●ご供養について

水子って?
中絶、流産、早産、死産などで産まれてくることができなかった子供たちのことです。
その魂は汚れを知らず、無垢で、とても清らかな純粋なものです。
恨みや祟ることなど煩悩は持っていません。
こんな言葉を聞きました。

赤ちゃんはママを選んでやってくる。自分が生を受けない命とわかっていても、ママに大切なことを伝えるために宿るんだよ
供養は必要なの?
赤ちゃんはいつもあなたの傍で、あなたを守っています。
ママが悲しんでいる姿は赤ちゃんは望んでいません。
【いつも笑顔で過ごすこと】
コレが一番のご供養でしょう。

『忘れること』と『忘れないこと』
いつまでも苦しみを引きずっていては、赤ちゃんも浮かばれません。
苦しかったことや悲しかったことはじょうずに忘れてあげて、お母さんの元気な姿を見せてあげましょう。
そして、赤ちゃんのことを思い出してあげてください。
「お空で元気にしているかな?」「あなたが見守っていてくれるから、ママは幸せだよ」
など、なんでもいいんです。
赤ちゃんと過ごした短い期間の楽しかった思い出やうれしかった気持ちは忘れてはいけません。
ママの心が落ち着き、心から素直に祈ることができる、それが大切です。
ひとりの人間である赤ちゃんです
あなたのお腹で過ごした赤ちゃん。
お空に還った赤ちゃんは二度と戻ってきません。
もう一度ママのお腹に戻ってくること
それはできないの。
だってお空に還った赤ちゃんは1人の人間だから。
「戻ってきてね」「次は産んであげる…」
お空の赤ちゃんが一番辛い言葉。
お空の赤ちゃんを“個人”として見守ってください。
ひとりの人間として想い続けてください。
お空にいるひとりの子供として、家族として受け入れてください。

赤ちゃんのお名前
お空に還った赤ちゃんの為に、気持ちを込めてお名前をプレゼントすることもいいことですね。
赤ちゃんは名前を呼ばれる度にきっと笑顔になります。
赤ちゃんをより大切な存在として受け入れてあげることができるのではないでしょうか?

供養の方法
供養のかたちはなんでも構いません。
お部屋にお花を一輪を飾って祈るのもよいでしょう。
夜空の星を見上げて祈るのもよいでしょう。
供養の方法は人それぞれ。仏像や僧侶を拝むことばかりが供養ではありません。
お寺様でのご供養であなたの気持ちが癒されるならそれが正しい供養ですし、お部屋でお祈りするだけでも、正しい供養なのです。

お寺様での供養
水子観音か水子地蔵のおまつりしてある寺を探しましょう。
そして、お寺に持って行くものは「お菓子」「おもちゃ」「お花」「ジュース」など 。
ぬいぐるみや赤ちゃんへのお手紙なんかもいいですね。
「赤ちゃんがお空で幸せに過ごせますように」というあなたの気持ちが伝わるように、お祈りしましょう。

おうちでの供養
お寺にいけない、お金に余裕がない、そんな人はおうちでご供養をしましょう。
お花を飾ってもいいし、ぬいぐるみをおいてもいいです。
お菓子を買うときに、赤ちゃんの分も買ってみるのもご供養の1つです。

−−赤ちゃんを心から愛すること−−
それが正しいご供養なのです。
まずは自分のできるこことから
ご供養をしてみませんか?