Ｙｕ＆Ｍｅ
～ﾅｰｽｽﾃｰｼｮﾝ～
＊妊娠＊
妊娠がわかったら…
□産む場所を決定
赤ちゃんを産む場所をどこにするかは、妊婦健診、分娩、産後まで同じ施設で見てもらうのが理想的です。
出産にあたって、医師や助産婦は定期健診の結果を見ながら対応するので、出産にも十分な気配りができ、妊婦さんとしても分娩時の不安を少なくすることができます。
最近では里帰り分娩も増えています。
妊婦検診を自宅近くの病院で受けて、妊娠３４週くらいから里帰り分娩をする病院で受けるようにします。
両者とも事前に分娩予約が必要です。
自宅出産も行っている助産婦さんもいます。自宅出産は正常分娩に限ります。
総合病院
複数の診療科をもち、病理などの臨床検査の設備もある、入院用ベッドを１００以上備えている病院のことです。
出産後、受診の必要があれば他科受診をすることが出来ます。
個人病院・個人医院・診療所
入院用ベッド数が２０以上あるものを病院、１９以下のものを診療所といいます。
助産所
助産師が開業する出産介助施設。助産業務を行う場所のうち，病院や診療所以外のものをいいます。
助産所は、妊婦、産婦又はじよく婦10人以下の入所施設となります。
産婦人科と異なり医療行為は扱わず、必要な場合は委託医に診察を依頼することになります。
自宅出産
妊婦が助産師の立ち会いのもと、自宅で出産することをいいます。
リラックスした状態で出産に臨むことができ、家族がこれに立ち会うこともできます。
助産師には医療行為が認められていないため、異常時には医師の診療が必要となります。
残念ながら自宅出産を希望しても妊娠経過により出来ない人もいます。
里帰り出産
妊婦が本人の実家に戻り、その地域で出産を行うことをいいます。
ママは家事の負担が軽くなり、自分の母親から育児上のアドバイスを受けられるなど利点があります。