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2009年2月26日Thu.
あなたもわたしもスタディオン

事業計画の最中。自分たちが座る机まわりも、面積を測って家賃計上せねばならない。同じ部の他課の課長がとりまとめてくれた。
「巻尺ない?の30センチ定規ないー?」
「ないみたいですね」
「ならしょうがない、体で測るか」
いいんですか、そんなアバウトで。
「いっそキュピトで測ったらどうです」
「なにそのキュピトって」
「古代ギリシアだかローマだかで使われてた単位でしょ。確か肘から手首ぐらいまでじゃなかったでしたっけ」

後日、彼から詳細なレポートが送られてきた。

キュビット、キュービット、キュビト(英語 : cubit, 「キュービト」, フランス語 : coudee, 「クデ」, ドイツ語 : elle, 「エレ」, ラテン語 : cubitus, 「クビトゥス」)は、古代より西洋の各地で使われてきた長さの単位である。今日、キュビットを日常的に使用している文化は存在しないが、宗教的な目的(例えばユダヤ教などで)は現在でも使われている。キュビットは、肘から中指の先までの間の長さに由来する身体尺である。「キュビット」という名称は、ラテン語で「肘」を意味する cubitum に由来する他の身体尺と同じように、後に特定の人物(その土地の有力者、王)の体に基づいて決められるようになり、さらに他の長さの単位との関係の中で明確な定義が与えられるようになった。よって各地で様々な長さのキュビットが使われていたことになるが、その長さはおおむね 43 - 53 センチメートルである。キュビットは、紀元前6000年ごろの古代メソポタミアで生まれたとされている。

なんのことはない、Wikiの丸写しである。
しかしうろ覚えは間違いが多い。キュピトではなく、キュビトだったのね。肘から指の先までだったのね。ほうほう。

また後日のこと、仕事の話の合間に彼が言った。
「そういえば、スタディオンていうのもあった」
「ああ、確かスタジアムの語源ですよね」
「え?違うよ、バビロニアので、太陽が上り始めて、地平線から完全に出るまでの間に歩いた距離のことだよ」

スタディオン(stadion, στ?διον)は、古代ギリシアおよびローマで使われていた距離(長さ)の単位である。複数形はスタディアである。スタディオンはバビロニア起源の単位である。その距離は、砂漠において太陽の上端が地平線に現われてから、下端が地平線を離れるまでの間に人間が太陽に向かって歩く距離と定義されている。その人の歩行能力に依存した一種の身体尺であるが、おおむね180メートル前後となる。言い変えれば、スタディオンは太陽がその視直径分だけ移動する間に人間が歩行する距離である。太陽の視直径(見た目の角度)は約0.5度(正確には32分)であり、その角度を移動する時間は約2分である。太陽は1日で1周(=360度)するので、1日に人が歩ける距離は360/0.5=720スタディア、1時間の歩行距離は約30スタディアということになる。古代ギリシアの陸上競技は1スタディオンの直線コースで行われており、1スタディオン以上の競走はコースを往復した。競技場もスタディオンを基準として設計されたことから「スタジアム」という言葉が生まれた。

ほらやっぱりスタジアムはここから来ているではないか。
それ以来、我々の挨拶は 「スタディオン」 になったことは言うまでもない。
「スタディオン!」
「スタディオン!」
ほとんど 「ジークジオン!」 のノリである。本人もドズル中将に似てないこともないし。
「がっはっは」 と笑うとことか。横ハバのあるとことか。

今年のバレンタインにはトリュフを贈り、「れっつすたでぃおん!」 とメッセージを付けた。
お礼の返信メールは一行、「すたでぃおんは約180メートル」
一粒180メートル。どんどん意味不明となっていく。


2009年2月17日Tue.
業務連絡

たしかにでかいし、迫力あるし、襲われるとこわい。とんび。


2009年2月8日Sun.
なんで私に

このあいだカラオケで盛り上がったグリーにいさんから、for30'sと銘打ったCDをもらった。


01.ルパン三世 02.北斗の拳 03.うる星やつら 04.タッチ 05.みゆき 06.キューティハニー ・・・・・・・・・
なんで私にくれるわけ?