Yu&Me
〜ナースステーション〜
*妊娠*


書ル教ってどうなの?

「お腹にいる時から音楽や英語を聞かせると、頭の良い子が生まれる」
など胎教についての色々なことを耳にします。
しかし、本来の胎教はママが常にお腹の中の赤ちゃんのことを意識し、
良くない環境から守り、赤ちゃんに良い影響を与えるように心穏やかに過ごすこと。
赤ちゃんのための英才教育や早期教育ではありません。


赤ちゃんに声や音は聞こえるの?
赤ちゃんの脳は、妊娠するとまもなく発達を始め、妊娠20週になると未熟ではあってもほとんど完成します。
聴覚の発達はもっと早く、妊娠15週頃にはほぼ完成し、20週になると外界からの音に反応します。

かなり早い時期から色々な器官が備わり、お母さんの心で思うことや感じることが、様々な刺激となって伝わるのです。

癒しと胎教
妊娠するとホルモンの関係でイライラしたり、涙もろくなったりします。
こんな時はゆったりした音楽を聴いたり、外に出て美しい景色を眺めるなど、気分転換をはかりましょう。
ママがゆったりと落ち着いた気分で過ごし、美しいものに感動する、好きなことをして心からリラックスできる、これが赤ちゃんにとっての快適な環境なのです。

お母さんが穏やかな気持ちの時は、呼吸も落ち着き、良いホルモンが働き胎盤へ行く血液の量も増えますので、赤ちゃんものびのびと成長します。
逆に喧嘩したり、興奮すると怒りの感情が伝わります。このストレスにより胎盤への血流量が減り、子宮収縮がおこり赤ちゃんが苦しくなります。
ママがリラックスして赤ちゃんに心地良い環境をつくってあげることが胎教なのです。

大切なことは、妊娠したらお腹の中の赤ちゃんのことを意識した行動をとることですね.

たとえば、お酒の飲みすぎ、タバコを吸う、夜更かしをするなどの行為は慎みましょう。
また、胎教はお母さんだけでなく、ご主人や家族の人みんなで協力して、赤ちゃんに心地良い環境を与えてあげてください。

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