●中絶器具の説明

実際に目にすることはあまりない【中絶に使う器械】の説明です。
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手術器械一式
初期中絶に使用される手術器具一式です。
ラミナリア
通常は閉じている子宮の入口を海草で出来た棒状の器具を入れ、水分を吸わせることで自然に押し広げるために使います。
(画像上:比較のためのタバコ・中:挿入前・下:挿入後)
膣鏡
手術用の膣鏡です。
診察用よりも大きめ。膣を押し広げて手術しやすくします。
塚原カンシ
子宮の入口をつかむ器具です。
小さなペンチのような形で子宮の入口を引っ張ります。
子宮ゾンデ
手術は見えない子宮を操作するので、この棒状のものを子宮に入れて子宮の向きなどを探ります。
頚管拡張器
ラミナリアで多少広げた子宮の入口に、この器具を入れて更に開きます。
細い棒から徐々に太い棒に入れ替え少しずつ開いていきます。
胎盤カンシ
この器具は、胎児、胎盤などの付属物をつかみ出す器具です。
穴の開いたしゃもじのような形をしています。
鈍ヒ
胎児や胎盤などの付属物を掻き出すスプーン状の器具です。