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2005年1月31日Mon.
じんじろげの謎!

長い間心に引っかかっている疑問というやつがある。
普段は記憶の奥底にしまわれており、思い出そうとしても思い出せるものではない。
要するに、忘れていても日常生活になんら支障のない、知らなくてもまったく問題がないようなことなのだ。
が。
ふとしたはずみ、それは脳みそに降ってきて、頭を悩ますのである。
水底に沈殿した木の葉の腐蝕によりメタンが生まれ、静かに静かに静かにふくれあがっていく。そして大きなあぶくとなったそれは、ついに耐えきれずにぷく、と水面に顔を出すのだ!

もうちょっと適切なたとえがないかと我ながら思う。

さて。(気を取り直して)
今日突然浮かび上がってきたそれは。
ジンジロゲの歌
であった!
まずは歌詞の全容を見ていただこう

ジンジロゲ ヤ ジンジロゲ
ドーレドンガラガッタ
ホエツ ラッパノ ツエツ
マーヂン マーヂンガラ ヂョイヂョイ
シッカリカマタケ ワイワイ
ピラミナパミナ
ヂョイナラリイヤヂョイナラリイヤ
アングラカッチ カングラカッチ
ナッパッパルチルカーナ
オップルセット ナップルセット
ナッパッパルチルカーナ


どうよコレ。
もう30年近い謎なのよ。
最初に目にしたのは 「ふしぎな鍵ばあさん」 という学童向けの本だったのだが、物語の本筋とはなんの関係もなく歌が出てきて、なおかつ楽譜まで1ページさいて掲載してた記憶がある。
その後、テレビかラジオで偶然聞いた。腰がくだけそうにホニャララなかあいい声であった。
この呪文みたいな歌詞ははたして日本語なのか!?
意味はなんなんだ!!?
ふだんはぜんぜん思い出しもしないのに、こうなると気になって眠れない。
母は歌は知っていた風だったので、電話してみようかと思ったが、意味は知らないだろうからやめた。第一やぶからぼうに「ジンジロゲってなに?」と聞いても面食らうだろう。

てなわけで!!
ねっとさーふぃんだ!!

………………………………調査中………………………………

……てこずりました。
しかしスバラしきかなネット時代。
疑問に思っている人がほかにもいたのが幸いした。個人のブログや掲示板の過去ログなどを経由して、こちらにたどり着いたのだ
いざ!くりっく! ヂンヂロゲ踊の歌!!
なんとここでは歌も聴くことができるのだ。(realplayer必須)
ちなみに住吉が幼少期に聴いた、かーいー女の子の声は、森山加代子の 「じんじろげ」 と思われる。れっきとした歌謡曲なので、だから母が知ってたわけだ。
なんと旧制高校の寮歌とはのう。鍵ばあさんはなんでこんなの知ってたんじゃ。
出どころは判明したが、謎はまだまだ残る。
「この部屋の住人だった三高生とリーベの悲恋の死を悼み、その霊を慰めるため南洋のゲロヂンヂ島に伝わる結婚式を行う」らしいのだが、ゲロヂンヂ島ってどこよ。「単にひっくり返しただけ」 に30万クレジット。
また、歌詞中盤の 「ピラミナパミナ」 以降は、ボーイスカウトでも歌われる「ヒラミルパニア」らしい。こちらはインド由来で、日本に持ち込んだ人の名前も分かっており訳詞もあるらしいのだが、前半部分の「ヂンヂロゲ」はやっぱり意味不明のままである。一説によるとインドの雨乞いの呪文らしいのだが、ほんとのとこ、どうなんだろう。
そういえば、一つのサイトさんが言及されてましたが、ちばてつやの「ハリスの旋風」の 「ドンガ〜ドンガラガッタ」 という妙なかけ声(?)も、ここが出典で、バンカラ高校生のイメージってことだったんでしょうかねえ。

まあ、年来の疑問がちょっと解消されて知的好奇心も満たされたし、ゆっくり眠れるかも。おまけに曲も聴けて、これはクセになりそうだわー♪ これを書きながらエンドレスで再生しているのであった♪♪

しかし月曜日からなにやってるんでしょうかね。明日から入試業務なんですけど。


2005年1月30日Sun.
鞍馬では剃髪しなくてもよいんか

なんだ、出会うとこまでか。弁慶と。と思った今週の義経。
そりゃまあ、こんなおいしいネタ、ひっぱらないともったいないもんなー。
論評できるほど真剣に見ているわけではありませんが。どうなんでしょうねえこれから。上戸彩がオリキャラで出てくる、ってところですでにマイナス10ポイントだったりするのですが。まさか元気ハツラツう?のためではあるまい。
常磐御前のエピソードから入ったところは、よろしかったのではないかと思うのですが。先週幼少の牛若が滝壺に飛び込んだとき、きっとここでむくむく大きくなってタッキーに変化(へんげと読んでください)するんだろーなーと思っていたら、ほんとにそうなりやがった。いいかげんやめませんか、この手の演出。
素直に場面転換すれば? ケレンが必要なら、もちょっと 「おお!」 と驚くくらいのものをきぼん。

義経元ネタでは、いまのところ 「こちら一ノ谷」 以上に笑えたものはない。いやべつに笑う必要ないから>住吉さん
※筒井康隆著「メタモルフォセス群島」所収。


2005年1月27日Thu.
非常事態

不覚にも、ビールを切らしてしまった。
ここのところ残業が多く、帰りに買い物に寄ることもできなかったのだ。
しかし今日は早く出られたので、乏しくなった冷蔵庫の中身の補充かたがた、まとめてスーパーで調達して帰ることにした。
葉付き大根が安い〜。イカと煮てもいいし葉っぱはピリ辛炒め〜。
わー、シ○ダヤのうどん3個パックがお買い得〜。
キムチの40円引きも今月いっぱいなのか〜。
とかやっていたら。
肝心の酒販売コーナーの閉店時間がきてしまったのだった。食材売り場より早いのだ。
いかん、主品目が! と、あわてて駆け込んだものの。
食材を買いこみすぎて、すでにビールを1ケースかかえられる筋力は残っていなかった。
いったん家に荷物を置いてきて……、などという時間はもう残されていない。
ち。お得感も幸せ気分も薄いんだけどなー。とりあえず6缶パックで手を打っておくか。ひさしぶりに○番搾り♪

今日は買わない、という選択肢はなかったんですか>自分。


2005年1月26日Wed.
そんなおいしい話

住吉がへろへろと見合いを繰り返していることは、実は職場の一部のヒトビトにばれている。
火のないところに煙は立たない。火元は当然わたくしである。
疲れた〜! と言って同情を買う目的ももちろんあるのだが、どっからか 「じゃーこういうお金持ちがいるんだけどどお?」 と言ってくださる人が現れないでもない、という下心もあるのかもしれない。
ま、実際言われたら腰がひけるだろう、と我が性格に照らして思うのだが、幸いなことにみなさま、住吉のことを知れば知るほどそういうお申し出をしてくださろうという気をなくすみたいなのであった。

で、そんな事情を知るセンセイと、エレベータに乗り合わせた。
「その後、例の話はどうですか?」
小声で聞かれ。
「えーまー、低空飛行です〜」へろへろへろ。
タマムシ色の答えを返しておく。
と。センセイの仰るには。
「なんか、ひそかにみんなで賭けてるみたいよ」
「……は?」
残念ながら、エレベータが着いてしまったので、タイムアップとなってしまったが、ここはぜひ誰が何にどれぐらい賭けているのか吐いていただきたいところなのだった。全員 「うまくいかない」 に賭けてたら、成り立たないではないですか (汗)。

そんな話なら、もっと早くに知らせてください。
わたくしが胴元となって控除を取った挙げ句、オッズを操作してリターンを低くするくらいしないと間尺に合いません。


2005年1月23日Sun.
うつぼつたる

休日出勤なのだった。
さすがに2週連続はキツい。
しかし去年は3週連続だったのだわね。あー、若かった。(1歳だけ)

にしても、なぜこう休出のたび天気が悪いのだろう。
先週は氷雨そぼふる文句なしの悪天候、今週は厳しい冷え込みでどよーんと曇り、帰り際には雪がちらついたり。
これじゃー暗い気分もますます暗くなろうかというもの。
でも晴れていても、それはそれで腹立つんだわ。

今日はやはり試験監督。午前も午後も教室責任者だったもので、開始前やら終了後やらに注意を与えたりするのだが。
試験中はなーんにもできず、どっかと教壇に座りっぱなし。
し〜んと静まりかえった中で、皆さん真剣に取り組んでおられますお疲れさまです。
目の前にはマイク。
こ、ここで突然、
♪I Can't Stop! the Lonliness〜!!♪♪
と絶叫カラオケしたらどうなるだろう、というゆーわくがフツフツと湧いて出てくる。
そんなことしたらまず間違いなく、さかさはりつけの刑にされてしまうであろうが。
…想像して遊ぶくらいは堪忍してください。1時間なんもせん、というのは結構たいくつなのよ。


2005年1月22日Sat.
告別

大家さんが亡くなった。告別式に参列。
足かけ7年半も住んでいる間、たいへんお世話になりました。


2005年1月17日Mon.
中枢

「もし、おうちに夕ご飯の用意がないのなら、お寿司を食べに行きませんか〜?」
と誘ってくれたのは、後輩のMりちゃんであった。
用意もなにもあーた、今日の我が家の食材は、タマネギとニンジンと大根少し、以上終わり、である。あ、牛肉もあったかも。
否やもなく行きつけの寿司屋に繰り込むのだった。白魚とウニとカンパチとエンガワその他でびーるびーる♪
「いやー、この間からずっとお寿司食べたかったんですよ〜」
お腹も心も満たされた彼女の言。
たしかにときどき、どうしても食べたくなることがある。食欲をつかさどる部分がピンポイントで指定してくるに違いない。
あるいは寿司中枢とでもいうべき器官が存在して、寿司でなければ満足しない、とか。
さもありなんなのは、類似の器官はほかにも結構存在しているとみえ、「ああ○○がどーしても食べたい!」 ということがままあるのだった。
代表的なところでは、
カレー中枢
ラーメン中枢
ケンタッキーフライドチキン中枢
マクドナルドのポテト中枢
焼き肉中枢
ブルーチーズ中枢
青じそ中枢
トマトとモッツァレラ中枢
かき揚げ天ぷら中枢
肉まん中枢
稲庭うどん中枢
……なんだかよーわからんくなってきた。
むかしむかし、高校生の時分。生年月日か何かで判じる占いの本に、
「とってもグルメな人ですが、たくあんでお茶漬けサラサラでも美味を感じるので、非常に安上がりなグルメです」
とか書かれていたような。当たりすぎてるかも。
いまはあまり発作に襲われることはないが、20代の半ば頃には、しばしば
どうしても海を見ながらおにぎりが食べたい中枢
が発動していたものだった。
本能のおもむくまま、休日におにぎりを握って江ノ島まで出かけ、テトラポットに座って一人でもそもそ食ってたなあ。
あるいは羽越線の下りで眺めた笹川流れの景色に触発され、新潟駅でおむすびを買って、日本海まで歩いていって突堤の先で食べたなあ。
いやー、若かった。
と、いうか。
仕事帰りにお寿司を食べに行った話が、どうしてこんなことに。


2005年1月16日Sun.
センター

冬の風物、大学入試センター試験で休日出勤なのだった。
今年は2日とも天候に恵まれず、冷たい雨がびそびそ降り続いた。
全国一斉、というのはさぞやたいへんだろう (人ごとのように)。

このセンター試験というものは、大学入試センターという独立行政法人が仕切っているのだが、試験問題自体はいろいろな大学の教員が作っている。
ある日突然、なのか内諾があるのかわからんが、教授のもとに 「センター入試の問題作ってくださいね♪」 という依頼がくるのである。
頼まれた方はたいへんだろう。
自分とこの大学の問題を作るのすら一苦労なのに、全国レベルで過不足ない、めちゃめちゃ難しくも簡単でもない問題をひねり出さなければいけないのだ。18歳の学力のキモチになったりしなければならないかもしれない。 しかも事が事だけにマル秘で運ばなければならないので、 「いやー、問題委員の委嘱がきちゃってたいっへんでさー」 などとグチることもできないのだ。
そんな苦労をした挙げ句に、実は高校の教科書に載っていた文章がそのまんま出ちゃいましたというような問題が起きたりする。
ありゃま。


2005年1月14日Fri.
ちくちく

予算の提出日なのだった。
数字との格闘だ。ああ目が回る。
格闘のリングは、今年から導入された、経理課のにいさん作、Accessの予算作成システムであった。
いっやー、おひさしぶりですAccessくん。5年ぶりくらいではなかろうか。作成方法はすっかり忘却の彼方だし、クエリなんてご無沙汰の限りである。ただメニュー画面がなつかしい。
そういえば以前作ったロッカー貸し出しシステムも内定率計算システムも、にいさんに教授を受けながら、少ない脳みそをしぼりつつ構築したんだったわ。しぼりすぎて、滓しか残らなかったのかも。
とぶつぶつつぶやきながら課員が担当の仕事ごとに作ったファイルを集め、一つのファイルに落とし込む。このインポート作業がことのほか時間がかかったのだったが、なんとかかんとか終わらせて、提出用のデータファイルも作成し。
さて! できた〜! わー、提出期限20分前〜♪
と、提出用紙に部課長のハンコをもらい、提出しようとしたその時に。
ふと、マニュアルの末尾が目に入った。
仕事のファイルは予算単位で分けてください。
がああ〜ん! 予算単位なんてごっちゃで入力しちゃったよおーん。
仕方ないので、ペーパーだけ先に出して、データはファイルの修正からやりなおすことになった。手間のかかったインポート作業も一からリセットだ。
一挙に倍ほど増えたファイルを、一つずつ開けてはエクスポートとインポートの繰り返し。
千里の道も一歩からだし。人生は重い荷をしょって山道を行くがごときだし。
ぶつぶつつぶやく声も、疲れ気味なのだった。
マニュアルは、最初になめるように見ておきましょう、という教訓です。


2005年1月12日Wed.
御利益はあるのか

またぞろ残業の日々である。
近所のスーパーはとっくに閉まっているし、家に帰ってもタマネギとニンジンしか食材がない。
しかたないので、弁当屋で総菜を買って帰ることにした。
わーい。筑前煮がある〜♪
たまに行くと新鮮である。
で。このおかずだと日本酒がほしくなるのだった。
ふだんは家では日本酒は飲まないのだが、年明けなのでコレがあるのだ。
初詣でもらってきた御神酒!!
あしたはいいことがある。かも。


2005年1月11日Tue.
カフェ

最近、職場の近所にパン屋ができた。
中で食べることもできるので、たまに昼をそこでとる。
なんだかこう、お料理のうまい主婦の人が趣味でやってるパン屋さん、という感じだが、味はそこそこだし、安いので結構気に入っている。
しかし採算合うんだろうか。
売っている量はあまり多くはないし、最多価格帯は60円で、高くても160円。
飲み物も150円からで、日替わりサービスでコーヒーとか紅茶が100円になったりする。
で、行列でもできているのかというと、ぽつりぽつりとお客が入る程度で、のどかなものだ。
とりあえず私が勤めている間は存続していることを祈ろう。


2005年1月8日Sat.
さまざまなリハビリ

昨日は七草だったので天ぷらを食べた。(脈絡なし)

いきなり新年から順調にサボっていたりします。いや、仕事ではなく日記ですが。
今週は仕事始めだったのだが、世間相場よりかなり長い休みの我が職場では、初日には年始の挨拶とともに、
リハビリ中です。
という、これまたご挨拶がそこここで聞かれたり。
わたくしなど 「休みには休めるだけ休む」 という習性が身に付いてしまったので、今朝もとっくり寝過ごしたあげく、昼までなにすることもなくぼんやりしていたのだった。
これではまずい、とちょっとネジを締め直し、テープ起こしの課題をやっつけにかかったのだが。
今やっているのは 「2万3千字くらいの文章を8千字にまとめなさい」 というもので、正直難儀である。年末に一度手を付けたのだが、そのときは削りすぎて5千字にもならなかった。
正月に実家でやろうかしらん、とメールに添付して実家にファイルを送ったりしたのだが、 「そういえば持ち帰り仕事ってひっじょーに苦手だったわねわたし」 ということを再確認するにとどまった。あのメール削除しておいてください。>父
昔は天声人語を百字でまとめたりしてたもんだがなー、と在りし日を思い出したりしても、そのころの脳みそはよみがえらない。リハビリあるのみなのだ。

しかしリハビリ中って、なぜかやたらとおやつを食べたくなったり日記を書きたくなったりするのよね。


2005年1月4日Tue.
まゐりました

ようやく実家より帰って参りました。
みなさまのお正月ははいかがだったでしょうか。
住吉の三が日は、
1日 父方の墓に墓参り
2日 母方の墓に墓参り
3日 寒川神社でお祓い
…という、お参り三昧のものでした。
厄にかかっていることが神社に行ってから発覚し、念入りに祓ってもらったので、まあ良かったのかなと。
そのほかは寒さのあまり、ほとんど家でストーブにかじりついてました。
猫はこたつで丸くならねばならないのです。

とまれ。
代わり映えのしないサイトですが、本年もなにとぞよろしくお願いいたします。