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2006年7月25日Tue.
私になにか恨みでも
なんだかんだでばたばたとした一日だったが、わりと早く退社できたのだった。
帰りのラッシュも次の駅でだいぶ空いて、ちょうどあいた席に座ることができた。
そこまではよかった。
さて、と本を取り出して読み始めたのだが、隣のねーちゃんがおもむろにごそごそ動いている。ふと見るとはさみを取り出してなにやら紙を切っているのだ。どうも同人誌の原稿のページ貼りをしているらしい。
夏コミの締切か。
こういう公共の場で刃物を使うとはずいぶんと非常識である。しかしまあ、せっぱ詰まり感が身につまされたし、先の丸いプラばさみでだれかを傷つける心配もなさそうだし。コトを荒立てずにおいたのだった。
そして本を読み続けたのだが、正直ねーちゃんの肘が気になって仕方ない。本人は極力目立たないようにやっているつもりだろうが、やっぱり横でちらちらされて気のいいものではない。
それでも根性で読書を続けていたらば、ページを貼り終わった彼女は、扉絵のフチを大胆に切り、ケント紙に貼り付けたりなぞしはじめた。
本を読み、ねーちゃんに気を散らし。
そして気が付くと、降りるべき駅を過ぎてしまっていた。
その電車は快速だったので、とっても遠くまで連れて行かれてしまったのだった。
2006年7月20日Thu.
タコ足
えー、いま現在、ワタクシの課にワタクシの仕事が分かる人は、ワタクシしかおりません。
というような、ある種恐ろしい状態なのですが、エライ人たちはほかにもおおごとがありすぎて、どれほど恐ろしい状態かちっとも気が付かない、あるいは気が付かないフリをしている。
そういう状況下で、また人事が発表になったとお考えください。
要するには、部長兼課長があまりにも忙しすぎて、別の人を課長にしました、ということなのですが。
その人もワタクシの仕事はまったく分かりません。
ま、ワタクシの仕事は、移管の予定もあるし(ぜんぜん話が進んでないけど)、いままで通り部長がじかにみる、ということにしてくださったのだが。組織的な上長は、新しい課長になります。
そゆわけで。ワタクシの仕事は、
調査内容をチェックするのは、前の課長。
それにサインをするのは、今の部長。
決裁申請するときの上長は、今の課長。
そのほか法的なことが絡むときチェックするのは、本社のお兄さん。
いやもうなんちゅうか。タコ足配線の女と呼んでください。(←かなりうんざりしてたりする)
たのむから、これ以上上司を増やさんでくれよ?
おかげさまでといいますか、なんだかいろいろどうでもよくなってきて、以前の職場でこうむったPTSDを忘れられそうです。
2006年7月18日Tue.
足がつる
なぜかこのごろ、よく足がつる。明け方ふっと目を覚まし、「ヤバイ!」と思った時にはふくらはぎの一部に激痛が。
痛い。かなり痛い。
なんでやねん、こんなこと10年くらいなかったのに。
運動不足か? でも会社の行き帰り、ずいぶん歩いてるけど?
涙目になりながら 「うぎゃー! わぎゃー!」 と声なき叫びをあげて転がりまわり、「一人ささえツリこみ足〜(涙)」とか口走って悶絶しているうちに、どういうわけか、また眠りに落ちてしまう。
そして中途はんぱにしかほぐさなかったツケは、日中キチンとまわってきて、1日足を引きずる羽目になるのだ。
2006年7月11日Tue.
平穏な日は来るのか
物量的には峠は越えて、定時に上がったりできるような今日この頃。しかしわたくし自身の担当する仕事の将来が、どうにもはっきりせず、お尻の落ち着かない日々が続く。
なおかつあちこちと調整をとるような案件も放っておかれて、「なんか私の立場でやるのは筋違いだよなー」
などとぶつぶつ言いながら、取引先に歯切れ悪く応対。すみませんね、いっつも奥歯に物がはさまったよーなことしか言わなくて。
みなさん好きで放っておいてるのではないことは分かる。分かるんだが。
どお考えても、時間給派遣の私の範囲を越えているんですが〜〜〜!!
などなど遠吠えをしていたら、本社のお兄さんが、見かねて書類作成の応援に来てくれた。
いつもお電話でのおつきあいで、声が若くて気さくな方だから、ついついこちらも気軽にぶちぶち言っていたのだが。
ご本人を初めて見て、驚いたのだった。
………お兄さんではなく。おじさんでした。
どしぇー! うそー! もしかしてスゴイ目上でしたかー!
あとで聞いたら、出向した課長と同い年だとか。うわー失礼な口きいてなかっただろうな私。
あわてて記憶をトレース。さすがにタメの口は叩かなかったと思うが、
住 「すみません、今日は定時上がりです」
お 「ああ、七夕だから」
住 「……ぜんっぜん関係ないですけどね」
お 「ハハハ」
住 「たなばたよりたなぼたがいいです私」
お 「たなぼた! ブタじゃなくて」
住 「たなブタですか! じゃあロースがいいな」
お 「え、ローズ(仕事用語)ですか? さあすがー」
住 「おおやだやだ」
とかいうような会話をへーきで交わしていたのだ。
まさに、電話の向こうはどんな顔♪ である。まあそれ以降もぜんぜん変わりなくしゃべってますが。
そして早上がりした七夕には、会社の女の子と温泉に行ってきた。おとといの日曜日には、2時の母となった育休中の前任者の家に、職場の人たちとおよばれ。乳児が転がり3歳児が走り回る中で、大人たちは昼間から飲んだくれていたのであった。
2006年7月1日Sat.
上四半期すぎて
生きてました。ずびばせん。
6月エンドはまじで悲惨な状況で、まるまる2週間近く午前様生活。
ひたすらレポート作成マシーンと化し、突貫で作った調査票は、「○○くんに見てもらった?」「………いえ、でも○○さん韓国出張中ですけど」「うーん、でもねえ、目を通してもらわないと。住吉さん、自信ある?」 とか言われる始末。
半年しか経験のないわたくしに自信などあるわけがなく、しかもくだんの○○さんは、もはや出向して別会社の所属のはずですけどー!? 責任を取る上長は、あなたのはずなんですけどー!?
たのむから、自信のないような無茶な人員配置はやめにしてください。
自信ないながらもなんとかヤマは越えた(と思いたい)ので、少しは楽になる(と思いたい)のだが…。
てなわけで、まとめ日記。
6月某日 スターバックス
敷地内に新しい建物ができた。ピカピカツルツルの、いんてりじぇんとびる! というような面持ちで、エレベーターの音声案内も英語がくっついてたりする。
かたや、住吉のおる建て屋は、敷地内随一のぼろっちい2階建てで、奥に身をひそめるようにひっそり存在しているのだった。
所属部員は、「他の棟の人から、倉庫だと思われてるよね。人いるの? とか…」
とささやきかわしている。
この違いはナンダ!? 同じお給料体系なのに。そりゃお仕事いただけるだけありがたいんだが、なんかこー、ふつふつとくるものがある。食堂は混むし、ビル風吹くし、わしら○号棟にはちーっとも良いことがないではないか。
ただ一つ、私たちにも恩恵があるのは、新棟にはファミマとスタバが入って、買い物が便利になったことだ。コンビニはあまり利用しない人間だが、夜遅くなったときに、おにぎりを買ってきてかじることくらいはできる。
そしてスタバは毎日のように利用しているのであった。やっぱしさ、自販機よりおいしいコーヒーがあれば飲みたいもん。コーヒーを飲んでると、酒飲んでも肝硬変になる確率が低くなるみたいだし。
そんなわけで、どんどんお小遣いを消費しているのだった。スタバ貧乏だわ。
6月某日 ジ・オタク
ガンダムを貸してくれたエンジニアさんがまた来た。彼はなんというかこう、身も心もオタクの見本になれますというか、秋葉原のラジオ街とメイド喫茶両方いけますというか、まあそのなんだな、はまりすぎててむしろすげえ。
断っておくが、私はオタクが嫌いではない。むしろ自分にもその気があると自覚している。
だが。あからさまにオーラを出している人に、「仲間認定」 されるのはどうにも腰がひけるというか。
確かに前回会った時に、サーシャってば1年で赤ん坊から18歳になったわけよね、なんつー男に都合の良い設定だ、お洋服とかどうしていたのか、真田さんは科学者だから困らなかったのか(?)、とかとかプチっと盛り上がり、貸してもらったガンダムもよろこんで見ていたが。
覚悟の足りない私は、ジ・アキハバラくんに 「同じにおいがする」 と言われても、さすがによろこべませんです(涙)。
彼のことは嫌いではないが(まさかルリルリや真行寺さくらのフィギュアをなでまわしてふふふふとか言っていないだろう)、必死になって「いやー! わたし一般人ですよ!」と防御をはりまくり。
なんとかして同じ土俵に引き込みたいらしい彼は、「ゲームは? やる?」 と聞いてきた。
これはウソつく必要もないので、胸をはって「やってませんよー! 一般人ですよー!」
と言っておいた。よく考えれば、ゲームをやらないことと一般人であることの間に因果関係はなんにもないのだが、実際に家庭用ゲーム機をさわったことがあるのは片手で数えるほどだ。
「でもダンジョンとかポーションとかスライムとかコカトリスとか、用語はそこそこ知ってます」 という言葉は、懸命に飲み込んだのだった。
ちなみに既婚者だったりする。人さまのご家庭をデバ亀する趣味はないが、彼の奥さんは見てみたい、と思うのだった。
6月某日 クロックショック
朝起きて、枕元の目覚ましを見たら、12時24分を指していた。
連日の残業で疲れ切って、目を覚まさないこともあり得る自覚があるので、一瞬血の気がひいたものだが、ヨタヨタとリビングに出てみたら7時22分だった。どうやら目覚ましの電池がなくなってきていたらしい。
それにしても、うまく目を覚ましたからよかったけど、ちょっと綱渡りだったかも。