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2005年10月29日Sat.

イタリア男が世界に冠するマザコン(日本のそれとはニュアンスが違うが)であることは周知の事実であるが、近年の「一番大切なもの」のアンケートで、母親を抜いて一位に躍り出たものがあるという。
サッカーである。
もともとヨーロッパ人のサッカー好きは世に聞こえたところであるが、ついにセニョールまでもマンマの上位に置いてしまうとは。蹴球、おそるべし。

などということを、ふと考えたのは、本日は新潟−神戸戦があったからである。
今日は大学のクラブのOG会で、キックオフの15時半に終わる予定であった。
一応試合開始から見るつもりで、「15時には先に失礼するから」 と断っていたものの、退官された部長先生と歓談してたりすると中座しづらく、結局散会まで抜けられなかった気の弱いわたし。
とても、イタリア男の情熱にはとどきません。

ところで本日、私はどこでゲームを見たのか。
今日の会場は神戸である。そして放送はBS−i。
我が家には衛星放送がない。
新潟を遠く離れたこの地では、ゲームを見ようと思ったら、地上波に運良くのったときか、この近所のアウェイ戦を観戦するくらいしか手段がない。いや、遠い会場でも行く気になれば行けるが、実際上は無理っす。
しかしわたくしは考えました。
先週、先々週とライブで見てしまったら、やはり血が騒ぐものがある。見たい。無理やり見るにはどうするか。CSに加入するのも一つの手ではあるが、それよりも首都圏ならあるだろう、サッカーバーが! いや確率の問題で。首都圏以外にないと思っているわけではナイです。
……ありましたよ、新宿に。
地下の狭いショットバーのようなところに、サッカー野郎がぎうづめになっているのだった。スクリーンで千葉−大分、横のモニターで新潟戦。
どうやら大分サポのオフも兼ねていたようで、そちらの方が大盛り上がりだったのだが、ジェフサポも数名いて共存していて、なんだかすごい。
新潟ファンは私のほかに先客が1名。神戸勢は 「一度も来店したことないっす」 とのことで。
突き出しのナッツ類をぼりぼりやりながらの観戦であったのだが、こんなに高カロリーのものを食べた挙句、のぼせて血を吹いたりする人はいないのだろうか。
実際のぼせそうであった。
後半、1点リードのままロスタイムに突入。追加点欲しかったよなー、でもま勝ち点3だし、とか思っていたら。
まさかまさかまさか、終了1秒前に同点に追いつかれるとは。
サッカーはなにがあるか分からん。


2005年10月28日Fri.
中華街で中華鍋

昨日は横浜。
コンタクトレンズの消耗品割引の期限が迫っていたので、購入がてらレンズの検査もしてもらう。
我が家からはいささか遠いのだが、中学のときからお世話になっているので、いまさらよそに替えるのもなー。横浜に出かける口実にもなっているし。
そしてその足で中華街へおもむき、ナニをしたかというと。
中華鍋を買ったのだった。
山田工業所製、鉄打ち出しの北京鍋。これで炒め物も揚げ物もどんとこい。(多分)
やっぱり横浜はいいなあ。次に生まれてきたときには、お勤めは横浜にしよう。←?

そのあと、最近お引っ越をした友達と待ち合わせ、串焼き屋で飲みました。
友達の引越し先の 「ありえねえ」 話に盛り上がり、ワタクシの今後の展望について聞いてもらい…。
時間が過ぎるのがあっという間で、気がつけば最後のお客となりはてている。
店が入っているビルは完璧に閉店モード。入口も出口も施錠されて、どこから出ていいか分からない。ダンジョンを抜けられない冒険者のようにうろついた挙句、 「開かんかー」 と非常口を蹴とばしたりする酔っ払い約2名。主に私。
器物損壊する前に、ようやく裏口を発見して、無事脱出したのであった。

で、今日はさっそく北京鍋の空焼きをしたのだった。
被膜の取れた鉄の色ってキレイ♪
多分あっちゅーまにこの色でなくなると思うが…

2005年10月24日Mon.
オーヴァー

とろたらと就職活動継続中であるが、ここのところ連戦連敗である。
といって、連戦しているほど数をこなしていないのだが。
先々週、結構勝負をかけて出したのも、いまだに連絡がない。
不採用なら不採用で、とっとと結果をくれ〜〜〜! と思うのだった。
そんなワタクシの心の叫びが聞こえたわけでもなかろうが、先月にとある会社に出した履歴書が、今日戻ってきた。
……1ヶ月たってますぜ、をい。
と、開封してみたら。
「残念ながら不採用…」 云々の文言はよい。しかし余白に手書きで、「面接できればと最後まで検討させて頂きましたが、力不足で申し訳なく思います」とわざわざ記してある。
署名を見ると、応募の問い合わせのとき、担当者だった人である。
電話の応対だけで言うのもなんだが、すんげえこええお姉さんだった。
内心ひゃ〜〜と思いながら、「よろしくお願いしますー!」 とあっ軽く押し切ったが、「こ、このヒトと机を並べて仕事するんかい(汗)」 とビビリが入っていたのだった。もちろん無駄なビビリであった。
ところがお姉さん、意外と気に入ってくれたのかどうなのか、文面を読む限り多少は住吉のことを推してくれたようなのだ。リップサービスなのかも知らんが、あんまり無駄なことをやりそうにない感じだし。←偏見か?
ともかくも、 「機会がありましたら再度チャレンジしてみて下さい」 とまで書いてくださった。ありがたやー。
ありがたやー。

ありがたや…、なんですが。
御社にはワタクシ、巷の女子正社員就業定年ぎりぎりに応募したので、もはや御社の求める年齢枠を超えちゃってるんですけれども。るーるーるー(涙)
いえね、次回募集時に年齢制限を40歳まで引き上げていただけるってんなら、何の問題もありません。
できましたら、ぜひ近日中にお願いします〜。(むりだべ)

てか、そういうことを踏まえた上でのリップサービスだったのか? だとしたら、やるな、あねさん。


2005年10月22日Sat.
茶漬けとあるび

今も昔も在宅勤務にあこがれておる私であるが、その理由の一つに、
「お昼ご飯にお茶漬けを食べたい」
ということがある。
我ながらフザケた理由だと思っていたのだが、元上司にはこの意見を熱烈に支持されたので、案外はずしていない願望なのかもしれない。
そんなわけで、今日の昼は 「昨日焼いたシャケの残りでお茶漬け」 であった。
連日在宅でもって勤務すらしていないので、お茶漬けなど食べ放題なはずであるが、これが意外と機会がないのだ。
まず、お茶漬け気分のときに、ちょうど冷やご飯がなかったりする。
ご飯を食べたければ炊けばよいのだが、お茶漬けにするなら昨日の残りの冷やご飯に限る。限るったら限る。
そして、冷やご飯があるときには、なぜか他に食べてしまわなければいけないものがあったりする。
期限の切れかけた焼きそばとかうどん玉とか。夏はたいていそうめんだったし。
卵のはけが悪いときには、茶漬けではなくチャーハンにせざるを得ない。
今日は諸々の条件をクリアして、晴れてぶぶづけ日和であった。めでたい。

そして夕方からは、先週に引き続きアルビのホームゲームである。VSマリノス。
めずらしく地上波にのったので、我が家でもリアルタイム観戦が可能であったのだ。
ぬかりなくビールとつまみを用意して臨んだのであるが、試合が始まると絶叫の連続でそれどころではない。
テレビにかぶりつきで、「ぎゃ〜〜〜、木寺〜〜〜!」だの「行けー! エジ〜〜!」だの「走れーー! シンゴーーー!」だの、そして時々ファビとリマを間違えつつ声をからし、おやすみアルビくんを振り回していたのであった。
防音がしっかりしているマンションで、つくづくよかったと思う。

で、結果。
ふふふふふ。1−0で勝ったよん。


2005年10月21日Fri.
いまさらであるが

昨日、ようやく衣替えを敢行。
今日はせっせとアイロンがけ。
しかし夏と秋の落差が激しいやね。


2005年10月19日Wed.
今日は目医者

手術の経過観察で、眼科に出かけたのだが。
なんか、行くたびに混雑が激しくなっているような。
医師も10人くらいいるはずなのだが、3分もかからないような診察のために3時間待ったのだった。
「よろずや平四郎活人剣」 上下巻を持っていって正解。
そしてこれで終わりかと思ったら、また2月に行かなければならないのだった。

夜、つれづれにテレビを点けていたら、 「その時歴史が動いた」 をやっていて。
ほほう、今日は鑑真和上ですかい。
こないだ出かけた平城京の朱雀門あたりがさっそく映っている。
そしてゲストは梅原猛先生〜! わー、お元気でしたか〜!
和上像の里帰りは知っていたが、文革で荒れたお寺の再建に貢献したなどという話は初めて聞いた。千年以上の時をへだててなお徳のある方である。
それにしても、番組のテーマ曲を作っているのが谷川俊太郎の長男だということは、意外と知られていないらしい。

業務連絡。
それですそれ! 「マルタ騎士団」ですよ〜!>画伯
あのあとも、「えとー、『デルタ騎士団』だったっけ?」と考え考えしておりました。



2005年10月18日Tue.
あるびな日々

要するに、新潟ではアルビレックスのホームゲームを観戦してきたわけ。
なにしろ、ここのところ4連敗。ジリ貧ではないにしろ、J1内では下から数えた方が早い順位。あれだけがんばってJ2から上がってきたというのに、あっさり降格では新潟県民はたまりません。
てーなわけで、15日は大事なだいーじな試合だったのだが。
…審判。ちょっとそこに座んなさい。
PA内とはいえ、ボールと関係ないところでもみあって、なんで相手にPKなのさ。
キーパーがはじいたボールをゴールに押し込んで、それがなんでオフサイドになるのさ。
かろうじて勝ち点は拾ったものの、1−1の引き分けで、釈然としない幕切れでした。

ところで叔母上から、引っ越し祝い第2弾をいただいてしまいました。

でへ。
















まいアルビ♪
ついに我が家にもアルビくんだあああああ!

30も半ばを過ぎた女が、ぬいぐるみを抱っこしてほお擦りしているのもいかがかと思うが、どーもアルビくんには抗い難いナニモノカがあるのだ。
もう1羽いたら川の字♪
叔母の家のアルビくんと記念撮影♪

ソファに座っているときは、たいていアルビくんを抱っこしていたのであるが、1羽だけ抱いているともう一羽が拗ねるかもしれない。ので、2羽とも抱え込んでテレビを見たりしていたのだった。
そもそもぬいぐるみに興味をもったことがほとんどなく、擬人化して話しかけたりするよーな真似は趣味ではないのだが、この子たちに関しては別である。
「おや連」に加入してしまおうか、半ば本気で考えたりする今日このごろなのだった。
※おや連について知りたい人は、こちらの辞典で調べてみよー!

さて、住吉がアルビ漬けの日々を送っている間、両親は福岡に出かけていたのだった。
なんでかというと、親父の関わったプロジェクトが、さる団体の賞をもらっちゃったりして、チーム員として表彰式にでてきたのである。
さすがに一般ニュースには載らなかったが、その筋では大きな賞であったりするらしい。
世俗の誉れにはわりかし無頓着な人ですが、受賞しておめでとなのです。


2005年10月17日Mon.
とりあえず帰還

ぶじ帰りました。ひさかたぶりのムーンライトえちごです。
行きは高速バスでしたが、やっぱわたくし、どちらかというとてっちゃんなんだわーと再認識。


2005年10月14日Fri.
プチ逃亡

ちょっくら越後方面に逃亡します。
月曜には戻る予定。


2005年10月13日Thu.
合格だぜい!

標準習得期間を大幅にオーバーして延々1年半、よーやっと修了試験を提出したテープ起こしの資格ですが。

うふ、うふふふふふふふふふふ。
合格してましたよーん!

あーもー、なかなか結果が来ないから、ちょっとびびってましたよ。何か不備があったか!?とか。
これでもらえる資格は、正確には「テープ・リライター2級資格」とかいうものらしい。もちろんただの民間資格なのだが、それでも実際この手の仕事をする際の足しにはなりそうだし。
惜しむらくは、もーちょっと早くくだされば、今出している履歴書に書き込めたのに。

しかし、合格したはよいものの、修了証と認許証をもらうのに、なんで1万5千円もかかるん?
認許証を持っていれば人材派遣会社へ登録できるらしいのだが、今すぐにこれで食べてけるってわけでもないしなー。


2005年10月9日Sun.
キンニクツウ

肩が痛い。
昨日、散歩のついでに買い物をしたのだが、しばらくぶりだったのでいろいろ買い込みすぎた。
もっとも特売品だけなので、金額はたいしたことはないのだが、発泡酒2カートンにトマトジュースの1リットルペットと氷結4缶は、いささか多すぎたかもしれん。
ほかに生鮮食料が底をついていたので、キャベツやら豚肉やら牛乳やらも籠に入れ、その時点で能力オーバーだったのだが。
その上トイレットペーパー12ロールまで買ってどうする私!
なんとなく 「生きることはスポーツだ」 という某ファ○テンのCMを思い出しながら、家までウエイトトレーニング状態で歩いたのだった。

で、今。
むたくたな筋肉痛で寝られません(涙)。日常の買い物のせいで湿布貼るなんて、元体育会としてどーよ(涙)。


2005年10月8日Sat.
心臓に喝を入れる散歩

一週間、ぼーーーーーっとして過ごした。
履歴書を提出した会社からの連絡待ちで、自宅待機状態だったのだが、いろいろやる気になればできることはある。
のだが、いい機会なので、ぼーーーーーっと過ごしてみたのだ。一生のうち、予定も見通しもなくぼーっとできるなどということは滅多にない。
あかん、幸せすぎる。
なにしろ物欲があまりない低出力人間なので、さほどお金を使わずに生活できてしまう。
このまま社会から脱落したらどうしよう。技術も芸もないし、いつかは手持ちの金も尽きてしまうだろうし。
いまいち危機感がないのだが (いや、危機感がないことに危機感を覚えてはいるのだが)、ともかく充電したことだし週明けからいろいろと活動を再開することにしたのだった。

さて、社会と断絶しているとはいっても、みのむしみたいに籠もっているのもなんなので、せめてお散歩くらいはすることにした。
気温も下がっていい季節になったし、このあたりは結構歩きがいのある散歩道が多い。丘陵地帯の端っこで、すり鉢状の地形がそこここにあるものだから、ちょっと高台に登ると空がとても広いのだ。
全天を覆う雲の濃淡や、切れ目からのぞく青い空を見て、素直にきれいだなーとまた思えるようになったのは、以前の仕事をやめてからである。
住宅地の端っこから一本道を下ると 「ここはどこ!?」 というような山里に出たりする。
山あいの田んぼと畑。米に茄子に人参に紫蘇に里芋。自給自足できますなー。
と、しみじみながめていると。

ぱん!

いきなり腹にひびく破裂音が!
なにごと? どこかで車のバックファイアでも起きたか?
辺りを見回しても、静かな山里に不審なものはなにもない。
まー特に気にすることでもないだろう、と思いつつ歩き出したら、また

ぱん!

なんじゃあ?
単発だから爆竹ってわけでもないだろうけど、いきなり聞くと結構ドキっとするくらいの大きい音である。危ないおにいちゃんが変な遊びをしてるんでないといいけど。
眉をしかめつつ散歩を続行していたら。
…車通りに出る角に立っていた看板に、こう記載してありました。

「猟銃による害鳥駆除を行っています」

ひええー、りょうじゅう。
とっさに「てつはう」だの「たねがしま」だのという単語が頭をよぎったのだが、要するにライフルなんだよね。サイレンサーくらいつけられないんだろうか。
と思いながら看板をよく見ると、実施日が違う。
私が聞いたのは、鳥よけの空砲だったようだ。
脅かさないでくれ〜。


2005年10月7日Fri.
最近読んだ本より

亡国のイージス (福井晴敏・講談社文庫)
積ん読棚から、旅のお供に持ち出した。文庫とはいえ、上下2巻で結構かさがある。1泊2日には多すぎか…と思ったが、わたくし活字がないと窒息してしまうので。
この夏映画にもなったし、宣伝その他でなんーとなく作品のイメージは分かっていたのだが、「Twelve.Y.O.」の続編とは知りませんでした。ならばひとこと言いたい。「護くんを出してください〜」。いやいや私情をはさんではならぬ。
「Twelve.Y.O.」では、カタストロフの舞台のすぐ近くに友人がいたりして、結構他人事ではなく読んだのだが、考えてみればワタクシの住んでいる県だって、原子力燃料を積んだ車が行き来しているはずだ。知らない・見えないだけで、人為や事故による災厄が、いつなんどき降りかかってこないとも限らないのだ。
今回の話は、数千万人を瞬時に殺す最悪の毒ガスがイージス艦にひそかに持ち込まれ、東京湾より首都圏に狙いを定めるという設定である。
息子を国家のために殺されたイージス艦の艦長と、祖国のためという大義名分で日本を脅迫する北朝鮮の工作員。それに艦の先任伍長と国防省の工作員が徒手空拳に等しい戦いを挑み、陸では内閣総理大臣と各庁の思惑が事態を混迷させてゆく。
国を守るというのはどういうことか。とにかく筆力のある人なので、これを読むと自衛隊の人に感情移入をして、「うんうん、がんばってるんだね、わたしらもがんばるからね」という気分になってしまうがちょっと待て。
イージス反乱の背景には、現場のことを考えもせずに、紙の上の計画だけで二転三転するシビリアンコントロールへの不満もあるのだろう。だがね、叩き上げの人が国防のトップに立ったとき。配備した兵器、訓練した成果、それらを使いたいという誘惑に打ち勝つことができるのか?
もちろん艦長たちが目指したのはクーデターではないから、そういうことは脇においとくとしても。自分の手元に首都圏一千万人の命を握った愉悦にひたることが一瞬でもなかったと言えるのか。(ヨンファには確実にあったしねー)
日本人は戦争を忘れてしまった。私らの世代はそもそも戦争というものを知らない。
これは、ものすごく幸せなことだと思う。
どんなに理屈をつけようとも、戦争が幸せでないことに変わりはない。国の幸せはなにか考えることは必要だけれど、アメリカみたいに「自分の幸せのための戦争」をよそでする国にはならないでください。
「戦争が上手にやれたって、いいことはひとつもねえんだから」…よく言った! 先任伍長!
伍長の子供が年頃の娘だってのは、如月行の相手になる予定があったんだろうか、てのは深読みしすぎ?
未読の方のためにひとこと。救いようのないラストではないのでご安心を。


2005年10月5日Wed.
ごぶたさしてます。

先日、ハローワークに行く途中、電車の中で耳にした会話である。
A:「ねー、『手持ちぶさた』『手持ちぶたさ』どっちが正しいんだっけ?」
B:「ワタシもよく迷う〜! えー、どっちだっけー?」
A:「どっちも聞くよねー」
B:「なんかさ、『さびしい』と『さみしい』どっちも正しいのと同じようなもんじゃないー?」
A:「あー、そうだよー、きっとー!」


学生さんかOLさんか、という年頃のお嬢さん方でしたが、隣に座っていたワタクシが心の中で 「違う違う」 とツッコミを入れていたのは、皆さん想像に難くないことと思われます。
「それは無沙汰じゃよ、お若いの」
手持ちブタさん

2005年10月1日Sat.
フリマデビュー

朝から雲ひとつないピーカンの空。
気温はだいぶん涼しくなったものの、気分は完全に「江ノ島海岸」である。

しかし我々が日にあぶられている場所は、某市某区の区民会館広場であった。
今日はわたくし、生まれて初めてフリーマーケットに出店したのである。
引越しでなんやかやと不用品が出たので、お片づけとリサイクルを兼ねて、いっちょ出してみっか、ということになったのである。
相方の晶さんは、何度かフリマを経験しているベテランで、値札付けも品物並べもテキパキこなし、もお大変お世話になったのであった。ども、ありがとです〜。(こんなところでなんですが)
なにしろ初心者なもので、傾向も対策もよく分からず、おろおろしているばっかりだったのだが、見ているといろいろおもしろいものである。
「うーん、こういうのはどうかなー」と思いつつ出品したファンシー系グッズに、どういうわけか目上のご婦人方が立ち止まる。これはまさに晶さんの言っていたとおりで、ある世代にはかわいい系がうけるらしい。
キャラクターグッズの人気不人気も結構はっきりしていた。はやりものは強い。
意外だったのは、某韓流俳優のグッズが売れ残ったことで、値段設定が強気すぎたのかもしれないが、もしかしたら「ファンならもう当然持ってるわよ、おっほほほ」ということなのかもしれなかった。事実、しばらくじっと見ている人に「どうですか〜」と勧めたら、「いやもう、家中にたくさんあるから」と、目線を残しつつ去ってしまわれた。

それなりに売り上げを出して、ともかくも出店料以上には稼ぐことができたので、次の目標は11月である。
ふぁいとー!