Ｙｕ＆Ｍｅ
～ﾅｰｽｽﾃｰｼｮﾝ～
＊避妊＊
避妊に対する意識調査
副効用と副作用
副効用
ピルは避妊効果が高いだけではなく、女性の身体に良い作用【副効用】があることが知られています。
生理周期が規則正しくなる
経血量の減少、それに伴う鉄欠乏性貧血の発症頻度が低下する
生理痛が少なくなる
機能性卵巣嚢胞、子宮外妊娠の発症頻度が低下する
長期服用すると良性乳房疾患、骨盤内炎症性疾患、子宮内膜癌、卵巣癌の発症頻度が低下する
副作用
ピル＝副作用と心配なイメージがありますが、これは開発当時（40年前くらい）の話です。
最近のピルはホルモン量も少なくその分副作用も起こりにくくなっています。
人によっては次のような副作用を感じることもありますが、これらの症状は通常１～２ヶ月飲み続けていくうちになくなります。
吐き気・嘔吐・乳房のはり感・頭痛・不正出血・下痢・倦怠感・ニキビ・体重増加など
頻度は低いですがピルの服用により下記のような病気にかかる可能性が少し高くなります。
血栓症・心筋梗塞・子宮頚癌・乳癌
これらは特に「ピルを服用してはいけない人」が服用した場合によくみられます。
定期健診の必要があるのはそのためです。