Ｙｕ＆Ｍｅ
～ﾅｰｽｽﾃｰｼｮﾝ～
＊妊娠＊
お産が終わったら
□マタニティブルー
お産が済むと、体内の女性ホルモンが急激に減少します。
ホルモンのバランスが急に崩れることによって、イライラしたり、気がめいったり、涙もろくなったりします。
これを【マタニティブルー】といいます。
その症状には個人差があり、家族関係などの環境によっても異なります。
概ね産後1ヵ月を過ぎるころにはホルモンバランスがよくなり、マタニティブルーは自然に解消するものです。
産後は慣れない育児で身体も疲れていますので、ブルーな気分になるのも無理はありません。
つらいときは自分ひとりで抱え込まずに、夫や家族、友人などに話を聞いてもらいましょう。
落ち着かない気分のときには、ハーブティを飲むのもいい方法です。
ハーブの香りは心と体を癒してくれます。
妊娠・出産期の女性に効用のあるハーブティには、カフェインがまったく含まれず、ビタミンやミネラルが豊富なものがたくさんあります。
●対処法
マタニティブルーは、人間関係や家族構成など環境によるとも言われています。
例えば、子育てに関する不安感、ご主人の協力がなく育児や家事を全部１人で背負い込んだ重圧感、周囲に相談できる人がいない孤独感なども原因のひとつです。
マタニティブルーにならないためには、安心して育児が出来る環境を確保すること。
不安な時、心配ごとがある時、それを聞いてくれる相手を見つけておくことが大切です。
友人や産婦人科や小児科の先生など、いざという時に気軽に相談できる人がいることが心の支えとなり、有効な対処法となります。
また、精神的安定を保つために、妊娠から出産に至るデリケートな時期にハーブティーを飲むことを推奨している病院もあります。
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