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〜ナースステーション〜
*性知識*
基礎体温


基礎体温のパターン

標準的な基礎体温のパターンは、図のように低温期と高温期の2相性を示します。

月経がはじまると体温は下降し始めます。
月経後低温期が続きます。
排卵日を境目にして体温は上昇し、高温期に入ります。
・次の月経がはじまると、体温は再び下降し始めます。
・低温期と高温期の体温差は0.3℃〜0.5℃の範囲が適正といわれています。

高温期の体温が36.7℃のラインを越えていなくても低温期との温度差が0.3℃〜0.5℃あれば大きな問題はないといえます。
もし低温期と高温期の体温差が0.3℃よりも少ない場合はホルモン異常などの問題が考えられます。

*体温の日内変動について*
健康な人でも1日中の体温は一定しているものではなく、午前2〜3時頃が最も低く、午後2〜3時頃が最も高くなります。
しかし、その差は1℃を超えることはありません。

*測定時間による体温差*
いつもより早く目覚めた場合の体温が低いことがあります。
また、いつもより遅く起きてしまった場合の体温が高いことがあります。
これは体温の日内変動や睡眠状態の違いによるものです。
寝不足や、早く測り過ぎると、低くなり、逆に遅く起きたときに測ると、高くなります。

基礎体温は、なるべく同じ睡眠時間、起床時間で計りましょう。

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