
日記TOPへ戻る
2005年12月31日Sat.
大晦日。
いつのまにやら大晦日。師も走る年の瀬にぼーっとしていたら大晦日。
ぜんぜん、実感ないんですけど。ほんとに明日から次の年ですかあ〜? 全国規模で私をだましにかかってるんじゃないだろうな。<なんのために
いえね、クリスマスもそうだったけど、なんかこう、行事だーとか節目だーとかいう高揚感がちっともないんですよ。
以前はもうちょっとワクワクしていた気がするのだが。年をとったということなんだろうか。
それでも世間並みに、ふだんしていないところの掃除などにちょびちょび手をつけて。
昨日は排水溝の掃除まででいっぱいになり、今日はトイレ掃除と障子の桟拭きをして、換気扇のフィルターを洗ったところで力尽きた。網戸や窓を拭くのは年明けにとっておこう。
そんなわけで、年賀状をまだ出していません〜。昨日あらかた書いたけど、ポストに出しに行く気力が残っていないのだった。
ソバを食べたら、ちょっとは復活するかしら。
とりあえず今晩から実家に帰ります。あと数時間後ですが、みなさま良いお年を。
2005年12月29日Thu.
おしごと
仕事納めであった。
この一週間、まさに産休に入らんとす、という社員と、工場出張に飛び回って席の温まらない課長から、促成栽培で業務の引き継ぎをしてきたのだが。
ここで正月休みになってしまうと、なんだかすべて忘却してしまうような気がする。
どうやら想像していた以上に、総合職に近い仕事のようだったのだ。
覚えることはたくさんあるし、自分で消化して対処しなければならないことも多い。
なにより、扱う範囲がもろに化学の世界なのだ!
いやもう、この年になってぴいぴいえむだのかどみうむだのじふぇにるかるばじど法分析だのに関わりを持つとは、想像だにしとらんかった。
なにしろ昔から理系の成績は超低迷。大学の一般教育の自然科学分野は、生物以外はマスプロ講義で先輩のレポートをあてにしてしのいだという体たらくだった。
元素記号はかすかに覚えがある。もっともポピュラーだった 「水平リーベ 」ではなく、「ケイコカナコメグミ…」
という、女の子が口にするのははばかる符丁で憶えたもので、どーゆーわけかそういうのは忘れない。ただしケイコが何でカナコが何だったのかは、もはや記憶の彼方である。
それでも、勉強してみれば結構面白いもので、言われるままに単純作業をするより良かったかもしれない。産休の人を始めみんな良い人で、丁寧に教えてくれているし。
休み明けにすべてリセットされていなければよいんだがなー。
2005年12月28日Wed.
通販のポイントが溜まったので、ちょっとヘンな物を買ってみた。
健康酒ポットである。
果汁や果実と焼酎を混ぜて、冷蔵庫で寝かせる入れ物だ。レモネード酒やブルーベリー酒などのレシピ付き。
混ぜて寝かせるだけなら、別にこれでなくともあり合わせのビンで十分だが、目盛りもついているから分量を計らなくていいし、このままレンジにもかけられるし。
なによりハリオグラス製だから丈夫そうだし。
さっそく、こんなものを作ってみました。
季節になったら、菊花酒も作るのだ。
2005年12月26日Mon.
風呂の問題
寒い。
ひじょーに寒い。
列島が大雪に見舞われる中、なぜか晴天続きの関東平野に住んでいて言うこっちゃないかもしれないが、外に出ると冷蔵庫の中に入ったような気持ちになるのだ。
で、さすがにお風呂を焚くことにした。
引っ越してから、お風呂は数えるほどしか焚いていない。
なにしろファミリーサイズなもので、湯船の容積がでかいのだ。一人入るだけなのに、ひるむほどの水量を必要とするので、貧乏性なワタクシは、ついつい「ま、シャワーでいっか」
と済ましていたのだった。実際仕事しないで貧乏だったし。
余談だが、前に住んでいたアパートでは、別の事情でお風呂に入りづらかった。ユニットバスで髪や体を洗い、しかるのちにあらためてお湯を溜めるので、待つ時間は暖房を入れていても凍えそうになったものだ。
今は洗い場もあるし、ぜいたくな湯量に後ろめたさを感じなければ、ゆったりバスタイムを楽しめる。
しかしなんだな。
最近のお風呂ってのは、なんでこう便利にすぎるのか。
ざっと湯船を洗い、栓をして、「お風呂」 のボタンをぽちっと押すだけ。
給湯口からぢょろぢょろと適温の湯が流れ出て、設定した湯量で自動的に止めてくれる。
何度となく水をあふれさせた経験のある私には、たいへんありがたいシステムであるが。
8分目まで溜まると 「もうすぐお風呂が沸きます」とアナウンス。
設定水位になると、チャラリーリラリーリラリーラー♪ というメロディーと共に、「お風呂が沸きました」。
慣れるまではぎょっとしたもんです。私以外いないはずのこの家でしゃべるやつぁダレ!?
軽くホラーハウス気分を味わえるのだった。
2005年12月22日Thu.
日常の悲喜コモゴモ
喜
会社の抽選会で、黒ヱビスがあたった!
1缶だけど。
お歳暮をフロアで分けたのだ
悲
鍋が壊れた。
一人暮らしを始めた時に買ったもので、かれこれ8年。ほぼ毎日火にかけて使い倒した。
お疲れさまでした。
でも、まだボウルとしてこき使うつもりなのでよろしく。
2005年12月20日Tue.
初出社
勤務初日。
派遣会社の営業さんに付き添われておっかなびっくり出社。
配属されたのは、かなり大きな会社のかなり大きな事業所で、はっきり言って大学のキャンパスに似ているのだった。
とにかく初めて現場に行くわけだから、まずはきちんとした身なりで行かねばならない。営業さんも、初日はスーツに近い格好で、と言っていたし。
で、とにかく目立たないように、地味めのスーツを着ていったのだが、もののみごとに浮いた。
野暮ったいのは自覚している。だが、ビシッと決めてたら、別の意味でもっと浮いたに違いない。
なにしろフロア全体がえらいカジュアルなのだ。
男性も、ネクタイをしている人はほぼ皆無。たいていセーターか柄シャツで、服装だけ見れば大学生みたいだわ…。
肝心の仕事は、産休の社員の代替で、製品に含まれる成分の問い合わせに対して回答したりするようなことを主とする。
2ヵ月ほどアルバイトした会社で、似たような材質回答の仕事があった(やってはいないが)というのを伝えていたので、どうもそれが決め手となって採用されたらしい。
ほんとに何事も無駄にはならないもんだ。
2005年12月17日Sat.
住吉家の法則
で。とりあえず収入の見通しができちゃったりしたので、つい気がゆるんで購入してしまいました。
買うならせめて文庫になるまで待とう、と思っていた、
「生協の白石さん」。
ネットで話題になり始めた頃から、ちょいと気にはなっていたのです。日本人にはめずらしいウィットがあるなー、同年代なのに老成してるっぽいのがヨイわー。元職業柄、なんとなく雰囲気も分かるし。でもなあ、ブログ見ればいいし、わざわざ今買うこたあねえだろうなー。と思っていたのに。
住吉家には、
ベストセラーを旬で買うと後悔するの法則、というのがありまして。
後から内容に「うーむ」と思うことも多く、だいたいがハードカバーをがばがば買っていたら、確実に床が抜けます。
しかし職が決まって浮かれた気分というのは恐ろしい。気がつけばふらふらと手にとって、レジに差し出しておるではないですか。おまけに阿川佐和子の
「今さらながらの和食修行」までつけて。散財だわ。
それで後悔したのか?
しました。
確認しないで買ってしまったわたしがいけないのですが、内容がどうこうではなく
このボリュームで1000円は高すぎます。
やっぱ、3年待てば良かったよ…。住吉家の法則、健在。
2005年12月16日Fri.
ようやく
お仕事が決まりました。来週から働きに出ます。
2005年12月15日Wed.
仕事えらび
どうもタイミングが合わないのか、いまだに仕事が決まらない。
選びすぎというのは分かっているのだが。派遣会社からの「あなたにご紹介できるお仕事」は100件を超えている。
しかし業種が「うーむ」だったり、都心過ぎてちょっと遠かったり(通える範囲ではあるが)、いまいちこう、ツボに来るのがないというか。
ぜーたくを言っている場合ではないのだが、将来の保証もないわけだから、せめて納得いくところで働きたいし、なにしろ派遣は交通費自腹だから、近いにこしたことはない。
で。○線沿線の製造業の求人をしぶとく待っているのだが、これがなかなかない。
「大学の事務の仕事がありますが、どうですか?」 と紹介があったが、せっかく辞めた(?)のだから、別の仕事をしてみたいではないか。
そうこうしているうち、某企業の開発・研究の求人が目に止まった。
半導体の新製品開発のための評価業務で、電顕を扱ったりもするという。
ぬー、わたくし、バリ文系で、半導体といえば 「産業の米」 ということくらいしか知らないしなあ。
ただ、仕事内容以外の条件は申し分ない。とりあえずエントリして営業につないでもらうと、「専門知識を持つ人がなかなかいないので求人の幅を広くとっているらしい」「教育はするので、働き方が合えば大丈夫では」とのことだったので、先に進めてもらうことにした。実現すれば白衣着用、
晴れ時々クリーンルームの住人である!
←ちょっと錯乱
しかしまず、中学の理科レベルの知識さえあやふやな人間である。ワットはホワット? とか言っていたら張り飛ばされそうだ。
とにかく業務上の必要スキルとされたパワポだけは勉強しておくことに。半導体関係は、なにか本でも買ってアウトラインを理解しておこうかと思ったが、なにしろ通るかどうかも分からない話なので保留。そのかわり、ネットの海をただよって、
よいところを見つけました。なるほどー。導体と絶縁体の性質が半分こって、こゆことでしたか!
で。結果は。
理系の対抗馬が現れたらしく、結局この話は進むことなく終わりを告げた。
住吉の
まっどさいえんてぃすとデビューの夢は、あえなく夢で終わったのだった。
そして、次のエントリをどーしよー、ココ(金融)にするべきか、それともココ(放送)か、いやいやもう少し待ってみるか、とぐずぐず粘っていたら、「同じ会社で品質管理部門の求人がありますが、どうでしょう」
と紹介があった。ともかくそれを受けてみることに。
時給は安くなるが、少なくとも事務の範疇の仕事だし。
そんなわけで、明日顔合わせに行ってきます。
2005年12月10日Sat.
うかい竹亭
元職場の飲む同士(飲まない人もおるが)で、かねて「行きたいね〜」と言っていた、
うかい竹亭に行ってまいりました。
関東では有名な料亭ですが、庶民に手が届かないほどではなく、「ちょっとしたぜいたく」を味わえる「うかいグループ」。
最近は業務拡張もめざましく、東京タワーのふもとにとうふ屋をつくっちゃったり、創作洋食にチャレンジしたり、いろいろ手を広げているようですが。
お値段もよいが、お味もサービスもよろしいようで。すっかりくつろいで長っ尻をしてしまいました。
ところで、ワタクシは「もうこの季節だし、高尾は寒いだろう」と思い、着慣れたジーパンで厚着をしていくつもりでした。
ところが前日、幹事のMりちゃんから、
「ドレスアップしてきてください」とのメールが。
そういえは、そもそものこの集まりの趣旨は、「一月に一回くらい、おしゃれしていい物を食べに行きたいね」てなことではなかったか。
自慢ではないが住吉は、どれすあっぷなどという単語からは178度くらい縁遠いオナゴでございます。
着る物は構わない。貴金属類には興味ない。
20代の娘の頃は、もう少し光り物にも心引かれていたはずなのに、どうしてこーなっちゃったのか。
今では光り物をプレゼントしてくれよう、などという奇特な男の人がいたりしたら 「食えないもんもらってもしょうがないから、酒か図書券にしてください」 とか 「光り物ならアジかイワシ」 などと言い放ってしまう自信がある。いないに決まっているが。
しかし5人の中であまりにも浮いてしまっても迷惑かけるので、ジーパンはやめにして黒のパンツに赤のカシミアのセーターを合わせることにした。
ブローチでも刺せばよかったのだが、手元にあるのは季節はずれだったりメッキが焼けていたりしたので、
シンプルいずベスト! でいくことにしたのだった。
いいんだ。ドレスが鰆の杉板焼を食べるわけでないし。
2005年12月8日Thu.
しゃかいふっき
派遣話がしょっぱなからスベり続けてケチがついたのか、どうも落ち着き先が決まらない。
腰が定まらない毎日であるが、とにかく年を越す資金だけでも稼ぐかと、昨日おとといとアルバイトに行ってきた。
仕事は大手ハウスメーカーでの入力作業。
住宅フェアで集めたアンケートを、Excelに入力するというものだ。
同じアルバイト派遣からもう一人来ていて、二人で2000件強を2日間でやるのだ。
最初はらっくしょ〜♪と思っていたのだが、これが想像以上に手強い。タイピングスピードがどーのというより、次々問題が出てくるのだ。
「あのー、このメモどう入力しましょう」
「えっとー、複数回答の場合どうしたら」
第一、テンキーなしで郵便番号や電話番号を入れるのはつらい。
短期決戦でバリバリ集中し、なんとか期日内に終わらせたが。
なんというか、ここでもIMEが大活躍で(涙)。
「不動産」と何度も入れたのに、いきなり「不動さん」になるってなに? 「虚無への供物」かオノレは。
「副社長」は、これ以外ないと思うのに、「福社長」。なんかめでたいんかい。固有名詞かも。
「商事」は「昭二」だの「昌司」だのになってくれちゃって引きづらいし。
「経営」と打ったらなぜかしょっぱなから「w咏」(うろおぼえ)とか出るし。なんじゃそりゃ。
しかしまあ、今年も失敗に終わった日本語文書処理検定ですが、IMEのタッチに慣れていたのは大収穫でしたね。何事も無駄にはならないもんだ。
それにしても、世の中には達筆な人がほんとーに多い(涙)。もちろん穏やかな反語表現である。
自分も人のことは言えないくらい達筆であるが、少しは自信を持ってもいいのかもしらん。
古文書解読は苦手な分野だったが、それでも 「字典かな」 とか見ていた経験が少しは幸いしただろうか。マジで読めないものは、社員があとで判読するという。ご苦労様です。できるのか。
帰ったら腰がイってました。一日座っている仕事なのに。
でもま、大きな会社のおふぃすびるで働くというのは初めてだったので、こんな感じかーと思って面白かったです。
急な仕事だから実入りも良かったし。
お給料入ったら、バーミックスを買おう♪ ←目的変わってるし。
2005年12月3日Sat.
塞翁が馬っぽい
今日はJ1最終節。
すでにしてアルビは優勝戦線から離脱している。しかし対戦相手が、離脱していないレッズとあっては、そりゃもう「ジャマしちゃる」という気まんまんなわけで。
なにしろ今年は上位5チームに優勝の可能性がある大混戦で、その対戦相手のふんばり如何によって、どこに栄冠が転がり込んでもおかしくない状態なのだ。こういうときには目先の相手をとことんイジメなければならん。
で、どこで見るか。
地上波の放送はトップのセレッソにとられてしまったので、BS−iチャンネルの入るスポーツバーに行くことにした。
先週行った新宿のバーでは「最終節はエラい混雑します」とのことだったので、都下T駅まではるばる出かけたのだ。
はるばる行って。結果は。
結果は。
……………………。
…………………。
………。
新潟0−4浦和
なにも言うまい。いや、木寺さんリマさん、お疲れさまでした、と言っておこう。
小腹が空いたので、T駅前で軽く寿司をつまみ、帰りのバスに乗る。
行きは私鉄とJRを乗り継いで来たのだが、うちの最寄り駅の二つ先までのバス路線があるのを発見したのだ。
えっこらしょ、と一番後ろの座席に座り、しばらくするとガッカリしたのと飲んだビールの相乗効果で、すっかり寝入ってしまった。
−−−−−−−−−−−−−
目が覚めた時、乗客は私一人で、車内はやけに暗かった。
うーん、節電してるのかしらんー? と、ボケた頭で考えているうちに、バスはどんどこ進み。
車庫に入ってしまった。
うわお、わたし、もしかして乗客として認識されてなかったんー?
とりあえず、このまま車内にとじこもっていてもしょうがないので、てとてと前に行って車掌さんに声をかけた。
たいそうびっくりされた。
座席の影になっていて、ぜんぜん気づかなかったそうで。せっかく車庫に入れたバスをまた出して、終着の○○駅前まで送ってくださるという。
「あ、それなら○○道の○○交差点に行っていただけると、そこから歩けるんですが〜」
ダメもとで言ってみると、「遠くはだめですけど、どこでも送りますよ」 と、快諾。わーい。
その車庫は、以前面接を受けて落ちた会社の近所だったので、少しは地理も分かっていたのが幸いした。しかし路線バスに送ってもらうのは、生まれて初めての経験である。
そんなわけで、家まで歩いていける距離、しかも買い物をして帰ろうと思っていた店のすぐ近くまで乗せてもらってしまった。料金もタダでよくなってしまって、二駅分の電車賃も浮いて、すんごくハッピー♪。
……だったのだけど、後で考えてみたら、路線以外のところを走らせるのって、服務規程違反とかではないんでしょうか。バス会社の内情には詳しくないので分かりませんが。○○駅まで戻るよりはずいぶん近かったはずだけど、ワタクシがべらべらしゃべってしまって親切な乗務員さんを困らせてもいけないし。
てなわけで、以上のできごとは、フィクションです。ということにします。