ち上がり、見事平和の世界を、その理念と共に打ち立てるには
宇宙に出て偉大な力を示す、アメノミナカヌシ神。
地球を統治する神、ニニギ神。
平和を愛する神、コトシロヌシ神。
戦争参謀、タケノウチノスクネ。
知恵の神、アメノコヤネ神などの名の登場が望まれる。

  

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