Yu&Me
〜ナースステーション〜
*性知識*
妊娠生理(着床出血) について


飼D娠生理(着床出血) について

俗に、妊娠生理とか着床時出血などと言われていますが、 これは受精卵が子宮内膜に着床するために起こるものだと考えられています。 

通常、受精というのは排卵直後に卵管内で起こります。
受精をすると受精卵はゆっくりと卵管の中を移動して、約1週間後に子宮の中へたどり着きます。
そしてそのあと子宮内膜の中へ数日間かけて徐々に潜り込み、受精後およそ12日後には子宮内膜の中へ落ち着きます。

受精卵が子宮内膜の中へ潜り込む時に少量の出血を起こすことがあり、これがほぼ予定生理の頃の出血となって出てくるのでこのように呼ばれています。

生理の出血は着床しなかった為に体外へ排出される出血で、妊娠生理は受精卵が着床したためにおきる出血ですので、この二つは名前は似ていても原理的には異なるものです。

着床出血は通常少量の出血ですが、時には生理と間違えるほどの出血となる場合もあります。 このため、生理と思っていたのが出血が落ち着いても胸の張りが取れない、 お腹が張って尿か近いままであるなどの自覚により「おかしい」と気づくケースもあります。
出血の量や色、状態のみでは判断が付かないことがほとんどです。
出血の原因がわからない場合は婦人科を受診しましょう。

戻る

TOPへ